はじめに
はじめまして、ごまです。
2月22日から2月25日に開催されたInternational Challenge Februaryに参加してきました。
レート1800にはギリギリ到達できませんでしたが、それなりに良い結果を残せたので構築を紹介します。
やりたいこと
スカーフカイオーガとダグトリオで相手をロック!
ダグトリオをカプ・テテフに交換しながらしおふき連打!
パーティ作成経緯
サンルールではカイオーガを軸にしたパーティを多く見かけましたが、サンルール終盤からムーンルールにかけて、グラードンを軸にしたパーティが急増しました。
グラードン/ゼルネアス/ガオガエン/モロバレルorフシギバナ/カプ・コケコ/ウルガモスorヒードランorリザードンのようなパーティをレートでよく見るようになったため、これらの構築に絶対勝てるような構築を組もうと思いました。
グラードン構築は初手にゼルネアス+ガオガエン、裏にグラードンとモロバレルを置くことが多いので、その並びに勝てるようなポケモンを探し、表スカーフカイオーガ+かげふみ、裏に先制技を防ぐポケモンを思いつきました。
先制技を防ぐポケモンですが、スカーフカイオーガ・アマージョと並べると流石にモロバレルがキツすぎるのでカプ・テテフを採用。
かげふみ役にはスカーフカイオーガが苦手なチョッキ/タスキカプ・コケコをしおふきと合わせて倒せる可能性があるダグトリオを採用しました。
ここで先ほどのグラードン/ゼルネアスの並びで多く見られる初手グラードン+フシギバナ、モロバレルに対してカイオーガを安定して引かせることができるポケモンとして、ぼうじんゴーグルファイヤーを採用。流行りのウルガモスに対して強いのもいいですね。
残りの枠には対カイオーガ構築に強いサイコシードゼクロムと、相手のゼルネアスを誤魔化せるメタモンを採用してパーティが出来ました。
なるべくダグトリオの役割やゼクロムの持ち物を察知させないために、ぐちゃぐちゃに配置をしています。
個別解説
カイオーガ
持ち物:こだわりスカーフ
特性:あめふらし
性格:おくびょう
努力値:0-0-4-252-0-252
実数値:175-x-111-202-160-156
技:しおふき/根源の波動/雷/冷凍ビーム
ミラーでも絶対上をとりたいので最速。
雑にしおふきしてHP赤まで削られて引っこめるということが多いため、二回目の展開の際に味方を巻き込まない範囲技として熱湯ではなく根源の波動を採用しました。
ゼクロム
持ち物:サイコシード
特性:テラボルテージ
性格:いじっぱり
努力値:124-132-12-0-20-220
実数値:191-205-142-126-123-138
技:クロスサンダ-/思念の頭突き/めざめるパワー(炎)/追い風
- HD:D+1の時、特化カイオーガの冷凍ビームを確定で2耐え
- C:めざめるパワー(炎)がD無振りナットレイに88~104ダメージ
- S:最速ルンパ抜きポケモンをすべて抜き去る
技範囲を無理やり広げたゼクロム。
サイコシードと後述するカプ・テテフのサイドチェンジと合わせて雨パに追い風を展開していきます。
モロバレル、ドクロッグ、ジャラランガを重く見て思念の頭突きを採用しました。
あまり撃った記憶がありませんが、安心感が違うのであってよかったと思います。
めざめるパワーは基本的に雨が降ってない時しか使いません。
此方のゼクロムが威嚇を食らっていて、相手のナットレイが安定して動けるような状態の時に選択することで、相手のプラン(半分回復実発動からの展開)を阻止することができてかなり強かったです。
ちなみにサンルールでもゼクロムを使用し、レート1816まで到達しています。
カプ・テテフ
持ち物:エスパーZ
特性:サイコメイカー
性格:おくびょう
努力値:252-x-228-28-0-0
実数値:177-x-124-154-135-126
技:サイコショック/ムーンフォース/挑発/サイドチェンジ
- HB:無補正A252カミツルギのスマートホーンを確定耐え
- S:準速ルンパッパ抜き
おくびょうHB振りの謎調整に見える努力値。
気合のタスキを持てないため、耐久調整を施しました。
個人的にスカーフカイオーガを軸に組むときは、なるべく一撃は攻撃を耐えて残数を残すことが大切だと思っているのでこのような調整にしました。
おかげでドクロッグのどくづきやグラードンの鉢巻断崖の剣を耐えたりと、有利な状況を何度も作ってくれました。
エスパーZは、対スカーフカイオーガ+ルンパッパの構築にZサイドチェンジ+追い風で相手の印なげつけるまでケアできるので攻撃以外でも結構使いました。
