はじめに
9割の方がはじめましてだと思います。はじめまして、はにわトーンです。
サンムーンレートシーズン5にてキングラー入りのパーティを使い、レート1700を達成したので寄稿させていただきました。
キングラーを採用するにあたっての経緯
WCSレートを4シーズンほどやっていたが、1600にすら到達することができず、全国ダブルに逃げ込む。
↓
はじめて全国ダブルをするにあたって、いままで使っていた雨パがいいと考え組み始める。
↓
水タイプのポケモンの一覧を見ていたところ、威嚇無効で追い風との相性もよくAが130あるキングラーに目が留まる。
雨と追い風のためにペリッパーを入れて、その他強そうなやつを入れて完成。
パーティ紹介
キングラー
キングラー
性格:いじっぱり
特性:かいりきバサミ
持ち物:いのちのたま
努力値:AS基調(細かい配分のメモを無くしました)
調整:H:余り
A:ぶっぱ
S:おいかぜ下スカーフランドロス抜き
技:まもる/クラブハンマー/はたきおとす/いわなだれ
構築の軸。
かいりきバサミで威嚇を無効化し、クラブハンマーで敵を粉砕するエース。
今は亡きトリプルバトルでは
- 中途半端なすばやさ
- 雨補正込でも火力が足りない
- 中途半端な耐久
この点を解消するために、スカーフを持たせ、手助けを重ね、攻撃を食らう前に相手を倒すという個体が存在していた。
しかし、7世代であめふらしと追い風を両立できるペリッパーの登場によって全ての問題が解決した。
- すばやさ→追い風により多少振る程度で済む。
- 火力→珠を持つことが可能となり、181-120メガガルーラをワンパンできる程度の火力が手に入った。しかも威嚇無効。
- 耐久→追い風によってSに振っていた分の努力値を耐久に回すことができるようになり、そもそも追い風によって上から殴れるようになり耐久はそこまで重要ではなくなった。
クラブハンマーの命中は90だが当てるべきところはキッチリ当ててくれたので基本的には満足。
ほかの技についてもとくに問題点はなかったので変えるべき点は無し。
かいりきバサミにより、いかくでAを下げられないのが強く、安定した火力で攻撃することができた。キングシールドのAダウンも無効なので、気にせずギルガルドを殴ることができた。
コケコのフィールドスパーキングギガボルトで守る貫通してワンパンされるのでその点だけは注意
選出率は9割。
ペリッパー
ペリッパー
性格:おくびょう
特性:あめふらし
持ち物:きあいのタスキ
努力値:CSぶっぱH4
実数値:136-x-120-147-90-128
技:ねっとう/あまごい/ぼうふう/おいかぜ
こいつがいないとパーティが成り立たないので、キングラーより1000倍重要
7世代の新ポケ…じゃなかった。
あめふらしを与えられたことにより、使用率が急増。
6世代ではするどいめで単純影分身をしたメタグロスに投げつけていたぐらいしか知らないので、実質新ポケモン。
追い風をしてそのまま攻撃に参加する。
一般的なペリッパーと違うのは性格とあまごい。
性格については、”S2倍時に最速スカーフランドロス抜き調整のルンパッパ”を追い風下で抜かなければならないためおくびょう確定。
なぜ雨下ではないのか、なぜ抜かなければいけないのかは、ルンパッパの項で解説。
あまごいについてもルンパッパの項で。ほかの天候に対する切り返しとしてとても優秀だったことは明記しておく。
使用感については、WCSと同じで普通に強かったとしか言えない。
追い風をしなければキングラーが活躍できず負けるので絶対においかぜをしよう!
選出率はほぼ10割。
ルンパッパ
ルンパッパ
性格:ひかえめ
特性:すいすい
持ち物:ミズZ
努力値:CS基調(細かい配分以下略)
調整:H:余り
C:ぶっぱ
S:S2倍時最速スカーフランドロス抜き
実数値:160-x-90-156-120-118
技:ハイドロポンプ/ギガドレイン/れいとうビーム/ねこだまし
構築の真のエース。
初手でペリッパーと一緒に出して、おいかぜのサポートをする。
基本的には初手で水Zかねこだましでサポートをし、そのまま攻める。
初手ではついついねこだましを打ちたくなるが、ねこだましを打つのはそれが最適解の時のみ。
基本的には水Zをぶっぱするのが安定。
1体の動きを止めるより、1体の息の根を止めるほうが強い。あたりまえである。
技はこれで満足。
ハイドロポンプの外しもあまり無かった。ギガドレインはルンパッパミラーなどで優位に立つことができ、場持ちがよくなったのでエナジーボールじゃなくてもよかったかなと。
れいとうビームはメガボーマンダを止められなかったので採用した。
ねこだましは水Zでは追い風を止めてこようとするポケモンが止められないときにのみ撃った。
調整についてもこれでほぼ満足。
最初は準速スカーフランドロス抜きだった。しかし最速スカーフランドにたびたび遭遇し、その度に負けているので最速抜きに変更した。
調整に不満があるとすれば、スカーフゲンガ―などこちらより早くワンパンしてくるポケモンが苦手という点のみなので、まあこれでいいかなと。
ペリッパーとの連携について
さて、ここでペリッパーの性格と技について。
対リザードンYスタン相手では、初手ぺリルンパ選出で追い風+なにか(水Z以外)から入り、次のターン、あまごい+水Zでリザードンを狩る。
この時、ペリッパーはルンパッパを抜いてあまごいをしなければならないため、性格はおくびょうでないといけない、そしてあまごいも必須。
