【サンムーン・WCSダブル】カミカワコーデ




カミカワコーデできめちゃおう♥

目次

構築の経緯


アタシ、カミツルギだ~いすき!
ちっちゃくて折り紙みたいでカワイイー!

もちろん対戦でも使っちゃうぞ~☆

いっぱい活躍してくれるかなー? わくわく!

あっ!!

あああああ!!!!

あああああああああああああああああ!!!!!

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!

ウインディ絶対許さねぇ……

パーティ

やりたいこと

ウインディこわいよー
ウインディこわいよー
ウインディこわいよー
ウインディこわいよー
ウインディこわいよー
ウインディこわいよー

パーティ全体でウインディに対する恐怖を演出。

すると、予想通り平和な折り紙村にウインディがやってきて……

ウイが全員焼いてやるンディ~

フラワーベールで味方への威嚇無効です。

は? それしきで勝てると思ってるンディ?

手助けしますパチパチ

ンディ……一体何を……?

ンディディディ!?

ンディイイイイイイイィィィィィ!!!(カミツルギの養分になる)

やりたいこと2

ブルルだったら勝てるンディ!

ウイイイイイイイイイィィィィィ!!!(オフ会0人)

構築に至るまでの流れ

とにかくカミツルギでウインディを分からせたかった。

そういうわけでZギガインパクトを考えていたのだが、A特化しても威嚇が入ると全然届かず、隣と協力しないと倒せない。
頑張って倒してビーストブーストが発動してもA下降分が取り戻せるだけというのも今ひとつ……うーん。

3体並べられたら色々できそうなのになぁ……

と、今はなきルールに思いを馳せつつ現実逃避にトリプルの構築記事を漁っていた。

そんなとき、こんな構築記事を発見する。

フラワーベールフラージェスを使った構築。

フラワーベール:味方の草ポケモンは能力が下がらず状態異常にもならない。

フラージェスといえば共生のイメージが強いこともあって、知らない人も多そうな特性。
トリプルやってた人ならギリギリ知ってるかも……くらいだろうか。
たぶんデデンネがマジカルシャインを覚えないことの方が認知度が高いと思う。

ちなみに2017年5月3日現在、「フラワーベール WCS」で検索して最初に出てくるポケモンの構築記事が↑のである。
今年のWCSはトリプルだった……?

ともあれ、草が強いと言われている今のWCS環境ではフラワーベールも強いのではないかと考えた。

だが、フラワーベールはフラベベ系列の専売特許――


じゃなかった。

こいつがいた。
キュワワーがヒーリングシフト以外の特性持ってること、フラワーベールという特性と同じくらい知られてないと思う。

さておき、キュワワーは特性フラワーベールに加えて手助けまで習得できる。

というわけで、カミツルギへの威嚇を無効化しつつ、手助け+Zでウインディをワンパンできる最高の相棒としてベールキュワワーを採用することに。
手助けZ聖剣でH252ウインディがぴったり確一だったので、カミツルギの技をギガインパクトから汎用性が高そうな聖剣に変更。

ここで、どうせベールキュワワーを使うなら恩恵を受けれるやつがもう一体くらい欲しくなる。
ついでにフィールドも塗り替えられたら最高~


ブルル最高~

グラスフィールド時はカミツルギのリフブレも火力アップ、フラワーヒールの回復量も3/4にアップとシナジー抜群の3体。
キュワワーがトリルを張れるあたりもブルルと相性がよさそう。

カミツルギキュワワーブルルの3体まで揃ったところで、相手のカミツルギやテッカグヤが辛そうな雰囲気が出てくる。
こいつらに強いポケモンと言えば……


ウインディですね。

カミツルギとかいうポケモンはウインディ出しとけばまず間違いなく止まる。
ポケモン界の常識だ。

この4体を基本選出として、残り2体。
草が2体いるのに雨パがきつそう(ブルルはペリカンの暴風に弱く、カミツルギに雨下の特殊水は効果抜群)


そういうわけで初手雨要員に圧力をかけるコータスを採用。

ウインディの火力上昇に貢献できるし、カミキュワブルルが苦手な鋼連中に更に圧力をかけられる。
キュワワーがトリルすれば大暴れすることも可能。
その上グラスフィールドでウインディ共々苦手な地震に耐性を持てる。すごい。

コータス採用するならやっぱりセットであの子もほしいよね。


この子。

特性葉緑素で晴れ下では素早さが2倍。
グラスフィールドで草の火力も上がる。
ついでに草タイプなのでフラワーベールの加護も受けられる。

これで6体。

パーティ全体にシナジーが行き渡りまくりでめちゃくちゃ強そう。

カミツルギ
プ・ブルル
キュワー
コータス
ウイン
ドレディア

カミカワコーデができちゃった☆
WCSに着ていく服がない人にもオススメできる構築だゾ!

