【GSダブル】役割集中・耐その3 メガレックウザ軸【ウルトラルール】

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しわしわ

本人はパーティを作っていると思い込んでいるが、実際はがらくたを作り続けているらしい。

 はじめに

お久しぶりです、しわしわです。

今回、3種のウルトラルールの大会に参加し、いずれも満足いく結果を残せたので構築記事を書くことにしました。

まずは実績から 。

  • 3/2開催 あとりえ杯 9勝5敗で183人中29位
  • 3/3開催 うえーすカップ 9勝6敗で183人中19位
  • 3/10開催 ウルトラ・シリーズ交流会 15勝9敗で75人中5位タイ、本選出場 

この記事は構築紹介記事ですが、「役割集中・耐」という戦術提唱も兼ねています。

戦術の理論自体をしっっっかりと理解していないと、6匹の紹介をしても「どうしてこの6匹で戦えるの?」と疑問が残ってしまうと思うので、ちょっと長いですが丁寧に説明していきます。

それでは、新しいポケモンの世界へご案内します。

役割集中・耐とは

役割集中とは

まず、「役割集中」と呼ばれる構築と、その違いについて説明します。

役割集中の肝である、「同一タイプのポケモンを複数採用する」という点ではどちらも同じです。

役割集中とは、特定のタイプでしかストップできない技を連打し、相手の受け役を過労死させて勝利を狙う構築です。

5世代の役割集中が分かりやすいので、これを例に見ていきましょう。

 

大前提として、ドラゴン技が鋼にしか半減されないため、ドラゴン技を打ち続ければ大抵の相手には有利が取れます」。

そして、いざ鋼タイプを繰り出しても、ドラゴンタイプを何匹も出されたら1体では耐えきることができません。

つまり、ドラゴンタイプを2体~3体採用して、対策役の鋼タイプごと相手を押し切ってしまうパーティが「役割集中」です。

役割集中・耐とは

通常の役割集中と同じように、同一タイプのポケモンを複数体採用します。ここで選択するタイプは、特定のタイプからしか遂行されないタイプ」になります。

役割集中は「受けにくいタイプの技を連発することで、相手の受け役を過労死させる」構築ですが、役割集中・耐は、「遂行手段が限られる同一タイプのポケモンを複数採用し、こちらのポケモンが遂行役に全滅される前に遂行役を倒してしまうことで、遂行されなくなる(逃げ切る)構築です。

極端な例だと、草とフリーズドライにしか弱点の取られない「水・地面」タイプを複数採用することで、相手の構築に草タイプやフリーズドライがいなければ、もしくはそれらのポケモンを先に潰してしまえば、弱点を取られずに一方的に有利になれる、ということです。

【USUM・ダブル】役割集中・耐 その1

2018年3月28日

では、鋼タイプについて考えてみましょう。

鋼タイプは11種ものタイプの技を半減することができ、ほとんどの相手とは互角以上に戦えます。

実際にダブルレート上位20匹を見てみましょう。

有利/互角

不利

その他(技・立ち回りによる)

逆に言うと、鋼タイプのポケモンを連打しているだけで相手の遂行役以外のポケモンは役割が存在しなくなるため、自然と数的有利が取れる、これを狙ったのが「役割集中・耐」なのです。

結果として、見せあい時点ではほぼ全ての相手が対面有利になります(逆に言えば、それを狙った構築です)。

役割破壊技を持たれている場合もありますが、1匹2匹を役割破壊されても3匹目が控えているので立て直せるので、そこまで不利にはなりません。

とはいえ、相手に役割破壊技を打たせるほど不利になっていくので、それをさせない迅速な遂行を心がけます。

積み技やS操作は必要最低限に留め、単体性能と弱点狙いでゴリ押す構築ができるはずです。

役割集中・耐の弱点

この構築の弱点として、天候パーティやフィールドパーティが重いです。

「役割集中・耐」は、タイプ相性と種族値に頼る構築ですが、特に晴れパーティ雨パーティエレキフィールドパーティにはタイプ相性で有利を取ることができません(鋼タイプの場合)。