この動きはほぼ読まれず、リザードン入りに対してはかなりの勝率となった。
選出率は9割5分。
ウルガモス
ウルガモス
性格:ひかえめ
特性:ほのおのからだ
持ち物:こだわりメガネ
努力値:CS基調(細かい以下略)
調整:H:あまり
:C:ぶっぱ
:S:おいかぜ下準速スカーフランドロス抜き
技:むしのさざめき/ぼうふう/かえんほうしゃ/めざめるパワー(氷)
ナットレイを処理するためだけに採用された不憫な蛾。
基本的には採用理由通りの動きをしてもらう。
雨下でもかえんほうしゃでH252ナットレイを確定一発。ぼうふうやむしのさざめきもあるため、ナットレイが出てこなかったときにも腐りにくかった。めざめるパワー氷は枠が余ったのと、教え技が使えなかったため。
調整は別に問題なかったのでこれでいいかなと。
使用感はかなり良かった。
しかし、ナットレイの処理についてはペリッパーのねっとうで火傷させてぼうふうで処理できたのであまり活躍しなかった。
では何が良かったのかというと、対トリパ性能だ。
H252クレセリアをむしのさざめきで確定1発。テテフと同時に選出し、ねこだましを無効化してトリル役を処理したりした。
ぼうふうの火力もかなりあってよかった。
めざ氷は撃たなかったが、他に入れる技もなかったのでいいかなと。
選出率は3割ほど。
ただ選出した時は活躍してくれたのでよかったと思う。
カプ・コケコ
カプ・コケコ
性格:おくびょう
特性:エレキメーカー
持ち物:いかづちプレート
努力値:CSぶっぱH4
実数値:146-x-105-147-95-300
技:まもる/ちょうはつ/マジカルシャイン/かみなり
雨だし早いしこれでしょみたいなノリで採用されたポケモン。
雨なのでかみなり、とりあえずマジカルシャイン、守ると余ったのでちょうはつ。
持ち物はZもないし珠もなかったのでとりあえずこれ。
他によさそうなものもなかったのでこれで良かったかな。
使用感はWCSと変わらず強かった
プレートフィールド雷の火力は高く良かった。
ちょうはつのお陰で、起動役がメンハを明らかに持っていないようなトリパ(起動役がポリゴン2の場合など)には強気に立ち回ることができた。
マジカルシャインはサザンドラ に対して撃つことができたが、ほぼそれしか使わなかった。
雨が切れた後にかみなりのみだと辛かったので、かみなり以外の電気技も入れたほうがいいと思った。
カプ・コケコのマジカルシャインはピカチュウを落とせないのである。
【サンムーン・WCSダブル】ピカホエッパー でかすぎる 構築 ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 特性 ホエルオー こだわりメガネ しおふき ハイドロポンプ れいとうビーム なみのり みずのベール ペリッパー きあい...
選出率は3割。
カプ・テテフ
カプ・テテフ
性格:ひかえめ
特性:サイコメーカー
持ち物:せいれいプレート
努力値:HCぶっぱS4
実数値:177-x-95-200-135-116
技:まもる/マジカルシャイン/ムーンフォース/サイコキネシス
コケコのみにドラゴンの処理を任せるのが不安だったので入ってきた。
技はほぼ不満はなかった。
マジカルシャインはミリ残ったポケモンなどを処理しつつ、キングラーのために削りを入れるために使えた。
持ち物は絶対に他に何かがあった。
特に無かったのでせいれいプレートを採用したが、絶対にCSスカーフでよかった。
使用感は普通だった。
持ち物補正なしでもサイコキネシスの火力は十分で、フェアリー技も相手のカプへの交換が見えているときに撃ったときにそこそこの火力が出るので満足だった。
満足だった。が、現在スカーフテテフ入のパーティを使っており、その使用感を見るにCSスカーフでよかったなあと。(大事なので2回言った)
選出率は4割。
選出
基本選出
先発
後発
+oror
ルンパッパでサポートして追い風を展開し攻めていく。
雨追い風下のキングラーの制圧力はかなりのものになる。
相手に追い風をされると辛いので、全力で止める。
後発はキングラーが確定で、刺さってそうなのを選出する。
キングラー以外の後発の割合は、個別解説の選出率の所を参照。
対トリパ
先発
後発
刺さってそうなのを適当に。
クレセリアやヤレユータンなど、虫弱点のトリル始動役の際に選出。
ポリゴン2などメンハを持っていない始動役の場合は、ペリッパー+コケコ。
トリル役を倒してそのまま攻めきる。
後発はぺリルンパが多かった。
ぺリコケコ選出の場合の後発はルンパッパ+キングラーが基本。
戦績
サンムーンレートシーズン5で使用し始めてから、5日で1700到達。
最高は1730ほど。
1600は維持できていた印象だったが、最終は負けまくって1550ほど。
終わりに
キングラー入りで1700に到達することができたのは嬉しかったです。
ただ、初の1700到達構築がキングラー入りだったのは釈然としないですが。
いろいろと変更してプレイングを磨けば、もう少しレートは上げれると思いました。
いや、ほんとに、キングラー強いから…当時のレート2位に3タテ決めて勝ったりするぐらいには強いから…
最後に、ここまで読んでくれた方々、APPDATEに寄稿させてくだっさったAPPDATE運営の皆さんに感謝を。
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