【ダブルバトル】トノグドラコントロール+御三家【日本一決定戦本戦使用構築】




目次

はじめに

はじめまして、ポネと申します。細く長くダブルバトルをやっているものです。
構築記事を書くのははじめてなので、読みづらいところもあるかもしれませんがご了承ください。

今回は、日本一決定戦本戦で使ったパーティを投稿させてもらいました。
11勝9敗で55位と微妙な結果ですが、変わった雨パができたので良ければ読んでみてください。

パーティ作成の経緯

日本一決定戦の本戦で使用する構築を考えていて、慣れている天候パを使ってみようと思いました。

第八世代では晴れパを長く使っており、また砂パで日本一決定戦の予選を通過できたので、今度は雨パを作ろうと考えました。

そこで、鎧の孤島で追加されたトノグドラを使うことを決定。その2体について情報収集をした結果、以下のことが問題点だということが分かりました。

 

  1. ニョロトノに雨降らし要員以外の明確な役割を与えないと置物になりやすい。
  2. キングドラは火力が足りず、またダイマ技の追加効果が活かしづらいためダイマックスエースとして微妙。

①については、知り合いがからぶりほけんニョロトノに当たったと聞いてそれをまねることに。

ミロカロスと同じようにさいみんじゅつで保険を発動させ、上からのこごえるかぜで素早さ操作を行います。やることがなくなってもさいみんじゅつで常に相手にプレッシャーをかけられます。

②については、キングドラのエース運用はあきらめて、雨すいすいだくりゅうによる削り要員兼、こごえるかぜとあくびによる第二の妨害要員として運用することにしました。行動保障のため持ち物は襷。キングドラミラーやトゲキッスに対しても強気に動かしていけます。

結果として、殿とキングの名を冠するのにふさわしくない陰湿な戦いをさせることになってしまいました。

それら2体からつなぐエースとして、最初はじしんかじょうギャラドスを使っていて瞬間2桁まで行きましたが、大会直前には勝てなくなっていました。

じゃくてんほけんトゲキッスを試した後、大会前日にエースバーンを試したところ、しっくり来たのでこれで行くことに。ダイマックスわざの能力上昇とタイプチェンジが強く、この選択は正解でした。

他のメンバーは、水との相性補完が取れておりサイクル戦ができて、かつ単体性能の高いガオガエンゴリランダー。ねこだまし2枚でサポートもできます。

残りは鋼枠が欲しかったのと、サイドチェンジも欲しいと思ったので、それらを満たす中でパーティに噛み合っていそうなジバコイルを選択。持ち物は、がんじょう・サイドチェンジと相性がよさそうなウイの実。

初見殺しと運ゲを多く仕込んだ構築なので、格上と多くあたることになる今回のルールにあっていると思い、本戦はこの構築で参加することにしました。

パーティ

個別解説

ニョロトノ


性格:ずぶとい

努力値:H220 B116 C4 D12 S156
実数値:193-x-121-111-122-110
調整:特化ゴリランダーのグラススライダー乱数1発(12.5%)

   S+2時、S+1ギャラドス抜き

だくりゅうの命中ダウン、こごえるかぜ、さいみんじゅつを上から押し付ける妨害ポケモンその1。

さいみんじゅつはからぶりほけんのためで、失敗しても相手が眠ると考えて使っていました。ネットを挟んで対戦相手と共に「外れろ」と祈っていたはずです。

削りのだくりゅうで片方でも外す確率は28%で、ハイドロポンプよりも高いです。

残りの技枠にはS操作のためのこごえるかぜと、エースバーンなどの突破力を上げるためのてだすけを採用しました。

晴パや砂パの対策のためにも選出します。ジバコイルとゴリランダーを炎から守るためにも有用。

キングドラ


性格:おくびょう

努力値:C252 D4 S252
実数値:150-x-115-147-116-150

だくりゅうの命中ダウン、こごえるかぜ、あくびを上から押し付ける妨害ポケモン2。

ダイマックスの圧力をかけつつ、襷を盾に妨害を振り回す地雷。
キングドラのくせにめったにダイマックスさせてもらえなかったです。

技はまず削りのためのだくりゅう。命中ダウンも強い。
次に運用していく中で、こいつでも打ちたいことが多かったためこごえるかぜ。
エースの印象が強く、相手のダイマックスを誘いやすいため、それに刺さるあくびと、襷で耐えた後に、キングドラをアタッカーとして温存するためや、ターンを稼ぐためのまもる。

終盤にエースバーンの横で雨濁流を連打しているのも強かったです。

エースバーン


性格:いじっぱり

努力値:A252 D4 S252
実数値:155-184-95-x-4-252

キョダイマックスエース。基本的にこいつ通すことだけを考えます。
ただし、出てすぐにキョダイマックスするとも限らず、プレッシャーをかけて即引きすることもあります。

エースとしての突破力を高めるため珠意地AS。
事前に素早さ操作をするため、最速でなくても気にならないです。

技はダイジェットで素早さ上昇ができて、雨が呼ぶ草タイプに刺さる用にとびはねる。味方を速くできるのも強いです。
ダイナックルの攻撃上昇が強く、バンギラス・ポリゴン2・ガオガエン等の突破に使うとびひざげりと、トゲキッスやブリムオンに打つアイアンヘッド。防御上昇と鋼タイプ化で受けにも使えます。
最後に対ドラパルトやトリル下で使える先制技で、サマヨール突破用のダイアークにもなるふいうち。
唯一能力が上がらないダイマックスわざなのでしっとのほのお読みでも使ったりしました。
使う前は、威嚇ややけどで対策されやすくあまり強くない印象でしたが、場を整えてから出すこいつはすごく強力でした。火傷になっているのに、相手をワンパンし続けることが数回ありました。

