【剣盾ダブル】対面最強 スイッチ式ザシゴチルオーガ【INC April43位・WCS2022使用構築】

ゴチルオーガザシアン




目次

はじめに

こんにちは、1月のソルガレオ構築以来の投稿となりますシャングリラです。

今回は自分がINC Aprilにおいて32-6で予選抜けという成績を残すことができ、この構築を使った他の人もランクマッチで最終2桁順位を残したり、予選抜け一歩手前(5月予選でボーダーチャレ4回)までたどり着けたザシアン+ゴチルゼル+カイオーガ構築について紹介させていただきたいと思います。

技構成も調整も特徴的なものになっておりかなり珍しめのザシアンカイオーガ構築となっているので、是非読んで頂ければと思います。

また、本記事は2022年5月に公開されたものですが、WCS2022 Day1にてこの構築の改良版を使用したため、その解説とWCSの参加レポートについても追記いたしましたので併せてご覧ください。
追記した内容についての詳細は次のページにあります。

INC使用版の作成経緯

今回の構築の基本の動きは「初手ザシアンゴチルでアドを取った上でトリックルームを展開、後発のカイオーガor霊獣ランドロスのダイマックスで相手を制圧する」というものになっています。

実はこの動きが決定されるまで結構紆余曲折あった為、それについても紹介していきたいと思います。

構築が出来るまでですが、まずは「ゴチルゼルかげふみで交換を封じ、こちらのダイマックスカイオーガとの打ち合いを強制すれば大流行しているRinyaSunにも抗えるのではないか」という思い付きから考察をスタート。

RynyaSun

グラードン・ザシアン・リザードン・オーロンゲ・ガオガエン・トリトドンの6体で組まれたパーティの事。

細部は異なるものの、多くのトレーナーがこの6体の入った構築を使いINC予選抜けを達成しているほか、海外各地のIC(日本での全国大会に相当する大型大会)でも優勝や上位入賞を果たしている。

シリーズ12における強い構築の1つである。

しかしダメージ計算を進めたところ、チョッキグラードンもトリトドンも硬すぎる為カイオーガに手助けを乗せたとしても押し切れるかは怪しく、構築は行き詰ってしまいました。

そんな折一緒に考察している方に「カイオーガを囮に別のダイマエースを通せばいいじゃないですか」とアドバイスをもらい、一気に視界が開けました。

その結果、カイオーガではなく別のダイマックスエースを据える方針に変更し、他の4体を埋め始めました。

まずはRinyaSunのいずれのポケモンに対してもダイマックスすれば五分以上に戦えて、ダイジェットも使えることからダイマエースとして申し分ない霊獣ランドロスを採用。

次にもう1体の禁止伝説として取り敢えずよくカイオーガと組んでいて単体性能も最強クラスと思っていたザシアンを採用。

5体目には相手のカイオーガ軸に対抗するダイマエースであるカミツルギを採用しました。

6体目ですが当初は白バドレックス+パルキアのトリル展開を阻止するためのレジドラゴが居ました。

しかし、4月時点で白バドパルキアは全盛期と比べ数が減っており、別にザシアンとカイオーガを駆使すれば十分戦えることと、何より白バドパルキアよりも黒バドレックスがヤバかった為変更することに。

そこで、鉄球+トリックにより相手の黒バドレックスの行動を許さず処理することが見込めてパルキアにもソウルクラッシュで負荷を掛けられるオーロンゲを採用し、PTの面子を決定しました。

その後、ランクマで試運転する中で相手の立ち回りから世界はゴチルゼルのトリックルームを警戒していない事に気付き、トリックルームを仕込んだところ面白いように通りました。

これにより後述するイージーウィンを量産できた為、この動きは行けると感じたので立ち回りをスイッチトリルに寄せていきました。

トリックルーム展開を軸にするにあたり性能がダイマックスに依存している部分が大きいランドロスは先発に適さないと考えます。

逆にザシアンはダイマックス無しでも相手に凄まじい圧力を掛けることが可能で、故に相手からの攻撃も集中しやすいです。
つまり実質的にこの指を使っているのと同じ状況を作れる(≒ザシアンを囮に隣のゴチルゼルのトリックルームを通しやすい状況を作れる)ことが判明したので、初手選出はザシアン+ゴチルゼルに固まりました。

