はじめに
おつかれさまです。komatsuです。
ウルトラサンムーンが発売して今更感が漂いますが、サンムーンのS6スペシャルレートで使用した特性:まけんきボルトロス入りパーティの紹介です。
今回は↓でキツかった相手を出来る限り対策したパーティとなります。
最高レートは1790ぐらいで最終レートは1750です。
↓はS6ダブルレートで使用したパーティのリンクです。
S6スペシャルレートについて
リザードン、ゲンガー、ギャラドス、ポリゴン2、バシャーモ、ボーマンダ、ガブリアス、ルカリオ、カバルドン、マンムー、ナットレイ、ランドロス、ゲッコウガ、ギルガルド、ミミッキュ、カプ・コケコ、カプ・テテフ、カプ・レヒレが使えない6350のシングルバトルとなります。
また、過去作産ポケモンも使用可能です。
パーティ
個別解説
化身ボルトロス
←こいつ自体が地雷
持ち物:ヒコウZ
特性:まけんき
性格:ようき
努力値:H4 A252 S252
実数値:155-167-90-x-100-179
技:ワイルドボルト/そらをとぶ/はたきおとす/ばかぢから
特殊型を使ったのなら物理型も使おうということで採用。
主にメガフシギバナをはじめとした草タイプの相手をしてもらう。
特殊型と物理型で大きく異なるのが飛行タイプの技。
ボルトロスは飛行タイプの特殊攻撃技を覚えないため、特殊型のボルトロスからはZ飛行技が撃たれることは殆ど無いと思います。
また特殊型が主流なため特殊受けが後出しされることが多く(ウツロイドやラッキーなど)をはたきおとすからの攻撃で倒せる。
採用理由となるZ飛行技で最大威力を出せるそらをとぶを採用。
Zクリスタルの登場で逆風気味だが上記の理由からはたきおとすを採用。
タイプ一致命中安定のワイルドボルトを採用。
ORASから連れてくるので教え技のばかぢからを採用。(一応バンギラスやメガガルーラ、ヒードランへの命中安定な攻撃技になる)
性格をせっかちにして、10まんボルト、めざ氷、そらをとぶ、はたきおとすにすると採用理由を損なわずに対応範囲の拡大が取れそう。
(主にエアームド、ヤドラン、ドヒドイデ、グライオンなど)
※むじゃきではない理由としてエアームド、グライオンはボルトロスに等倍で入る攻撃技を持つことは殆ど無く、ヤドラン、ドヒドイデとの打ち合いになることを考慮したため)
余談ですがサン・ムーンでのいたずらごころの仕様変更により、サイコフィールド下・悪タイプに補助技を使う場合、まけんきボルトロスの採用価値があったりします。
ニョロトノ
持ち物:たべのこし
特性:あめふらし
性格:おだやか
努力値:H220 B156 S132
実数値:193-x-115-110-132-107
技:ねっとう/ほろびのうた/みがわり/アンコール
バトンタッチパーティ、オニゴーリや耐久ポケモンを対策するために採用。
上記の対策としてほろびのうたを採用。
どくどくをダメージソースとしているポケモン(主にクレセリア)対策にみがわりを採用。
みがわりで無効にした補助技で固定するためにアンコールを採用。
攻撃技無しで採用することに抵抗があったので命中安定かつ追加効果が強いねっとうを採用。
相手の最後1体に対するほろびのうたが強力。
調整
H:16n+1
S:4振りクレセリア抜き
B:余り
カイリュー
持ち物:こだわりハチマキ
特性:マルチスケイル
性格:いじっぱり
努力値:H132 A252 D124
実数値:183-204-115-x-136-100
技:げきりん/じしん/しんそく/かみなりパンチ
S2のシングルで使っていた個体を流用。
エースとしての採用なのでA252振りで確定。
HBはA200かたいツメメガリザードンXのげきりん耐え
HDはC155へんげんじざいゲッコウガのいのちのたまれいとうビーム耐え
↑は流用元の調整。
スペシャルレートで使うならSを107ぐらいまで上げて
ステルスロック込みでHBずぶといクレセリアを交換で出された際にげきりん×2で倒せるようにした方がいいと思う。
(※上記の条件でクレセリアを倒すだけならA252は過剰です)
パルシェン
持ち物:きあいのタスキ
特性:スキルリンク
性格:いじっぱり
努力値:A252 B4 S252
実数値:125-161-201-x-83-122
技:つららばり/ロックブラスト/こおりのつぶて/からをやぶる
全抜き要員かつオニゴーリ、身代わり系統(グライオンやオニゴーリ含む)への対策として採用。
上記の採用理由からつららばり、ロックブラスト、からをやぶるを採用。
残りの枠にはこおりのつぶてを採用。
