始めに
初めまして、めもと申します。
サンムーンレートシーズン6から多少形を変えながら約半年ほど使っているいかりのつぼパーティを紹介します。
勝ち筋が一つしか無いので、正しく対処してくる相手には勝てません。
そのため、レートINCともに1650あたりをうろつくことが多かったです。
ねこだましを持つガオガエンの増加や一緒にいるカプ・ブルルの増加は向かい風なので、現在はもう少し低くなると思います。
パーティ
基本的に普通のいかりのつぼパーティです。
ワルビアル単体での全抜きは難しいので、ケンタロスも採用しました。
個別詳細(選出率順)
トゲキッス
持ち物 : ヒコウZ
特性 : きょううん
性格 : おだやか
努力値 : H244 B228 C4 D12 S20
実数値 :191-49(最低値)-144-141-150-103
技 : エアスラッシュ/しんそく/おいかぜ/まもる
☆実数値の目安
[攻撃]
以下は確定急所しんそくのダメージ
・下記のワルビアルに確定急所しんそくが23~28ダメージ
・下記のケンタロスに確定急所しんそくが20~24ダメージ
[防御]
A補正無し252振りメガメタグロスのアイアンヘッド最高乱数以外耐え
[特攻]
以下は確定急所エアスラッシュで倒したい範囲
・無振りルンパッパに乱数1発(83.13%)
・H4振りジャラランガに乱数1発(77.19%)
・H252振りカプ・ブルルに乱数1発(29.66% )
[特防]
雨下のC補正有り252振りルンパッパのZハイドロポンプ最高乱数以外耐え
C実数値233メガゲンガーのヘドロばくだん確定耐え
[素早]
おいかぜ下でS補正有り252振り135族抜き
S操作 兼 ツボ起動要因。
ヒコウZおいかぜ+きょううんで急所ランクを+3にし、確定急所の技を打てる。
他のヒコウZによるツボ起動要因と比べて以下の点が使いやすい。
・しんそくはこのゆびとまれ(いかりのこな)と同優先度のため、行動順が先であれば吸われない
・素の耐久が高いうえに、素早さに振る分を耐久に回せる
エアスラッシュの枠はこのゆびとまれも候補だが、ワルビアルとケンタロス双方のツボ起動を目指すことやカプ・ブルルの重さ、ミミッキュを怯ませなければいけない場面などを考えて怯み効果のある飛行攻撃技にしている。
しんそく・おいかぜ・まもるについては立ち回りの都合上変更できない。
135族を抜きたい機会はほとんど無く、130族を抜きたいことはたまにあったので素早さの実数値は101でもいいと思う。
ワルビアル
持ち物 : こだわりスカーフ
特性 : いかりのつぼ
性格 : いじっぱり
努力値 : H4 A252 S252
実数値 :171-185-100-*-90-144
技 : じしん/ぶんまわす/つけあがる/いわなだれ
☆攻撃実数値の目安
以下は全てA6段階上昇ダブル補正込み
・じしんはH振りのみの進化の輝石ポリゴン2が乱数1発(87.5%)
半減でも無振りルンパッパやメガジュカインのような耐久の低い相手なら落とせる
・ぶんまわすは無振り霊獣ランドロスをぎりぎり落とせるくらい
等倍でもH振りであることが多いポケモンについては基本的に倒せない
上記のトゲキッスには65~77ダメージ
下記のケンタロスにはいかく込みでも62.5%で落としてしまう。
・いわなだれは威嚇込みでも無振りメガボーマンダを倒せる
等倍で倒せる相手は少ない
・つけあがるは半減でも倒せる
いかりのつぼアタッカー1。
相手のおいかぜを阻害しつつ展開するのは難しいので、こだわりスカーフを持たせている。
火力がぎりぎりなのでAに補正をかけている。
単独でかみくだくを選択したいことは無く、つけあがるで無ければツボ起動後に半減相手を落とせなくなる問題からつけあがるにしている。
他の技は同程度に全て使うが、全抜きできないときは素直にいわなだれを押してケンタロスに繋ぐ方がいいかもしれない。
命中不安から選択したぶんまわすで6体倒したが、内3体が味方だったので負けるということが時々ある。
ケンタロス
持ち物 : いのちのたま
特性 : いかりのつぼ
性格 : ようき
努力値 : H4 A252 S252
実数値 :151-152-115-*-90-178
技 : おんがえし(かたきうち)/じしん/いわなだれ/まもる
☆攻撃実数値の目安
以下は全てA6段階上昇ダブル補正込み
・おんがえしは等倍ならだいたい倒せる
・じしんはH振りカプ・レヒレが乱数1発(62.5%)
メガガルーラには185~218ダメージなので無振りなら倒せる
等倍でもそれなりの耐久までなら倒せる
・いわなだれは無振り霊獣ランドロスが乱数1発(50%)
等倍で倒せるのはそれ以下の耐久のポケモンのみ
いかりのつぼアタッカー2。
最初は耐久に振ってアッキのみを持たせてワルビアルが倒しきれなかったわずかなポケモンをおんがえしで倒す算段だったのだが、ケンタロスを先に出す場面やワルビアルが残したポケモンが多い場面が多かったので全体技での全抜き狙いのいのちのたまに変更した。
2度以上技を打つ機会も多いが、ワルビアルの拘り解除のために後ろから出した際にトゲキッスのしんそく圏内に入るととても困るのでHP個体値を下げていない。
A6段階上昇時はおんがえしほどの火力は必要ないので、ダブルでは第6世代限定のかたきうちを採用しツボ起動できなくても一度一致210技をいのちのたま込みで打てるようにしている。
ワルビアルよりも強いいわなだれや素で速い110族という素早さが魅力。
