ケンタロスから始まりカビゴン、メガガルーラと続くノーマルタイプのポケモンたち。
ノーマルタイプのポケモンは、主力技であるノーマル技で弱点を突くことができず「鋼」「岩」「ゴースト」に相性が悪く、耐性も「ゴースト」にしかないのにも関わらず環境を制圧し、過去作品でも最強クラスの活躍をしてきました。
何故ノーマルタイプは相性がよいポケモンが少ないのに活躍できるのか?また、彼らの弱点はなんなのか。本記事ではその傾向を紹介したいと思います。
相性だけでは見えないノーマルタイプの魅力
ノーマルタイプは標準的なタイプというだけあって主力技の安定度はトップクラス。
特に「おんがえし」と「やつあたり」はデメリット無しで威力102命中100を誇る最高クラスの安定技。
これに匹敵する技はポケモンの技の中では威力100命中100の「じしん」以外にはほぼ存在しません。
「あくうせつだん」という伝説のポケモン「パルキア」専用の技ですら(急所にあたりやすいという特性があるとはいえ)威力100命中95であることを考えると、これがどれほど魅力的かが伝わることでしょう。
それに加えてノーマルタイプのポケモンたちは、幅広いタイプの技を覚えることができる傾向にあります。
したがってサブウェポンも非常に強力であることが多く、この点もノーマルタイプの魅力の一つと言えるでしょう。
つまりノーマルタイプは攻撃面に置いて弱点は付きにくいが主力技が非常に安定しているという特徴があり、幅広いサブウェポンでパーティ単位で苦手な相手をピンポイントで倒すということが可能になっています。
ポケモンバトルでは6匹のパーティの中で、できるだけ多くのポケモンを相手する必要が出てきます。
そんな中で幅広い対応範囲と安定感を持ち、苦手な相手をサブウェポンでピンポイントに対処できる彼らは非常に優秀な存在となっています。
ステータスから見える、ノーマルタイプの弱点
しかしこれが実現可能なのは多くのポケモンに安定度の高い主力技で対応することができる元々の種族値の高いポケモンだけ……
弱点をつけない種族値が低めのノーマルタイプは性能として安定はしているが、火力不足気味で中々相手を倒せないという状況が多く出てきます。
そういう場面では複合タイプが優秀だったとしても場合によってはノーマルタイプの弱点が増えただけだという事態になることも
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