「ヘンな記事」とは知恵の追求である
かつてライト兄弟が空を飛んだ時のように、先進的な知恵というのは受け入れられない事が殆どです。
しかし、そうした知恵が歴史を動かしてきた事もまた事実。
サーナイトの脚でそうめんを食べる記事がきっかけで実用的なプラモデルが開発されるかもしれませんし、
舐めて美味しい塗料が開発されるかもしれません。
このように、無駄な知恵というのはこの世には存在しないのです。
なので皆様の自由な発想を、隠すことなく世に出してほしいという思いで筆をとった次第です。
というのは全部ウソで、筆者がただ面白い記事を読みたいだけです。
早速記事を書いてみましょう。
記事のネタを作ろう!
記事のネタというのは、実は身の回りに無限に存在しています。
無限にあるネタ候補に対して、そこから何に注目したのか、どのように考えたのか、といった書き手の個性が交わることで記事が面白くなってゆくのです。
まずはネタを探してみましょう。
ネタの作り方①興味のある事を記事にする
興味・関心事がある人は、そのことを記事にしてみるのが良いでしょう。
例:【食欲の秋】ポケモンの構築で鍋を作ったら誰が一番美味く作れるの?鍋モントリプル選手権!!【ポケモンORAS/トリプル】
こちらは鍋評論家の美少女さん執筆。ポケモンの構築全てを鍋にぶち込み、最も美味い鍋を決めるという記事です。
鍋評論家の美少女さんならではの独特な視点が光る素晴らしい一品。
目に見えるもの全てが鍋のレシピに見えるがために、ポケモンの構築もそうだと考えたのでしょうか。
ヘンな人ですね。
到底理解できない記事ではありますが、それで良いのです。
この「自分からは出てこない発想」が味わえるというのもヘンな記事の魅力なのです。
ネタの作り方②とりあえず数を出してみる
こちらは特に興味のある事、気になることが無い人向け。
「アイデアは質より量」とよく言われるように、最初のうちはとにかくアイデアの数を多く出してみる事を意識するのが良いと思います。
この時に大事なのはとにかく「書き出す」こと。
人は成長するにつれ無意識に考えを取捨選択しようとしますが、ここでは捨てずに全て書き出すのです。
面白くなくて、表に出せないような、くだらなくて、理解できなくて、下品で、幼稚で、難解で、パクリで、高価で、屈辱的なものもすべて書き出すのです。
書き出す事でアイデアを認識できるようになり、とても考えやすくなります。
「このアイデアは面白そう」とか「これとコレを組み合わせたらいけそう」「全部ゴミで草」とか色々あると思います。
もし気に入ったものがあれば、ぜひ記事を書いてみてくださいね。
※下記は筆者の一例。アイデアのうち、ツイッターに載せれそうなものを書き出したもの。思考時間は15分くらいだったと思う。
アイデアの数を増やしたり、質を高める考え方などについては、長くなりますので本記事では割愛させていただきます。要望があればまた書くかも。
ネタを基に記事を書こう!
ネタが見つかったら記事を書いてみましょう。
まず、記事を書く上で一番重要な事をお伝えします。
それは「記事ネタを徹底的に追及する」ことです。ここでは筆者が実際に書いた記事を基に説明します。
例:サーフゴーのゴールドラッシュでばら撒かれるコインの枚数を数えてみた【ポケモンSV】
これはサーフゴーの専用技「ゴールドラッシュ」に使われるコインの枚数を調べる記事です。
「記事ネタを徹底的に追及する」を実現するなら、”コインを一枚単位で数えて誤魔化さずに数値として出す”事がベストです。
ここで「コイン枚数は…いっぱいでした!!」みたいなPPを増やす価値もないような結論にしては、せっかくのネタが非常に勿体ないです。
ヘンな構築なら全力で勝てるように、変わった視点の情報なら徹底的に調べるなどが大切。
「ヘンな記事なのに内容が全力」というギャップこそがヘンな記事共通の魅力なのです。
内容を分かりやすく伝えよう!
