はじめに
ポケモン剣盾追加DLC第一弾『鎧の孤島』。
数多くのポケモンが解禁されたが、その中でひときわ人々の耳目を集めたポケモンといえばやはりニョロボンでしょう。
はいと言いなさい。
言ったね? よし。
当然ながらわたしもニョロボン研究に乗り出しました。
実際、ニョロボンはミルタンクやメテノと並んでなぜガラル本土にいないんだと嘆いていたほど強力なスペックを秘めたポケモンです。
やはりはらだいこからのダイマックス全抜きルートが強力ということで、はらだいこを全力でサポートすることに決定。
となれば指要員を大量に採用するのが正解だろうということで、トゲキッス・イエッサン・ウルガモス・モロバレルのスーパーパワー指軍団を採用して構築をまとめることに……
ぼくが今お出しできるのはトゲキッスとじゃんけんになるボン構築が限界です。
先発ダイマジュラ展開でキツイ殆どの奴が太鼓ボン介護選出でイージーウィン/ニョロボンの天敵トゲキッス絡みは大体ダイマジュラのおやつなんですけどダイマドンとダイマボンを同時に選出できないのでじゃんけんです。 pic.twitter.com/UCoAudLJ6Y
— パメラ@エムリッ党 (@PAMELA_emuritto) July 24, 2020
まとまってたわ。
実際の運用は喰い断さんの動画を見てね。
構築の経緯
仕方がねえ! 別のアプローチをかけるぞ!
ということで鎧の孤島の解禁ポケモンを眺めていたところ、モジャンボを発見。
この瞬間に構築の方針は決定しました。
先ほどはあえて書きませんでしたが、わたしがガラル本土にニョロボンがいないことを嘆いていた理由はもうひとつあります。
ここまで書けばもう皆さんもとっくにお分かりとは思いますが…………。
現在、ポケットモンスターの世界には名前に「ボン」とつくポケモンが3種類確認されていますが、ワシボンとアブリボンはいるのにニョロボンがいなかったのです。
これはニョロボン差別だと思いませんか???
おそらくニョロトノがもれなくついてくるが故の措置だったと思うのですが、本当に許せません。カロス地方でおうじゃのしるしを複数入手する手段が野生のニョロボンだった恩を忘れたのか?
ちなみに最強トーテムポール決定戦に参加してもらったニョロボンに詳しい知蛙はこれについて「通信進化しようと思って走っていったニョロゾがみずのいしにつまづいた姿」という解説をしてくれました。あんまりだ……。
とはいえこの状況もニョロボン参戦で解消!
さらに、ガラル地方に生息していた「ンボ」も実は2種類だったのですがモジャンボの出現で3種類に増加!
もうンボボンンボボンンボボンを組むっきゃねえ!!!!
余談
「バチ」はこれまでバチュルだけだったのですが、ガラル地方でバチンキー・バチンウニ・ヤバチャの出現で4倍に増えました。
これは冠の雪原の教え技にばちばちアクセルが来ることを示しているに違いありません。
俺の考察は当たるんだ。
パーティ
個別解説
シンボラー
性格:おくびょう
努力値:0-×-0-252-0-252
実数値:147-x-100-155-100-163
第一のンボ。メインアタッカー担当。
珠といろめがねの火力で無理を通してもらいます。
ねっぷうは全体の削りに加え、ダイマックスしたときに晴らして後続を加速させるという非常に重要な役目があります。
おいかぜのところは心の底からサイドチェンジにしたかったのですが、覚えないので仕方なく採用しました。
ダイウォールが欲しいというのがメインの採用理由でしたが、そもそもシンボラーをダイマックスさせたときは3回殴ってもらわないと勝てないのでラスターカノンでよかったかもしれないですね。
ニョロボン
性格:いじっぱり
努力値:4-252-0-×-0-252
実数値:166-161-115-×-110-122
第一にして原点たるボン。大エース。
サイドチェンジを盾に気合で腹を叩き、全抜きを狙うのが仕事。それしかできない。
自ボン、不器用ですから……。
裸一貫で殴り続けてもらうしか選択肢がないため、まもるのような軟弱な技は採用しませんでした。なぜシンボラーにも同じ判断ができなかったのか。
とはいえ本当に決まりさえすればめっちゃ強いんですよ。
皆さんも使ってみてください。
チェリンボ
性格:おくびょう
努力値:252-×-0-×-0-252
実数値:152-x-65-×-73-95
第二のンボ。第二で済ますな。
お察しの通りできることがないです。
すごく真面目に考察した上でこの形になりましたが、出すタイミングがわからなかった。
でもパーティに入ってはいるのでマスターランクリボンを貰えました。
なんだこの画像…………?
