目次
はじめに
こんにちは。ユークリ(@glalie20000)と申します。
今回は、バクーダを採用することで安定して高い勝率を叩き出せる構築を組むことができたので、構築記事を寄稿させて頂きました。
例によって勝敗数やレートの出ないZAランクマッチでどうやって強弱を判断するんだ……?となりますので、配信で勝率を記録しながらランクバトルを行い、強さ等を判断しました。
その結果、Aランクで勝率最高90% (1位19回、2位2回) 、そのまま試合数を稼いでも勝率82% (1位36回、2位7回、3位1回)という極めて優秀な成績を達成しました。
その後は一時的に調子を崩してしまい勝率が落ち込んでしまいましたが、それでも勝率7割を割る気配は全く無く、安定したパフォーマンスを発揮してくれました。
現環境ではやや評価の低いメガシンカを採用していたり、ガブリアスを使っていない構築なので、ちょっと一捻りした構築を使いたい等と考えている方にもオススメです。
構築経緯
初めは、前期で使っていたマッギョエッテギャラ構築のフラエッテをゼルネアスに入れ替えた構築を使用していました。
勝率も悪くなかったのですが、マッギョの決定力が足りないと感じる場面が増えたため、
X(SNSの方)で話題になっていたバクーダを試してみようと思い立ったのがきっかけです。
実際に試した所、命がとんでもなく儚い代わりに非常に強力な決定力を持っていたため、耐久調整や技構成を試行錯誤してPTを完成させました。
個別紹介
バクーダ(親分個体)
性格:ひかえめ
努力値:H92-B180-C236
実数値:157-*-113-170-95-60
持ち物:ピントレンズ
技:ねっぷう/だいちのちから/まもる/きあいだめ
B:A200ガブの地震が25%の乱数1発、A205ドリュの地震が43.8%の乱数1発
C:できるだけ高く
気合溜めによって謎に覚醒したポケモン。
とんでもない虚弱体質ですが、技の通りの良さと強さが現環境最強クラスであるので攻撃を通す度に有利になっていきます。
守るを採用することで、ハイドロポンプや地震、ゼルネアスの気合玉といった致命傷となる技から生存できるようになり、
熱風と大地の力を振る回数を増やしたり、逃亡(交換)がやりやすくなっています。
努力値をBCベースにすることでガブの地震やドリュウズのドリルライナーを耐える事ができ、事故死は意外と少ないです。
バクーダは親分個体にすることで熱風の攻撃範囲がとんでもなく広まるのと、通常個体より足も体感で分かる程度には速くなるため、色違い親分個体を採用する事で攻撃性能と狙われにくさの両立を図っています。
ゼルネアス
性格:ひかえめ
努力値:H220-B36-C252
実数値:229-*-120-201-118-119
持ち物:たつじんのおび
技:マジカルシャイン/10まんボルト/きあいだま/ジオコントロール
H : 10n-1(命の珠を持たせていた名残)
B:余り
C:特化
現環境最強のポケモン。
基本はジオコンを積んで倒せそうな相手に技を撃ちまくって得点を稼ぎます。
珠という選択肢もありますが、攻撃技を撃つ回数がかなり多く、あっという間に生命の樹という称号を返上してしまうため、
耐久を削らずに火力を確保できる達人の帯を採用しています。
帯マジカルシャインがガブリアスに致命傷を与える事ができるため、バクーダの熱風や大地の力に受けだして削れたガブリアスを容易く葬る事できる点も相性が良いです。
ギャラドス(親分個体)
性格:いじっぱり
努力値:H252-A252-B4
実数値:202-194-100-*-120-101 メガ後:202-227-130-*-150-101
持ち物:ギャラドスナイト
技:たきのぼり/かみくだく/こおりのキバ/とびはねる
HAぶっぱ
突如場に現れ、十数秒でキルを大量にもぎ取った後にすぐ退場する、空き巣を体現したようなポケモン。
現環境は10まんボルトやフェアリー技が飛び交う上、ワザプラスにゲージを使うためメガギャラドスの評価は低めですが、攻撃技の通りの良さはS1と比べてもとんでもない事になっているため、状況を見て試合中盤~後半に十数秒だけ暴れるだけで、容易くポイントをもぎ取る事ができます。
バクーダやゼルネアスで上手くポイントを稼げない時は、メガギャラドスを上手く暴れさせる事が勝利への鍵である事が多い為、状況判断やメガゲージの溜め方の見極めが重要です。
リザードン・ガブリアス・グレイシアと連続で倒しポイントを取るシーン
立ち回り
最序盤はバクーダでゲージを溜め、守るを駆使して生存しつつゼルネアスに繋ぎ、状況を見てゼルネで暴れるかバクーダに戻してポイントを稼ぐか考える事が多いです。
メガギャラドスが刺さるポケモンが多そうな盤面であればメガゲージを溜める立ち回りにシフトしましょう。
今回も配信で全試合公開しているので、気になる方は御覧下さい。
まとめ・感想
バクーダはその耐久の低さから話題になりましたが、Z-Aではそれと引き換えにとんでもない攻撃性能を得ました。
人によって諸説分かれるポケモンだと思いますが、少なくとも筆者が扱ってきたPTの中ではトップクラスの強さを感じました。
Z-AはSVと同様複数の正解があると考えていますが、PTの強さを計る手間が多い関係で(勝敗を証明する手段が必要)、中々多様性のある構築記事が上がっていない印象です。
来月にはDLCもあるので、色々なポケモンの可能性を探求してランクバトルを盛り上げていきましょう!
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