ミミロップ
持ち物 : ミミロップナイト
特性 : ぶきよう→きもったま
性格 : ようき
努力値 : A252 D4 S252
実数値 :140-128-104-*-117-172
メガ時 :140-188-114-*-117-205
技 : とびひざげり/ねこだまし/どろあそび/いやしのねがい
トゲキッスのサポート要員。
最初はメガルカリオやドーブルなどのこのゆびとまれを使用していたが、リザードンズガドーンのような強力な全体技の組み合わせに対処するためにはねこだましが必要だったので採用した。
サポート後は交換する場合もあるのだが、ほとんどの場合は速やかに退場させる。
どろあそびはねこだまし持ち+カプ・コケコの組み合わせに対してトゲキッスを守るため(ないしょばなしでは足りない)に採用している。
おそらく無いが、ちょうはつを受けた際にとびひざげり失敗2回で退場できるようにHPは偶数。
メガ進化しないということはほとんど無いので、トレース対策にメガ進化前の特性はぶきようにしている。
一時期ともえなげ持ちやギガインパクト持ちなども使ったのだが、両技ともデメリットがきつく、この技構成が一番使いやすかった。
オーロット
持ち物 : きあいのタスキ
特性 : おみとおし
性格 : しんちょう
努力値 : H44 D252 S212
実数値 :166-130-96-*-147-103
技 : のろい/サイドチェンジ/ふういん/トリックルーム
トゲキッスのサポート要員。
スイッチも含めてトリックルームを封印してもらう。
ふういん中はZを除くトリックルームが発動できず、技選択で選ぶこともできないので、ふういん後は速やかに退場させる。
サイドチェンジのサポートもできるので、ミミロップのねこだましが使えないカプ・テテフ入りに出すこともある。
同じ技構成が可能なポケモンは数多く存在するが、以下の理由によりシーズン7からオーロットを使用している。
・草タイプなのでキノコのほうしが無効
・ゴーストタイプなのでねこだましが無効
・草タイプなのでオーロット方向に電気技を打ちにくく、サイドチェンジしやすい
・特性がおみとおしなのでサイドチェンジを使う際の目安になる
・使用開始時はPGLのダブルやWCSの技ランキングでサイドチェンジが圏外か下位だったので、読まれにくそう
クレセリアがいたら出すので、対リザクレセ用に持ち物はきあいのタスキ。
サナバレルにはふういん→サイドチェンジと技を打つのだが、その過程のハイパーボイスで死ぬとキノコのほうしがキッスに当たるので特防に振って耐えるようにしている。
念のため呪い2回で退場できるようにHPは偶数。
余った努力値はおいかぜ下で呪いを打ちやすいように素早さに振っている。
ルカリオのほえるでトリックルームをなんとかしていた時に比べると対トリックルームへの安定感が増した。
ユキノオー
持ち物 : ユキノオナイト
特性 : ゆきふらし → ゆきふらし
性格 : れいせい
努力値 : H244 A4 B4 C252 D44
実数値 :191-113-96-158-111-58(最低値)
メガ時 :191-152-126-202-131-31(最低値)
技 : ふぶき/エナジーボール/こおりのつぶて/まもる
対雨要員。
ユキノオーで雨パのポケモンを倒すというよりは、初手においかぜを使ってくる可能性のあるペリッパーを初手に来ないようにけん制することやツボ起動後に天候特性によるSの逆転を防ぐことが仕事。
一時期はバンギラスを使用していたのだが、前者の仕事ができずペリッパーが普通に初手に出てきて困ることが多かったので現在はユキノオーを使用している。
雨パに一緒に居ることの多いナットレイに有利なメガユキノオーにしているが、もっといい型があるかもしれない。
選出と立ち回り
基本選出
先発 : トゲキッス、ミミロップ(オーロット)
後発 : ワルビアル、ケンタロス
カプ・テテフがいるときや、スイッチも含めてトリルしそうなクレセリアなどがいた場合はオーロットを出す。
おいかぜ後はミミロップかオーロットを速やかに退場させ、ワルビアルを出す。
ワルビアルの拘り解除をしたいときはトゲキッスで守りながら交換でケンタロスを出すといい(最悪ケンタロスが倒れてもワルビアルを再展開できる)。
また、ケンタロスで全抜きが狙える場合は小回りの利くケンタロスから出した方がいい。
対雨
先発 : トゲキッス、ミミロップ(オーロット)
後発 : ワルビアル、ユキノオー
ペリッパーが先発で出てくることは少ない。
ワルビアルはボーマンダ入りにはいわなだれで固定し、それ以外はぶんまわすで固定すると良い(ほとんど無いが、浮いているポケモンがいなければじしん)。
また、ほとんど無いが、相手においかぜ要員がいなければ、ユキノオーを出さずにケンタロスを出すこともある。
感想
いかりのつぼギミック特化で目指す勝ち筋が一つしか無いので、使うのは簡単だと思います。
ツボ起動ターンに両方に通る全体技が無いような並びを作る、ねこだまし持ちを回す、オーロットがいなくなってからサポートしてうまくトリルを張るなど、相手の方が取れる対処方法も多くなるので頑張ってください。
もう少し勝ちやすくするのであれば、別の勝ち筋を入れるなどの工夫が必要だと思うので頑張りたいです。
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