はじめに
少し前に15歳になりました、葉庭斗音(はにわトーン)です。
今回はWCS2019のグラゼルネべトンの構築記事を寄稿させていただきます。
構築経緯
1.スタンダードなゼルネアス構築を使いたかったので、グラードンとゼルネアスを採用。
2.カイオーガとグラードン対策で、フシギバナを採用。
3.一般枠としてトップクラスの性能を持つ、カプ・テテフを採用。
4.ルナアーラやミュウツー対策で、ベトベトンを採用。
5.最後にカイオーガやゼルネアスを完封できる、ヌケニンを採用。
パーティ紹介
スタンダード…?
個別紹介
グラードン
持ちもの:こだわりハチマキ
特性:ひでり
性格:いじっぱり
努力値:AS252H4
実数値:176-222-160-×-110-142
技:じだんだ/だんがいのつるぎ/ほのおのパンチ/ストーンエッジ
範囲エースその1
メインウエポンの範囲打点、だんがいのつるぎ。
この構築に刺さるナットレイを倒すための、ほのおのパンチ。
対ホウオウの、ストーンエッジ。
ワイガ避けタイプ一致技の、じだんだ。
ハチマキ断崖を振り回すだけでとても強く満足だった。
ワイガを持っているかを把握しておかないと、置物になってしまうので注意。
拘るデメリットも大きいが、バナとの兼ね合いで珠は持たせられなかった。
ダブル断崖>じだんだなのでじだんだは基本的に打ちたくない。ついでに威嚇込じだんだではガオガエンが落ちない、外すな。
ゼルネアス
持ちもの:パワフルハーブ
特性:フェアリーオーラ
性格:おくびょう
努力値:CS252H4
実数値:202-×-115-183-118-166
技:まもる/マジカルシャイン/ムーンフォース/ジオコントロール
他の伝説がルールによって縛られる中、一匹だけウルトラパワーの化け物。
専用技の、ジオコントロール。
メインウエポンの、マジカルシャインとムーンフォース
大事に動かすための、まもる。
この構築では後ろから出てきてゲームセットするのが基本の動き。
重そうだなあと思うポケモンもジオコンしてしまえばどうにかなる、バケモノである。
こいつもワイガ持ちを気にしないと負けるので注意。
脅威度が高すぎて常にこのゆびとまれをしているようなものなので、ヌケニンに引くと1ターン隣がフリーに動けたりする。
フシギバナ
持ちもの:いのちのたま
特性:ようりょくそ
性格:ひかえめ
努力値:CS252H4
実数値:156-×-103-167-120-132
技:まもる/くさむすび/ヘドロばくだん/ねむりごな
カイオーガとグラードンに対する打点の、くさむすび。
ゼルネアス含むフェアリー全体を倒すための、ヘドロばくだん。
どうしようもないときの、ねむりごな。
大事に動かすための、まもる。
グラカイゼルネをまとめて倒せる数少ないポケモン。倍速で動くのですごく使いやすい。
伝説は意外と重いのでヘドロばくだんよりくさむすびの方が火力が出たりする。
どうしようもないときは75%の運ゲーに持ち込む、メガメタグロスよりもひどい。
カプ・テテフ
持ちもの:こだわりメガネ
特性:サイコメイカー
性格:おくびょう
努力値:CS252H4
実数値:146-×-95-182-135-161
技:サイコキネシス/サイコショック/ムーンフォース/きあいだま
少し弱くなったメガネミュウツー。
メインウエポンの、サイコキネシスとサイコショック。
フェアリーオーラで強化される、ムーンフォース。
ガオガエンに打つ、きあいだま。
最速である理由は90族のカイオーガやグラードンを抜いてワンパンするため。ただカイオーガが75%でしか落ちない。サイコブレイクをよこせ。
ただ少し火力が足りない感じなのでひかえめでいいかもしれない。でも僕は最速テテフが好き。
ゼルネアスの隣に並ぶとムーンフォースもいい火力が出る。
きあいだまは好み。多分シャドーボールでいい。
ベトベトン
持ちもの:とつげきチョッキ
特性:どくしゅ
性格:いじっぱり
努力値:HA252(あとどこだっけな…)
実数値:212-172-95-×-120-70(BかDかSが+1)
技:ダストシュート/はたきおとす/ほのおのパンチ/かげうち
一般枠としては十分な性能があるわりに、評価の低いポケモン。
対ゼルネアスの、ダストシュート。