………………

デ枠はウインディかドレディアかで悩んだのだが、順当に選出率の高いウインディからデを採用することとした。

両者に配慮して構築名をカミカワコーデデにするとンネの足音が聞こえてくるので要注意。

個別解説

カミツルギ


性格:ようき 特性:ビーストブースト 持ち物:カクトウZ

努力値:H76D220S212
実数値:144-201-151-67-79-171
技:みきり リーフブレード せいなるつるぎ みがわり
調整:HP16n 最速エモンガ抜き 残りD

今回の主役。
ウインディへの殺意から生まれたと言われるウルトラビースト。

キュワワーと並べれば威嚇も鬼火も受けつけなくなる。
もはやカミツルギを超越した神カミツルギだ。

喰らえ! リーブレ……リーブフレッ…………ビーフブレードっ!!

噛み噛みツルギ。

A無振りだが、生まれ持った攻撃力の高さにキュワワーの手助けが合わさり、かなりの火力を誇る。

手助けZ聖剣のダメージ計算

ウインディ(無振り)→120%〜141.2% 確定1発

アロベトン(H252)→98.1%〜115.5% 乱数1発(87.5%)

ガブリアス(無振り)→93.9%〜110.9% 乱数1発(62.5%)

ウインディ(H236)→101.5%〜119.4% 確定1発

テッカグヤ(H236)→79.7%〜94% 確定2発

ポリゴン2(H252輝石)→125%〜147.9% 確定1発

ウインディ(H252)→100.5%〜118.2% 確定1発

とまあこんな感じ。

耐久に自信のないポケモンは大体一撃で葬ることができる。
A無振りでこれなのだから攻撃力を上げればもっと高い火力を出せるようになる。

カクトウZは見切りにも対応していて回避が1段階上がるらしい。
使うことはまあなかったが、身代わりも覚えているので相性はよさそう。

また、グラスフィールド時リフブレの威力は凄まじく、ウインディを倒してAが上がっていれば大体のガブを確一(無振りガブに108%~)

大草原×草剣ということで、私はこれを†大草剣†と呼んでいる。
第四世代のシングル勢みたいな命名センスですね(偏見)

ダイソードの方が死をもたらす魔剣みたいでかっこいいかもしれない。
ダイソーブレードにすると108円で売ってる剣になるので注意。

ちなみに等倍Z聖剣(175)よりダイソーブレード(202)の方が威力が高い。
ブルルとZ枠被りしているが、そういう事情もあって「あいつのせいでZ使えないよ~」問題が発生することは1回もなかった。

耐久に少しでも多く振りたかったため、S調整は最速103組抜き。
トリル下で安心して相手のカミツルギを抜くことができたりして、割にいい感じだった。

Sを削ってHに結構振ったおかげで、陽気ガブの炎のキバは最高乱数以外耐える。

C下降補正ベトンの火炎放射も30%くらいの確率で耐えるらしい。

一方、Aを削った弊害として、手助けZ聖剣をウインディに耐えられたことが5、6回ある。

252-4とか236-12とかよりあからさまに硬い感じのやつ。
何想定なんだ……カミカワコーデか?
より殺意を高めたいならAに振りきってもいいかもしれない。

WCSレートとジャパンカップを合わせると計40体以上のウインディを一撃で刺し身にしていると思う。

さばいたウインディを食材に店を開けそうだ。

カプ・ブルル


性格:いじっぱり 特性:グラスメイカー 持ち物:イワZ
努力値:H252A148D108
実数値:177-185-135-94-129-95
技:まもる ウッドハンマー ウッホーン ストーンエッジ
調整:Hぶっぱ Bに108振れば陽気ガブの毒づきを確定で耐えるところをDに振った(?)残りをA

