【USUM:S1WCS16位】ガルレヒレ・テテフグロス両軸グッドスタッフ【ウルトラサンムーン】




目次

はじめに

強いポケモンを上から順番に採用すれば強い構築として成立するのをコンセプトにパーティを作成。

S1WCSレートでは最終16位と言う素晴らしい成績を出したものの、INCでは構築の歪みが露呈し機能せず結果的に1600を割り込み。

この構築の歪みを修正できる気がせず、仮に修正するなら歪みの原因となるガルレヒレ要素をパージしメテオール氏の広範囲対応型テテフグロスでよいよなと言うことで公開するものとする。

 

 

パーティ作成経緯

先に書いた通りこの構築はグッドスタッフである。

最も低い使用率のメタグロスですら11位という高い使用率を誇る。

またガルレヒレとテテフグロスは構築に入る残り2枠という意味で共通しているだけでなく、ガルテテフとグロスレヒレという要素も内包している。

その全ての構築がトップメタと言う点から自在にトップメタ級の構築を選出時点で使い分けることができるが……

まあその代償としてかなりブルルとメガゲンが”ヤバイ”

さらに挑発で止まりにくいトリパへの耐性も残念なことになっており構築の歪みは以下のパーティ全体の画像を見て貰えれば分かることだろう。

 

パーティ

個別解説

ガルーラ

持ち物:ガルーラナイト
特性:きもったま
性格:いじっぱり
努力値:H84A252B4D12S156
実数値:191-161-101-×-102-130(メガ前
技:おんがえし/けたぐり/ふいうち/ねこだまし

第六世代からは弱体化したが以前最強の猫騙し。

なんやかんやで処理に手間取りやすいポケモンたちを片っ端から恩返し2発で鎮めていく。

ワンパンされる場面というのは限られているためワンパンされる場面を防いでいけばほぼ確実に働いてくれる。

しかし捨て身型とは違い太鼓後のオボンが発動したマリルリやイーブイを倒すことができず弱体化が響く場面が非常に多く火力が欲しい。

グロパン不意打ちさえあれば対トリパで困らないのに……と思う場面も多く弱体化を喰らった今作のコイツには良調整を感じる。

またパーティ唯一の格闘打点でありバンギラスの処理が遅れやすい都合上テテフグロス選出時はメガ無しで選出され、バンギラスをけたぐりにいくこともある。

グロスを処理しようとするリザードンやランドロスは浮いていることからサイコフィールド下で猫騙しを使うことが可能。

 

カプ・レヒレ


持ち物:イアのみ
特性:ミストメイカー
性格:ひかえめ
努力値:H236B4C236D4S28
実数値:175-×-136-159-151-109
技:ハイドロポンプ/ムーンフォース/めいそう/まもる

数多の水等倍以上のポケモンたちとワイドガードで水打点が濁流頼りのレヒレは沈黙するでしょと動いてくるポケモンを沈めた恐怖の8割バッター。

配分は昨年のWCSルールに置いてパメラ氏が眼鏡レヒレで採用していたもの。

対スタンではドランランドリザを雨パに選出されれば瞑想雨ドロポンプで全てのメガラグラージを破壊しつくした。

対テテフグロスとしてのミラーでも素ドロポンがグロスに半分入るのでミラー戦に置いても最高峰の強さを発揮。

なお一撃で鎮めなければ実はモロバレルが怒りの粉をしてきた瞬間隣のランドロスやヒードランが鎮められないという大きすぎるデメリットを背負っている構築の歪みを象徴する存在でもある。

 

メタグロス


持ち物:メタグロスナイト
特性:クリアボディ
性格:ようき
努力値:AS252H4
実数値:156-187-150-×-110-134(メガ前
技:アイアンヘッド/れいとうパンチ/じだんだ/まもる

最初にガルレヒレを使った時にテテフグロスとブルルが非常につらかったためその両方を相手できるポケモンと言うことで採用。

ガルーラ同様に自身を軸としない選出時にも単独で動き威嚇を受け付けずランドブルルドランへの高速遂行が可能でクレセやテテフにタイマンで勝利できるという非常に重要な役回りを担う。

トリルが止められない時に無理やりアイアンヘッドで怯ませて止めることもあるが、ブルルには強いがゲンガーには弱いという特性上対エルゲンブルルは別に何も解決していないという歪みを解決することを諦めた証明でもある問題児。

 

カプ・テテフ


持ち物:エスパーZ
特性:サイコメイカー
性格:おくびょう
努力値:CS252H4
実数値:146-×-95-182-135-161
技:サイコキネシス/マジカルシャイン/ちょうはつ/まもる