この初手の強い点としてザシアンがこの指サポートをできる点以外にも普通にてだすけ+きょじゅうざんを振り回しても強い点があり、相手の残数を削ってからトリックルームを展開することでトリル枯らしを許さず4ターン以内での制圧が可能になっています。

構築の構造的な解説

あまり見られない小題なっていますが、この項では「なぜこの構築で勝てたのか」という点について解説していきたいと思います。

これは本構築が単純なパワーを押し付けるものではなく、初見殺しを交えて相手の意表を突くメタ型の構築となっているため、後から振り返った際に「なぜ勝てたのか」を明確にしておきたいからと考えた為です。

まず一番大きな要因として、この構築と同じ型のポケモンが環境に居ない点が挙げられると考えています。

具体的にはトリックルームを使うゴチルゼル、滅茶苦茶硬くトリル下を主戦場にする遅いHAザシアン、ダイワーム(シザークロス)を持っているHDカミツルギ、だいちのちから&くさむすびを採用した両刀霊獣ランドロス等、相手が想定しきれないポケモンが採用されています。

それらを初見殺しとして押し付けることで試合を通して主導権を握り続けることが可能となっていました。 

その点でこの構築のザシアン+ゴチルゼルの並びは試合のペースを引き寄せる性能に長けている並びとなっています。

ゴチルゼルのかげふみとカイオーガの圧力により相手視点からはゴチルゼルのねこだまし、てだすけ、サイドチェンジを利用して速いカイオーガで制圧する並びに見え、最速ゴチルゼルの猫騙し+スカーフカイオーガまで選択肢に入ります。

この「速いカイオーガをゴチルゼルのサポートで動かしてしおふきやダイストリームで制圧する動き」はガオガエンやランドロスで対応することは難しく、初手のガオガエンやランドロスの選出を躊躇しやすくなっております。

実際、4月から5月にかけてこの6匹で戦った129戦で相手のガエンの先発率は28.7%、ランドロスに至っては7.6%でありほとんど初手に威嚇持ちが来ないことが分かります(ついでにオーロンゲも先発率15.1%で壁を貼りにも全然来なかった)。

こうしてザシアンがデバフを受けずに暴れやすい状態を作りやすく、相手が初手ザシアンに対して甘えた選出をしてきたら相手1~2体を倒し一気に試合の流れを引き寄せられます。

そして後発のトリックルーム+カイオーガ展開へと続いていきます。先述したように相手視点ではこちらのトリルが見えていないのですが、それは初手のゴチルゼルへの行動だけではなく選出にも表れています。

具体的に言うと相手の「追い風カイオーガ対策枠(例:レジエレキ)」は選出されても「トリルカイオーガ対策枠(例:モロバレル)」は選出されないことが非常に多かったです。

イベルタル軸の「レジエレキのエレキネットとイベルタルのダイアーク、ザシアンのきょじゅうざんで上から殴り続ければカイオーガに暴れられることは無い」という選出が顕著ですが、この場合トリル下にカイオーガを着地させてだすけ+しおふきを連打するだけで相手は崩壊しました。

以上のように構築としてザシアン、カイオーガがそれぞれ相手の対策枠にぶつかりにくい仕上がりとなっており、隣のゴチルゼルのサポートも合わせてザシアンとカイオーガのスペックをそれぞれ120%発揮できるザシオーガ構築となっていたのがこの構築の最大の勝因となっています。

初見殺しの奇襲性能とそのまま畳み掛けるパワーの高さを兼ね揃えイージーウィンを量産できるのは短期間に試合数をこなすネット大会に非常にマッチしていたと感じました。

パーティ

個別解説

ザシアン

性格:いじっぱり
努力値:252-180-28-0-36-12
実数値:199-234-139-×-140-170


A:H306-B99(無振り)ダイマックスリザードンがA+1手助けきょじゅうざんで87.5%の高乱数1発(98.0~115.6%)