ルナアーラが重いので、はたきおとす
カミツルギに無抵抗なので、ほのおのパンチ。
タスキ潰しやミリ耐え潰しの、かげうち。
どくしゅでチョッキ持ちの理由はゼルネアスのC+2のムーンフォースを耐えるため。返しのダストシュートでワンパンなのでジオコン後からゼルネアスを狩れる(ただしダストは外れる)。
はたきおとすではルナアーラが落ちないのでかげうちを重ねなければいけないのである。
フェアリー大正義からの草大流行の環境では滅茶苦茶刺さっているのでかなり強かった。
ヌケニン
持ちもの:きあいのタスキ
特性:ふしぎなまもり
性格:いじっぱり
努力値:AS252
実数値:1-156-×-×-×-92
技:まもる/サイドチェンジ/シザークロス/ゴーストダイブ
ラス枠決まらんかったので適当に突っ込んでみた。
メインウエポンの、シャドーダイブとシザークロス。
隣を動かすための、サイドチェンジ。
おにびか迷ったが、まもる。
シャドーダイブとかげうちとシャドークローは選択だが、楽しいと思ってシャドーダイブにしてみた。
持ちものは一発耐えるためにきあいのタスキ。ぼうごパットか火力系と選択だと思う。
ゼルネアスの隣でサイドチェンジをすることで、相手の精神を崩壊させることができる。
と、思っていた。
ヌケニンのここが強い!
ゼルネアスに飛んでくるのは基本的に単体技なので、ジャイロを受けたりできる。
カイオーガとゼルネアスは打点がないので完封できる。
ついでにはたきやなげつけの無いルンパやシャドボのないテテフなんかも完封。
ヌケニンのここが弱い!
特性無効で殴ってくるやつがそこそこ多い。
ゼルネアスの隣のガオガエンに殺される。
カイオーガのわるあがきで確定一発。
一度初手でヌケニン+ゼルネアスと出して、コケコライド相手にゼルネアスでシャドボを受け、ヌケニンが吠えられて帰る光景がよく見られた。
とか言いいながら喰い断さんにQRを送ったらヌケニンをめっちゃ出したらしい。マジか。
ヌケニンを出せなかったのは「エルテラルナグラコケコナット」のひっくり返っても無理パターンの1度だけだった
— 喰い断(くいたん)/YouTubeポケモン教室 (@kuitan9) November 4, 2018
…プレイングによっては滅茶苦茶強いんじゃないですかね!!(それはそう)
選出
基本選出
先発:グラードン+フシギバナ
後発:ゼルネアス+カプ・テテフ
この形が基本。
グラバナが暴れて、ジオコンしてテテフが〆る。
初手にねこだまし持ちがでてきたらどっちかを下げてテテフを出す。
対オーガルンパだとねこしながらオーガが動いて来たりするので、ねこ止めてオーガをくさむすびする。
ルナアーラかカミツルギがいたらベトベトンを出すこと。この2匹の通りが良すぎる。
対トリパ
先発:グラードン+カプ・テテフ
後発:刺さってそうなのを
フィールドでねこを止めてトリル役を殴り倒す。
大抵はグラードンとカプ・テテフ重ねれば沈黙するのだけれど、落ちなかったら基本負け。
戦績
レートで1500から1600まですんなり上がる感じ。
そこまで強くないと思っていた。
喰い断さんがオフで使用したところ予選抜けして決勝トナメで負けるまで一敗もしなかったらしい。
このヌケニンの構築者シニア勢だよ!?信じられる!?って言いながらめざ熊で布教していた(決勝トナメ1落ちの1回以外負けなかった)
— 喰い断(くいたん)/YouTubeポケモン教室 (@kuitan9) November 4, 2018
ついでに喰い断さんが最終1819で93位だったらしい。嘘やん。
おわりに
自分で使ってたときはまあ強いぐらいだと思っていたら、なんだか滅茶苦茶強いらしく驚いています。
ヌケニンもベトベトンもあまり見ないポケモンではありますが、かなり強いポケモンなのでぜひ使ってみてください!!!
QRレンタルチーム
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-A192-4C8C
参考動画
喰い断さんがこの構築を使ってくださった動画があるので、どうぞ御覧ください。
ヌケニン編
ベトベトン編
フシギバナ編
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