「「(あいつ頭でかいな・・・)」」
はじめに
はじめまして、一ポケモン好きのテカサと申します。
高火力や面白ギミックが好きで、今回シングルで使ったPTを寄稿させてもらいました。
本PTの主役はヒヒダルマ&ワタシラガです。
やりたいこと
ガラルでヒヒダルマが新しいフォルム貰ったし活躍させたい!
→ダルマのS95は微妙な速さ・・・でもスカーフだと火力が物足りない・・・
→ワタシラガと組ませて相手のSを下げて殴ろう!なんか見た目も似てるし!
パーティ
(なんか全体的に白い)
個別解説
ワタシラガ
性格:ずぶとい
努力値:6-0-252-0-0-252
実数値:136-57-156-100-140-112
特性わたげの効果である攻撃を受けた相手のSを一段階下げることを利用して、ひたすらクッションとして使う。
(攻撃を受けてわたげ発動。対ドラパルトはクリアボディ個体も多いので注意が必要)
使用例
- 対高速エース(サザンドラ、オノノクス等)
→交換で投げて相手のSを下げてから脱出して、後続のダルマで処理(スカーフ注意) - 対ダイジェットエース(トゲキッス、パッチラゴン等)
→ダイジェットのタイミングで投げて(ワタシラガは死ぬ)、後続のダルマで処理 - 対パルシェン
→相手が殻を破るをした後に交換で投げて(ロックブラストなら耐える)、後続のダルマで処理
主役なのに、基本クッション利用される可哀想な子。
特性「わたげ」は「ぬめぬめ」と異なり非接触技も対象にできるので、相手を選ばずSを下げられるとても便利な特性。
出来るだけ長持ちさせたいので、努力値はB振り。Dはもともと優秀なので、これだけでも十分に耐えてくれる。
持ち物とは相反するが、宿り木&身代わりで嵌め戦術をしやすくするためS振り。
自分よりも遅い相手には眠り粉と合わせて強引に勝ち筋をつくれるので、敗色濃厚な状況から救ってくれることも度々あった。
ヒヒダルマ
性格:陽気
努力値:0-252-6-0-0-252
実数値:180-192-76-39-75-161
ダイマックスしたほうが火力が下がるゴリラ。
新特性ごりむちゅう×こだわり鉢巻の火力はすさまじく、並大抵の相手なら等倍で一撃、いまひとつや物理受け相手でも多くは二撃で沈めることが出来るので、交換出しも許さない。
スカーフとの最大の差別点は対ダイマックスで、トゲキッスだろうがサザンドラだろうが、HP満タンのダイマックス状態から一撃でKOすることが出来る。
(鉢巻ダルマでバツグンをつければ相手のHPが2倍でもこのとおり)
このパワーゴリラをいかに上から動かせるかがこのPTの肝。
ワタシラガと一緒に選出し、相手より先に動けそうなときは積極的に攻撃、無理そうなときには、ワタシラガを挟んでから上を取り直す、というのが基本的な動きとなる。
ジュラルドン
性格:控え目
努力値:252-0-0-138-120-0
実数値:177-100-135-172-85-105
調整:臆病ロトムのオーバーヒート耐え
幅広い相手にそつなく戦える便利屋。
食べ残しは身代わりと合わせて耐久系を潰すためで、TODを仕掛けてくるドヒドイデ等をカモにできる。
ダルマがあまりダイマックスを必要としないので、大抵ジュラルドンでダイマックスしていた。
このPTで一番ダイマックスを有効に使えるので、選出に迷った時はだいたい選ばれる。
グソクムシャ
性格:いじっぱり
努力値:252-252-0-0-0-6
実数値:182-194-160-72-110-61
PT単位でスカーフダルマに弱いので採用。
無振りのダルマならであいがしら一撃で落ちる(乱1だが落ちなくてもフレドラの反動で死ぬ)ので、相手のPTにダルマがいたら積極的に初手で選出。
インファイトが読まれづらいので、パルシェン対面でも相手が殻を破るしてくれて勝てたりする。
ミミッキュを意識してアイアンヘッドを採用したけど、不意打ちの方が使い勝手いいかも。
マンタイン
性格:穏やか
努力値:252-0-0-6-252-0
実数値:192-53-90-101-211-90
特殊受けとしての採用。
黒い霧によってバトンや積みパへの対策もゆるく兼ねている。
特殊受けなのでサザンドラやトゲキッスにも後出しできるが、最近は悪巧み採用型が多く、エアスラッシュや悪の波動の怯みを考慮すると正直分が悪いので、この二体は他で対処した方が無難。
特性ちょすいが忘れられがちで、めっちゃ水技をうたれた。
エースバーン
性格:陽気
努力値:0-252-6-0-0-252
実数値:155-168-96-63-95-188
タスキが余ってた&アイアント処理のために採用。
相手のPTにアイアントがいる場合には積極的に初手選出していく。
一見して無理そうな相手でもカウンターで何とかなったりするので、気合のタスキは大事に使うが吉。
HPが偶数のまま使っていて飛び膝で痛い目をみた(直しました)。
基本戦術
初手ダルマで、後ろにシラガ+1体を選出
- 対面でダルマが先に動けそうで、かつタスキじゃなさそう(ロトム、アーマーガア等)
→基本は最大火力が出る技で攻撃。交換先が気になるようならそれをケアした選択を。 - 対面でダルマが先に動けそうだが、一撃は無理そうかつ返しでやられそう(ドリュウズ、ギルガルド等)
→とんぼから入り、ワタシラガを挟んでダルマを出し直すか、もう一体で対処。 - 対面でダルマより先に動かれそう(サザンドラ、オノノクス等)
→ワタシラガに交代して上を取り直すか、もう一体で対処。 - 対面でダルマより先に動かれるが交代で受けきれなさそう(ドラパルト、ルチャブル等)
→ダイマックスで強引に耐えて攻撃。
勿論そう単純にいく試合ばかりでないので、相手によっては初手をダルマシラガ以外にしたり、完全に別選出をすることも多かったが、上記の選出で戦えないこともあまりなく、時間切れ時の選出も上記の組み合わせになる並びとした。
Q&A
炎タイプ辛くない?
割と辛い。マンタインで受けられるけど、ウインディみたいな速くて電気持ちの炎はグソクムシャやジュラルドンでなんとか過労死させる。
腹太鼓リザ?泣いて許しを乞おう。
格闘タイプ重くない?
死ぬほど重い。特にルチャブルとローブシン。
ダイマックスとかエースバーンのカウンターとかで、何かこう、頑張る。
このPT本当に大丈夫?
ダイジェット環境で格闘タイプが少ないからこそのPTだなーとは思います。
でも弱点が明らかな分、相手の選出も読みやすく、かつそのダイジェット戦術には滅法強かったので、シーズン2では300戦くらいして最終750位、瞬間126位と十分戦えました。
(最高順位の時の戦績。最終戦績はスクショし忘れました・・・)
総括
クッション役のために一枠使うのはもったいないと思われるかもですが、投げるだけでも仕事をしてくれるワタシラガは想定以上に使い勝手も良く、ダルマの頼れる相棒として期待以上の働きをしてくれました。
サポートを受けた鉢巻ダルマが相手のPTをなぎ倒していく様は痛快そのもの。
扱いやすさではスカーフダルマに劣りますが、高火力で相手を崩す気持ち良さに慣れると、スカーフの火力じゃ満足できなくなること請け合いです。
鉢巻ダルマ、ワタシラガを添えて是非お試しあれ。
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