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前回:アドベンチャーフェイズ(2)
Scene9.仄暗い水の底から
洞窟を進んでいくと、水場に辿り着いた。
腰ほどある水の中を進んでいかねばならないが、
少しでも油断すると、水中から屈強な腕が君たちを引きずり込もうとしてくる。
シチュエーション:みず・かくとう 難易度:180
このサイクルでアドベンチャーフェイズは終了となります。
10まんボルト!!!!!
眩く弾ける雷光が水面を駆ける。
メタモンを引きずり込もうとしていた腕たちは電撃に沈んでいったものの、
なお水中に蠢くものを感じる……
俺とご老人が良心に溢れていてよかった……
ヒートロトム! エレキネットでやつらの動きを止めよ!
電磁の網が、水面に浮かぶ腕たちを覆っていく。
一本、また一本とその動きを麻痺させては絡めとり、
遂に腕たちはわずか数本を残すのみ。
残りは僅かじゃ! トドメを刺すんじゃ!
ブラックの構える剣先が幽く閃いた。
それまでと比べれば、それはあまりに静かで異な技であった。
そして、その効力もまた異なるものであった。
れきだいの おうが つれていた。
れいりょくで ひとや ポケモンの
こころを あやつり したがわせる。
をあいぼう35として使用します
Scene10.マッハGOGOGO
やっとのことで水場を抜けようとしたとき、水面に波紋が広がった。
再び水中から何かが襲ってくるのか――――いや、違う。
洞窟全体が振動し、音波が衝撃の壁を作っている!
シチュエーション:ノーマル 難易度:180
クリティカル;ぼうおん・じごくづき
その名の由来たる怒りの力を、”モンスターセージ”は遂に解き放つ。
巡る内息は熾火、噴き出す勁力は嵐、経脈を横切る古傷に滲むは紅。
巌も震う沈墜より繰り出される絶招の前に、音の壁とて木端に等し。
Scene11.ILL
洞窟の先には、開けた空間があり、中央には様々な札の張られた石が置かれている。
何かを封印していた遺跡のようだが、御札の文字はただれ、
その封印はいまや解かれてしまっている。
影という影から気配を感じる。何かが君たちを狙っている……
シチュエーション:ゴースト・あく 難易度:180
ブラックの瞳が鋭く輝きを放つ。
背のアクセサリーもまた同じ色に輝き――――反転する。
覗くこと能わぬ深淵が影を食い荒らし、足掻こうとする声なき声がこだまする。
後をお前たちに任せるのは心底不安でしかないが……
確かな経験に裏打ちされたアンコールが、影たちを襲う。
ではくいたんさん3枚、ちくわさん4枚ですね
Scene12.最後の試練
遺跡を後にした君たちは、洞窟の中にあるまじき光景を目撃する。
その先にあったのは、燃え盛る炎と猛り狂う風。
最後の試練と言わんばかりに、君たちを打ちのめそうと襲い掛かってくる。
シチュエーション:ほのお・ひこう 難易度:250
ここは炎・飛行に有利なヒートロトムを使わせてもらいます!
猛り狂う風と炎を、電気の網が覆い込む。
その勢いを削がれるも、その網を引きちぎらんとばかりに炎は暴れている。
炎と炎がぶつかり合い、食らい合う。
ボーマンダ!ハイパーボイス!
Foureyezの炎と、賢者の音圧。
ふたつの力が合わされば、荒れ狂う熱風ですら急速に力を喪っていく。
> 女装の坊主 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
なんでポケストップを前にこんなに疲れた体に鞭を打たねばならなんのだ
あの2人が足を引っ張り合い、あのモンスターセージもこの状況を拳では解決できないだろうと)
その働きに、俺も応えなくてはなるまい)
元凶を操り無力化しろ、ギルガルド
剣より放たれる霊力の王威を受けて、炎と風が弱まっていく。
洞窟の奥、この異常を引き起こしていた何者かは、
最後にこちらをにらみつけると姿を消した。
まさかターンが回ってくるだなんて思ってなかったんですけど!?
ではLioさんが5枚、くいたんさんは2枚、残りの方々は1枚ずつです。
~バトルフェイズにつづく~
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