ダイスープを使った意味はあまりありません。しいて言うならルックス。
ただ、雨パでダイバーンなんて撃つわけがないので、通常個体だと炎技をもっていないことがばれやすいと思います。

ガオガエン


性格:しんちょう

努力値:H244 A4 B68 D156 S36
実数値:201-136-119-x-156-85
調整:A-1バンギラスのダイロック、A-1ドリュウズのダイアース確定2発

   特化ラプラスのハイドロポンプベースのダイストリーム確定2発
S+1時最速バンギラス&S-1インテレオン抜き
S+2時最速リザードン抜き
   このパーティのジバコイル抜き

基本的に妨害とクッションを目的として選出します。ナットレイなどがいれば炎アタッカーとしても使用。

技はサイクル戦で強く、キョダイブリムオンを吹き飛ばすためにも使えるすてゼリフを基本的に使います。
残りはイエブリ等への対策となるバークアウト、妨害やエースバーンへの攻撃を防ぐためのねこだまし、倒しそこないを攻撃したり、草・鋼への打点となるフレアドライブ。

ゴリランダー


性格:いじっぱり

努力値:H4 A252 B4 D84 S164
実数値:176-194-111-x-101-126
調整:C特化ラプラスの冷凍ビームベースのキョダイセンリツ確定2発。

   最速バンギラス抜き
   S+1時エースバーン抜き

高耐久水の対策枠。デバフが多いパーティなので特に重いミロカロスに対して選出します。また、イエッサン相手にも出していきたいです。

技は強力な先制技で水タイプへの打点となるグラススライダーと、トゲキッスなど草が半減以下の相手大体に最大打点となるウッドハンマー。
ドラパルトへの打点となり、ポリゴン2、サマヨールのしんかのきせきを無くせるはたきおとす、妨害やエースバーンへの攻撃を防ぐためのねこだまし。

エースバーンと並べて、ダイジェット、ダイナックルで強化すると止まらなくなります。
思っていたより耐久が足りないことが多かったので、もっと高くしていいと思います。
ガチトリパ相手にはキョダイマックスすることがそれなりにあります。

ジバコイル


性格:ひかえめ

努力値:H252 B68 C156 D4 S28
実数値:177-x-144-187-111-84
調整:S+1時最速バンギラス&S-1エースバーン抜き

   S+2時リザードン抜き

基本的に雨が降っているので、水や等倍相手への打点としてかみなり。
ピッピ・オーロンゲなどのフェアリーに打つラスターカノン。
命中安定の電気技で、エースバーン・キングドラの安全な繰り出しにも使えるボルトチェンジ。引いた横のポケモンをすぐに繰り出して、特性を発動させる動きも強いです。がんじょうのおかげで決まりやすいです。
最後にパーティに一つは欲しい犯罪技、サイドチェンジ。耐性が多いので強いです。

サイドチェンジを使うため、なるべく耐久に寄せました。
B振りはボディプレスを使っていたときの名残です。

最初はアイアンローラー&ボディプレス採用のれいせいグラスシード型とかいうよくわからない構成で使っていましたが、最終的にこのように。チェンジが並んでいるのがいい感じ。

サイドチェンジが使いたいときや、重いギャラドス・オーロンゲへの対策に選出します。

がんじょうとウイの実の相性がよく、ダイマックスわざ+全体技でジバコイルを処理しようとする相手の計算を狂わせられます。そこから、サイドチェンジとグラスフィールドで数ターン生き残ったりもします。
ウイの実もサイドチェンジもあまりいませんが、使いやすかったのでもっと増えてもいいと思います。

選出

ビートダウン系統(エルフ軸、雨パ等)、スタンパ

先発:ニョロトノ+キングドラ
後発:エースバーン+α

基本選出。トノグドラの初手で圧力をかけ、上からの削り、素早さダウン、眠り、命中ダウンを行っていき、どちらかが倒れたところでエースバーンを通していきます。
デバフが効かないドラパルトは寝かしつけてください。

トリパ

ガオガエンは確定で、残りはケースバイケース。基本的に、ガオガエンでのデバフを狙っていきます。
ジバコイルとゴリランダーの優先度高めです。相手にコータスがいるならニョロトノを選出します。

トリルを防ぐことはあまり考えません。ただし、初手エースバーンで相手のトリラーに圧をかけることはよくやります。その場合は、基本即引き。
サイクル回してターンを稼ぎ、トリル切れたときにエースバーンを通すルートか、トリル下でゴリランダーかジバコイルをダイマックスさせるルートかのどちらかを決めて戦います。
ダイマエースにあくびが通りそうならキングドラもあり。

バナコー

最後までよくわかりませんでした。うまく、天候を奪取してください。
本戦では同じ人のバナコーに3連敗したので、ここを詰めていれば50位以内も狙えたと思います。

おわりに

このトノグドラに気づいて、ランクマッチですぐに2桁台に乗れた時は「なにこれ天才」と思いましたが、そこで情報を隠すためにこのパーティを使うのを控えてしまったのがミスでした。
結果、最後になっても煮詰め切れず、また、立ち回りを決めきれなかったことが上位に残れなかった原因だと考えています。
実際、今の段階で改善案はいくつか思いついています。キングドラのダイマックスを真面目に検討するとか。

この構築の経験を生かして、今シーズンはXYぶりにまともにシングルバトルをやってみようと思います。




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この記事を書いた人

ポケモンGOで顔も知らぬフレンドに、観光地のギフトを送りつけて悦に浸るのが趣味です。

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