耐久に振ったせいで火力はサイコフィールド下のサイコショックで無振りゼルネアスが中乱数2発というしょっぱいものになりましたが、それ以上に場に残ることが出来る方が大切だったのでそこまで気になりませんでした。
この構築はトリックルームに対してかなり薄いので、月食ネクロズマやソルガレオに対しても積極的に挑発を使っていきます。
ダグトリオ
持ち物:気合のタスキ
特性:ありじごく
性格:ようき
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:111-152-70-x-90-189
技:地ならし/地団太/辻斬り/まもる
A:ダブルダメージ雨しおふき+辻斬りで無振りルナアーラに223~264ダメージ
攻撃ではなく相手のポケモンをキャッチすることが仕事のポケモン。
グラードンをキャッチするというより、前のポケモンをキャッチしてグラードンを後出しさせない役割を果たします。
このルールのカプ・コケコはひかえめで採用されているか、Dにかなり厚くしたチョッキが多いため、しおふきを耐えられてもダグトリオが上から殴れることが多くて凄く助けられました。
あと、まともな技がなくてこの技構成になりました。
ファイヤーが隣にいるときに放置されないための地ならし、おくびょう雨しおふきをちょい耐えしたポケモンに使う地団太、ルナアーラに対して一番ダメージが入る辻斬り…このポケモン、使えそうな技が全然ないんです。挑発ぐらい覚えてほしい。
地割れ/泥かけ/毒毒はこの構築とあまり合わないため却下しました。
グラードン構築以外には全く機能しないので選出は控えましょう。
ファイヤー
持ち物:ぼうじんゴーグル
特性:プレッシャー
性格:ひかえめ
努力値:76-0-4-156-76-196
実数値:175-x-111-181-115-135
技:暴風/熱風/吠える/追い風
- HD:C実数値191までのゼルネアスの+2マジカルシャインを確定で2耐え
- C:暴風でH252ルンパッパを確定1発
- S:最速ルンパッパ抜き
ぼうじんゴーグルを持たせることで、モロバレルに後出ししやすくなりました。
対ゼルネアスはジオコンされる前でしたら後出し可能です。
隣にカイオーガがいる場合、相手にグラードンがいたとしても、しおふきと熱風を選択していれば相手に大ダメージが入るのが強いです。
ただウルガモスと違ってZでないカプ・コケコにも容易に倒されてしまうので選出するときは要注意です。
メタモン
持ち物:ひかりのこな
特性:かわりもの
性格:やんちゃ(Sが下がる性格のほうがいいです)
努力値:252-0-0-0-0-0
実数値:155-x-x-x-x-57以下だと望ましい
技:へんしん
相手のジオコンを積んだゼルネアスをコピーする役。
ゼルネアスと対面する前には必ずカイオーガかカプ・テテフがマジカルシャイン圏内まで削っている筈なので、相手のゼルネアスに積ませても不安にならないのが強いです。
この構築には相手のエスパー技に後出しできるポケモンがいないため、よくソルガレオやネクロズマに後投げしていました。
持ち物はオボンの実や半分回復実もいいかなと思いましたが、相手のゼルネアスに51%以上で勝てる先制の爪や光の粉を優先して採用しました。
一度要所で断崖の剣を避けてくれたので採用してよかったと思っています。
Sは最遅ガオガエンより遅いと相手にだけ威嚇が入るので遅い方がいいです。
選出
グラードン軸
先発
裏
フシギバナ入り
先発
裏
カイオーガ軸
先発
裏
トリル系
先発
裏
ルナアーラ軸
先発
裏
パルキア軸
先発
裏
キツイ相手
- ブラックキュレム軸
- パルキア軸
- クロバット+グラードン
- ワイドガード+ツンデツンデ
上手くサイドチェンジやメタモンの択を合わせないとボコボコにされます。
総括
メインロム 33-12 最終レート1775~80ぐらい
途中1785まで行くことが出来たんですが勝ち切ることができませんでした。
メタモンの同速ゲーや断崖避けと結構運が良かったので実力不足だと思います。
命中100で固めて且つ上振れる要素がある構築っていいなと思います。一緒に戦ってくれた皆さんにはとても感謝してます。
QRコード
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4F1F-BFD3
ゼクロムの思念の頭突きはほとんど使わなかったのでQRでは守るに、メタモンの持ち物は先制の爪にしてあります。
コメント
コメント一覧 (1件)
カプテテフ、図太いにしたら
実数値1上げられますよ
微々たる差でしかないですけど