【テラスタルクライマックス】バクアミライドン+高耐久&パオエンテイ




お久しぶりです。しゅふぁです。

本記事はテラスタルクライマックスで私が使用したバークアウトミライドンと耐久ポケモンを使った詰めメインの構築の紹介です。

大会最終日を勘違いして潜れなかったり、テラス変更忘れがあったりで結果は振るわなかったものの、これらさえなければ非常に感触は良かったのでSV最後だし記事にしたいと思います。

※例によって乱筆です。すみません。

目次

構築作成経緯

皆とは違い、「SV最後の大会だしSVでお世話になったパオエンテイを構築にいれるか~」という相変わらずアホな考えからスタート。

しかしエンテイの強みは精神力で威嚇猫だましサイクルに強い事であり、このルールで強くなさそうな感じがしたので一旦無理に使う必要も無いと思い断念。

APPDATEチャットで考察していた際に、今回QSさんがテラスタルクライマックスの思いつきやすい対策として

  • 天候・フィールド特性採用
  • 上から天候・フィールド技
  • 相手の天候・フィールド逆用
  • 相手への完全な受けを用意

の4つをあげてくれ、ここから外れて戦いたいよねと話していたが、環境が進み過ぎてなかなかそんな奇抜で強い戦法が思いつかない。一時期超テラバコライドン&イエッサンが暴れ散らしていたが、これこそまさに想定を外れた戦い方で感動した

そこで、私は④相手への完全な受けを用意」を主軸にし、かつそれを遂行する上で「①天候・フィールド特性採用」を行うことにした

まず必須枠のミライドンは流星群以外では相手のミライドンにワンパンされないHSベース&バクア型に。

ミライドンの方が多く使われると思い、ミライドンに圧倒的に強い枠である電気テラス穏やか瞑想クレセリア

クレセリアでは詰ますことが難しそうなミライドン構築に出す第二の詰ませ要員としてグラスシード慎重宿り木ゴリランダー

コライドン対策として圧倒的に強いエレキシード腕白鈍いカバルドン

耐久系の苦手な滅びの歌使いの喉を潰すためにじごくづきパオジアン

最後の枠はここまでで苦手なイーユイやパオジアンに強い枠で、かつテツノツツミ、オオニューラ、テツノワダチ、テツノカイナなどを選出されても五分以上で戦えるポケモンを探していたところ、耐久ガン振り地面テラスエンテイが該当する事に気が付き、最終的にパオエンテイが構築にガチで入ってきた

こうした運命的な経緯を得て、構築が完成した。

個別解説

ミライドン

性格:臆病
努力値:172-*-4-76-4-252

実数値:197-*-121-165-136-187

耐久目安
臆病ミライドンのダブルマジカルシャイン2発耐え
臆病ミライドンのテラス命の珠マジカルシャイン耐え
ハバタクカミのテラス命の珠マジカルシャイン耐え

役割
相手の特攻デバフ
雑な削り&相手の低耐久ポケモンを倒す

絶対選出枠。

最初は初手様子見守るの対策にひかりのかべを採用していたが、相手のこの指+瞑想ミライドンをクレセリアで受けきりたいのでバークアウトに変更した。この変更は大正解で、何匹もの瞑想ミライドンをクレセリアで詰ますことができた。

最速同速ゲーを回避したかったが上からバークアウトするのが大事なのでやむを得ず最速にし、その上で相手のマジカルシャインでは簡単に倒されないような耐久調整にした。仮に流星群で倒されても相手のC二段階ダウンに成功しているのなら起点にできる。

猫だましや凍える風に屈したくなかったので持ち物は隠密マント。隠密マントもメジャーな持ち物だったので読まれやすく猫だましはそうそう打たれる事はなかったが、凍える風やじならしのSダウン効果を受けなかったのはやはり非常に大きかった。