ワシボン
性格:いじっぱり
努力値:0-252-0-×-0-252
実数値:145-148-70-×-70-112
第二のボン。7世代までニョロボンより格闘技の使い勝手がよかった。
2連続で進化前ですが、実質A実数値220相当のワシボンは強い。
この構築ではシンボラーとワシボンで悩んでワシボンが出ることが普通にあります。
珠もタスキも余っていなかったため仕方なくしろいハーブですが、本当はどっちか持たせたかったですね。
モジャンボ
性格:ようき
努力値:0-252-0-×-0-252
実数値:175-152-145-×-70-112
第三のンボ。DとSがワシボンと同じなことに今気づきました。
モジャンボはCのほうが高いのですが、技範囲の問題でA振り。範囲を求めるなら火力増強は帯でも十分だろうということで持ち物は帯になりました。
ねむりごなで無理を通してもらうのも仕事なのですが、ようりょくそを発動させても微妙に遅くて大抵普通に殴ってました。
でもまあまあ強かったので割と評価が上がったポケモンではあります。
アブリボン
性格:おくびょう
努力値:C252 D4 S252
実数値:135-×-80-147-91-193
第三のボン。爺を炙るだけの仕事から解放された。
最後の紹介ですが仕事はめちゃめちゃ重要で、このサイドチェンジがなければ構築として成り立ちません。
いやあるから成り立っているかと聞かれると困るんですが……。
他にもスピードスワップでワシボンやモジャンボを急加速させて相手をワンパンしたりと、とにかく活躍してくれました。
どの職場でも立派にやっていける優秀なポケモンですね。
戦績
マスターランクに適当に上げたところからスタート。
1勝6敗、41分で順位を2万位くらい落として勝利RTAを終了しました。
本当は10戦するつもりだったんですが、1勝で超満足してしまったので許してください。
ちなみに勝った試合はニョロボンの4タテでした。
さすがだボン。
総括
さすがに勝てねえよ!!!
チェリンボファンの皆様には大変申し訳ないんですが、チェリンボが何もできないのが辛すぎましたね…………。
他にもエルフーン+エースバーンが初手に置かれると本当にどうしようもないなどの問題点が多く、現状では厳しそうでした。
ワイドガードでニョロボンを守れるママンボウがいれば…………!
とはいえ、実はこの構築には大きな改善点があります。
先ほどのチェリンボの画像をもう一度見てみましょう。
そう、マスターランクリ「ボン」です。
後天的にボンを付与できるということは、ボールをモンスターボール(モンボ)・ムーンボール(ムンボ)などにしてンボを増やせばンボボンが増やせるのです。
つまりこの構築はンボボンンボボンンボボンンボボンンボボンンボボンンボボンンボボンンボボンになるポテンシャルを秘めているということですね。
わたしはこの事実に気付くのが遅すぎましたが、皆さんがチャレンジしてくれることを心から祈っています。
それでは。
コメント
コメント一覧 (2件)
この手の正気とは思えない構築好き。少しでもまともに戦えるように頑張ってほしい。
喰い断の順位を一気に溶かした功績を讃える