はじめに
アローラ!お久しぶりです。キラス(@kirasu_sakuma)です。以前のサナガエン記事の投稿から約一年ぶりに寄稿させていただきます。反省の意味での執筆となります。拙い文章で申し訳ないのですが、お付き合いくださると幸いです。
パーティ作成経緯
ウルトラルールが始まって以来オーガレックを練習していて、JCS予選もオーガレックで挑もうと考えていたのですが、大会前日での黒胡麻さんとのフレ戦でドーゼルネに大敗を喫してしまい自分も試しに使ってみたところあっさりとレートを上げることができたので急遽構築を変更するに至りました。
黒胡麻さんとの違いは彼の構築が積んで殴っていくことで瞬間的な爆発力を上げたゼルネドーブルであるのに対し、私のゼルネドーブルはゼルネアスが最悪積むことができなくてもボーマンダやランドロスが火力として参加できる恒常火力を意識したものとして作りました。
最終戦績は161xの爆死構築となります。
パーティ
個別解説
ゼルネアス
持ち物:パワフルハーブ
特性:フェアリーオーラ
性格:臆病
努力値:C252 S252 H4
実数値:202-x-115-183-118-166
技:ジオコントロール/ムーンフォース/マジカルシャイン/まもる
説明不要のGSルールのトップメタポケモン。ジオコントロールを積んで殴ることで半減されても相手を大きく削ってくれるのが魅力です。
火力とどうしても同速勝負で負けたくないのでCSとしました。このおかげで同速勝負に負けることはありませんでしたが、耐久が欲しい場面が目立ったのでBSベースの方が良いと感じました。
採用した技は積むために必須なジオコントロール、高火力のメインウェポンのムーンフォース、範囲打点のマジカルシャイン、そして最後に大事に扱うためのまもるを採用しました。
ゲンシグラードン
持ち物:べにいろのたま
特性:ひでり→おわりのだいち
性格:勇敢
努力値:H92 A12 B4 C148 D252
実数値:187-222-181-189-142-86(S個体値2)
技:だんがいのつるぎ/だいちのちから/かえんほうしゃ/まもる
後述するカプ・レヒレと同時選出するために耐久に厚く振りました。グラードン同士のミラーが兎に角厳しかったので、特化でないゲンシグラードンの大地の力を高乱数で耐えるようにし、C方面は最速の耐久無振りのグラードンが多いと感じたため、返しのだいちのちからで確定一発を取れるラインまで振りました。
高火力範囲打点のだんがいのつるぎ、グラードンミラーやガオガエンに強いだいちのちから、ナットレイやカミツルギ、地面技無効の相手に対してのかえんほうしゃ、大事に扱いたいのでまもるを採用しました。
ただ、グラードンは遅いと脅威にならないと対戦を重ねて感じたので最速を使うべきだったと感じました。最速に変更する場合は取り巻きのカプ・レヒレをカプ・コケコに、ボーマンダをドータクンあるいはツンデツンデに変更したいです。
カプ・レヒレ
持ち物:ウィのみ
特性:ミストメイカー
性格:臆病
努力値:H252 B28 D224 S4
実数値:177-x-139-115-178-116
技:くろいきり/こごえるかぜ/しぜんのいかり/いやしのはどう
ゼルネアスやグラードンの補助として採用しました。
意地珠メガレックウザのガリョウテンセイを確定耐え、C+2ゼルネアスのムーンフォースを確定耐えまで耐久に振ることで確実に仕事をしてくれるようになったのがかなり使いやすかった印象です。臆病の流用個体を採用したのですが、穏やかや図太いで鉢巻ガリョウテンセイ耐えとC+2ムーンフォース耐えを両立した調整にしていればもっと扱いやすかったと思います。
くろいきりはゼルネアスを筆頭とする積みポケへの牽制、S操作のためにこごえるかぜ、ライフレースに参加するためにしぜんのいかり、エースを戦線復帰させるためのいやしのはどうを採用しました。
ドーブル
持ち物:きあいのタスキ
特性:ムラっけ
性格:陽気
努力値:HS252 D4
実数値:141-40-56-34-60(D個体値20)-139
