【ポケモン剣盾】ユキメノコ軸8世代型「霰」パーティ~バルジーナとクレベースを添えて~【ダブルバトル】




目次

はじめに

Youtubeチャンネルにてライブ配信にてダブルバトル84位まで上げることができたガラルの血に適応した新時代の霰パーティの紹介記事です。

本構築も以前のドサイドン構築と同様に、初動に関してはパターン行動オンリーで勝てるようになっています。

※レンタルパーティの公開は終了しました。

 

パーティ作成経緯

本構築はたぶんね氏から構築診断を依頼された「インテレオン+ユキメノコ」の初動が極めて強力だったため、これは「新世代の霰パーティのテンプレになる!」と判断して絶賛。

しかし現環境での霰パーティの評価は非常に低く、どうにも霰パーティはそもそも通用しない……という風潮があるようだったので、なんか腹が立ったので構築を開始。

強い霰の「テンプレ」パーティを目指すことにした。

行動のパターン化が終わるまでは5000位にまで落ちると苦戦したが、最終的にYoutubeのライブ配信を言う多くの人が見ている場所で、84位まで霰パーティを使ってあげることに成功した。

とは言ってもこの構築はダブルバトル84位まで上げているとはいっても、構築理由である「テンプレ」パーティと言うところまで練り上げることはできなかった。

基盤そのものや対戦の初動展開はかなり良いものができたし、多くの人が使って同じ結果を引き出せるものができたと思うのだが……何故「テンプレ」になるまで練り上げられなかったのかは後述。

この構築記事を読んで皆も霰パーティのテンプレとなりえる構築を組んで、ポケモン対戦の歴史に名を残そう!

パーティ

個別解説

インテレオン


性格:おくびょう
努力値:わからない
実数値:147-×-91-167-87-189

実質的に特性「ゆきふらし」となるポケモン。

この構築ではインテレオンのダイアイスから霰を展開して動いていく。

個々の採用理由は実際の動きと組み合わせることになるため後述。

ユキメノコ


性格:おくびょう
努力値:CS252
実数値:145-×-90-132-90-178

霰パーティの中核たる「オーロラベール」を展開するポケモン。

ユキメノコもインテレオンと同様に採用理由は実際の動きと組み合わせて解説する必要があるので後述。

バルジーナ


性格:しんちょう ※穏やかが理想
努力値:HD252
実数値:217-×-126-×-161-100

構築の終着点。

最終的にバルジーナの毒羽で倒すことを目標とする。

オーロラベール中に着地させ、オーロラベールがある間に鉄壁を積み、タラプを発動させることを目指してプレイする。

特性のはとむねは「……? 霰前提なら防塵の方が良いのでは……?」と思うかもしれないが、ダイホロウで防御力が下がらなくなる最強特性であるとして採用した。

クレベース


性格:のんき
努力値:HD252
実数値:202-137-225-×-98-29

構築の終着点その2。

バルジーナで倒せないポケモン(主にナットレイ等イカサマと毒が通らない奴、ウオノラゴン)を倒すことを担当する。

ボディプレスを主力とするクレベースの鉄壁は実質的に剣の舞としても働く。

特殊型のポケモンを優先的に倒して最終的に詰める動きを目指す。

特性は火力を落とさないための威嚇無効のマイペースにしたが、結局ほとんどの場合ボディプレスを選択することになるため、アイスボディの方が良い可能性が高い。

まあどちらにせよ発動するのは稀である。

ロトム水


性格:おくびょう
努力値:CS252
実数値:125-×-127-157-127-151

バルジーナでは倒せないアーマーガアを倒すポケモン。

またトリックルーム終了後のドサイドンを倒したりと仕事が多い。

コイツがナットレイに勝てないという事もありクレベースが必要になっている。

ドリュウズ


性格:ようき
努力値:AS252
実数値:185-187-80-×-75-154

バルジーナでは倒しにくいロトムを型破り地面技で叩きつつ、アーマーガアにもつのドリルで手が出るポケモン。

こいつではナットレイが倒せないのでクレベースが採用されている。

選出

基本選出

先発:インテレオン+ユキメノコ
後発:バルジーナorクレベース+ドリュウズorロトム

選出はこの1パターンのみ。

稀に例外的にバルジーナ+クレベース、ドリュウズ+ロトムと言った選出をすることもあるが、ほとんど発生しないためその選出をすることになったら、自分自身の判断を疑うべき。

ここからは初動について語るがユキメノコとインテレオンの技の採用理由紹介もここで行う形となる。

〇対エルフーン(追い風)

1ターン目はインテレオンで相手を倒さないよう(相手がエルフーンならエルフーンの隣)にダイジェットを使い、ユキメノコで凍える風を選択。

こうすることでダイマックス中のインテレオンは素の耐久で耐え、ユキメノコは気合の襷で耐えるため、追い風を選択した相手は1度しか行動ができない以上、2ターン目の先行行動がほぼ確約される。

