【ポケモン剣盾】初心者がポケモン対戦を極めるための「選出の仕方」解説




ポケモンバトルに置いて多くの人が重要だと考える要素。

それは「構築」「選出」「プレイング」の3つ。

今回はその中から「選出」について詳しく語ってみたいと思います。

選出がうまくできないという貴方。

この記事を読んで友達と差をつけてみませんか?

目次

大きな選出の分類

選出には大きく分けて2種類あります。

それは「グッドスタッフ型」と「ギミック型」です。

まずはグッドスタッフ型について紹介していきます。

グッドスタッフ型

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まずグッドスタッフという用語について説明をします。

グッドスタッフとはその時の対戦環境において強いとされるポケモンを上から順番に詰め込んだものです。

ポケモンバトルに置いてグッドスタッフとスタンダードはほぼ同義で用いられています。

当サイトに置けるtofuさんの【サンムーン・WCSバトル】カプカプカプスタンダード構築 (最高レート1854)のような構築です。

傾向としてパーティ内の合計種族値が非常に高くなり対応範囲に優れどのような相手にもある程度の勝率が期待できます

このようなパーティは選出に置いて基本的に自分から負けにいく敗退行為を行わない限りどう出しても強いという特徴があります。

強力な基本選出を持たず対戦相手のパーティを見て相手に負けないように選出をするのが基本です。

※但し、基本選出に近い対応範囲に優れた多く選出することになる4匹というのは存在する。

言っているのは当たり前のことなのですが、強力な基本選出を持っていないため使用難易度は高種族値が多く採用されている誰でも使えそうなイメージとは裏腹に非常に高いです。

実際に挑戦してみるとわかりますが環境に適合しているポケモンはタイプ的な偏りが出やすいため所謂マイナーや低種族値を採用した構築と比べて相性補完の難易度が高く、その選出も難しさも上昇します。

※今回例に出した構築では今作の高種族値がフェアリーに偏っているためフェアリー3枚構築となっている。

※普通に使う場合相手を確認し、サブウェポンを考慮した上で正しい選出を行わなければ種族値が高くとも容易に突破されてしまう。

相手のパーティを見て必要なものを選択することが重要となるためシングルにおいては役割理論に忠実なパーティが行います。

マイナーなポケモンがこれをやると数値不足で必要なものを選択することそのものができずに圧殺されるという現象が起きるため注意が必要です。

ギミック型

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ギミック型とはパーティ内に存在する特定のコンボを決めることを前提としたパーティです。

パーティ内に存在するもとからある程度決まった基本選出を行います。

当サイトに置ける噴火オドリドリ入りめらめら晴れパヨワシトリトドンZみちづれ雨トリパなどがその代表例と言えるでしょう。

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華麗なコンボを決めるというイメージから一見選出がとても難しそうに思えますが、コンボを決めるためのポケモンを確実に選出する必要があるため選出難易度は非常に低いことが特徴です。

コンボが決まる相手には基本選出を、それ以外には別の選出を行います。

基本選出ができる場合は非常に高い勝率が期待できますが、基本選出ができない場合の勝率はパーティ内のリソースをコンボに回しているためやや低めの勝率となります

シングルバトル

3型

3匹固定の選出です。

一部のバトンタッチ型の構築等が該当します。

オーロラベールキュウコン+Z技バトンタッチイーブイ+ワルビアル(エーフィ)

この形が分かりやすいでしょうか?

コンボを決めれば勝てるが、コンボに失敗すれば勝ち筋が存在しなくなるというほどに依存度が高いのが特徴です。

あまり見られない珍しい選出方法です。

2+1型

ニョロトノ+キングドラ+自由な1匹

カプ・コケコ+デンジュモク+自由な1匹

天候やフィールドパーティ等が該当します。

例の場合強力な雨選出に加えてもう1匹のポケモンを選出できます。

雨で突破できない相手への勝率は低くなるもののもう1匹のポケモンである程度対策できるので3型と比較して依存度がやや低いです。

1+1+1型

グッドスタッフと同じように見えますがこのような形は1匹ずつ固定されているためギミック型であると分類します。

カバ〇〇やラグ〇〇が該当します。

「耐久力のある起点作成役」+「汎用的な(積み)エースポケモン」+「自由な1匹」の形です。

あくびやステルスロックなどから展開し積みエースで全抜きしていくコンボが基本の動きとなりますが、起点作成役の耐久力があるため十分に交換戦に対応できるためグッドスタッフと同じ動きも可能です。