それに加え、補正で数値が上がることで、単体性能でも押し負けるようになってしまいます。

新天地「GSルール」へ ~構築完成までの道のり~

今回使用した「役割集中・耐」は、ウルトラルールのものとなります。

普通の全国ダブルで使用するよりも、GSルールでの恩恵が大きかったためです。

GSルールによる恩恵

  1. 一般ポケモンの性能が軒並み低くなるため、相手の遂行役への対策がしやすい
  2.  天候へのメタが貼りやすい

一つ目は相手の遂行役を倒すポケモンを伝説ポケモンにしてしまえば、取り巻きからも倒されにくくなるというものです。単純ですね。

そして、二つ目が特に大きいです。

グラードン・カイオーガという凶悪な天候操作ポケモン2体が跋扈する環境ですが、メガレックウザがいることで、天候によるステータス上昇を行わせず、純粋なタイプ相性と種族値の性能による勝負ができます。

メガレックウザ自身もメガ枠で、非常に種族値が高いため、種族値による殴り合いとしても有利が取りやすくなります。

 

そんなこんなで、メガレックウザがまず採用されました。

役割集中・耐の更なる神髄

採用したポケモンを説明する前に、「役割集中・耐」の理論について、もう少しだけ説明させてください。

むしろここからが本番です。だんだんこの構築の真骨頂に近づいてきましたよ。

解説のために、前回使用した役割集中・耐のパーティを見てみましょう。

パーティはこの6匹ですね。

先ほど挙げた鋼タイプの有利不利では、

有利なのが

このうち、この構築に出てくるものを抜粋すると、

となります。ここに不利なポケモンを加えて

あたりが出てくることになります。

残りを見てみると、

これだけのポケモンが存在します。

構築全体で弱点の範囲を広げないようにしているので、刺さっていない(=役割のない)ポケモンが大量に発生する、ということです。

さらに、ドラゴン3枚を選出すれば、鋼で苦手なポケモンたちはあまり気にならなくなります。

竜も鋼と並んで強いタイプなので、3枚選出が厳しい相手には竜3枚選出も狙っていけるようになります。

そして、鋼3枚となると、自然とフェアリータイプの選出が難しくなります。代わりに、鋼タイプに厚い選出をしてくるでしょう。

ところで、フェアリータイプの選出をしない相手には、何が通るんでしたっけ?

そう、役割集中が通りますね。

ダブルバトルでの役割集中はあまり有効ではないですが、「一致補正の乗る一貫性の高い技を安心して振り回していける」という点では大変優れています。

ドラゴンタイプは特に技の通りがいいのに、さらに鋼タイプの大量採用で相手をけん制し、その一貫性を上げているということです。

また、フェアリータイプの選出が減るのに加えて、強力なフェアリー技や氷技が打てるポケモンも、対鋼ではあまり活躍できません。

自然とそれらの脅威も減るので、ドラゴンタイプの耐性でも役割集中・耐を狙えるようになる、ということです。

このように、表3枚同一タイプの補完を裏3枚同一タイプで行うことで

  1. 相手によって選出パターンを変えることができ、弱点自体をガラリと変えられる
  2. 見せ合い時に役割集中・耐で相手をけん制しつつ、裏選出の役割集中を通しやすくなる
  3. 裏選出の役割集中・耐を通しやすくなる

といったメリットが生まれます。

総じて、タイプを二極に偏らせることで、逆に対応範囲が広がりましたね。

同じ竜鋼の組み合わせで有名な「サザンガルドは、その両方に打点の持てるガブリアスが、天敵として有名です。

ですが、その優秀な範囲を打ち分けられるポケモンはあまり多くありません(というか非常に限られます)。

対戦相手は多くの環境相手を考えるために、労力を割いているので、表裏両方に刺さる、名実ともに天敵と呼べるポケモンは、たった1枠2枠程度に収まることが多いです。

こちらは高性能の竜鋼タイプを複数体採用しているので、相手に対策ポケモンがいても物量で押し切ることが可能ですし、竜鋼の中でもボーマンダやテッカグヤなど、ガブリアスに有利なポケモンを採用することすら可能です。

同一タイプを複数体採用することは、同一タイプ内で相手の遂行役への解答を用意することすら可能なのです。

なお、「鋼タイプ6匹にすればもっと苦手な相手減るんじゃない?」って思われるかもしれません。

しかし、偏らせすぎてはどうしても地面や炎タイプを崩すのが難しくなってきます。

また、同一タイプからポケモンを選べば選ぶほど、単体性能が下がってしまう/個別の役割が被ってしまうという問題もあります。上位3匹程度を選ぶのが、単体性能的にもバランス的にも理想です。

