【サンムーン/初心者講座】ポケモン採用理由後付け問題 模範解答

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黒

ここでは黒と名乗っているようだが中の人は喰い断⑨。 WCS2017日本大会でベスト4となり対戦理論の紹介に説得力が増したらしい。 最も本人は自分のプレイングを一切信用していないため運要素を最重要視したゲームメイクを好む。

初めに

この記事は初心者講座の1800達成者の追加課題の模範解答例である。

成績優秀者への追加課題なため流石に初心者全員にこの課題を出すようなことはしていないので安心して頂きたい。

なおこれは初心者講座としての模範解答例であるため、大本の構築者本来の意図とは別物であると理解した上で読んでもらいたい。

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問題

今回レート1800を達成したこの構築の採用理由を全て後付けせよ

この採用理由は参考とした大本の構築者本人の意図を考慮せず、自分がこの構築を組んだ場合どのように組んだかであるとする。

生徒解答

カプ・ブルルがまず真っ先に、PGLで確認できる使用率トップ3に殴り勝てるポケモンとして採用された。
回復による延命が重要なので、まもるとウッドホーンは必要。耐久水を飛ばすためにウッドハンマーが必要。
与ダメが多いほど回復できるので、いじっぱり。この時点で持ち物と技枠1が余っている。

その次に、カプ・ブルルの延命をする威嚇枠と雨枠、先に威嚇枠から考えます。
グラスフィールドの恩恵を受け雨に邪魔されない……クチートですね。打点が高いほど好いのでこの時点でいじっぱりかゆうかん。
持ち物はクチートナイト、フィールド書き換えるんだからふいうち、ないと困るまもる、リザを斃す岩雪崩。
トリル下ですら堪えてくるやたら硬いカプ・レヒレへの勝率をあげる点で、アイアンヘッド。ここは個人の趣味が分かれそう

雨枠、要はニョロトノかペリッパーですね。うちのPTに追い風はいらないのでニョロトノです。
ニョロトノの利点はペリッパーよりも速いことにあります。臆病CSでスカーフをもたせましょう。
実数値が201になったので、過激にねっとうとなみのりとれいとうビームの水タイプウエポン三銃士を入れます。
簡単に天候を奪われるので仕方ないからあまごいを入れました。

すいすい枠です。ねこだましがしたかった。はい、ルンパッパですね。
瞬間火力がないと、PTとして弱くなってしまうので、みずZを採用。威力確保のためにハイドロポンプを入れます。
当然瞬間火力のためにひかえめです。それでもある程度までは抜かないといけないのでCSです。
不思議なことにグラスフィールドが床にあるので、エナジーボールとかいう草の高打点を入れます。
ドラゴンタイプとワタッコ対策にれいとうビームを入れました。

ここまでで、わかって居ることが、クチートを活かすためのトリル要因が居ないことです。
グラスフィールドこそあれど、じめんZまで考えると地面の一貫性が高いため、浮いていてトリルが安定して貼れる、高耐久な……
そうクレセリアですね。クレセリアの仕事はトリルなのでエスパーZかメンハになりますが、ルンパにすでにZは取られたのでメンハです。
ただこいつはどう見ても、トリルしたら早退しそうな舐めた顔してます。
おきものにしないために最低限れいとうビームとサイコキネシスと高火力なHC振りに。
技が1枠あまりました。

ガルドとリザYが死ぬほど重いことに気づいたので、ヒードランを入れました。
相手側もわかっているので、めざ地が当然のごとく飛んできます。グラスフィールドで守れるのはじしんとじならしとマグニチュードだけなんですよね。
なのでH振りにでシュカのみを入れて延命します。あとはねっぷうとまもるがまず入ってきました。(噴煙は自分以外全体技なので採用できない。)
相手のヒードランが重いのでC振りだいちのちからが入りました。
グラスフィールドをもっと活用するならば、みがわりが入ります。
ただ、僕は詰め筋での命中安定と、ワイドガードへの警戒からかえんほうしゃをいれました。

この段階で、余っているのはカプ・ブルルの持ち物と技、クレセリアの技です。
見ての通り、死ぬほどナットレイが重いですね。あとキリキザンあたりが守ってきたり、ガルーラがヒードランに引くのもつらいです。
なのでかくとうZ馬鹿力が入ってきます。本当はかくとうジュエルがほしいんですけどね。
クレセリアのラスト1枠は、好みの領域にあるが、PTが全体的にトリル要因の足止めが出来ないという欠陥があります。
そのため、累積ダメを嫌った相手が引いてくれるどくどくでアドを狙いに行くことになりました。これは実際役立っています。

引用元:【全国ダブル 雨クチート/初心者講座】ダブル初心者でも出来た!二週間でレート1800に乗る必勝法

採点

カプ・ブルルからの構築のスタートし、その補助兼エースとしてクチートを採用はやや怪しい所はあるも問題無し。

しかしここで雨パーティを選択していることに理由がないため減点対象。

本人に何故雨パーティを選択したのか?ということを確認したところ「対リザードン」とのことであった。

しかし「対リザードン」に置いて雨パを選択するというのは理由として非常に弱い。

何故ならばここで組ませるポケモンとして「スカーフバンギラス」というリザードンに後出し可能な天候役、初手対面時にリザードンを動かさないポケモンが存在するからである。