ヘンな記事の書き方が分かったところで、次に重要な事をお伝えします。
それは記事内容を分かりやすく伝えるという事です。
前項のコイン数え記事を例にしましょう。
この記事で伝えるべき重要なことは”コインの枚数”と”コインの数え方”です。
ゴールドラッシュの最中飛び回るコインをどう数えるのか、等にも説得力が出せればなお良しです。
また分かりやすく伝えるという点においては、本文以外にも気を配るポイントがあります。
それが記事タイトルとサムネイルです。
タイトルとサムネイルは記事を読む前に目に留まるものであるため、ここを間違えてると記事そのものの価値が無くなってしまいます。
”これはゴールドラッシュで使われるコインを数える記事である”という事が一目で伝わるような
タイトルとサムネイルが望ましいです。
分かりやすく伝えるコツ:挿絵を使う
「百聞は一見に如かず」というように、絵や写真があるだけで理解のしやすさが段違いです。
ここでは次の記事を勝手に例にとり説明しましょう。
例:サーナイトの脚でそうめんを食べる
これは筆者が敬愛してやまないSDK氏が執筆されました、”サーナイトの脚をお箸として使い、そうめんを食べる”という記事です。
日本の義務教育を経由して生まれたものとは思えない本文学ですが、挿絵を上手く活用しておられます。
たとえば”サーナイトの脚でそうめんを食べる”という文字だけ見れば
「…なにそれ」という感想になるでしょうが、
挿絵がつくと桁違いの破壊力が生まれます。
この挿絵一つで
・サーナイトの脚を箸として使おうとしている
・現実でサーナイトの脚(箸)を用意し、そうめんを食べている
・なぜかめんつゆが2つある
という事などが一目で伝わります。
このように、挿絵は記事内容を伝える上で非常に有効なのです。
余談:ダメな例題
余談ですが、ダメな例として筆者が書いた記事をご紹介しましょう。
例:おしり統一
筆者が書いた本記事。
実は「ポケモンプレイヤーの85%が尻を出しながらレート対戦をしている」事実を”論理的に”導き出した、
筆者の歴代最高傑作なのです。
しかしサムネイルやタイトルの付け方を間違えたために、よく分からない統一パの構築記事として仕上がってしまいました。
皆様はくれぐれもお気を付けください。
記事が物足りないと感じたら
内容もタイトルも仕上げたけど、ちょっと物足りない…と感じる事もあるかもしれません。
その時は思い切って記事を装飾してみましょう。
装飾例①:ゴールドラッシュのコイン数え記事
ゴールドラッシュのコインを数える本記事ですが、筆者自身は少しインパクトに欠けるかと感じていました。
なので、”コレクレー(とほフォルム)が実際にコインを計測し記事まで書いている”という設定を付け加えました。
コレクレーがコインを拾い集めている公式設定も相まって、なかなか良い感じに仕上がったと思っています。
装飾例②:自分に努力値を振る
自分に努力値を振って最強になる記事。
あまりにも内容が薄っぺらかったのですが、逆に薄っぺらいのを利用して、大げさに装飾しまくりました。
本文ではやれ「最強」だの「努力」だの熱い言葉を意識して多めに使っています。
このアツくるしい言葉のエネルギーとしょうもない内容とのギャップを作るために大げさ目に書いている、という訳です。
ただシラスを食って走っただけなんですけどね。
終わりに
今回はヘンな記事を書く時のポイントを厳選してご紹介しました。
これを機に色々な発想の記事が読めるようになると嬉しく思います。
寄稿ガイドライン
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寄稿におけるアレコレなどをご説明しておりますのでご覧ください。
コメント
コメント一覧 (1件)
SDKさんの記事かなーと思って読み始めたらまさかの不正解だった
よく考えたらあの人がこんな一見真面目っぽい記事書くわけないな