その他の理由としては、ダブルバトルでは4体選出なので、3体+αという選出ができれば役割集中・耐としては十分相手を押し込めるだけの物量になります。

同一タイプ内では見れる範囲はそこまで変わらないですし、使わない4匹目5匹目6匹目を入れるよりも、3体で役割を完結させてしまったほうが、対応範囲が広がります。

タイプ統一で縛りプレイをしながら勝ちを目指すのもそれはそれで魅力的かもしれませんが、タイプを集中させることに純粋な勝機を見出しているので、今回は目的を見失わずに進めていきます。

採用ポケモンの決定

ドラゴン/はがね

上記の考え方とメガレックウザの採用により、パーティにはドラゴンタイプと鋼タイプを複数採用することが確定しました。

ドラゴン・鋼……?

 

 

!!!!!!

個人的にはディアルガは最強のタイプだと思っています。「役割集中・耐」において、これを採用しない理由は全く存在しません。

せっかくなので説明しましょうか。

  • 炎等倍、電気半減でそれぞれに打点の持てる鋼
  • フェアリーと氷等倍、かつ、それぞれへの一致打点を持つ竜
  • 竜を一方的に崩せる竜

それぞれの弱点をうまく克服できていますね。

竜枠として見ても、鋼枠として見ても強いポケモンです。GSでしか使えないポケモンということもあり、せっかくなので採用が確定しました。

ちなみに、ディアルガが絶対に外せない理由はもう一つありますが、これは後で説明します。

ゼルネアス対策枠

ディアルガはフェアリー等倍で特殊アタッカーのため、ゼルネアスと殴り合うことを想定すると、心もとないです。次は、ゼルネアスに強い鋼タイプの採用を考えてみましょう。

ゼルネアスはジオコントロールを積んで特防が上がるため、物理技での遂行が理想です。

ただし、威嚇を持つガオガエンがサポートに採用されている場合が高く、生半可な打点では崩すことができません。

ゼルネアスの対策となる鋼タイプで、少しでもガオガエンに弱くないポケモンを採用したいところです。

 

ここはエンペルトを採用しました。

ナットレイなども候補ですが、単体でガオガエンに弱くしすぎるというのも考え物です。

竜/鋼タイプには猫騙しを持てるポケモンがトゲデマルしかおらず、ガオガエンに荒らされるようではあまりいい構築ではありません。

ゼルネアスの前ではドラゴンタイプが万全に活躍できないため、ガオガエンへの行動保証は鋼タイプの単体性能のみで確保する必要があります。

ナットレイなど、ガオガエンに上からワンパンされる鋼タイプだとゼルネアス対策としては不適合です。

幸い、ガオガエンの特性が威嚇なおかげで、特性:負けん気のポケモンであれば選出を抑制することができます。選出されてもアドバンテージが取れますね。

ゼルネアス対策枠は、ガオガエンからの炎技が等倍で負けん気を持つエンペルトが最適でした。

ゲンシグラードン対策枠

鋼タイプでパーティを組む場合、ゲンシグラードンは絶対に想定しなければならない難敵です。

ディアルガエンペルトと接地している鋼タイプの採用が続いているので、断崖の剣を受ける手段も用意したいところです。

また、味方への被害を最小限に抑えるため、可能であれば一撃でこれを仕留められるポケモンを採用したいところです。

いるわけないじゃんって思ったそこのあなた!

いるんですよね、最適のポケモンが。

 