クレセリア

性格:おだやか
努力値:252-*-12-68-172-4

実数値:227-*-132-104-178-106

役割
弱点無しになりミライドンを瞑想で詰ませる

最近あまり見かけなくなった高種族値耐久ポケモンであり、この構築の軸。

出でよ ピカッと 豆電球! 浮いてる でんきは 無っ敵っだぞ!」という某氏の言葉を思い出し、電気テラしたこいつで瞑想すればミライドンなんて簡単に詰めれるんじゃね?と思い採用した。実際滅びの歌や挑発が来なければ大体簡単に詰めることができた。

最初はエレキシードにして防御も特防もカッチカチにしていたが、コライドン相手には出さないのでBが過剰ということになりオボンに変更した。それによりテラスのタイミングを1ターンずらしても瞑想+月の光が間に合うようになった。

瞑想ミライドンと鉢合わせても、こちらのミライドンでバークアウトしていれば瞑想の起点にでき、サイコショックで相手の特防バフを無視してダメージを与えることができるのが非常に偉かった。

高種族値、高耐久であり、かつ日照り状態なら月の光の回復量も上がるので調整によってはコライドンの相手もできると思うが今大会でも何故かあまり見かけなかったので、「何してくるのこいつ」枠にもなれたかなと思う。

クレセはテラクラではもっと評価されていい。

カバルドン

性格:わんぱく
努力値:252-0-196-0-60-0

実数値:215-132-179-88-100-67

役割
コライドン絶対コロスマン

超テラバコライドン+イエッサンの並びがかなり強力だったので、自分でも途中でミライドンから構築を本気で変更しようと考えたが、自分ではどう考えてもコライドン構築はカバルドン対策があまりにも難しかったので、「炎テラカバルドン入れておけば大体のコライドン構築に勝てる」と考えカバルドンを採用しミライドンに戻ってきた。

実際その通りで本番でも最初は順調にコライドンを詰ませたが、途中で炎テラスタルに変更しわすれていたことが判明。コライドンゴリランダーとか想定ではカモだった相手も一気にきつくなるという大失態を犯してしまった。

炎テラスなら勝ってたと思われる試合が30戦中4試合もあり、かなり悔やまれる。

余談だが自分の対戦メモを見返すと、テラス変更忘れに気付いた後と炎テラにできず負けた後の情報記入がちゃんとできてなくて、明らかにメンタルに支障がでてるのがおもしろかった

(ていうか何だこのメモ。IQ2か?)

ゴリランダー

性格:しんちょう
努力値:252-0-0-0-252-4

実数値:207-145-110-80-134-106

役割
クレセリアでは難しそうな攻撃の高そうなポケモン+ミライドン相手への詰ませ要員

宿り木など小細工多そうな相手を黙らせる

めもさんとのフレ戦で同じようなゴリラにクレセが逆に詰まされたのでパクった。技枠が余りやすく挑発を採用しやすいのが良い。
アクロバットは同じような宿り木ポケモン対策。相手の草ポケモンがテラスタルしたら宿り木が通るので使用感は悪くなかったが、ビルドアップ+ドレインパンチの方が最悪コライドンの相手もできて優秀そうと後から思ったので考察が足りてなかった感はある。

それでもバクアミライドンと相性が良く、多くのポケモンを詰ませることができたので、採用して正解だった。

パオジアン

性格:ようき
努力値:4-252-0-0-0-252

実数値:156-172-100-110-85-205

役割
滅びの歌使いの喉を潰す卍

滅びの歌使いが出てこなくてもそれなりに強い

SVでずっとお世話になっていたASタスキパオジアン。

今回滅びの歌への対策は必須だったが、滅びの歌対策のポケモンを出しても滅びの歌使いのポケモンが選出されなかったらディスアドすぎなので、最も自然な方法で対策ができる「じごくづき」が対策として一番強いと思い、そのじごくづきを使えるポケモンで最も強そうなのがパオジアンだった。素でミラコラと同速で弱点を付けるというのもかなりエライ。

