亀といえば背中に甲羅を背負っているのが特徴の動物です。
本記事ではそんな亀をモチーフにしたポケモンをご紹介します。亀にも色んな種類があるため、同じ亀がモチーフでも様々な見た目やタイプをもったポケモンがいます。
ゼニガメ
「ポケットモンスター 赤・緑」にて初登場したみずタイプのポケモン。冒険の最初にもらえるポケモン(通称御三家)の1匹です。
甲羅干しをして太陽光を浴びることで強くなるための栄養を作るのだそう。赤緑の御三家ということもありグッズやポスター等に登場することも多く、アニメではサトシやシゲル、ハルカなど主要人物の手持ちにいることも多いため、印象に残っている人も多いのでは?
また、ゲーム本編以外では「大乱闘スマッシュブラザーズ」にて使用できるファイター(対戦で使用できるキャラクター)の1体である「ポケモントレーナー」の使用ポケモンの1匹と言うかたちで登場しています。
カメール
ゼニガメがレベル16になると進化します。長生きのシンボルとされており、甲羅二苔がついているものは特に長生きのカメールなのだそうです。
こういうところで、モチーフである亀が長寿であることや、転じて長寿を象徴する動物であることを拾っているのはいいですね。
カメックス
カメールがレベル36になると進化します。甲羅の肩から生える2本のロケット砲が最大の特徴ですね。
近年では「ポケモンユナイト」にて使用キャラクターとして登場しています。
XYにて追加されたメガシンカが存在し、「メガカメックス」になると甲羅の2つのロケット砲はなくなりかわりに巨大な1つのロケット砲に。また、腕にもロケット砲が付きます。
特性は「メガランチャー」に変化し、名前に「はどう」とつく技の威力が1.5倍になります。カメックスはみずのはどう・あくのはどう・はどうだん・りゅうのはどうといった技を覚えるため、特性を活用して相手に大ダメージを与えられます。
また、剣盾ではキョダイマックスすると「カメックス(キョダイマックスのすがた)」になり、背中には巨大な砲台と周辺に30門ものガトリング砲台が備わった姿になります。
また、専用のキョダイマックスわざ「キョダイホウゲキ」は4ターンの間、ターンの最後に相手に最大HPの1/6のダメージを与える強力な性能を持ちます。
対戦では上記のメガシンカやキョダイマックスも強力ですが、それ以外にも「ねこだまし」「あくび」「てだすけ」といった技を覚えるため、ダイマックスを切らなくても強いポケモンです。
また、「しおふき」を覚える数少ないポケモンの1匹で、メガカメックスが使えた「XY」「オメガルビー・アルファサファイア」や「サンムーン」「ウルトラサンムーン」では隣のサポートで上からしおふきを打ちやすいダブルバトルやトリプルバトルでもよく見られたポケモンでした。
剣盾ではメガシンカできなくなりましたが、キョダイマックスを使ったり、あくびやねこだましでサポートを行ったりできるダブルバトルでよく見かけるポケモンの1匹です。
コータス
「ポケットモンスター ルビー・サファイア」にて初登場したほのおタイプのポケモン。せきたんポケモンの名前の通り、石炭を燃やすエネルギーで戦い、コータスの住んでいる山には多くの石炭が眠っているそうです。
特性も「しろいけむり」であり、公式イラストはもちろんドットの時代から3Dモデルになった現在でも煙が常に出ているため、こういったところがとてもコータスのイメージを表していていいと思います。
そんなコータスは「サンムーン」から特性に「ひでり」が追加され、5ターンの間天候を晴れにすることができるようになり主にダブルバトルで使われることが多いポケモンになりました。前触れもなく突然特性が追加されて驚いた人も多いと思います。
剣盾でもフシギバナの「ようりょくそ」と相性が良く、あくびやしっとのほのおでサポートができるポケモンであり、とても強力です。
ナエトル
ナエトルは「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」にて初登場したポケモンで、冒険の最初にもらえるポケモン、通称「御三家」の1匹です。
上記のコータスに続いてリクガメがモチーフ。太陽の光を浴びて光合成を行い、背中の甲羅は土が固くなったものなのだそう。
御三家はストーリー中に他のトレーナーが使ってくることは珍しい印象がありますが、「ダイヤモンド・パール」ではジムリーダーのナタネが使用してくるポケモンであり、苦戦した人も多いのではないでしょうか?
ハヤシガメ
ナエトルがレベル18になると進化します。御三家は野生で出てくることは少ないのですが、実は「ウルトラサン・ウルトラムーン」にて「しまスキャン」を行うとと水曜日にとある場所で出現します。
名前の通り背中に草木が茂っており、実がなることもあるんだとか。その未をついばみにポケモンがやってくることもあるらしいです。
このようなポケモンの生態はゲーム中でなかなか取り上げられる機会がないのが惜しいなあと思います。
ドダイトス
ハヤシガメがレベル32になると進化します。進化するとくさ・じめんタイプという唯一無二の複合タイプになります。
背中には大きな木が生えており、ドダイトスの背中で生まれ、一生を全うするポケモンもいるらしいです。
ポケモンの生態が描かれることが少ないとハヤシガメの項目では書いておりますが、なんと背中に小さなポケモンが乗る描写が描かれる作品があります。
それが「newポケモンスナップ」。序盤で出てくるので取り逃さないようにしましょう。おすすめです。
プロトーガ
「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」で初登場したみず・いわタイプのポケモン。
「ふたのかせき」から復活できるポケモンで、推進1000mまで潜水できるらしいです。ウミガメモチーフと思われるポケモンが出てきたのはこのポケモンが初めて。
アバゴーラ
プロトーガがレベル37になると進化します。
海と陸地で生活し、貼り手でタンカーの船底に穴を開けたり、獲物の硬い殻や骨も噛み砕いて喰う、とてもパワフルなポケモンです。
対戦では「ハードロック」や「すいすい」といった優秀な特性を持ち、からをやぶるを使えば火力と素早さを同時に底上げできるため協力です。先制技の「アクアジェット」も鈍足なアバゴーラでもHPの少ない相手を倒しやすくなるため強いです。
バクガメス
「ポケットモンスター サン・ムーン」にて初登場したポケモン。レシラム、メガリザードンXに続いて登場したほのお・ドラゴンタイプのポケモン。
専用技の「トラップシェル」は威力150と強力ですが、物理技を受けなければ発動しないため扱いが難しい。
しかしながら、優秀なタイプを持ち、剣盾ではてっぺき+ボディプレスという協力な技の組み合わせを使うことができるため、伝説ポケモンがランクバトルで使えるようになって以降はタイプ的に有利で特性「シェルアーマー」で急所にも当たらないことからザシアンへの対策として採用されることがあります。
カムカメ
「ポケットモンスター ソード・シールド」(剣盾)にて初登場したみず・いわタイプのポケモン。実は発売前の情報では後述のカジリガメしか公開されていなかったため、進化前があることに驚いた人もいるのでは?
眼の前のものに噛みつく習性を持ち、頭のツノは岩の硬さを持ちます。
カジリガメ
カジリガメがレベル22になると進化します。
ジムリーダーのルリナが切り札として使ってくるので、剣盾を遊んだ人は印象に残っているのではないでしょうか?
キョダイマックスするとキョダイマックスわざの「キョダイガンジン」を使うことができ、相手の場をステルスロック状態にすることができます。
相手が交代するたびにスリップダメージを与える強力な技なのですが、みずタイプの技を打つ際にキョダイガンジンになるため、追加効果で天候を雨にできるダイストリームを使えない点が少し惜しいところです。
コメント