【ポケモン剣盾】コーチング軸エスバドラゴ改【ダブルバトルシリーズ9】




目次

はじめに

カツヲです。シーズン13以来の寄稿となります。

今回は以前寄稿したコーチング軸レジドラゴパーティの改変を行っていたのでそれを紹介したいと思います。レジドラゴはドラゴンエナジーしかないわけではないということが伝われば幸いです。

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パーティ作成経緯

竜王ダブルでもドラゴを使っており、全国ダブルに戻った今シーズンも再びレジドラゴを使おうとしたが、なぜか世界がドラゴに厳しくなっていた(使用率50位以内の1/4以上が鋼とフェアリーに占められているので)。

そこで前期はレジドラゴ以外を色々試していたが、勝てる勝てない以前にレジドラゴを使わないと著しくモチベが下がる病気にかかっていることが分かった。

そこで今期は以前に寄稿したコーチングレジドラゴを軸にしつつ、他にも軸を用意してレジドラゴに頼らない構築を目指した。

コーチングドラゴでいくことは決めたので物理レジドラゴは確定とし、まずはコーチング役を決めることにした。

前回はコーチング役としてエースバーンを採用していたが、他のコーチング役を試してすらいなかったのでこの機会にドラゴと相性のいいコーチング役を探すことにした。

試したのは、ガラルサンダー、バシャーモ、コジョンド、テラキオン、ルチャブル、フェローチェ、エースバーン、悪ウーラオス。これだけ試した結果、やはりエースバーンが一番強いと感じたので今回もコーチング役はエースバーンとした。

次に、補完枠を考えていった。前回の経験からコーチングレジドラゴの苦手なポケモンは3種類に分けられることに気がついていたので、それを対策することにした。

具体的には以下の三種類。

  1. お互いに干渉できない相手(オーロンゲなど)
  2. お互いに圧力をかけあっていて少しの違いで有利不利が入れ替わる相手(ドラパルトなど)
  3. 一方的に不利な相手(カプ・テテフなど)

そこで、まずはお互いに干渉できない相手にはコーチングレジドラゴを選出しつつ、苦手な相手に対応できる後発を決めることにした。

今回は、S操作をそこまで必要としないスイーパーとなり、主要な先制技で縛られづらく、ドラゴが倒しづらい鋼やフェアリーに比較的打点を持てるレジエレキカミツルギを選択した。

次に、お互い安定しない相手と一方的に不利な相手に出す裏のダイマエースとして、対威嚇2枚(ガエンランド同時採用など)、カプ・テテフ、ブリムオン、トゲキッス、ドラパルトを重視しレジロックを選んだ。

最後の枠はいろいろ迷走していたが、最終的には対メタグロス、セキタンザン、ジュラルドンを考えレイスポスを選んだ。

パーティ

個別解説

エースバーン

 

 

 

 

性格:ようき
努力値:A252D4S252
実数値:155-168-95-76-96-188

数々のコーチング役を試した結果戻ってきた。難点はエレキネット+何かで崩されることと威嚇を誘う点くらいだった。

採用理由からきあいのタスキを持たせて、コーチングは確定。もうか+かえんボールが強くこれが採用理由のようなものなのでこれも確定。

残りは選択肢としていろいろあるが、今回は最初に書いた難点を軽減でき、相手の追い風やトリルを枯らすのに便利なまもる、ドラゴと案外横の補完がいいのでサイドチェンジを選んだ。

レジドラゴ

 

 

 

 

性格:いじっぱり
努力値:H4A156B76D164S108
実数値:276-154-80-x-91-114

調整:
HB:陽気鉢巻ウーラオスの暗黒強打耐え
S:+1で最速ガブリアス抜き
A,D:余りをいい感じに振り分け

ドラゴン技を撃てるならば高火力高耐久のポケモン。

以前使った際に、思いのほか珠ダメがきついと感じたのでりゅうのキバを持たせた。

また、りゅうのキバでは耐久に振ったフシギバナやセキタンザンなどは振り切ってもワンパンできないのと、Bにも少しは振った方がいいと思っていたので、調整は思いつきでこのラインにした。そのおかげか、ダイマしない選択肢が生まれている。

以前は8割近くの相手に出せていた(というか出さざるをえなかった)が今回は5割出すかどうかだったので厳しくなっているなぁと感じた。

レジエレキ

 

 

 

 

性格:おくびょう
努力値:C252D4S252
実数値:155-x-70-152-71-277

バグみたいな速さと火力で後発からスイーパーをする。

以前と違って耐久調整をしていないが、振りなおすのが面倒だっただけである。この構築の場合は後発ウーラオスと対面しやすいので、鉢巻悪ウーラオスの不意打ち耐えくらいまで振るべきだと思う。

技構成は他に入れたいものが特になかったのでこの4つになった。

レジロック

 

 

 

 

性格:わんぱく
努力値:H252A252D4
実数値:187-152-242-x-121-70

裏のコーチング対象として選んだポケモン。

火力はお世辞にも高いとは言えないが、耐久値が尋常ではなく、対物理ならコーチングが入る関係でよほどのことがない限り殴り勝てる。

特殊方面が若干もろいが、ダイロックで砂嵐にすることである程度は耐えることができる。

難点として、レジドラゴのような圧殺性能はないので相手のダイマと1:1交換以上か、ダイマしない枠と2:1交換して数で倒すかになるので、安定感はあるが過信は禁物といった感じであった。