それは、ボーマンダです。

レックウザの庇護のもと、ハイドロポンプを放つことで、一撃でゲンシグラードンを葬ります。

めざめるパワー水での打ち合いなんて悠長なことはやってられないので、最速処理ルートを目指した結果です。

飛行タイプで威嚇を持つため、対ゲンシグラードンは最強クラスです。

対ガオガエン、対ランドロスにも力を発揮することでしょう。

悪&霊対策枠

そういえば、「役割集中・耐の天敵は天候パーティ」と話したのを覚えているでしょうか。

正確には、鋼タイプの耐性を活かせずに、火力に補正を乗せて殴ってくる相手が苦手です。

単純なタイプ相性と数値差で勝つことのできない相手なので、入念に対策を仕込む必要があります。

GSルールでは晴れや雨、エレキフィールドに加えて、ダークオーラが対策必須です。

悪タイプは6世代で鋼タイプに等倍で殴れるようになってしまった上、天候ではないのでメガレックウザの乱気流では奪うことができません。

注意すべきイベルタルの型として、バークアウト型も考慮する必要がありますね。

ディアルガの単体性能を下げてしまうので、高速処理に留まらず、打ち合いでも不利を取らない形で対策したいところです。

悪タイプの役割集中も強い構築だと思っているので、スキは見せたくないところですね。

次に、ルナアーラも対策は必須です。

悪タイプと同様、ゴーストタイプもタイプ相性での有利が取れなくなっています

それだけならいいですが、ルナアーラの強力な特性『ファントムガード』と専用Zワザのせいで、単体性能がとんでもないことになっています。

純粋な殴り合いで負けてしまうということですね。

イベルタルとルナアーラに強く出れる竜or鋼タイプで、なおかつバークアウトに強いポケモン…

 

そう、キリキザンですね。

  1. 悪/飛行/超/霊タイプのいずれも半減以下に抑えられる
  2. 鋼タイプで
  3. ルナアーラに4倍弱点を狙うことができ
  4. 特性:負けん気がバークアウトへの解答になる

なんだこれ完璧すぎる…

ただ、このままではイベルタルに対する遂行力が低くて押し負けてしまうので、ストーンエッジを採用しましょう。

これでガオガエンも上から縛ることができますし、炎/地面技をもたないメガボーマンダとも殴り合うことができるようになりましたね。

特に対ガオガエンは選出抑制としても強いうえに、出てこられても対面有利(相手にとっても対面有利に見える)なので、解答としては非常に有力です。

すごいぞキリキザン

最後の1枠

最後の1匹を決める前に、現在の手持ちを確認しましょう。

この5匹を見て、なにか気づくことはないでしょうか。

言い換えるなら、この5匹には何が不足しているでしょうか?

 

ダブルバトルは4匹選出です。

鋼タイプは3匹いますね、足りています。

これで鋼側の役割集中・耐が可能です。

ドラゴンタイプは……あれ? ドラゴンタイプも3匹いますね。

 

これが、ディアルガのもう一つの強さになります。

前回の構築では、ドラゴンタイプと鋼タイプからそれぞれ3匹ずつ、合計6匹でパーティを組みました。

猫騙し枠にはトゲデマルを採用しなければならず、そこで少し単体性能が落ちてしまっていました(避雷針+猫が必要で、結果的にはトゲデマルの採用が最も理想でしたが)。

今回の構築にはディアルガがいるので、鋼3枚で役割集中・耐を組むにしても、ドラゴン3枚で役割集中・耐を組むにしても、5匹で完結しています。

伝説枠なので単体性能は申し分ないですし、どちらを軸にしても出していけますね。

また、ドラゴン×3+鋼×2選出なんてこともできますね。

で、竜3枚での役割集中・耐を狙いつつ、ディアルガエンペによる鋼2枚での詰めも狙える。対戦中にどちらを狙うかを切り替えることも可能。

うさんくさい話ですが、4対4のルールで一人だけ5匹選出できればそりゃ強いって話です。ディアルガが2匹分の役割を持っているわけですからね。

さて、何を採用したらいいんでしょう?

役割集中・耐は詰め切る構築なので、新たなタイプの高耐久ポケモンを採用して別の勝ち筋を狙ってもいい、と思われる方もいるかもしれません。

ですが、ここまで徹底して弱点を絞ってきたのですから、今更弱点を増やすような真似はしたくありません。相手にとっては余裕を生み、こちらの心の弱さが基本選出を乱すことにもつながるので、それは非常にナンセンスです。

今まで腐らせてきた相手に役割を与えず、できるだけ広くに役割を持てるポケモンを採用しましょう。

また、「役割がない」ということは、何も高耐久に限ったことではないのです。

逆に言えば、誰でも遂行できるような低耐久ポケモンも、相手の選出に影響を与えません。

こちらは相手の選出を絞らせることで、メタを貼りやすくする構築です。

選出誘導のつもりで別のタイプのポケモンを入れると、相手がそれに対応するためにポケモンをバランスよく選出します。そうなると逆にメタ先が増えて、選出誘導が逆効果になります。

低耐久ポケモンの採用は、相手の選出を誘導しないということでもあるのです。

 