本番では滅び使いと当たらなかったが、仲間大会では多くの歌い手の喉を潰す事に成功した。

エンテイ

性格:いじっぱり
努力値:252-36-52-*-164-4

実数値:222-154-112-*-116-121

耐久目安
臆病ミライドンの命の珠テラスエレキFイナズマドライブ耐え
控え目イーユイの悪の波動+地面テラ状態で臆病ミライドンの災いエレキF命の珠マジカルシャイン2発耐え
陽気パオジアンの噛み砕く2発耐え

火力目安
地面テラバースト&しんそくでB1段階アップオオニューラを最低乱数2発連続で引かなければ落とせる(99.4%)

役割
この構築の苦手なポケモン対策

最後の最後に入ってきた救世主。史上最高の神ポケ。

ここまでの5匹だとイーユイ+珠ミライドンにゴリ押されたり、パオジアンに全員弱点突かれるという問題点がありこれらを何とかしないといけないという課題があった。

ただし、イーユイとパオジアンに強いだけではダメで、テツノツツミ、オオニューラ、テツノワダチ、テツノカイナあたりが選出されても不利にならないという条件のポケモンを探したところ、エンテイが当てはまる事に気が付いた。エンテイなら悪の波動や氷柱落としで怯んで負けということにもならないので最高である。

仮想敵がそこまで高耐久ではなく、高耐久であるカイナは聖なる炎で火傷にすれば殴り合いでも何とかなりそうだったので、今回のエンテイはガッツリ耐久振り。
とにかくイーユイ+ミライドンの猛攻を耐えてもらわないと話にならないので特防をメインに振り、チョッキを持たせた。

B方向はパオジアンの噛み砕く2発耐えに調整。
正直噛み砕く2回も撃たれなれるようなシーンなんてないだろと思っていたが、パオジアンの地面テラバーストをしっかり耐えたシーンがあったのでこの調整はめちゃくちゃ活きた

攻撃は後回しにして努力値調整を考えたが、耐久はこれ以上必要なさそうなことと、あまりにも火力を下げるといつも使っているエンテイと違い過ぎて自分の感覚が狂うと思ったので、意地っ張りA36振りの効率良いところまで伸ばした。

それにより意図したわけではないがテラバースト+しんそくでB一段階アップしたオオニューラを倒せるようになったり、HP振りガオガエンを地ならし+テラバーストで高乱数で落とせるようになったりとかなり噛み合いの良い配分にできた。

実際の選出機会は少ないかな~と思っていたが、クレセリアのように「挑発持ちがいたら一気に弱体化する」という事が無く、幅広く対応できる相手が多かったので実は一番選出して圧倒的に勝率が良かった

やはりエンテイは神ポケ。ENTEI is GOD!!

選出・立ち回り

VSミライドン

基本的にはクレセリアorゴリランダーで詰めやすそうな方を選出。

イーユイやパオジアン、他にもガオガエンやサーフゴーなど上記2匹だとやばそうな相手が見えたらエンテイを選出。

VSコライドン

炎テラスカバルドンを連れていけばよっぽど相手がちゃんと対策していない限り有利…なはず。

炎テラスに変更し忘れたので不明(血涙)

VS滅びの歌

ミライドン、コライドンのどちらだろうと滅びの歌っぽかったらパオジアンを選出。

パオジアンはバクアと相性悪いので出す時は覚悟決めて殴りあう。

おわりに

大会最終日を勘違いして潜れなかったり、テラス変更忘れがあったりで後悔が残る大会でしたが、エンテイを最後の最後で大活躍させてあげれた点については非常に満足してます

今までAS、HS、HAベースのエンテイはよく使ってましたが、ここまでAもSも削って使った事がなかったのでかなり学びになりました。チャンピオンズでも常識にとらわれずいろんな型のエンテイを使っていきたいですね。

今回久し振りにAPPDATEのみんなでワイワイ考察できて楽しかったです!
ここまでお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

バトレボ時代「浪漫の旅」というギミック系のポケモンバトル動画を投稿していた人。今ではもうワシもジジイ!というオーキドの言葉が胸に突き刺さる。

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