【USUM・シングル:最終2002】20連勝記録!ヤドラン・モロバレル再生力ループのオニゴーリ添え




目次

はじめに

サンムーンS6スペレ(上位禁止シングル)以来のシングル記事となりますkomatsuです。

 

最終レートは2002で、途中1650台から1950台まで20連勝したパーティとなります。

今までシングルレートをやってて初めて20連勝しましたが、20連勝できたのは以下2点が大きいと思います。

  1. 見せ合い時点で勝てそうな並びへの取りこぼしが少なかったこと
  2. 不利そうな相手には徹底してムラっけオニゴーリの運ゲーをぶつけていったこと

 

2018年10月18日追記~ここから~

既存の並びはそのままで構成に微調整を加えた改善版を作成しました。
変更したのはモロバレルドリュウズオニゴーリミミッキュです。
(うちモロバレルは改善後の調整内容がうろ覚えです)

改善版(シーズン11)の最高・最終レート2010となります。

追記個所には2018年10月18日追記と記述しています。

2018年10月18日追記~ここまで~

パーティ作成経緯

久々にシングルバトルをやりたくなったので、過去に使っていたトリックルーム3ウェポンHCメガヤドランモロバレルからパーティを考えました。

ヤドランさいせいりょくで採用するので、同じさいせいりょく持ちでキノコのほうしが使えるモロバレルを採用。

この2匹の弱点を突いてくるウルガモスゲッコウガメガリザードンYなどにハチマキしんそくで削りを入れられるカイリューを採用。

上3匹でミミッキュメガクチートなどが苦しいので、かたやぶりドリュウズを採用。

上記4体を基本選出として扱う想定で、あとは見せ合い時の圧力としてミミッキュ、不利な相手に運ゲーを仕掛けるためにたべのこしオニゴーリを採用。

出来あがったパーティはヤドラン・モロバレルでサイクル戦をしつつ、ハチマキカイリュー・ドリュウズ・メガヤドランで崩しにかかるというもの。

奥の手として、オニゴーリまもみがしてムラっけの能力上昇を武器に全抜きするプランも取れます。

 

パーティ

シーズン9版

シーズン11版

個別解説

正確な数値は取っていませんが、覚えている限りの選出順位も記載します。

ヤドラン


持ち物:ヤドランナイト
特性:さいせいりょく
性格:ひかえめ
努力値:HC252 B4
実数値:202-x-131-167-100-50
メガ時:202-x-201-200-100-50
技:なみのり/れいとうビーム/かえんほうしゃ/トリックルーム

さいせいりょくモロバレルと組みサイクルを展開するサイクル要員。で、ありながらトリックルームからの全抜き要員でもある。

相手の3匹をメガヤドランの攻撃圏内に入れることが本パーティの勝ち筋。

物理耐久は心許なくなるがトリックルーム下での全抜きを意識しひかえめHCで採用。

攻撃技3つはそれぞれ、

なみのりバシャーモ、ウルガモスへの打点として、

れいとうビームメガボーマンダ、霊獣ランドロス、ガブリアスへの打点として、

かえんほうしゃ鋼タイプ(主にナットレイ、ルカリオ、ハッサム、ギルガルド、メタグロス、テッカグヤ)への打点として採用した。

トリックルームメガヤドランを全抜き要員として動かすために採用した。メガヤドラントリックルームが警戒されることは少ない。

なみのりサイコキネシスと選択な印象。なみのりウルガモス・ヒートロトムマンムー・やや怪しいがバンギラスなどに対する打点。

サイコキネシスメガゲンガー、繰り出されることが多いメガフシギバナドヒドイデに対する打点のどちらを重視するかで変わる。

トリックルームからの全抜きが爽快。

選出率は2位。

モロバレル


持ち物:イアのみ
特性:さいせいりょく
性格:ひかえめ
努力値:H124 B4 C248 D132
実数値:205-x-91-149-117-50
2018年10月18日追記
実数値:220-x-101-132-108-51