2ターン目もインテレオンはダイジェット固定。

これはダイジェット以外で相手のポケモンを倒してしまうと、素早さ1.5倍と素早さ2倍の勝負となってしまい、素早さ負けるするのを防ぐためである。

1ターン目で相手を倒さないようにダイジェットを切るのもこのためである。

ユキメノコは凍える風かシャドーボールを選択。

相手が物理型なら鬼火を切りたいが、追い風役大本命のエルフーンの隣には高い確率でウインディがいるため、多くの場合は鬼火以外を選択することになるはずだ。

3行動目はダイアイス+オーロラベールを展開し、オーロラベール中にクレベースかバルジーナで鉄壁を積むことを目指す。

相手の現在主流の追い風役がエルフーンなら3行動目まで最低限どちらかは生存しているはずなので、後は高耐久組で詰めるだけ。

〇トリックルームパーティ

初手ダイアイス+オーロラベールから入る。

後はダイマックスの耐久をオーロラベールでサポートしつつ、襷を盾に守るやダイウォールを駆使してトリルターンを枯らして、トリルターンが切れるのを待ってドリュウズかロトムで一転構成。

バルジーナかクレベースのどちらかを倒せない状況に持ち込んで勝利する。

初動が高速ポケモンである分トリックルームは苦手に見えるかもしれないが、問題なく互角程度の相性でやれる。

ドサイドンを広めた一因である僕が言うのも変な話かもしれないが、今世間で言われているほどトリックルーム構築は強くない。

それこそトリル対策をほぼしていないこの構築基本の動きで相手が可能なほどである。

〇バンドリ

初手のダイアイスをドリュウズに使い、鬼火をバンギラスへと使う。

相手がダイロックでユキメノコを倒してくるかにより分岐するが、基本的にバンギラスに鬼火が刺さり、ドリュウズを倒せば基本的にその瞬間バルジーナでの勝利が高い確率で確定する。

バンドリはバンドリの2体が岩タイプの技でバルジーナの弱点を突けるからこそ、この2匹が機能停止してしまえばバルジーナへの打つ手が無くなるのだ。

バルジーナに強いポケモン×4で選出しているなら、恐らくインテレオンなりドリュウズなりが全抜きしていることだろう(バルジーナに強いポケモンを出した分、他のポケモンへの対応力が落ちるため)

ロトムは火力強化アイテムやタラプ、拘りトリック以外なら十分毒羽で対応が可能であるし、そもそもニンフィアと同様に型破りドリュウズで相手をすることが可能である。

〇雨パ

インテレオンがオーロラベールの上からルンパッパの玉ダイソウゲンやリーフストームで吹っ飛ばされるので、相性的にはかなり不利。

しかし特殊に偏重している構築なのでバルジーナを立てればバルジーナが単騎で割と何とかしてくれる。

〇セキタンザン

セキタンザンを何とかして倒してバルジーナを信じるしかない。

波乗りで襷を崩されオーロラベールを展開する前に蒸気機関で先手を取られるのは辛すぎる。

〇辛い相手

ウオノラゴンと言う超メジャーポケモンへの返し札が薄い。

こいつはエラがみ連打でバルジーナを噛み砕い出てくるため、クレベースで何とかして相手をするしかないが、クレベースは鉄壁とタラプで両受けが可能なバルジーナとは違うため、どうしてもプレイングに無理が出やすい。

対エルフーンはパターン化できているとはいえ、エルフーンを倒さずに素早さ有利が取れる状況を目指しているのも、だいたいコイツのせいである。

トリラーへの打点を兼ねてユキメノコにシャドーボールを採用しているのも必死の抵抗だと思って貰えればイメージしやすいはずだ。

総括

本構築は発売後1か月たってもまだ開拓が進まない霰パーティの「テンプレ」となる構築を目指したが、どうしても超メジャー級であるウオノラゴンに安定しなかったこともあり、「テンプレ」を名乗るには今一歩足りないという風に落ち着いてしまった。

しかしこれは霰パーティの限界と言うよりも、現在Youtubeで僕が行っている企画「全ポケモン死ぬ気で活躍させる」シリーズの毎日投稿が危ういため、これ以上霰パーティの考察ばかりしているわけにはいかない。

と言った僕個人の残念な事情が影響している。

僕のライブ配信アーカイブを見てくれた人ならば、初手のインテレオン+ユキメノコの行動のパターン化そのものはほぼ終わっている。

と言うのはよくわかると思うので、是非とも「我こそは!」と思う人はこのパーティの跡を継ぎ、霰パーティのテンプレを組むことを目指してもらいたい。

テンプレパーティを組むことで、これを読んでいるあなたの名がポケモン界の歴史に残るかもしれない。

そう思うとモチベーションもあがるのではないだろうか?

レンタルチーム

余談

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この記事を書いた人

ここでは黒と名乗っていたようだが中の人は喰い断⑨。
WCS2017日本大会でベスト4となり対戦理論の紹介に説得力が増したらしい。
最も本人は自分のプレイングを一切信用していないため運要素を最重要視したゲームメイクを好む。

色々あった結果喰い断の名を明らかにした。


youtubeのチャンネルはこっちらからどうぞ

コメント

コメント一覧 (2件)

  • ダブル初心者なのでこれで剣盾ダブルデビューしました
    レンタルゴチになってます!
    スーパーボール級まで進んだのですがプレイングスキルの足りない初心者なりの感想を述べます

    * インテレオンのふぶきのPPを切実に増やして欲しい
    * クレベース流石に弱くないですか???ナットレイ居るから選出しても適当な特殊技で死ぬので耐久あって鉄壁ボディプレス回復出来れば良いならアーマーガアとか良さそうに思えますがどうでしょうか?
    * 追い風エルフーンに教科書どおりの動きしたら初手袋叩きとダイサンダーでボコボコにされたのでもうユキメノコは凍える風じゃなくて吹雪でも良い気がしてきました キッスドラパルト並びを一掃できますし
    * ドリュウズに岩技が欲しい…

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