ということで、今回はマニューラを採用しました。

猫騙しは有利不利を問わず、強引に役割を持つ技です。

この枠では広く役割を持たせたい(竜鋼ではどうしても対策範囲外となってしまう相手を強引に見てもらいたい)ので、これは非常に便利です。

マニューラは対猫騙しとしても回答になっています。いいですね。

更に役割を広げるために、投げつける+王者の印を採用しました。

鋼タイプやドラゴンタイプは、1対1に持ち込めば大抵対面有利を取ることができます。

苦手な相手をマニューラで黙らせ続けることによって、強引に1対1の環境に持ち込み、試合開始直後から詰めが成立しているのと同じ状況に持ち込める、ということです。

ようやく6匹決まりましたね。

パーティ紹介

メガレックウザ

性格:せっかち
努力値:CS252A4
特性:エアロック→デルタストリーム
持ち物:こだわりスカーフ
技:大地の力/ガリョウテンセイ/竜星群/波乗り

いきなりスカーフレックウザです。

一般的なレックウザはガリョウテンセイを軸にしたエースとして採用されますが、この構築では鋼タイプの苦手なゲンシグラードンへのメタとして採用しています。

エースとして採用されるレックウザの場合、追い風や猫騙しなどの行動サポート役が採用されます。しかし、この構築の場合はそういったものは採用できず、むしろレックウザが鋼タイプのサポート役です。

レックウザの素早さは激戦区で、カプ・コケコやメガボーマンダ、ウルトラネクロズマ、ミラーマッチ、他にもスカーフ持ちのポケモンなど、様々なポケモンに縛られて動きにくいです

そういったポケモンの中、レックウザ自身をサポートなしで動かさなければならないので、拘りスカーフを持たせたレックウザを採用しました。

拘りスカーフを持たせたことで、あらゆる縛り関係を解除し、これらのポケモンを逆に上からワンパンできるようになります。

とても強い。

大地の力でカプ・コケコを、無振りガリョウテンセイで無振りカプ・テテフを確定1発にできます。

ドラゴンタイプは言わずもがな、ディアルガ以外はみんな竜星群で倒せます。

早期に残数有利を取ることはこの構築で非常に大切ですし、レックウザの天敵をレックウザ自身で倒してしまえば竜での役割集中・耐も狙いやすくなります。

これは余談ですが、先日参加したオフ会では参加者たちのあまりの熱気に驚かされました。

みなさんノートにメモを取り、どんな試合でも勝とうと力を入れている方が多かったです。

手持ちポケモンのメモだけでなく、対戦が始まり、選出されたポケモンまでメモをしている方が多かったです。繰り出されたポケモンを確認したらすぐに記録をつけていました。

ただ、特性発動順はしっかりみましょうね。あなたがメモを取っている隙に、あなたのカプ・コケコやカプ・テテフの特性よりも早くメガレックウザのエアロックが発動しているかもしれません。

役割の成功率を上げるために、特殊型で波乗りを持たせています。

ダブルダメージでH252ゲンシグラードンをワンパンすることができます。打つタイミングは初手、もしくはゲンシグラードンに後投げする形です。

ガオガエンとゲンシグラードンが並んでいるところにメガレックウザを繰り出し、波乗りで盤面をぐちゃぐちゃにするのは最高すぎる快楽です。

全体技を持つメガレックウザは珍しいですが、上を取って複数相手を殴れることで残数不利から勝ててしまう試合もありました。レックウザのスカーフ波乗りは強い。

ディアルガ


性格:控えめ
努力値:CS252
特性:プレッシャー
持ち物:突撃チョッキ
技:竜星群/ラスターカノン/大地の力/10万ボルト

CSチョッキディアルガです。役割は相手の崩しと詰めになります。

鋼タイプというだけで詰めに参加できるようになるのがいいですよね。

Sに振ることで、ゲンシグラードン・ゲンシカイオーガとの打ち合い性能を高めています。

チョッキ持ちならHCに振りたくなりますが、以上ゲンシ2匹に先制攻撃できるほうが、実質的な耐久が高まる可能性があります。

鋼・ドラゴンタイプとして十分な耐性は確保されているので、Hに努力値を割かなくても無理やり暴れさせることが可能です。

技はシンプルでオーソドックスな形にしました。

ドラゴンへの遂行ができる竜星群と鋼タイプとしての役割を果たすラスターカノン、

鋼タイプの苦手な相手やカプ・コケコへ軒並み有利になれる大地の力を採用しました。

対カイオーガでは雷を打ちたくなりますが、こちらの手持ちにはレックウザがいるので10万ボルトを採用しました。どちらにせよ確定数は変わらないですし、相手がカプ・コケコを選出すると打点が上がっておいしいです。

