はじめに
はいアローラ!
GEMです。
ざわさんの挨拶が好きなのでパクりました。みんなも聞いて。
今回は「APPDATEで自由研究しよう!」ということで、前から気になっていたことを調べてみようと思います。
それはズバリ、
「ポケモン対戦を行うプレイヤーについて」
これを、理論的に考えてみようと思います。
といっても、一から理論を考えるのは既に喰い断さんがやっているので、
わたしは既存の理論から、その理由を探っていこうと思います。
ゲームに関する理論はどのようなものがあるか
ゲーム、もしくは「遊び」に関する研究にはさまざまなものがあり、いくつもの理論があります。
有名なものではロジェ・カイヨワの『遊びと人間』。
増田順一さんも「ものを作る人に必ず読んで欲しい!」と言っている本です。
こちらは増田さんにもっと詳しくなれる記事です(多分こういうのが自由研究だよな)。
他にもミハイ・チクセントミハイのフロー理論など、心理学的なアプローチから研究されることもあります。
興味がある方は一度調べてみてください。
さて、今回はゲームに関するさまざまな理論の中でも比較的「ポケモンプレイヤーの分類」に向いていると思われる、
「Timmy,Johnny, and Spike」
を用いて考えてみようと思います。
どういう理論?
トレーディングカードゲーム『Magic:The Gathering』の開発におけるプレイヤーの心理学的分類です。
広告の分野の理論を基に作られており、プレイヤーを「ゲームをプレイする動機」で
- ティミー/タミー
- ジョニー/ジェニー
- スパイク
の3タイプに分けて説明するのが特徴です。
ただし、一人がどれかひとつにしか当てはまらないわけではなく、複数に当てはまったり、一瞬だけ他のタイプになったりもします。
おおよその性格指標としてとらえるといいでしょう。
今回はこれをポケモン対戦に当てはめて3つのタイプを見てみましょう。
3タイプの解説
ティミー/タミー
ティミー(男性)/タミー(女性)は「体験」を求めてポケモン対戦を行うプレイヤーです(以下、表記の都合からティミーとします)。
「対戦中に何かをしたい!」という目標よりも、対戦そのものを楽しみたいというプレイヤーはここに当てはまります。
好きなポケモンたちでパーティを組んだり、指を振って出てくる技にワクワクしたり、対戦を通してみんなで盛り上がったり……。
そういった瞬間を楽しみたいと思うのがティミーです。
ティミーはさらにいくつかに分類できます。
パワーゲーマー
どれだけの火力を出せるかに固執するプレイヤーです。
ヒヒダルマの晴れ鉢巻フレアドライブはいい例ですね。
ソーシャルゲーマー
ポケモン対戦を誰かとの楽しい交流のためにするプレイヤーです。
そのために、他の制限やルールを設けて対戦することもあります。
ダイバーシティゲーマー
今まで見たことのないあらゆるルールのポケモン対戦を遊びたいプレイヤーです。
公式大会でまだ見ぬルールが現われれば嬉々として参加するタイプです。
アドレナリンゲーマー
ランダム要素が大きい、予測を裏切る対戦がしたいプレイヤーです。
指を振るや、ツボをつくで何が上昇するのかといったことを楽しみます。
ジョニー/ジェニー
ジョニー(男性)/ジェニー(女性)は「表現」を求めてポケモン対戦を行うプレイヤーです(以下、表記の都合からジョニーとします)。
いかに自分が創造的で、賢く、奇抜な存在かを示すために対戦をしているプレイヤーがここに当てはまります。
ジョニーにとってパーティ構築とは自分の個性を示すためのものです。
華麗なコンボやテーマのための6匹を揃え、相手に披露するために対戦をするのです。
ジョニーもさらにいくつかに分類できます。
コンボプレイヤー
新しいコンボを思いつき、披露するためにポケモン対戦をしているプレイヤーです。
ジョニーの最も典型的なタイプです。
オフビートデザイナー
普通の対戦では見られないコンセプトの構築を好むプレイヤーです。
統一パや純正滅びパなどがここに入るでしょう。
パーティアーティスト
パーティに採用したポケモンの選び方で自己表現をするプレイヤーです。
何かの作品のなりきりパーティなどがこの分類に当たるでしょう。
ウーバージョニー
誰もが「使えない」と思っているポケモンや技を使いこなして見せることが好きなプレイヤーです。
具体例は怒られそうなのでナイショです。
スパイク
スパイクは「何かを証明するため」ポケモン対戦をするプレイヤーです。
主にそれは「自分の実力が優れていること」になるでしょう。
スパイクにとって、ポケモン対戦とは挑戦であり、勝利から最大の喜びを得ます。
スパイクも以下のように分類できます。
イノベーター
新しく、強力なものを見つけたがるプレイヤーです。
まだ見ぬ強力な型を新規開拓することに重点を置いていますが、ジョニーと異なり、強力なポケモンの技を一つ変えただけでも満足できます。
チューナー
既存のパーティに微調整を加えて勝とうとするタイプです。
同じ並びのままで努力値配分を変えたり、細かなS調整をするのを好みます。
アナリスト
環境を読み切り、メタゲームを制して勝とうとするプレイヤーです。
最強のポケモンでなくとも、いま刺さるポケモンを使いたがります。
ナット&ボルト
雨パの裏に置かれがちなポケモンです。
すみません嘘です(雨パの裏にいるのは本当です)。
立ち回りを磨いて勝利することを目的としたプレイヤーです。
細かい確率に至るまで、正確無比でミスのないプレイを目指しています。
APPDATEメンバーで見る3タイプ
では、このサイトのメンバーはどうなのか見てみましょう。
どれに当てはまるか(複数回答可)で10人にアンケートを取ってみた結果がこちらです。
ティミー
ジョニー
スパイク
えっあれスパイクは……?
まあなんというか納得の数字ですね。
APPDATEはスパイクを募集しています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
皆さんも自分や周りの方々がどのタイプか考えてみると面白いかもしれません。
ゲームの理論は他にもたくさんありますので、興味がある方はぜひ調べてみてください。
今回は対戦プレイヤーを取り上げましたが、ポケットモンスターというゲームそのものの面白さも、分析してみると新たな発見があるかもしれません。
その暁には、夏休みの自由研究としてAPPDATEに寄稿をよろしくお願いします!!!!
えっ寄稿したい!? やったぁ!!
寄稿におけるアレコレなどをご説明しておりますのでご覧ください。
コメント
コメント一覧 (1件)
豆腐さんに聞けばSpikeが増えるのでは