【ポケモン剣盾】インドガス【ダブルバトル】




目次

はじめに

前シーズンにワタシラパルトを投稿させていいただいたアオリアです。

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今回はソード・シールドのダブルバトル、ランクマッチシーズン2において使用したインテレオン+マタドガスの並びを軸としたパーティを紹介させていただきます。

 

構築経緯

シーズン1を経た結果、「仕様的にエルフーンのおいかぜが通りやすすぎじゃない?絶対否定してやる」という感想に至ったため、どうにかしてエルフーンに上からちょうはつを入れる方法を捜索。

ねこだましが使える特性いたずらごころのポケモンをダイジェットで加速させながらちょうはつ、もしくはかがくへんかガスマタドガスダイジェットで加速させながらちょうはつをまず思いつくも、条件に該当するマタドガスオーロンゲが素早さ種族値60のため、最速で素早さ1段階上昇しても最速エルフーンと同速であり確実に止まるわけでは無いため一度頓挫しかける。

いっそオーロンゲより速いギモーに輝石を持たせて運用することまで考えるが、「計算式の都合上、ダイジェットだと60族はエルフーンと同速止まりだが、ダイアタックならばエルフーンを抜ける」という情報を得る。

エルフーンに相性的に有利なマタドガスとエルフーンより早くダイアタックを使えるインテレオンを軸にして構築を組み始める。

なお、エルフーンより速くダイジェット等を使えるポケモンとしてドラパルト等も存在するが、今回は最初の想定で霰パにもスイッチすることを考えてまずインテレオンから採用したところかなりしっくり来たのでそのままインテレオンを採用している。

次に、対トリックルームへの妨害役としてもかがくへんかガス+ちょうはつは優秀であったため、マタドガスの隣においてより強力にトリパをメタるポケモンとして、ねこだましを使えてトリパでよく見かけるドサイドンやトリトドン等に強いポケモンとしてゴリランダーを採用。

残りのポケモンは、ダイマックス中のインテレオンが相手のS操作の妨害に終始していると相手のポケモンにダイストリームを通してる場合がないこともしばしばあったことから、高火力のポケモン及び苦手なポケモンにいくらか対処しやすいポケモンを選び、ドリュウズ・リザードン・ジュラルドンに決定した。

 

パーティ

個別解説

インテレオン


性格:おくびょう
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:146-×-85-177-85-189

ダイマックスエース兼S操作役。

ダイジェットとダイアタックの両方が打てるが、威力が高い点とダイマックスしても耐久が高いわけでなく割と簡単に倒されてしまう点からダイアタックを押していくことの方が多い。

ただし、弱点を突く場合、とどめを刺す場合、相手がダイジェットしてくると読んでマタドガスのクリアスモッグで帳消しにする場合などにはダイジェットも使っていく。

こごえるかぜに関しては、ダイマックスが切れた後も上からS操作できる点はかなり便利なのだが、ダイマックス技の火力が落ちてしまうので要検討枠。

マタドガス(ガラルのすがた)


性格:おくびょう
努力値:252-0-0-4-0-252
実数値:172-×-140-106-90-123

S操作妨害のための最速マタドガス。

使う前から特性はとてつもなく強いが本体の性能が微妙と認識していたが、実際の使用感としては技のラインナップに問題がありすぎると感じた。

かがくへんかガスの活躍は多岐にわたり、

  • いたずらごころの妨害
  • がんじょうあご・はりきり・ごりむちゅう等を消すことによるこちらの実質耐久上昇
  • ハードロックやよびみずを消すことによる相手の耐久プランの破壊
  • サイコメイカーやマジックミラーを無視した安定したトリル妨害
  • クリアボディやかちき・まけんきを無視して安心してダイアタックを撃てる
    と、とにかく活躍は多岐に渡った。

こんなぶっ壊れ特性なので当然のごとくマタドガスには場に長く残ってもらいたいのだが、マタドガスは長期的に場に残って相手にプレッシャーをかけ続けられる技をほぼ持っていないので、場にいられるとめちゃくちゃ邪魔という致命的な矛盾が発生する。

特性を無視しながら撃つちょうはつと、高い防御力とシュカで相手のダイアースを耐えておにびで機能停止にする動きは間違いなく強いのだが、これらの技は基本的に1回打ち切りの技なのですぐにやることがなくなる。

Cに振って火力を上げることも考えはしたが、毒技を撃つ仮想敵であるトゲキッスに対してあまりダメージが変わらなかったので今回は見送った。

正直ベノムトラップ以外に何かしらS操作技を手に入れるだけでかなり使いやすくなるとは感じるのだが、こわいかおどころかマッドショットすらもらえない現状、クリアスモッグで相手のダイジェットを打ち消す程度が限界だった。

もう一つ問題点を上げると、フェアリータイプを手に入れたことで鋼弱点が付いてしまったことがかなり邪魔で、これのせいでドリュウズが鋼技か地面技のどちらを撃ってくるかわからなかったりジュラルドンに一撃でやられたりという問題が発生してしまった。

今後かがくへんかガスの通常マタドガスが使えるようであれば、そちらに変更した方が良い。

 

ドリュウズ


性格:ようき
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:186-187-80-×-85-154

相手のS操作を妨害しきったあとの高火力アタッカーとして役割を期待したいが、珠はインテレオンが持っているため鉢巻を持たせた。

ダイマックスジュラルドンの処理はしやすくなったが、相手の後続が残っている時にどの技で拘るかの判断が地面と鋼の択はかなり選択しづらかったので、拘りアイテムのドリュウズは重力サポートした方がしやすいのであろうとは感じた。