恐怖のワンパンポケモン。

とりあえず出して無理やりサイブレイカーで仕事をする。

相手の猫騙しを打ちたい奴は浮いているがこっちは設置しているということでガルーラと出してやりたい放題する。

基本的にはテテフグロスの動きもできるようになっているが現在の所の採用理由は挑発が使えるポケモンの中で最も単体性能が高いためというのが大きい。

マジカルシャインはサイドチェンジに対して択負けを発生させず詰めたりするため。

 

サンダー

サンダー
持ち物:バンジのみ
特性:プレッシャー
性格:ひかえめ
努力値:H252B4C36D172S44
実数値:197-×-106-165-132-126 
技:10まんボルト/ねっぷう/おいかぜ/ほえる

ここまで歪みに歪んだ構築をさらに歪めるメガゲンやトリパやラッキーまで解決するスーパーポケモン。

文句無しでこの構築の大黒柱でありガルレヒレとテテフグロス両選出に置いて重要な役回りを担う。

バンジの実を前提としなければ居座らせることが難しいため繊細な立ち回りを要求されるが、誰かから教えてもらった配分で育成したが調整先その他もろもろ全てを忘却したというとんでもないガバを発生させている。

一応雨水Z耐える特防はあるのだが物理方面まったく分かんねえ……

まあ重要なのはこの電気炎打点を両立できる素早さ操作で吠えるまで搭載できるという点なので問題ではない。

本来は対ラッキーに置いてこいつを選出するイコール吠える持ちであると断定される案件だが

このパーティの場合余りにもラッキー耐性が無さすぎるために初手で出さず後発から出せば結構皆吠えるを忘れてくれる。

ガルーラの猫騙しとテテフの挑発と併せて上手く組み立てればラッキーにはまず勝てる。

対メガゲンもメガゲンを吠えてかげふみを無効化したり味方吠えるでロックを抜けたりできる。

 

ランドロス


持ち物:こだわりスカーフ
特性:いかく
性格:臆病
努力値:H4CS252
実数値:165-148-110-157-100-157
技:だいちのちから/ヘドロばくだん/めざめるパワー氷/ストーンエッジ

構築の歪みが辿り着いた果て。

スカーフ大地でコケコとリザと相手のランドとウルガとレヒレとブルルとメガゲンと全てのポケモンを牽制する。

ここまで無茶ぶりをしても応えてくれるからこいつは非常に強い。

無理そうだったらだいたいこいつが何とかしてくれるの精神。

 

選出

色々できるので色々覚えて使い分けよう

基本選出

先発:ガルーラ カプ・レヒレ
後発:サンダー ランドロス

先発:サンダー メタグロスorランドロス
後発:カプ・テテフ メタグロスorランドロス

まずどちらか通りそうなのを選ぶ。

通りそうになかったら次に選出の軸となっていないほうのメガシンカを通常選出で試す。

これ以外で明確に決まっているのは対雨のみであり後はグッドスタッフらしくどの選出を出しても最低限機能する。

フィーリングで頑張れ。

特殊選出

先発:サンダー カプ・レヒレ
後発:ガルーラ カプ・テテフ

対雨。

これで対雨は負けたことが無いのでド安定だと思う。

初手はノータイムで追い風瞑想を行いレヒレを守りつつサンダー退場したらガルーラを出す。

コケコが出されてフィールドを奪われてしまった場合はテテフを投げてエレキフィールドを奪い取る。

HPが満タンならば瞑想1回で電気Zまで耐えるためまず崩されることはない。

メガラグラージが一番の危険ポケモンなのでできるだけサンダー生存中に1匹倒して出てきてもらい瞑想雨ドロポンプで退場を願う。

だいたい消し飛んでくれる(高乱数)

 

総括

INCという短期決戦で構築の歪みが露呈するまでは非常に強かった。

と言うよりも長期戦で構築の歪みが露呈しても対戦数の暴力でリカバリーできる舞台に向いている構築だった。

次回はこの反省を生かししっかりと歪んでいない真っ当に強い構築を組みたい。

 

QRチーム

https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-F58D-4140

※ガルーラが恩返し採用型であるため捨て身タックルに変更

動画

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32655682

余談

なんかどうにもメガシンカが弱いのでメガシンカ抜きだったりメガシンカ両立だったり

新しい構築にするのが求められているのかなーという感じがする。

どうにも今までの常識が通用せず環境に適応しきれていないので頑張りたい。

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この記事を書いた人

ここでは黒と名乗っていたようだが中の人は喰い断⑨。
WCS2017日本大会でベスト4となり対戦理論の紹介に説得力が増したらしい。
最も本人は自分のプレイングを一切信用していないため運要素を最重要視したゲームメイクを好む。

色々あった結果喰い断の名を明らかにした。


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