技:ギガドレイン/ヘドロばくだん/めざめるパワー炎/キノコのほうし

ヤドランの引き先かつさいせいりょくループを展開するために採用。

調整はC222ギルガルドシャドーボールZ+シャドーボールイアのみ込みで耐えにしつつ、王冠無しの範囲でC最大。

キノコのほうしモロバレルが使える技の中で最大の圧力なので採用した。

ヘドロばくだんは草・フェアリーへの打点として採用。また単純に最大火力を出せる技でもある。

ギガドレインは氷技持ちの水タイプを意識して採用。

めざめるパワー炎テッカグヤギルガルドみがわり破壊、ナットレイルカリオハッサムへの打点として採用した。

持ち物はさいせいりょくギガドレインでのHP調整がしやすく、発動機会を増やしやすいイアのみを採用。

このモロバレルは冒頭で触れたように以前使っていた個体ですが、当時とは役割が違うのでHCベースでは無く、HBDの耐久振りにしてキノコのほうしを撃っていくようにした方がいいかもしれないです。

選出率は3位。

2018年10月18日追記

モロバレルの調整先をメモしていなかったです。
確かメガギャラドスを意識した配分です。

カイリュー


持ち物:こだわりハチマキ
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
努力値:H132 A252 D124
実数値:183-204-115-x-136-100
技:げきりん/しんそく/じしん/ほのおのパンチ

ヤドラン・モロバレルで対応が難しい相手にハチマキしんそくで削りを入れてもらうために採用。
主にゲッコウガ、メガリザードンX・Y、ウルガモス、サザンドラ、アーゴヨンの相手をしてもらう。

ハチマキしんそくでの削りを重視しての採用なのでA252振りが確定し、ゲッコウガの攻撃を耐えてハチマキしんそく×2で倒すためにHD振り分け

以下、マルチスケイル込みでの耐久調整
物理耐久A200メガリザードンXのげきりんを確定耐え(153~181ダメージ)
特殊耐久C179アーゴヨンZりゅうせいぐん≒C+1りゅうせいぐんを確定耐え(144~171ダメージ)
     C155へんげんじざいゲッコウガいのちのたまれいとうビームを確定耐え(151~179ダメージ)

採用理由なのでこだわりハチマキしんそくを採用。

やりたいことがハチマキしんそくで完結しているので、残り3つの技は最大火力と対鋼タイプを重視した技選択にしました。

一応トリックルーム下での抜きエースとして運用できるのでげきりんを採用。

鋼タイプへの打点としてじしんほのおのパンチを採用。

調整自体はサンムーンS2のシングルで使っていたものの流用ですが十分強かったです。

選出率はモロバレルと同じぐらいの3位。

ドリュウズ


持ち物:ジメンZ
特性:かたやぶり
性格:ようき
努力値:H44 A116 B60 D36 S252
実数値:191-170-88-x-90-154
2018年10月18日追記
実数値:189-170-94-x-86-154

技:じしん/アイアンヘッド/がんせきふうじ/つのドリル

主にメガクチート、ミミッキュを筆頭とするフェアリー勢、耐久ポケモンの相手をしてもらうために採用。

物理火力:H157-B145メガクチートA-1じしんZで確1
物理耐久:A156ミミッキュA+6かげうち耐え(160~189ダメージ)

D>Bにしているのは、ダウンロードポリゴン2へのつのドリルの試行回数を増やすため。

採用理由なのでジメンZ、じしん、アイアンヘッド、つのドリルを採用。残りの枠は遅い岩4倍弱点にワンチャン残せるがんせきふうじを採用。

死に出し時・先発起用時にいかにもこだわりスカーフを持ってますよ!感を出して攻めるのが面白い。

調整自体はサンムーンS6シングル辺りで使っていたものを流用しましたが強かったです。

(火力が足りない場面もあるけど、この耐久振りが生きて勝つことが多かったので変えにくかったりもする)

選出率1位。

2018年10月18日追記

変更後の耐久はA197メガメタグロスのじしん確定耐え。返しのジメンZじしんで倒してしまいましょう。
B>DなのでダウンロードCが上昇してしまうが、ポリゴン2オニゴーリの起点にできるので
つのドリルで倒せればよし、逆に倒されたらオニゴーリの起点にしましょう。