カミカワコーデという構築名である以上やはりアイドル枠が必須となる。
今回はブルルをアイドル枠として採用。
どのへんがアイドルなのかと言うと、まず何よりもその名前。

「ブルル」

完全にアイドルの名前だ。
プリパラで好きなキャラ聞かれた時に「ブルル!」と答えても誰も違和感を覚えないだろう。
PPPで誰が好きか聞かれても「ぶるる~」と言っとけば「ふんぼるとぺんぎん~」となること請け合い。

その圧倒的なアイドル力によって、他のカプ連中と初手でかち合ってもステージに草を生やすことができ、会場には笑顔が生い茂る。
仮に初手ブゥルルを読まれて相手がカプを出してこなかったとしても、コケコテテフレヒレ全員ウッドハンマーでパキれそうな雰囲気があるので、簡単には受け出しを許さない強さがある。
やはりプリパラの守り神は強い。

持ち物は当初適当にオボンにしていたが、ウインディ以外の炎(主にコータスとガラガラ)があまりにもきつかった。

ガラガラは手助けエッジでギリギリ対応できるしフレドラ反動もあるので倒せるには倒せるが、コータスが無理すぎた。

その時「こいつにもZクリスタル持たせれば解決するじゃん」と思い至って、イワZを持たせる運びとなった。

H振りコータスが乱数なので解決しなかった(31.3%)

結局コータスはいつもカミカワコーデの総力を上げて潰す感じになり、見せ合いにいるだけで発狂していた。

なんだかんだで処理方法はいくつかあるので、まあまあ勝ってた。

余談ながら、ガラガラとウインディあたりは大草原手助けZウドハンで余裕で落とせるらしい。
カプ・ウホホの異名は伊達じゃない。

まあ手助けなしでもガラガラウインディが落とせるイワZの方がこのパーティに合ってそうなのでイワZです。

素早さはトリルを意識しても特に落とす必要性を感じなかったので、意地っ張りのV。

だったが、近頃は最遅テテフという闇の生命体も観測されており、最遅ミミッキュ最遅ポリゴンZなどもいるため、SはポリゴンZ(85)より低くした方がいいのかもしれない。

耐久に関しては、Bに108振ればガブの毒づきを耐えたり威嚇込みで鉢巻ウインディのフレドラを耐えやすくなったりする。
が、使ってるとDが欲しい場面が多かったのでそのままBを削ってDに振った。
中々いい感じだったが、特に何の調整ってわけでもないのでそのへんは一考の余地ありか。百考の余地くらいはあるかも。

また、キュワワーが隣にいる時はカミツルギ同様威嚇も鬼火も催眠も受けつけなくなるので、魔法少女キュワブルルの並びで出すとテテフライドのライドをほぼ完全に置き物にできた。
シャドーボールでDが下がらないのも大きい。

ウインディが受けに出てきたりしても威嚇がきかず、手助けしてればウドハンで7割強を持っていく。
無振りウインディなら超低乱数ながら一撃で倒せたりするらしい。

ウッホハンマー

ただ、カプとキュワワーを先に出して後ろにカミツルギを置く選出だと、カミカワコーデではなくカワカミコーデになるのが難点。
カワカミコーデ……クラス委員のカワカミさんのコーデのこと

カプの中では一番使用率が低いらしいが、圧倒的な火力とそれなりの耐久でカミツルギにも引けを取らない活躍を見せてくれた。
とても強いポケモンだと思う。

ただし、この構築でブルルを使う上でも、気をつけなければならないことがある。

何かと言うと、たがやすを覚えさせないこと。

たがやす:場のくさタイプのポケモンの「こうげき」「とくこう」ランクが1段階ずつ上がる。

こんな技誰が使うんだと思う人もいるかもしれないが、世の中には「たがやす」を愛好する「タガヤシスト」と呼ばれる勢力が存在するのだ。
技界のデデンネと言ったところだろうか。

とにかく、カミカワコーデには草タイプが3体もいるから気持ちは分かるが、間違ってもしてはいけない。

キュワワー


性格:なまいき 特性:フラワーベール 持ち物:メンタルハーブ
努力値:H252B100D156
実数値:158-58-123-102-165-97
技:マジカルシャイン フラワーヒール てだすけ トリックルーム
調整:Hぶっぱ Bブロムヘキシン 残りD