H392-B161(H164-B4振り)ダイマックスグラードンがA+1手助けきょじゅうざんで62.5%の乱数1発(93.8~110.7%)
H218-B132(HB特化)トリトドンがA+1手助けじゃれつくで56.2%の乱数1発(92.6~109.1%)
H310-B90(H4振り)ダイマックス化身ボルトロスが(A±0)きょじゅうざんで79.2%の乱数2発(47.0~56.1%)

HB:A238(A特化)白バドレックスの130ダイアース耐え(84.4~99.4%)
A222(A特化)グラードンのダブルダメージだんがいのつるぎ耐え(81.4~96.4%)
A222グラードンのA-1 140ダイアースを最高乱数以外耐え(84.4~100.5%)

HD: C238(C特化)黒バドレックスのアストラルビットを95.4 %で2耐え(42.7~51.2%)
C217(無補正C252振り)黒バドレックスの珠140ダイホロウ耐え(82.4~96.4%)

C183(無補正C252振り)イベルタルの珠130ダイバーン耐え(83.4~99.4%)
C152(無補正C252振り)レジエレキの珠140ダイサンダーを最高乱数以外耐え  (84.4~100.0%)
 C167(C特化)レジエレキの磁石140ダイサンダーを最高乱数以外耐え(84.9~101.0%)

S:余り(最速102族抜き)

ザシアンミラーには絶対勝てないけどミラー以外の対面には凄まじく強いザシアンです。

相手のザシアンをザシアンで倒すことを諦めた結果、超耐久と超火力の両立が可能になり隣のゴチルゼルのサポートと合わせて最強の対面性能を誇るようになりました。

ふとうのつるぎが発動したてだすけ+きょじゅうざんの火力は圧巻の一言に尽き、ダイマックスした相手に限れば袋叩きを受けたテラキオンの珠ダイロックよりも火力が出ます。なんで半減の上からリザードンをワンパンできるんだよ、化け物か??

また、耐久力も他のポケモンとは一線を画す数値となっており、ガオガエンが性格補正を掛けて実現する耐久ラインを意地っ張りの状態で実現する訳の分からないポケモンとなっています。

耐久降りによる行動保障があり、そもそもザシアン自体が囮のような存在であるため、戦った全てのザシアンに上を取られましたがSを落としたことを後悔する場面は一切ありませんでした。

先ほども書きましたがゴチルオーガが相手のガエンランドの選出を抑制しているため、一般の構築のザシアンよりもストレスなく暴れ回ることが出来たと感じています。

カイオーガ

性格:ひかえめ
努力値:124-0-28-236-4-116
実数値:191-×-114-220-161-125


HB:A244(A特化)ザシアンのA+1じゃれつくを最高乱数以外耐え(85.3~101.0%)

C:11n
H207-D150(H252振り)白バドレックスを雨下150ダイストリームで確定1発(107.2~126.5%)
H199-D136(H252-D4振り)ザシアンに雨なし150ダイストリームが165〜195のダメージ
H199-D136ザシアンを雨下手助けこんげんのはどうで確定1発(101.5~119.5%)

S:余り(最速ガエン抜き抜き)

特筆することはないこのPTでは珍しい普通のカイオーガです。

ゴチルゼルのトリックルームに合わせて着地し手助け行動で暴れるのもよし、ランドロスのダイジェットに乗せて上からしおふきを打つのもよし。
逆にランドロスの威嚇でサポートしながら数値に任せてダイマックスして打ち合うのもよしと、どう運用してもPTの主砲として十二分に活躍して相手を吹き飛ばしてくれました。

サブウェポンにはトリトドン意識でかみなりではなくれいとうビームを採用しています。

因みにカイオーガ以外がトリトドンに滅法強いため5月予選における対トドン戦績は12勝1敗の勝率92.3%であり全く苦になりませんでした。

ゴチルゼル

性格:ずぶとい
努力値:252-0-196-0-60-0
実数値:177-×-154-×-138-85

HBD:耐久指数最大

HB:11n
A222(A特化)グラードンのダブルダメージだんがいのつるぎ2耐え(41.2~49.1%)

HD:余り
C202(C252振り)カイオーガのダブルダメージ雨下しおふき耐え(77.9~92.0%)

