【ポケモン剣盾】マルチバトルのススメ~通信の仕方から戦術まで~




目次

はじめに

みなさん、マルチバトルというルールについてご存知でしょうか。

この記事はソードシールド環境のお祭りルールであるマルチバトルについての解説記事です。この記事を期にマルチバトルに興味を持っていただけたら嬉しいです。

マルチバトルとは

マルチバトルとは、4人のトレーナーがそれぞれポケモンを1体ずつ場に出して戦うダブルバトルです。

ソードシールドのストーリー中にもホップと協力してダブルバトルしたことを覚えている方もいるかと思います。あれです。サンムーンでもバトルツリー等で遊ぶことができました。

 

ストーリー中の1枚。かわいい。

ルール自体はダブルバトルが登場したルビー・サファイアからあったものの、Wifiを使った対戦でのマルチバトルは第六世代からしかできません。また、自分と誰かでタッグを組んでバトルするというルール上、ランク戦やレート戦で採用されたこともないマイナーなルールとなっています。

 

一応ソードシールドの公式サイトにもちょっと名前が出ています。

 

 

マルチバトル特有の要素・注意点

対人戦(通信対戦のマルチバトルルール)について解説します。以下ではタッグ相手との相談ができないことを前提とします。

マルチバトル開始までの流れは、 「YY通信→通信対戦→マルチバトル」を選ぶだけ。シングルやダブルの通信対戦と同じです。

対戦相手が自分を含めて4人集まったらマッチング成立、ルールを決めます。これもシングルバトルやダブルバトルと同じなのですが、マルチバトルではここで誰と誰がタッグを組むかも決定します(ルールを決める人がタッグも決定)。今作の通信の仕様(通信相手を指定できない)により、前作以上にフレンドとマッチングすることが難しくなっています。頑張りましょう。

その後使うバトルチームを決めて、選出画面へ。選出画面では1人が3体選んでバトルを始めます。この選出画面で4人分のパーティーが表示されるので選出が非常に忙しいです。また、この時点ではタッグを組んだ味方の技構成、ステータスなどは見ることができません。

 

実際の選出画面。最大24匹のポケモンが一気に表示され、味方の持ち物の確認なども必要になる。ここから1分半で選出をしなければならない。

画像のように、自分のパーティー内では同じ持ち物やポケモンを使用していなくても、タッグとなったトレーナーと被ることがあります。この場合でも被りを気にせず選出することができます。

しかし、ダイマックス権はタッグで合わせて1回だけなので、タッグ相手との意思疎通が大事になります。また、ダイマックス権はレイドバトルのように順番に回ってくるため、自分は2ターンに1回しかダイマックス権を得られません(1ターン目のダイマックス権はタッグを決めるときに左にいたトレーナーになる)。なので、先を見据えた戦術が求められます。また、手持ちが全てひんしになったトレーナーもダイマックス権が得られるため、片方のポケモンが全てひんしになり1人対2人になったとしても、ダイマックス権は2ターンに1回しか得られないことに注意が必要です。

 

 同じポケモンが被った例。通常の対戦では見られない組み合わせが見られるのもマルチバトル特有の面白さ。

最も大変な選出を乗り越えると、いよいよバトルです。バトル中は、「ポケモン」からタッグ相手の選出、持ち物、ステータスなどが確認できるため、1ターン目に見ておくといいでしょう。

このルールでは1人あたり3体のポケモンを選出するため、合計すると味方6体、相手6体のポケモンがいます。
しかしダイマックス権はタッグで合わせて1回なので、ダブルバトルと比較すると相対的にダイマックスが弱いです(ダイマックスポケモンが3ターンで3体倒したとしても、まだ3体残っている)。
また、タッグ相手がダイマックスをした場合、自分のポケモンは3体ともダイマックスできないため、ダイマックスしなくても強いポケモンを多めにパーティーに採用しておく等の対策が必要です。

タッグ相手との相談なしで遊ぶ場合に不用意に味方を巻き込む範囲技(じしん、ほうでん、ばくおんぱ等)を採用すると、タッグ相手が思いもよらぬ交換などをして味方ごと倒してしまうことがあります。
他にも両守るや手助け+交代など、なかなかかみ合わないごちゃごちゃとした対戦を楽しめます。
総じてエルフーン+ウインディのような2体の並びから始動するギミックパーティーは使いづらく、素早さ操作も上手く決めないとかえって味方の妨害をすることになってしまいます(自分はトリックルームパーティーだが、タッグ相手はおいかぜパーティーだった、等)。

マルチバトルではギミック系はダブル以上に決まりにくいですが、タッグ相手と相談できない場合、決まったときは非常に返されにくいため、ダブル以上の制圧力となることもあります。対戦相手だけでなくタッグ相手の行動も読んで行動することもマルチバトルの醍醐味です。

 

おわりに

マルチバトルはとにかく対戦が思い通りいかないことが多く、特に相談なしで遊ぶとごちゃごちゃとした対戦が楽しめるので、知り合いを集めて遊ぶと非常に楽しいルールとなっています。

また、ダイマックス周りの独自の仕様や、シングル、ダブルとは異なるパーティーの組み方があるため、普通のランク戦に飽きた人はパーティーを考察して遊んでみるのもいいのではないでしょうか。通信対戦のパスワードを設定しなかったら意外と野良でもマッチングします。この記事がみなさんのポケモンライフに新しい遊びを追加するきっかけになってくれたら嬉しいです。

 

本記事を書くにあたって掲載を許可してくれたスイカ、チハ、プラズマの3人に感謝します。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • マルチだとサイドチェンジ使えないからサイドチェンジに親を殺された人にお勧め
    ちなみにマルチは伝説有りルールしかないから野良だとザシアン、ダイナ、ミュウツーとかに囲まれるぞ!

    • 伝説有りルールのみなの辛いですよねぇ
      協力プレイが好きだからマルチだけしてるけど伝説厨が大量発生するからメンドクサイ…しかも負けそうになると切断する率が異常に高いから時間無駄になる…

      伝説厨とあたりたくないマルチ好きの人へ

      対戦で手持ちのほとんど伝説の伝説厨とあたる→関わるだけ損なのでさっさと降参→yy通信のステッカーに名前があればRボタンでおことわり。
      マルチする人は決まった人ばかりだしこれをこまめにやってたら当たる率減ってきたのでおすすめです

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次