恐らくシングルバトルで最も主流とされる選出であるかと思います。

ダブルバトル

4型

4匹の基本選出で高範囲を相手をして、倒せない相手に残る2匹を選出するパーティを作る最も多くのパーティが該当する選出です。

シングルバトルに置いては3匹固定の選出はあまり見られませんがダブルバトルでは場に2匹のポケモンが存在し、4匹のポケモンを選出します。

これは一見難しく思えますが単純に3匹のポケモンで6匹の相手をしなければならないシングルと比較して、ダブルでは4匹のポケモンで6匹を相手にすればよいためパーティ内で弱点を補いあうことでかなり高い水準で実現することが可能です。

「ねこだまし+トリックルーム+トリックルームエース+掃討役」

「いかく+おいかぜ+おいかぜエース+トリル対策」

などの形で紹介すればわかりやすいでしょうか?

このような基本となる協力な選出の形をダブルバトルでは4匹で作ることができ、特定の相手で止まるというケースも集中攻撃の存在で少なくなります。

3+1型

3匹の選出を固定、残る1匹を変更することで相手を変える

本人からは違う、オドリドリは基本選出じゃないと否定されそうですが当サイトに置ける【サンムーン・ダブル】噴火オドリドリ入りめらめら晴れパがわかりやすいでしょうか?

爆発力のある3匹のコンボを基本としてこの3匹で対応できない相手に残る1匹を変更して対応するという形になります。

基本の3匹を崩すとコンボの爆発力が下がってしまいパーティパワーが低下してしまうため、少々相性が悪くともコンボを崩さない勇気が必要となります。

2+2型

2匹選出を固定し残る2匹の変更で相手を対応するタイプです

天候選出を固定し残る2匹を状況によって入れ替えるものや、トリックルーム起動役を固定し裏の選出を入れ替えるものやその逆で裏の選出を固定するが表のトリル役を入れ替えるものが存在します。

2匹選出できるのはこちらだけでなく当然相手もですからできるだけ2匹セットでイメージします。

一見1+1で選出されているように見える場合でも守るなどと組み合わせることを前提として最初から2匹並ぶことが前提とされていることがほとんどです。

※守るに関連する話はこちら

【サンムーン】ダブルバトルの「まもる」の重要性について

終わりに

これらの選出というのは複合させることも可能です。

例えばオドリドリ構築では紹介のために3+1型として紹介しましたが、ドレディアコータスを2としてみた場合は後発のマンダミミッキュやマンダテテフを2として扱う2+2型としてみることもできます。

4型の構築でも2+2型の形でも動かせるようにしてあったりと複合させている場合もあります。

このようにパーティ内に複数の選出の型を複合させ投入することで相手がどう選出していいかわかりにくくすることで自分の勝率を上げることや、パーティの対応範囲をより広くすることができます

ポケモン対戦における選出とは基本的に対戦前の構築段階で決まっています。

選出というフェイズに置いてパーティの構築段階で決めた選出をそのままだす勇気が必要であると私は思います。

どう選出してよいか分からないときは一度自分のパーティを落ち着いて見直してどう選出すればよいのか考えてみましょう。

選出した時に強くなる基本の型というものが必ず存在するはずですからその型に沿ってパーティを強化していきましょう。

もし、どう選出しても強くならないという場合は……

この記事以外のものも読んでパーティ内に置ける役割や実際の対戦例などを確認してみましょう。

もしかしたら解決の一助となるかもしれません。

【サンムーン】初心者がポケモン対戦を極めるための「役割理論解説」




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この記事を書いた人

ここでは黒と名乗っていたようだが中の人は喰い断⑨。
WCS2017日本大会でベスト4となり対戦理論の紹介に説得力が増したらしい。
最も本人は自分のプレイングを一切信用していないため運要素を最重要視したゲームメイクを好む。

色々あった結果喰い断の名を明らかにした。


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