この構築を構築たらしめるMVPです。

特性かげふみにより相手の交換を抑制しこちらの思考量を減らしてくれるので、短期間に大量の試合をこなすネット予選を戦い抜くうえでは非常に大きかったと感じます。

そして、ただでさえ影踏みが強かったのになぜかトリックルームが読まれなかった為に相手の行動妨害、隣の火力補助、S操作を揃える最強のサポーターとして輝いてくれました。

また、攻撃手段としてイカサマを備えている為ヌケニンに触れられる他、相手の襷を潰せたり、調整によってはザシアンのみがわりを割れたりと非常に腐りにくいのも特徴となっています。

余談ですが、最初は全然このポケモンの強みが理解できず、かげふみへの理解度を深める為に純正雨滅びをトリプルフリーで回してゴチルゼルと和解しようとしたりもしていました(効果の程は知らない)。

霊獣ランドロス

性格:むじゃき
努力値:36-132-4-140-0-196
実数値:169-182-111-143-90-149

H:10n-1

C:H197-D141(H236-D44振り)ザシアンを130ダイアースで確定1発(100.5~118.7%)
H436-D126までのトリトドンを手助け130ダイソウゲンで確定1発

A:余り

S:1加速で最速黒バドレックス抜き

晴れパへの役割遂行を求めた結果歪な技構成となってしまったランドロスです。

実際に予選では数多のトリトドンをダイソウゲンで吹っ飛ばし大活躍しれくれました。

また、非ダイマ時であっても相手のグラードンをくさむすびで迅速に処理できるのは非常に強力だったと感じます。

このPTの6匹の中で唯一まともに耐久に努力値を割かずSを伸ばしているため滅茶苦茶脆く感じますが、それはランドロスが相手の攻撃を複数回受ける立ち回りをする使用者が悪いです。

よってランドロスをダイマックスさせる際は極力相手をワンパンし、ダイジェットを絡めて相手の上を取っていくことを心がけます。

カミツルギ

性格:いじっぱり
努力値:196-68-4-0-236-4
実数値:159-231-152-×-81-130

HD:C222カイオーガの雨雫150ダイストリームを96.9%で2耐え(43.0~50.9%)
C217(C252振り)黒バドレックスのC+1 ダブルダメージアストラルビットを99.6%で2耐え(42.4~50.0%)
C217黒バドレックスのC+1珠ダイホロウを87.5%で耐え  (86.1~102.2%)
C152(C252振り)レジエレキの手助け珠140ダイサンダー(45.2~54.0%)→エレキフィールド珠140ダイサンダー(39.3~46.5%)を99.6%で耐え

HB:A222(A252振り)ザシアンのA±0インファイト耐え(84.2%~99.3%)

A: 11n
H177-B128(HB特化)イエッサン♀を130ダイワームで確定1発(100.5~118.6%)
H350-B100(無振り)黒バドレックスを120ダイアークで確定1発(118.8~140.5%)
H207-B111(H252-B4振り)ゴリランダーを130ダイワームで最高乱数以外1発(98.5~116.9%)
B136(B4振り)ザシアンにA+1 120ダイスチルが172~204のダメージ
(=実数値H189-B136までのザシアンを1発、H199-B136(H252-B4振り)ザシアンが94.9〜112.0%の中乱数1発)

対特殊ダイマックスエースとしての性能を求めた結果、このPT一番の地雷になったポケモンです。

性格をいじっぱりで採用しながらHDに大きく努力値を割いた調整、つじぎりシザークロスを採用した技構成等一般的なカミツルギとは大きく異なるカミツルギになっています。

つじぎりはヌケニンや黒バドレックス対策ですが、シザークロスが真価を発揮するのはカイオーガやWキュレムと言った特殊のダイマックスした禁止伝説とイエッサン♀が並んでいる盤面です。

相手の攻撃を耐えて、この指を選択したイエッサンをダイワームでワンパンしながら隣の特攻を下げ、ゴチルゼルでトリックルームを展開するとこちらのカミツルギは後発ザシアンの聖剣で縛られず逆に相手2体を縛る状況を作ることができます