ミミッキュ


持ち物:ゴーストZ
特性:ばけのかわ
性格:いじっぱり
努力値:AS252 H4
実数値:131-156-100-x-125-148
技:シャドークロー/かげうち/じゃれつく/つるぎのまい

2018年10月18日追記
性格:ようき
努力値:AS252 H4
実数値:131-142-100-x-125-162
技:シャドークロー/かげうち/じゃれつく/でんじは

最初に言っておくと本パーティ内で一番選出回数が少ない。

通りの良さを重視してゴーストZシャドークロー、じゃれつくを採用。

あれば便利なかげうちを採用。

なんだかんだでばけのかわを盾に積むのが強いためつるぎのまいを採用。

持ち物、配分、技全て、何ならミミッキュ自体に改善の余地ありな気もする。

選出率は最下位。

2018年10月18日追記

カプ・テテフ意識の最速かつ後出しからのでんじは展開をするために陽気AS@きあいのタスキにしました。
でんじはオニゴーリ展開のサポートが主ですが、カイリュードリュウズが先手を取れる範囲が広がるという副産効果があります。

オニゴーリ


持ち物:たべのこし
特性:ムラっけ
性格:おくびょう
努力値:H172 S252 D84
実数値:177-90-100-100-111-145

2018年10月18日追記
実数値:177-90-101-109-102-145

技:こおりのいぶき/ぜったいれいど/みがわり/まもる

敗色濃厚な試合をまもる1回で引っくり返す運ゲーの申し子。一応、鈍足が多いパーティに対してのイージーウィンも担う。

たべのこし・みがわり・まもるムラっけの試行回数を増やすためそれぞれを採用。

調整は最速かつHP16n+1で余りはDに振りました。

タイプ一致打点かつ威力重視でこおりのいぶきを採用したが、水タイプへの打点としてフリーズドライを採用した方が良かったかもしれない。

がんじょう氷タイプ以外にワンチャン残せるぜったいれいどを採用。

本パーティの前身ではオニゴーリの起点作成要員と併せて採用していたが、選出とパーティが窮屈になるので単体採用に踏み切ったが、これが非常に強かった。

見せ合い時でヤドラン・モロバレル+1で勝てそうな相手にはほぼ勝てるので、オニゴーリを出す時というのは見せ合いで不利な時というのがポイント。

そんな不利な対戦をまもみがで泥沼化させて「ムラっけの試行回数≒ぜったいれいどの試行回数」を増やすので、いつかはぜったいれいどを当ててくれる。

どんな強い人でもぜったいれいどを何回も掻い潜るのは至難の技なので、見せ合い時点で不利を悟ったら積極的にオニゴーリをぶつけていきましょう。

選出率4位ぐらい。そもそも不利な相手に出す前提なので、オニゴーリの選出回数が多いのは問題な気もする。

2018年10月18日追記

今回C振りしたのは、初手カバルドン対面時にこおりのいぶき2連打で倒せるようにするため。
特にHDベースのカバルドンへのダメージが変わるのでC振りしたのは正解でした。
そもそもフリーズドライではない理由は以下二つです。