前々からヒーリングシフトという新特性には注目しており使いたいと思っていたポケモン。
今回ようやく採用する運びとなった。
なぜかヒーリングシフトじゃないので人生はわからないなと思う。

火力は皆無で、メイン技のマジカルシャインはダブル補正も入ると無振りピカチュウすら乱数2発(46%)
無振りアクジキングは確定2発(急所だと乱数1発)

しかしながら、火力補強の手助けと回復技のフラワーヒール、S操作のトリルがあるため置き物にはなりにくい。
そもそもいるだけで隣に威嚇と状態異常耐性ができるのがたいへん偉い。

Sは無補正無振りだと相手のテテフやウインディその他諸々と当たった時にどっちが速いか分からなくて行動が安定しない、という理由で下げた。
相手の下を取ってフラワーヒールしたり、トリル下ではレヒレより速くヒールできたりで何かと安定したのでまあいい感じだった。
ミミッキュの化けの皮とかを剥がすため、味方のブルルよりは速くしている。

このキュワワーではできないことだが、ある程度Sに振っておけばスマイルブルキュワの並びで出して「お先にどうぞ+Zエッジ」でウインディを上から倒せたりするらしい。
お先を入れる技スペがあるのかは謎。
スマイルな理由は草を生やしているから。この補足いるか?

前述通り、グラスフィールド下ではフラワーヒールの回復量が75%とデデンネもびっくりの数字になる。
一撃でやられない限りすぐ全回するブルルはとても強かった。

持ち物は仕事をするためのメンタルハーブ。
挑発がバンバン飛んでくるのでかなり有用だった。

使用感として、フラワーベールでカミツルギやブルルへの威嚇・状態異常を無効化できるのは文句なしに強かった。
ヒーリングシフトの印象の強さとフラワーベールの認知度の低さゆえか、フワライドからブルルツルギに鬼火がよく飛んできて笑顔の絶えないバトルを展開できた。

トリプルをやってさえいればそんなミスを犯すこともなかったろうに……
ククク……

なお、フラワーベールは前作同様混乱に耐性がないため、威張るコンボはできない。残念。
ミストフィールドは混乱も無効になったのに……

公式もフラワーベールという特性を知らないのかもしれない。

選出パターンとしては、初手にキュワワー+カミツルギがダントツに多かった。
キュワツルギの並びは中々強く、しかもちっちゃくてカミカワいい(10cmと30cm)
初手でウインディを落としてそのままカミツルギで4タテなんてことも何度かあって、とても強いサポーターだった。

もはや時代はぷわわーではない。
きゅわわーだ。

コータス


性格:れいせい 特性:ひでり 持ち物:とつげきチョッキ
努力値:H244C236D28
実数値:176-105-160-148-94-22
技:ふんか ねっぷう オーバーヒート じしん
調整:HP16n 珠ウツロイドのパワージェム耐え 残りC

ペリッパーゴルダックや霰パがきついということで採用。

などともっともらしいことを言ってはいるが、最大の採用理由は構築名に「コー」が欲しかったからに他ならない。

コモルーにするかコータスにするかで0秒間悩んだが、その末にコータスを採用。

不純な採用理由だった割にはかなり活躍してくれた。

使用当初はオバヒと地震が無く、代わりに守ると地割れを入れて持ち物は先制の爪という犯罪型を使用していた。

しかし、使っていく中でウツロイドやエンニュートが重すぎることに気付き、そこで持ち物をチョッキに変えて地震を採用。
地割れも撃つ機会があまり無さそうなのでD特化カグヤを分からせるオバヒを採用。

結果としてウインディをさばけるカミツルギとウツロイドをしばけるコータスが同居するパーティになった。

ドレディアコータスの並びでウツロイドと出くわすとなぜかコータスが狙われにくく、ノーダメージで地震をパなせることがちょくちょくあった。
こっちのAが無振りなこともあって無振りウツロイドも75%の乱数だが、どうせタスキが多いしまあ別にいいかなという感じ。

オバヒは仮想敵のテッカグヤに撃つことは一度もなかったが、火力はダブルダメの最大噴火より高いため色んな場面で活躍した。

コータスの地震はほぼウツロイドピンポなものの、なかなか強かったので使ってみてはいかがですか。

ウインディ


性格:いじっぱり 特性:いかく 持ち物:いのちのたま
努力値:H252A252D4
実数値:197-178-100-107-101-115
技:まもる フレアドライブ インファイト しんそく
調整:ぶっぱ