ステルスロックが採用されていないパーティなので、相手ポケモンのがんじょう、マルチスケイル、きあいのタスキをどうしても崩す必要があるときや死に際に使う。
からをやぶる後にメガガルーラ、削れたメガクチートとのふいうちジャンケンに使うときもある。
シンプルながら、きあいのタスキで耐えてからをやぶるのが強い。
モロバレル
持ち物:ドクZ
特性:さいせいりょく
性格:ひかえめ
努力値:H228 B228 C48 D4
実数値:218-x-119-122-101-50(王冠未使用の31-偶-31-30-31-30個体)
技:ギガドレイン/ヘドロばくだん/めざめるパワー炎/キノコのほうし
霊獣トルネロスが抜けたことと前のパーティでキツかったマリルリ、アシレーヌ、キノガッサ、ジャローダ、カミツルギ対策にモロバレルを採用。
採用理由とは異なるが、モロバレルが使える技の中で最も圧力をかけられると思うのでキノコのほうしを採用。
それぞれの対策用にヘドロばくだん、めざめるパワー炎を採用。
こおり技を持った水タイプとの打ち合いを考慮し、キノコのほうしと組み合わせることでジリジリ詰めることができるギガドレインを採用。
これだけガッチガチに硬めたら対策十分!とはならないんですねこれが・・・。。
A112ちからもちマリルリのランク6はたきおとすを持ち物を持ったモロバレルは耐えません。
ならばということで、Zクリスタルの採用を検討。
今までの経験的にモロバレルに後出しされるのは草タイプ半減が多かったことと、Z技として使用した際にギガドレインよりも威力が高くなる事を考えドクZを採用。
※マリルリを強く意識した結果、上記の調整になっていますが、上の調整でカミツルギのつるぎのまいZつじぎりも耐えると思っていたら乱1だったためH252-B236振りの実数値221-132で残りCD振り分けが良さそうです。
あまり発生しないとは思いますが、モロバレルミラー、ヤドランとの打ち合いを考慮したS8振りもありかもしれません。
ヤドラン
持ち物:ヤドランナイト
特性:さいせいりょく
性格:ひかえめ
努力値:H252 B4 C252
実数値:202-x-131-167-100-50
メガ時:202-x-201-200-100-50
技:なみのり/れいとうビーム/かえんほうしゃ/トリックルーム
全抜きエースとしての採用なのでC252が確定。
残りはメガヤドラン時を考慮しH252、B4とした。
全抜き、トリックルーム要員としてトリックルームを採用。
タイプ一致命中安定でウルガモスを確1で倒せるなみのりを採用。
主にカイリューを筆頭としてドラゴンを意識してれいとうビームを採用。
通常シングルに比べてかえんほうしゃの通りがあまり良くない気もするがそのまま採用。
選出
基本選出
先発:カイリュー、ヤドラン、モロバレル
こちらのパーティに電気無効がいないため、相手の先発に電気タイプが来ることが多い。
電気タイプが来た場合はハチマキしんそくを当てて、トリル下のメガヤドランで倒せるようにする。
その後の展開は相手パーティに依存するので書ききれないが、カイリューを温存できるなら抜きエースとして温存すること。
あとはヤドラン・モロバレルでさいせいりょくを活かしたサイクル戦を展開し、モロバレルのキノコのほうしで隙を作り、ヤドランのトリックルームから全抜きを行う。
相手が物理ポケモンを盾にトリックルームを凌いでくることがあるので、トリックルーム残ターンによっては自分からトリックルームを解除し、再度トリックルームを行いトリックルームターンの延長を行う。
対受けループ
先発:化身ボルトロス、ヤドラン、モロバレル
相手の先発はエアームドが多かったです。ラッキーに交換されることが多いので、はたきおとすを選択しましょう。
ラッキーには「ばかぢから」や「Zそらをとぶ」で攻撃しましょう。
キツかった相手への対応
アシレーヌ、マリルリ
モロバレルを後出ししてキノコのほうしやドクZで攻める。
一応カイリューのかみなりパンチで削ることはできる。
他の2体でアシレーヌ、マリルリを削っておくとパルシェンのからをやぶるロックブラストで倒せる。
フリーズドライ持ちの皆様
パルシェンだけが等倍で受けられるのだが、とくぼうが低いため実質的に効果抜群。
起点にしてからをやぶるしていきましょう。
オニゴーリ
ニョロトノのほろびのうた・アンコール、パルシェンのロックブラストで対応しましょう。
イーブイバトン
相手の先発はエルフーンが多いので、エルフーンのおきみやげに合わせてニョロトノを後出ししていきたい。
イーブイが出てきたらほろびのうたを使いましょう。
トリックルームからのメガクチート、メガヘラクロス
先発のメガヘラクロスで荒らしてから消耗したメガヘラクロスをクレセリアのトリックルーム⇒みかづきのまいで再展開してきます。