  1. ちょうはつを持っていないオニゴーリに多少強くなれること。
  2. 技の性質上ムラっけでCダウンしても最低限の氷打点を担保してくれる。

選出

ここで挙げている選出は一例です。

基本選出

先発:カイリュー
後発:ヤドラン、モロバレル

勝ち筋

相手3体をメガヤドラン攻撃圏内(理想は確1)に入れてからトリックルームを展開し全抜きする。

立ち回り

カプ・コケコゲッコウガリザードンが出てくることが多いのでハチマキしんそくを当てて、メガヤドランの攻撃圏内に入れることがポイント。

カイリュートリックルーム下でのエースとしても使えるので残せるなら残しておくと活躍してくれる。

ヤドランHC振りなので物理耐久が心許ないが、さいせいりょくによる回復が便利なのでギリギリまでメガシンカしないこと。

モロバレルキノコのほうしで眠らせつつ、メガヤドランの攻撃圏内に入れるように相手を削っていく。

相手の3体がメガヤドランの攻撃圏内に入ったら、適当なところでトリックルームを展開して全抜きに移行する。

トリックルームターンが切れてしまった場合は、ハチマキしんそくで一掃するかトリックルームを再展開する。

また、相手がトリックルームターンを凌いでくる動きをしてくる場合は、トリックルームを貼り直すこともやっていく。

対ミミッキュ入り

先発:誰か
後発:ドリュウズ、誰か

身も蓋も無いが、ミミッキュ入りパーティにはドリュウズを必ず選出すること。

ミミッキュを倒した後のドリュウズがんせきふうじつのドリルを使い、相手の起点にならないようにすること。

対受け回し系・ゲンガー入り

先発:ドリュウズ
後発:オニゴーリ、誰か

ゲンガーがいる場合は、先発に出てくることが多い。

先発ドリュウズゲンガー対面は、ゲンガー側がこだわりスカーフ意識でまもるを使うことが多かったので、2ターン目にゲンガー引き願望でつのドリルを撃ちこんでも面白い。

上と似た状況としてドリュウズテッカグヤの対面があります。この対面では即つのドリルを選ぶこと。つのドリルが当たればそれでよし。

実戦では以下の流れが多かったです。

1T:ドリュウズ:つのドリル・テッカグヤ:やどりぎのたね

2T:ドリュウズ:つのドリル・テッカグヤ:まもる

3T:ドリュウズ:じしん・つのドリルを嫌ってゲンガーが出てくる。

先発ドリュウズが2連続でつのドリルを選択することでこだわりスカーフを持っている?という意識を植え付けているようです。

ドリュウズテッカグヤに一撃で倒されることは少ないので、つのドリルを2連打するのが良い感じです。

純度100%運ゲー選出

先発:オニゴーリ
後発:ドリュウズorヤドランorモロバレルorカイリュー

見せ合い時に不利を悟ったらこの選出で運勝ちを狙っていく。

また、ミミッキュがいなかったり、オニゴーリまもみがを決めていけそうな時の選出。

まもみがムラっけの試行回数を増やすもよし、キノコのほうしを絡めてムラっけの試行回数を増やすもよし。

果てはドリュウズオニゴーリいちげきひっさつを連打するもよし。

どうせ不利ならば徹底的に運で勝負してしまえ。

総括

ヤドラン、モロバレル、カイリュー、ドリュウズは前使っていたのを続投しましたが、モロバレルに関しては耐久ベースにした方が良かったかもしれないです。

今回たべのこしオニゴーリを単体で採用しましたが起点作成要員がいないことの不自由さは特にありませんでした。

ミミッキュタスキを持たせたり、半分回復木の実を持った呪いちょうはつ持ちとかでも良かったかもしれないです。

大体の相手はミミッキュ以外の5匹で何とか出来たので、ミミッキュの構成もしくは別のポケモンに差し替える余地がありそうです。

ゲッコウガがやや怪しいところがあるので、ゲッコウガに強いポケモンが良さそうとは思います。

受けの観点から考えるとポリゴン2辺りが安定するかもしれません。

 

QRチーム

シーズン9版

https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4CF8-8C40

シーズン11版

2018年10月18日追記
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4EDF-B1CC

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この記事を書いた人

ブニャットとカミツルギが好きです。普通のポケモンで変なことするのも好きです。

コメント

コメント一覧 (3件)

  • トリル下の全抜きを意識するのなら、ヤドランは控えめではなく冷静の方が良いのではないでしょうか

    • コメントありがとうございます。トリル下での全抜きもしますが、トリルを展開していないときにS下降をしていないナットレイなどに先制されるのも癪なので控え目にしています。

  • QRで試してみてとても使いやすかったので,自分でも作って潜ってみました.
    久々のレート対戦でしたが,すぐに1700に乗ることができました!

    ただ,オニゴーリの脳みそが筋肉に染まっていてAアップしかしなくなったので,ゴーリへの依存を下げるためにトリルミミッキュに変えてました.
    サザン入りのサイクルにも安定するようになったかわりにオニゴーリくんは完全に見せポケになりましたが精神的に安定したのでよかったらトリルミミッキュも使ってみてください.

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