技構成は一致のいわなだれ、ランドロスやドラパルトに打つダイアイス用のれいとうパンチドラパルトはA+2でないと落ちないので注意)、カプ・レヒレを構築的に誘いやすいのでダイサンダー用のかみなりパンチ、せっかくBが高いのでボディプレスを採用した。

カミツルギ

性格:ようき
努力値:H132D124S252
実数値:151-201-151-x-67-177

調整:
H:地球投げ3耐え
HD:臆病眼鏡レジエレキの10万ボルト最高乱数以外耐え

オーロンゲ+ニンフィアのような構築を初手から荒らすことができ、後発スイーパー役としても適性のあるポケモン。

きあいのタスキもとつげきチョッキも取られていたので、耐久にガッツリ振ってワンパンされづらくし、こだわりハチマキを持たせることで削れた火力を強引に解決した。

技構成は一致技のリーフブレードスマートホーン、悪ウーラオスに打つせいなるつるぎ。ハサミギロチンは対ラッキーとどうしようもないときにワンチャンを残すために採用した。

レイスポス

性格:おくびょう
努力値:C252B4S252
実数値:175-x-81-197-100-200

対メタグロス、セキタンザンを担い、レジドラゴもレジロックも出せないような相手にも出すダイマエース兼、後発スイーパーとして採用した。

技構成は一致技のシャドーボール、ダイアタックでのS操作用にはかいこうせん、セキタンザンとジュラルドンに打つためのダイアース用のマッドショット。

最後の1枠にみがわりが入っているのはウーラオスの不意打ちを避けるためだが、まもるも欲しいので一長一短である。

選出パターン

今回は先発しか書いていない。この構築は後発を相手に刺さりがよさそうか何かを倒すのに必要という選び方をしていたので、後発に何を出すかが決まっておらず安定していないためである。

基本選出1

先発:エースバーン+レジドラゴ

これを出せるかを最初に考える。これ以降に書いた相手以外にはこのパターンで出した方が強い。

コーチング+ダイドラグーン、コーチング+りゅうのまい、まもる+ダイドラグーンorダイアタックのいずれかが通るときは1ターンで勝敗が決まることが多い。

基本選出2

先発:エースバーン+レジロック

威嚇とフェアリーと鋼が合わせて3枚以上、ブリムオン、カプ・テテフ、トゲキッス、(ダイマエースっぽい)ドラパルト、その他レジドラゴよりレジロックのほうが刺さりがいい時にこちらを出す。

イエッサンブリムオンなど相手が殴ってこなさそうなら、コーチングいわなだれ→まもるダイナックルのように、エースバーンの襷とレジロックのダイマを温存するように動き、それ以外でも初手はダイナックルを優先するといい(火力が低いため相手をA+1ではほとんど倒せずエスバの襷が削れるだけになるため)。

基本選出3

先発:レイスポス+エースバーンorカミツルギorレジエレキ

レジロックもレジドラゴもまともに打ち合えない相手(弱保メタグロスなど)に対して選出する。

横がエースバーン、カミツルギならいわゆるホロウビート的な動きになり、レジエレキならこの指要員を破壊したりS操作をしたりしながら殴ることになる。

対オーロンゲ+ニンフィア等
(フェアリー鋼2匹で固めて展開する構築)

先発:エースバーン+カミツルギ

カミツルギにコーチングしてオーロンゲにスマートホーンを撃てば後発で大体勝てる(仮にB特化かつリフレク込みでも乱数、リリバは無理)。

仮に隣がカミツルギを叩かなかった場合はそのまま全抜きルートもありえるし、カミツルギが落ちるなら裏にコーチングを入れるかさらに裏で崩してダイマを最後に据えるルートもとれる。

対セキタンザン系統

先発:レジドラゴ+レイスポス

レジドラゴの火力を落としているため+1ダイドラグーンではセキタンザンを飛ばせないが、レジドラゴのドラゴンクローとレイスポスのダイアースを撃つと大体勝てる。

仮に後発にセキタンザンを置かれたりドラパルトがダイマしてきたら負けだが、事故と割り切っている。

 

総括

シーズン19最終370位。

久しぶりにコーチングドラゴを使ったが、通るパーティに対するイージーウィン性能は相変わらず高いと感じた。

だが、最近トゲキッスやドラパルトやカプ・テテフが流行っているようなので、レジドラゴ軸にはきつくなっているとも感じた。

どうしても殴るときはドラゴン技依存なので流行に大きく影響を受けるのは仕方ないのかもしれない。

逆に流行とマッチング運次第ではイージーウィンを連発し大きく勝ち越すこともできるので、興味がある人はぜひ試してみてほしいと思っている。

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この記事を書いた人

シングル勢でありダブル勢
追い風範囲ぶっぱが好き

コメント

コメント一覧 (1件)

  • PJCSでダイマエースバーン+ドラゴンエナジーレジドラゴが優勝したことを考えると一種の偽装にもなってますね

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