更に相手はCの下がったダイマエースを影踏みでロックされ戻せないオマケつきです。
相手視点で普通のカミツルギを想定するのではあれば、当然Sを伸ばしているのを想定し、カイオーガやWキュレムの上を取られていると考えるでしょう。

ゴチルゼルのてだすけも絡められたらダイマックスエースがワンパンされかねないので、実際ほとんどのイエッサンはこの指を選択してきます。
そこにダイワーム+トリックルームが突き刺さり、実際に幾つものイージーウィンをもたらしてくれました。

かなりギリギリの数値での調整となっていますが、予選でくろのいななきが発動した黒バドレックスの珠ダイホロウを耐えながら返しのダイアークでワンパンして勝利をもぎ取ってくれる自覚も見せてくれる神ポケモンでした。

オーロンゲ

性格:わんぱく
努力値:252-0-188-0-68-0
実数値:202-140-119-×-104-80

HB: A207ソルガレオの130ダイスチルを壁込みで耐え(83.6~99.5%)

対黒バドレックス専用ポケモンです。

たいていの相手にはゴチルゼルを初手選出しますが、ゴーストタイプでかげふみが効かないばかりかアストラルビットで弱点を突いてくる黒バドレックスだけはゴチルゼルを出してもどうしようもありません。

そこで黒バドレックス構築に対して出せて、ゴチルゼルの代わりの役割を果たせるサポートポケモンが欲しいという事で白羽の矢が立ちました。

相手の黒バドレックスにトリックくろいてっきゅうを押し付け、こちらのザシアンのきょじゅうざんで行動前に処理しつつ、逆に相手のザシアンのきょじゅうざんは奪ったきあいのタスキで耐える動きは強すぎました。

リフレクターのみの採用となっているのは一般的な黒バドレックス軸のアタッカーは物理に偏重しており、リフレクターさえあれば十分だと考えたことと、鉄球を押し付けた後もこわいかおでS操作できるようにしたかった為です。

選出率はPT内で最下位ですが、逆に言えば刺さる相手にしか選出しないため選出時の勝率は一番高いポケモンです(予選抜けたINCでは選出時15-1の勝率93%)。

選出

基本選出

初手:ザシアン+ゴチルゼル
裏:カイオーガ+ランドロス

一番機会の多い選出です。

前述の通りザシアンゴチルゼルで有利盤面を作った上で裏のカイオーガorランドロスの後発ダイマックスで制圧することを目指します

対黒バドレックス

初手:ザシアン+オーロンゲ
裏:カイオーガ+ランドロスorカミツルギ

対黒バドレックス専用選出です。

トリックで鉄球を押し付けながらきょじゅうざんを打ち込むことで黒バドレックスを出落ちさせます。

その後はリフレクターやこわいかおで場を整えつつ、上の基本選出と同じく裏の後発ダイマックスを通していきます。

対カイオーガ軸、Wキュレム軸

初手:カミツルギ+ゴチルゼル
後発:ザシアン+カイオーガ

イエッサン♀をダイワームでワンパンしながらトリックルームを展開します。

イエッサン♀が来てない場合はカミツルギがワンパンできる方を狙いましょう。

対白バドパルキア

ランドロス以外の5匹の中から相手のPTの面子に合わせてその場のノリで選択します。

パルキアを削ってダイマックスカミツルギを通すか、ゴチルゼルオーロンゲで時間を稼いだ後にダイマックスカイオーガで制圧するかの2パターンが多いので自分が通せると思ったルートを選択してください。

INC使用版の感想

昨年は果たせなかった念願の予選抜けを達成できたこともあり、出来上がりも踏まえて非常に気に入っている構築となっています。

是非実際に使ってみてザシゴチルオーガのイージーウィン性能を体感して頂けたらと思います。

と、ここまでが予選時までの話。次のページではWCS2022にて使用した際の構築の変更点とWCSの現地レポートについて追記していきます。

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この記事を書いた人

シャングリラです。幸せだって叫びたい。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • オーロンゲの持ち物がこうこうのしっぽでなく鉄球なのは、渡したそのターンの行動順を変えたいからですね。なるほど。

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