【ピカブイ対戦】いとをはくメガスピアー採用型スタンダード【ダブルバトル】




この記事はピカブイダブルバトル、ノーマルレギュレーションでの対戦記事となります。

6体中6体全員選出することを念頭にお読みください。

目次

初めに

ピカブイ対戦をするにあたって、この環境には強力な素早さ操作技(追い風やトリックルーム、凍える風)が存在しない点に注目した。
素早さ操作技が少ないということは、一度素早さを操作してしまえばそこから引っ繰り返されにくいということであり、決まった場合の性能は通常ルールを凌駕していると言える。
そこで数少ない素早さ操作技である糸を吐く使い(バタフリーとスピアー)から、アタッカー能力を重視してメガスピアーを選択した。
メガスピアーは非常に素早いため糸を吐くを先行して使うことができるのが最大の評価点である。

メガスピアーよりも早いポケモンはほぼ存在しないため、メガスピアー単体で見た時に素早さ操作をする利点はあるのか?という問題はある。
そこで、後発のポケモンに糸を吐くとのシナジーのあるポケモンを多く採用することで問題点を解決した。

構築

メガスピアー

性格:陽気
実数値:140-173-61-x-102-184
技:どくづき/とんぼがえり/いとをはく/まもる

この構築唯一のメガシンカポケモン。
メガスピアー軸の場合、他のポケモンにメガシンカをさせると、スピアーが足手まといになるという問題があるため単独採用となった。
とんぼ返りからリズムを作りつつ、倒れ際の糸を吐くで素早さ操作を狙う。
ちなみに特性が無いのでとんぼ返りではミュウツーを倒せない。

マルマイン

性格:臆病
実数値:135-x-91-102-102-190
技:10まんボルト/でんじは/リフレクター/ひかりのかべ

プテラを止めなければゲームにならないため、プテラを止めるためのマルマイン。
10万ボルトではプテラを倒せないが、手助け10万を使うと倒せるようになる。

リフレクターと光の壁を採用することで、相手のプテラの守るにリスクを持たせた。
でんじははミュウツーやメガゲンガーに対して使う。

ケンタロス

性格:陽気
実数値:150-122-117-x-91-145
技:すてみタックル/いわなだれ/てだすけ/まもる

プテラを倒すための手助け担当。
初代最強ポケモンの強さはピカブイでも健在。
捨て身タックルの技威力もあり、安定感と爆発力も十分。

手助けを使ってとんぼ返りでミュウツーを倒したいところだが、この二台の並びはメガミュウツーXを誘発してしまう。
そのためあくまでもケンタロスは対プテラと割り切る。

ニョロボン

性格:意地っ張り
実数値:165-128-117-x-112-91
技:たきのぼり/かわらわり/てだすけ/まもる

せっかく馬鹿力とけたぐりを貰ったのに、結局かわらわりを使っているポケモン。
こちらはミュウツーを倒すための手助け担当。
先述のケンタロススピアーの並びとは異なり、ニョロボン+スピアーの並びであれば(とんぼ返りを一発耐えることもあり)、メガシンカを温存してサイキネをニョロボンに使ってきてくれることが多いため、そこを突いて手助けとんぼ返りでワンパンする。
ミュウツー撃破後の相手はニョロボンを倒すことが難しくなっていることが多く、大活躍が期待できる。

瓦割りはピカブイ環境ではやたら強い光の壁とリフレクター対策。
パーティに絶対に1匹は採用しておきたいので今回はニョロボンに採用した。
ちなみにプテラに対してはニョロボンマルマインを前にすると、流石にプテラが守ってきてしまうため手助けは有効的に使えない。そのため、あくまでも対ミュウツー用の技。
そのせいで初手プテラ+ミュウツーと来た場合にどちらかしか対処できず悲しみ背負うこともある。
どっちがメガシンカをするのかを的確にエスパーの如く読み当てよう。

ナッシー

性格:ひかえめ
実数値:170-x-107-162-96-76
技:メガドレイン/サイコキネシス/ねむりごな/まもる

相手の眠り粉をカットしつつ、電気受けを担当する。
ピカブイでは電気タイプのサブウェポンは貧弱であり、ナッシー程度の特防でも電気を相手にするのには十分。
素早さが低いため、スピアーの糸を吐くから先行眠り粉に繋げられるとさらなる活躍が期待できる。

 

レアコイル

性格:おくびょう
実数値:125-x-117-157-91-91
技:10まんボルト/ラスターカノン/みがわり/まもる

電気タイプの中では相棒ピカチュウを除き、ほぼ唯一地面や草タイプに打点のあるポケモン。
地面タイプは鈍足が多いのでニョロボンとナッシーで倒しつつ身代わりを展開。
草タイプは粉技が主力であることを利用して身代わりを展開して組み立てる。
電気受けが少ないピカブイでは草と地面を対策してしまえば、レアコイル単独での無双も十分に狙ることができる。

プレイング

初手はマルイマイン+手助けか、スピアー+手助けの2択。

  1. 初手の手助けで相手をワンパンしてアドバンテージを奪い
  2. マルマインで壁を展開しつつニョロボンや身代わりレアコイルで押していく。
  3. 上手くいっている場合、生き残ったスピアーで殴るor糸を吐くで詰める

動画

終わりに

予想通り糸を吐くは極めて強力で、糸を吐くを使うことができた試合は全て勝利することができた。
糸を吐くを使えなかった試合もその殆どは使う必要が無いほどスピアーが刺さっていた試合であり、非常に良い構築を組むことができたと思う。




よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ここでは黒と名乗っていたようだが中の人は喰い断⑨。
WCS2017日本大会でベスト4となり対戦理論の紹介に説得力が増したらしい。
最も本人は自分のプレイングを一切信用していないため運要素を最重要視したゲームメイクを好む。

色々あった結果喰い断の名を明らかにした。


youtubeのチャンネルはこっちらからどうぞ

コメント

コメント一覧 (1件)

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次