なので、こちらは先発ボルトロスにしてヒコウZを撃ちこみましょう。3~4回ほどマッチしましたが全ヘラクロスが居座ってきたので倒せました。
ヘラクロスを倒して、クレセリアが繰り出された場合はボルトロスが倒されるまではたきおとすを選択します。
ボルトロスがクレセリアに倒された後はニョロトノを繰り出し、みがわりから展開しましょう。
みがわり・アンコールと雨によるつきのひかり回復量ダウンがあるのでほぼ確実に勝てます。
モロバレルがHB振りなので一発耐えてキノコのほうしでねむらせてからめざめるパワーやヤドラン、カイリューで倒しにかかること。
毒・みがわり系
どくびし展開を考慮し、先発はモロバレル以外を出すこと。
どくびしを撒かれたらモロバレルを後出しする。みがわり系に対してはニョロトノのほろびのうた・アンコール、パルシェンの攻撃技で対処する。
総括
まけんきボルトロスをシングルバトルに出張させましたが、先発対面のメガフシギバナをZそらをとぶで倒したり、相手のZ技をそらをとぶで回避したりなと奇襲面とZ技を回避(無効ではなく)という珍しい場面が見れました。
Zクリスタルの仕様を活かしたドクZモロバレルは想定どおりの活躍でした。
余談~フリーバトルの勧め~
さて、まけんきボルトロスについて改めて見てみましょう。
まけんきボルトロスはカロス・アローラには存在せず、イッシュ地方の中でも更に閉じられた世界にだけ存在します。
(詳細はARサーチャーで検索してください。)
そのためレートで遭遇することは基本的にありえないです。(スペシャルレートの今後の動向次第ですが)
じゃあ、このまけんきボルトロスはボックスに封印されるの!?と思った方!
そんなことはありません、もう一つの環境で活躍することは出来ます。
ご察しの方もいるかもしれません、「フリーバトル」ならば通称カロスマーク、アローラマークが付いていないポケモンも使用できます。
というわけで、まけんきボルトロスを含め、他に思いついたポケモンをザックリと並べてみました。
- 特性「まけんき」のボルトロス
- 特別な技「ふんか」を覚えたヒードラン
- 「カウンター」を覚えたジュカイン
- 特性「あめふらし」で「じわれ」を覚えたニョロトノ
- 特性「せいでんき」で「リフレクター」を覚えたサンダー
特性によって型が180度変わりそうなボルトロス、パワフルなヒードラン、一癖ある技を覚えたジュカイン・ニョロトノ、ひかりのかべとリフレクターを使う護りのサンダーなどなど。
私もダブルフリー(伝説ポケモン無し)でまけんきボルトロスを使っていたりします。
こちらのおいかぜ下で相手の「こごえるかぜ」願望で繰り出したまけんきボルトロス。
後は言うまでもないですよね?
こんなポケモン達と戦えるかもしれないフリーバトル・・・楽しそうではありませんか?
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コメント
コメント一覧 (6件)
パーティの画像が絶望的に荒いんですけど大丈夫ですか?
>パーティの画像が絶望的に荒いんですけど大丈夫ですか?
ご指摘ありがとうございます。記事執筆時点では私が画像操作関連の知識が無かったためパーティ画像が粗くなっておりました。現在は画像修正済みとなります。
モロバレルの個体説明のとこですけど、ミラー意識の素早さへの努力値調整は8じゃなくて12だと思います。細かいとこですけど修正お願いします
>モロバレルの個体説明のとこですけど、ミラー意識の素早さへの努力値調整は8じゃなくて12だと思います。細かいとこですけど修正お願いします
記事執筆時点では書いておりませんでしたが、本記事のモロバレルは王冠未使用の(31-偶-31-30-31-30)個体となります。
後出しジャンケンの形になってしまい申し訳ございません。
今後は個体値と王冠使用の有無を記事に載せるようにいたします。
なお、本モロバレルに王冠を使用していない理由は以下となります。
1.王冠の在庫が少なかった。
2.Lv100まで上げるのが面倒だった。(FCに余裕がなかったため一般ポケモンにFCを使いたくなかった)
バレルの実数値もなんかおかしいことになってますね
>バレルの実数値もなんかおかしいことになってますね
コメントありがとうございます。
記事中のモロバレルの実数値を確認しましたが、ドヒドイ値になっておりますね・・・。
記事執筆時に過去記事のコピペした部分の編集漏れの疑いが濃厚です。
現在は修正済みとなります。
今後は記事執筆時に実数値と執筆内容が一致していることの確認を徹底いたします。