技:ねこだまし/ワイドガード/このゆびとまれ/キノコの胞子
クッションやゼルネアスの補助として活躍してくれました。
ドーブルがねこだまし、ゼルネアスがジオコンを積んでから殴るという動きを上手く通せれば勝てる試合が多かったです。
特にこのムラっけでの能力上昇が凶悪で回避を四段階あげて指で攻撃を吸いながらゼルネアスがタイプ相性を無視しながら戦ったり、Sを上げて相手の上からキノコの胞子をバラ撒くといったイージーウィンを拾いに行ける動きが凶悪でした。ゼルネドーブル対面でもワイドガードを見せてから指でムンフォを吸うといったようなじゃんけんができるのも素晴らしいポケモンです。
ランドロス
持ち物:じめんZ
特性:いかく
性格:いじっぱり
努力値:H244 A116 B4 D4 S140
実数値:195-198-111-x-101-129
技:じしん/はたきおとす/とんぼがえり/まもる
グラードンに強く、黄昏ネクロズマへの打点を持ち、クッション役として優秀なポケモンとして採用しました。
流用個体なので努力値調整が一切わかりません。耐久に程よく振っているのでクッションとして攻撃を耐えてからドーブルやレヒレのサポートを受けながら動くことで伝説とも打ち合えるのは使いやすかったと感じました。ただ、耐久は何度も繰り出せるほどあるわけではないので盤面を見ながらどこで切るかなどを考えながら動かす必要があったので私の実力ではうまく活かしきれなかったのが悔しいです。
メガボーマンダ
持ち物:ボーマンダナイト
特性:いかく→スカイスキン
性格:臆病
努力値:H120 B8 C84 D252 S44
実数値:185-138-151-151-142-160
技:ハイパーボイス/すてみタックル/おいかぜ/まもる
テテツーやテテネクロのような並びの前で、おいかぜでS操作を行うために採用しました。選出率はランドロスに次いで低かったのですが、選出した試合は必ず活躍してくれた、いぶし銀のポケモンです。
C200カプ・テテフのムーンフォース確定耐えまで耐久に振りました。
選出
先発:ドーブル、ゼルネアス
後発:グラードン、ボーマンダ
基本選出です。 ドーブル、ゼルネアスが苦手なポケモン(たそがれネクロズマやナットレイ等の火力のある鋼タイプ)が少ない場合に選出。ゼルネアスで場を荒らしまわってから、後発のボーマンダでおいかぜでサポートしつつ、グラードンで残りを倒していきます。レックウザが見えた場合などは最後までゼルネアスを残せるようにドーブルで指を連打していました。
先発:グラードン、カプ・レヒレ
後発:ゼルネアス、ランドロスorボーマンダ
ドーブル、ゼルネアスの並びを確実に止めてくるくろいきりやほえるをもった相手やゼルネアスミラーにはこれを選出していました。相手が殴ってきそうならグラードンはまもる、カプ・レヒレはこごえるかぜを選択。二ターン目はしぜんのいかりを倒したい相手に向けつつだんがいのつるぎを打つという立ち回りをしていました。積んできそうならくろいきりとだんがいのつるぎを初手から選択していました。ネクロズマの専用Zはグラードンも耐えきれないのでまもるを合わせましょう。
総括
この強いパーティを使っていながら1700、1800以上にいけなかったのは非常に悔しかったです。パーティ自体は以前のGSルールでもトップメタの構築だったばかりに、そのパワーを上手く振るえなかったのは、ひとえに私の実力不足であります。ですが、構築自体の完成度は素晴らしく、使っていて楽しかったです。初めてのゼルネアスでしたが、楽しんでポケモンをプレイすることができました。マッチングしてくださった方、練習につきあってくれたふしぎだねさん、ダンテさん、黒胡麻さんありがとうございました。そして、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。また、どこかでお会いしましょう!
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