カミツルギやテッカグヤ、その他諸々の対策と威嚇が便利そうなので採用。

ジャパンカップA~C日程までずっと鉢巻で使っていたが、ウインディがやられた瞬間カグヤが倒せなくてゲームセットみたいな試合が何度かあった。
そこで守るが欲しくなり、珠でも火力は足りるし草で珠ダメも若干ごまかせるしということで持ち物を変更。

サブウェポンはワイボかインファか悩んだが、パーティ的に水への打点は足りすぎているのでワイボがほぼペリカンピンポになること、インファイトの範囲と威力が優秀なことからこちらを採用。
守ると攻撃技の打ち分けのおかげで勝てる試合がそこそこあったので正解だった。

まあ、それ以外は特に言うこともない、みんな知ってる普通のウインディ。
つよい。

……マジで何も言うことないですね。

うーん。

PGLのWCSレートチェックする度こいつのアイコン見るハメになるせいで、最近口が携帯電話に見えてきたんですよね。

見えません?

ほら。

もしも~し!!!

ってこれウインディの口だったンネ~wwww

 

ドレディア


性格:おくびょう 特性:ようりょくそ 持ち物:きあいのタスキ
努力値:H4C252S252
実数値:146-66-95-162-95-156
技:まもる リーフストーム ねむりごな おさきにどうぞ
調整:ぶっぱ

ウインディと同じく、いたって普通のドレディア。
ミラーや準速スカーフフェローチェを想定して最速個体。

相手の選出を縛るために採用されたはずなのだが、出てきてほしくないコケコが粉対策で出てきてしまうという矛盾を孕んだ存在。
草が3体いるのにコケコがきついというのもおかしな話だが、そもそもカミツルギはいかにDに厚く振ってようと特殊を受けれるはずがないので、当然コケコも重くなる。

めざ炎コケコ、デンキZコケコ、フリフォコケコ、壁コケコ

全部きつい。
特に壁コケコはZ聖剣でウインディが落ちなくなるし、コベカケコと言い間違えそうになるしで相当きつい。
まあコケコはブルルに弱いという弱点もあり、特にきついめざ炎と壁コケコはそれ程数が多くないこともあって割となんとかなっていた。

ドレディアの話に戻ろう。

選出機会は思っていたよりは多く、5戦に1回は出していたと思う。
対ドレディアコータスではほぼ100%選出される。

ジャパンカップは心持ちドレディアコータスが多かったこともあり、会う度選出されていた。
相手にエンニュートがいる時も割と優先して出していた。

他に選出されるのは、ドレディアコータスがとんでもなくぶっ刺さってる時くらいだろうか。

大草原リフスト(通称ダイソーストーム)はZリフストとほぼ同程度の火力が出せるのでとても強い。
臆病でも無振りガブが乱数で落ちる(62.5%)
相手のコータスにダイソーストームを決めると体力を半分以上持っていくことができ、晴れ噴火でブルルが落ちなくなったりする。
風の噂によれば、控えめドレディアだとZダイソーストームでHぶっぱコータスを中乱数で落とせるらしい。
ダイソーすげぇ。

タスキとお先にどうぞが結構便利で、ドレコーを最初に出しておいて速攻コータスをブルルにバック、ダイソーストームで相手をふっ飛ばした後タスキで耐えてブルルにお先にどうぞ。
みたいな動きも結構決まったりして、選出すると結構活躍してくれるポケモンだった。

基本選出

初手:カミツルギ+キュワワー


控え:ウインディ+カプ・ブルル


これが基本パターン。

相手にウインディがいるだけで大体これになる。

カミツルギでウインディを破壊し、そのまま草耐性を失った相手を攻め倒していく。
テッカグヤがいる時はウインディじゃないと突破が難しいので扱いには注意が必要。

カミキュワVSウインコケコの初手対面が異常なほど多かった。

対テテフライド

初手:カミツルギ+キュワワー


控え:ウインディ+カプ・ブルル

基本と同じ。

テテフライドは大体ウインディが入ってるので、初手ウインディが来たらいつも通りカミツルギで分からせる。

セオリー通りテテフライドで来た場合、カミツルギをブルルに変えてキュワワーでトリックルーム。

ウインディの威嚇はブルルにきかないしZエッジで縛れる。
ついでにフワライドの鬼火も催眠もブルルにはきかない
しかもウドハンやシャドボで消耗しようと、隣にヒーラーがいるので盤面的にはかなり有利になる。