ディアルガの居座り性能がめちゃくちゃ高く、打ち分けのできる突撃チョッキと噛み合っていました。一般枠でチョッキが持てなくなるのが残念ですが。

 エンペルト


性格:勇敢
努力値:HA252(最遅ではない)
特性:負けん気
持ち物:防塵ゴーグル
技:鋼の翼/アクアジェット/草結び→凍える風/守る

役割はフェアリータイプの掃討、鋼タイプでの詰め役です。

特殊型でもいいですが、アクアジェットが便利なので物理型にしました。

鋼の翼がフェアリーへの最大打点なので、これは必須です。

無振りカプ・テテフやゼルネアスにいいダメージが入ります。

ゼルネアスの取り巻きはガオガエンかモロバレルが一般的ですが、モロバレルがいてもゼルネアスを突破できるように、防塵ゴーグルを持たせました。

ナットレイだと防塵ゴーグルが不要となりますが、ガオガエンを選出された場合に非常に窮屈になってしまうので、エンペルトのほうが安全です。

アクアジェットは、襷を持ったカプ・コケコやゲンシグラードンに上から攻撃できるので、狩り残しを防ぐために採用しています。

負けん気を発動できず、耐久に厚いゼルネアスを突破できなくなることも避けたいので、アクアジェットが便利です。対ガオガエン要員として採用するなら、アクアブレイクでもよいでしょう。

この構築では選出抑制できれば十分なので、エンペルト自身でガオガエンを倒すことにはそこまでこだわりません。無理せずドラゴンで見ましょう。

一応最遅ガオガエンに上を取られるのは嫌なので、適当な個体値のものを採用しました

単体性能はそこまで高くない為、エンペルトが腐る可能性が高いです。また、S操作はそこまで必要ない構築とはいえ、切り返し程度には必要なので、凍える風を採用しました。

これのおかげでエンペルトが腐らずに仕事をできるようになります。以前使用していた草結びの場合は、珠を持たせればC無振りでもゲンシカイオーガを半分削れる、というものでした。