簡単に天候を奪われてもすぐに切り返すことができるなど生徒の考えで採用されたのであれば、カプ・ブルルの次に採用されるのはバンギラスでありバンギラスと併せた威嚇役の選出が行われているはずである。

これを本人に確認を取ったところそこまで考えていなかった、採用理由がふんわりとしていた。

とのことであったのでここで一度模範解答を提示することに。

 

模範解答

まずこの構築はクチートを中心として考えることから始めた。

クチートは威嚇で使用率トップ3のガルーラとランドロスと、タイプ相性でカプ・テテフを見ることができる

しかしクチートは素早さに難があるため素早さによるサポートは必須である。
そこでクチートの苦手な地面タイプを冷凍ビームを相手にすることができ、且つトリックルームでサポートできるクレセリアを採用するものとした。
さらにクレセリアというポケモンはクチートからクレセリアへと交換することである弱点の地面タイプを無効にすることもでき、威嚇とのシナジーも存在し強い切り返しの手段として運用できる。

 

しかしこの2匹ではリザードンが天敵となりうるため、メガリザードンYを動かさないための工夫が必要である。
そこで私はメガリザードンY対策として拘りスカーフを持たせて雨ごいを覚えさせたニョロトノを採用した
天候を奪われてもそのままリザードンを倒すことのできるスカーフバンギラスを採用しなかった理由はせっかくクレセリアとクチートで耐性を持たせたランドロスやメガガルーラ、カプテテフの弱点となりうるポケモンを採用しないためである。

スカーフ雨ごいニョロトノはメガリザードンY対策として機能するが、それは天候を奪いメガリザードンYを無力化するだけでありそれと同時に自分も無力となっているため隣に決定力を持つポケモンを採用することを迫られた。

候補となるのは雨状態で活躍することのできる特性にすいすいを持つポケモンたちであるが、リザードン側が水対策としてトリトドン等の呼び水勢を採用している可能性を考慮し、倒す可能性を高くするために草タイプであるルンパッパを採用した。

この雨エースとなるポケモンは隣でニョロトノがスカーフ雨ごいをしている時にその行動分のアドバンテージを取らなければならないため、雨ハイドロポンプZで最大アドを取れるようにした。

 

ここまでの4匹でギルガルドの処理が遅く、ゴーストZを打たれるだけでパーティが半壊してしまいかねないため、ギルガルドを倒すことのできるポケモンの採用に迫られた
地面・炎・悪と候補となるポケモンは多く存在するが、今回はヒードランを採用するものとした

ヒードランはクチートと同じく地面が弱点だがクレセリアが冷凍ビームを覚えるのは前述した通りであり、既にルンパッパとニョロトノが採用されていることでランドロス耐性が確保されているためバンギラスと違い採用することが可能である。

ギルガルドを倒すためのヒードランは保険等を考慮した上で即死を狙うオーバーヒート、ギルガルド以外にも安定打点として機能する火炎放射などが存在する。

しかし今回はギルガルドのゴーストZや保険前提の行動を透かしながらフォルムチェンジするのを待つのと同時に、キングシールドやワイドガード選択時に最大アドの狙うことのできる身代わりを採用した。

 

だがヒードランを選出する場合、クレセリア・クチート・ヒードランの3匹と雨パの2匹は選出干渉を起こしやすく水タイプの2匹がランドロス対策として機能しない場合が考慮されたためパーティ全体に地面耐性を付与でき、地面タイプに有利なカプ・ブルルを採用した。

解説

この考察が正解か、間違いかと言うのはこの考察に置ける本旨ではない。

重要な点は「自分で採用理由を理解しながら使っているか」と言うことである。

この説明に置いて生徒は「ふんわりと採用した」と答えたが、これは明確な間違いである。

何故ならば「ふんわりと採用した」というのは即ち「自分でも明確な説明できない」ということに繋がる。

……自分でも説明のできないポケモンをパーティに採用しているというとその可笑しさが良くわかるだろう。

 

今回僕が後付けした模範解答例ではそのようなふんわりとした採用や明確な説明がなされていないポケモンは存在しない。

スカーフバンギラスを採用しなかった理由等も含めて説明がなされている。

構築と言うものはこのように行い、ポケモンを採用すべきものである。

 

何故いるのか意味の分からないポケモンを採用する余裕と言うものはほとんど存在しないと言っていい。

この自分でも理由が説明できないポケモンというのは隙であり、考察の理解が不十分であるという証である。

 

終わりに

これを理解していなければポケモンの構築と言うものができようはずもない。

ふんわりと採用をし続け意味の分からないポケモンがパーティ内に複数存在すればそれでは簡単に勝てるわけがない。

今回はQR構築であるためその点完成度は保証されているため初心者である生徒でも勝つことができた。

しかしこれが自作構築だとどうだろうか?ふんわりと採用されたポケモンばかりで勝つことができるだろうか?

熟練者であれば自身のスキルのゴリ押しで勝つことが可能かもしれないが、初心者では不可能に近いと言わざるを得ないだろう。

 

構築というものの理想はステータス、技、持ち物 そしてそれを活用したプレイングの1つ1つまで。

明確な意思と理由をもって決定することが構築において重要である。

今回はそれが重要であるということだけでも伝わって貰えれば幸いである。

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ここでは黒と名乗っているようだが中の人は喰い断⑨。 WCS2017日本大会でベスト4となり対戦理論の紹介に説得力が増したらしい。 最も本人は自分のプレイングを一切信用していないため運要素を最重要視したゲームメイクを好む。