初手キュワワーに催眠が飛んでこないことを祈ろう。

あとフワライドが物理型だったら有利ではないかもしれない。

対ドレディアコータス

これか、

これか、

これ。

きつい相手。
どうにかコータスを落とさないことには勝ち目がない。

ドレコーミラーはお祈りお先噴火がなんだかんだで一番いい気がする。

ブルディアの場合、お先ZエッジやリフストZエッジ、守るリフスト→次ターンお先Zエッジみたいな動きでコータスを倒す。

ウインディブルルは眠り粉祈りで神速+Zエッジをするが、正直リスクが大きすぎる。

またブルルを最初に出す場合、頑張ってコータスを倒してもグラス下のドレディアという化け物が相手側に残ることになる。

結局殴り合い覚悟でドレコーミラーが一番いいのかもしれない。

対カミカワコーデ

めちゃくちゃきつい。

ただでさえドレディアコータスがきついというのに、コータスを突破しても仇敵ウインディが残っている。

しかも、カミカワコーデは草の一貫性で勝ち筋を作る構築なのに、相手のカミカワコーデを見るとなんと6体中5体が草耐性を持っているという、カミカワコーデにとっては非常につらい構築となっている。

構築レベルで相性が悪いので、カミカワコーデを使ってる時にカミカワコーデに当たると、カミカワコーデは間違いなく苦戦を強いられることになるだろう。

正直、勝てる気がしない。

なんなんだこのパーティ……

ハッキリ言ってどう選出すればいいのかも分からないが、幸い今のところ一回も当たっていない。

おそらくトレーナーのファッションセンスが最終的な勝敗を決めることになるだろう。

戦績

ジャパンカップ

A日程 16勝4敗

B日程 14勝6敗

C日程 14勝6敗

D日程 15勝5敗

レートはまだ出てないので分かりませんが、勝率は大体7~8割ってとこですね。
結構プレイングミスも多かったので、上手な人が使うともっと安定するかもしれません。

思ったより勝てるんだな~って自分でびっくりしてました。

QRレンタルチーム

https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/sm/BT-4AE7-AB83

WCSに潜る服がない人はカミカワコーデを使ってみよう!

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雑感

40体以上のウインディを分からせることができて、非常に気持ちがよかったです。

しかし元はウインディを倒すという目的だけで作ったパーティでしたが、想像してたよりだいぶ強かったですね。

ウインディさえ倒してしまえばそのまま草が一貫して勝てるのが強さの秘訣だった気がします。
こんな偏ったパーティでも戦えるんだから、いかにWCSの草が強いかがわかりますね。

真面目な話、ここまで偏ったパーティのカミツルギが威嚇耐性持ってるって時点でウインディぶっ飛ばす気マンマンジャロスイクンに見えそうなもんですけど、100戦以上やってウインディが引いたり守ったりしたのは5回だけだったので、意外と見えないみたいです(引き先がいなかっただけかもしれない)。

折り紙を焼きたくてしょうがないのかな。

ゼルダの影響でみんな放火中毒になっているのかもしれませんね。

余談。
今回のトップ画像は、デデンジャーズの時同様、ポケモンをまったくやったことがないカタギの知人に作ってもらいました。

いい仕事をしてくれますね。

ポケモンはGOしか知らない人なので、ブルルのことをさして「これどのへんがアイドルなんですか?」と聞かれたりしました。

僕にも分からん。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

キュワツルギ・キュワブルルはそれなりに強かったので、構築に悩んでる方は使ってみてはいかがでしょうか。

ジャパンカップのネット大会はもう間もなく終わりますが、たぶん今年いっぱいはこのルールも続くでしょうし、個人的に結構気に入ってるルールなので、気が向いたらまたWCSで遊ぼうと思ってます。

さて。

今回最大の気付きは、コータスドレディア入りの構築が、すべて構築名に「コーデ」を入れられるということですね。

コータスドレディアウインディで「デ」がかぶった場合でも、「レディコーデ」というオシャレな構築名にできちゃうから大丈夫!

みんなも色んなコーデを試してみよう!

ではでは、このあたりで失礼します。

またねー。

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