チョッキディアルガがゲンシカイオーガに非常に強く出れるので、そこまで対カイオーガを見る必要はなかったため、この枠では対ゼルネアスを重視させました。

 ボーマンダ


性格:臆病
努力値:CS252
特性:威嚇
持ち物:ドラゴンZ
技:竜星群/ハイドロポンプ/追い風/火炎放射

前回の役割集中・耐②でも使用しました。メガシンカしないボーマンダです。

ハイドロポンプを覚えるため、鋼タイプのサポートとしては非常に優秀です。

メガレックウザ不在でも広く遂行を行うために、竜星群+ドラゴンZを持たせました。

ゲンシグラードンやゲンシカイオーガ、イベルタルなんかに上からZワザで殴れるのが強みです。

この時点で、実は構築に竜星群が3枚入っています。役割集中を感じますね。

ドラゴン技は通りのいい技なので、メインウェポンとしての使い勝手は十分です

追い風は相手の追い風読みで押すことが多いです。残数有利を取って余裕のある時も使います。

役割集中・耐としての戦術にS操作は組み込まれていないので、安全にS操作を通すことは重要ではありません。

S操作自体よりも、S操作枠での遂行力が重要です

火炎放射はナットレイとヌケニンで詰まないように採用しました。

基本選出ではないので守るは不要でしょう。鋼3枚ではグラードンが重くなりすぎる時に出すので。

キリキザン


性格:意地っ張り
努力値:HA252
特性:負けん気
持ち物:気合の襷
技:不意打ち/ストーンエッジ/守る/メタルバースト

役割としてはストッパーと詰め、対霊悪などです。基本的には後発ですが、対ガオガエンで先発起用もまれにあります。

不意打ちはメインウェポンです。負けん気が発動すれば縛り性能が上がります。

残数有利で2対1の状況では特に、集中攻撃できる回数を増やせるので便利です。

カプ・テテフがいる場合は打てませんが、相手もこちらの鋼技を警戒する必要があるので、出されてもそこまで不利にはなりません。そもそも選出された時点で有利です。

ストーンエッジはガオガエン、イベルタル、メガボーマンダへ遂行するために採用しました。

採用理由なので、そこまでここで説明しなおすことはないでしょ

メタルバーストは、ドラゴン枠がゲンシグラードンの処理を失敗した時のためのストッパーとして採用しました。

鋼枠としてゲンシカイオーガを絶対に止めるために意志でもあります。

両伝説とも断崖の剣や根源の波動と、全体技をメインウェポンにしています。そのため、反射技での対策が取りやすいです。

反射量は十分足りていますが、グラードンの下を取るためにS無振りとしました。

HA振りではゲンシグラードンの下を取りつつガオガエンの上を取れるので、使い勝手がいいです。

襷が不意につぶれても、H振りなら鋼タイプとしての最低限の耐久力があるので、詰めに参加することができます。

また、メタルバーストの利点として、ラス1同士の対戦ではほとんどの伝説ポケモンに勝つことができます。詰め役としてはこれ以上ない遂行性能です。

速攻で残数有利を取りにいく構築なので、メタルバーストは非常に活かしやすかったです。

 マニューラ


性格:陽気
努力値:AS252
特性:悪い手癖
持ち物:王者の印

技:猫騙し/投げつける/袋叩き/氷柱落とし

構築単位で苦手な相手を強引に止めるために採用しました。

猫騙しと投げつけるで2ターン相手の行動が止まるので、隣を好きなだけ暴れさせることができます。

タイプ相性を活かした殴り合いができない相手には、ボーマンダで追い風するのもよいでしょう。

袋叩きはルナアーラ対策になります。キリキザンだけでは心もとないので、こちらも便利です。

相手が守りそうなときは投げつけずに袋叩きでヤクザプレイしに行くときもあります。怯め。

氷柱落としはイベルタル・モロバレルなどに打ちます。ドラゴンタイプにも打てますね。便利です。怯め。

特性は悪い手癖にしています。

レックウザのこだわりスカーフを隠すためにわざわざ夢特性を用意しました。プレッシャーだと持ち物がバレてしまうので。

投げつけると悪い手癖の相性がいいので、まれに何か持ってきてくれます。

どうしてもマニューラを出さなければならない時点でかなり厳しい相手ですが、幸いマニューラに頼らず選出できる試合のほうが多いため、選出数は少ないです。

残念ながらこれまで使ってきた中では特に面白いものは持ってこなかったです(別に持ち物ガチャで遊びたいわけではない)。

おわりに

ここまで読んできて、GSルールでは特に「強力な単体性能を活かした勝ち筋」が魅力ですが、それがこの構築には無いことには気づいたでしょうか。

剣舞レックウザやジオコンゼルネアス、追い風+潮吹きカイオーガなどですね。

一度通せばかなり勝利に近づきます。しかし、そういった明確な勝ち筋と呼べるものは、この構築には一つも存在しません。

この構築に入れているものは、どれもメタに特化されたポケモンばかりです。

それはなぜでしょうか?

思い出してください。

「役割集中・耐」は、構築を組む段階から相手に有利を取る構築です。

戦いの中で勝ち筋を作り出していく構築とは違い、最初から有利が取れているのですから、戦いの中ではひたすら負け筋を潰すだけで勝ててしまう、ということです。

もちろんターンが長引けば長引くほど相手が勝ち筋を拾える可能性が増えていってしまうので、S操作や積み技などは最小限に、迅速に相手の勝ち筋を妨害することに全力を注ぎます。

環境が偏っているGSルールではメタ先を絞りやすいので、これが成立するというわけです。

今回の実績は記事冒頭で紹介しているので、忘れてしまった方は遡ってみるといいですよ。この構築では他の大会には参加していないので、これが純粋な勝率となっています

いかがでしたか?

「役割集中・耐」に魅力を感じてくれた方はいるでしょうか。

ポケモンには現在18種ものタイプが存在しています。竜と鋼だけではなく、まだまだ面白いタイプの組み合わせがありますよ。

僕自身もフェアリーと鋼、悪と鋼、水と…、など、開拓の余地がたくさんある構築だと思っています

よければ今回のレンタルパーティを載せているので、使ってみてくださいね。

ではまた!

QRコード

https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-E102-454B

寄稿ガイドライン

APPDATEへ寄稿してみたい方へ:記事寄稿のガイドライン

2018年1月30日

APPDATEでは皆様の記事寄稿をお待ちしております。

寄稿におけるアレコレなどをご説明しておりますのでご覧ください。

1 個のコメント

  • 悪&霊対策の項のキリキザンの紹介で、③の「イベルタルに4倍弱点」は「ルナアーラに4倍弱点」の間違いだと思います。

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