また、ジュラルドンと違ってダイマックストゲキッスは、鉢巻を持たせたところで処理しやすくなったとは感じられなかったので、持ち物もしくはこのポケモン自体他に変える考察の余地がある。

 

ゴリランダー


性格:いじっぱり
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:176-194-110-×-90-137

トリパ相手に初手で出してそのままトリルを粉砕するのが基本的な動きだが、相手にラプラスやミロカロスがいる場合にも選出する。

現環境のトリパには、ドサイドンやトリトドン、ブルンゲル等の草弱点のポケモンが大抵何かしら入っているため、ねこだましした横でマタドガスがちょうはつしてトリル発動を妨害し、そのままダイマックスして暴れゴリラするとかなりトリパに対して安定して勝つことができた。

トリル発動妨害時だけでなくトリルの後続処理においてもかがくへんかガスとの相性がかなり良く、ハードロックを無視したダイソウゲンによりH振りダイマックスドサイドンを乱数一発であることと、ひでりが発動しないことでダイアース連打でダイマックスされようがコータスに殴り勝てることは特筆すべき点である。

 

リザードン(キョダイマックス個体)


性格:おくびょう
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:154-×-98-161-105-167

ドリュウズのじしんに巻き込まれない飛行タイプ、および高火力特殊アタッカーが欲しかったので採用。

また、リザードンのキョダイマックスが解禁されているルールということで、サンパワーも特に必要なかったことから、ダンデにもらったヒトカゲをそのまま育成して使った。

今作でぼうふうを習得したことで一致技の威力がかなり高くなり、特攻の値の割にかなりの高火力アタッカーとして運用しやすくなった。

ただ当然のように命中率が低いのは難点であった。

 

ジュラルドン


性格:おくびょう
努力値:0-0-0-252-20-236
実数値:145-×-135-172-73-148

ウオノラゴン、ドラパルト、トゲキッス、ギャラドスといったポケモンへの対処が薄いと感じたため、少なくともこの内ウオノラゴンとドラパルトを上からワンパンできトゲキッスにも打点があるポケモンとしてスカーフジュラルドンを採用。

最初この枠では最速スカーフバイバニラを使っていたが、トゲキッスとドラパルトを同時に弱点突けるとはいえドラパルトが確定で落ちない、ゆきふらしが発動しなくなるマタドガスといまいちかみ合わせが悪い、ウインディ相手に何もできない、そもそもフリーズドライとふぶきの2択でこだわるのがめちゃくちゃ弱いといった理由から他のポケモンを探したところスカーフジュラルドンに思い至った。

範囲攻撃はできなくなったが、現状スカーフジュラルドンをあまり見ないおかげでダイマックス状態でも多少削れてればドラパルトをりゅうせいぐんで上から奇襲して処理しやすい点や、準速95族抜きの素早さのおかげでヒヒダルマにも勝てる点からかなり使いやすかった。

使用感としてはスカーフラティオスに近いかと思う。

 

選出

基本選出

先発:インテレオン・マタドガス
インドガス。

インテレオンをダイマックスしてS操作なりダイストリームの高火力を通すなりしながら、マタドガスで妨害行動をする。

いたずらごころは大概初手に出てくるのでマタドガスに最低限の仕事は生まれる。

相手のS操作を妨害しながら相手を消耗させ、後続の拘りアタッカーで後続を処理するのが基本的な動き方になる。

エルフーンを見たらほぼ思考停止でダイアタック+ちょうはつをしていいが、エルフリザの並びに対してはリザードンがダイマックスしてそのままダイソウゲンでインテレオンを処理しに来ることが多いので、おいかぜするのを許してでもダイストリームでリザードンを処理しにいった方が後のターン戦いやすかった。

対トリックルーム

先発:ゴリランダー・マタドガス

相手のトリパがガチに寄っていればいるほど、ゴリランダーとマタドガスの並びだけで完封しやすくなる。

基本的にはこのゆびとまれやねこだまし等を使うトリルサポートにゴリランダーでねこだましをしつつ、マタドガスでトリル発動要員にちょうはつを入れる。

かがくへんかガスのおかげでねこだましを撃つ際にサイコメイカーやせいしんりょくのことを一切考える必要はなく、またちょうはつを撃つときにもマジックミラーやアロマベールのことは気にしなくてよい。

その後は1ターン目にゴリランダーが大きく削られていなければゴリランダーをダイマックスさせて攻撃開始。

ゴリランダーの個別解説でも触れたが、ダイマックスゴリランダーとかがくへんかガスの組み合わせが相手のトリルエースに対してもかなり無体に強いので相性はいい。

 

総括

シーズン2において使用し300位台までは何度か到達。

ワタシラパルトよりは上の戦績を残す。

これ以上上に上がれなかったのは、現環境の中心ともいえるキッスドラパの並びに対して初手の動きが安定せず、勝率が振るわなかったのが大きな原因だと思われる。

逆に言えばキッスドラパの並びに対して安定して勝てる構築さえ組むことができれば勝率を稼げるということなので、シーズン3はその辺を意識して構築を組んでみたい。

 

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この記事を書いた人

学生時代はポケモンセンターでミノムッチのメタルチャームの観察をしていました。

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