※本記事は過去のNOGUSO-PARTYをリスペクトしたものです。
※ビジュアル(?)を重視したNOGUSOとなっております。
NOGUSOがポケモン界でブームと聞いて、
ブームに乗るため組みました。
NOGUSOをきっかけにカードの方にも興味を持っていただけることを願い組みました。
デッキレシピ
レギュレーション:スタンダード(XY1~SM3+)
4 | ツタージャ(XY10) |
4 | ジャノビー(XY10) |
3 | ジャローダ(XY10) |
2 | コソクムシ(SM3)(XY3) |
2 | グソクムシャGX(SM3)(CP6) |
2 | カリキリ(SM1) |
2 | ラランテス(SM1+) |
2 | カプ・テテフGX(SM2) |
ポケモン:21枚
4 | 巨大植物の森 |
4 | プラターヌはかせ |
3 | N |
1 | アセロラ |
1 | グズマ |
1 | フラダリ |
4 | バトルサーチャー |
4 | ハイパーボール |
3 | 活力剤 |
2 | バトルコンプレッサー |
2 | かるいし |
2 | こだわりハチマキ |
トレーナーズ:31枚
2 | ダブル無色エネルギー |
6 | 基本草エネルギー |
エネルギー:8枚
個別解説
ポケモン
ジャローダ(XY10)
NOGUSOのKUSO担当。
ポケカ界で唯一とぐろをまけるポケモン。
※少なくても「ポケモンカードゲームDP」シリーズ以降で唯一
こだわりハチマキやラランテス(後述)で火力をあげながら、
「とぐろをまく」連打または、「とぐろをまく」→「スラッシュダウン」で相手を倒していきます。
グソクムシャGX(SM3)
NOGUSOのGUSO担当。
NOGUSOのために生まれてきたと言っても過言ではないポケモン。
ベンチから出てきて1エネ120ダメージのGUSOをします。
たまにGX技も打ちます。
ちなみにポケカ界には、グソクムシャと技の「かくごのつめ」で単体でNOGUSOとして成立しているポケモンもいます。
ラランテス(SM1+)
NOGUSOの天候担当。
やはり、NOGUSOをするなら快晴の空の下が良いということで採用しました。
KUSO(ジャローダ)やGUSO(グソクムシャ)の技のダメージをあげます。
こいつのおかげで「とぐろをまく」でHP60のポケモン(アローラロコン、ラルトス等)を倒せたり、
こだわりハチマキ「であいがしら」でカプ・テテフGXを倒せたりします。
ツタージャ(XY10)
ジャノビーの進化前。
ジャノビー(XY10)
ジャローダの進化前。
NOGUSOを見られないように縛ります。
たまに失敗します。
負けそうになっても勝ち筋を作れる最強のカードです。
ゲームの「いばる」より確率が高いです。
コソクムシ(SM3)
グソクムシャGXの進化前。
バトル場にいると弱いので、「にげごし」で逃げておきましょう。
カリキリ(SM1)
ラランテスの進化前。
「こうごうせい」でエネルギーを付けることができますが、
エネルギーをトラッシュから回収する手段がなくエネルギーがついたカリキリを倒されることの方が痛いため、
バトル場スタートし、かるいしを引けなかった時に相手に倒される壁になります。
カプ・テテフGX(SM2)
「ワンダータッチ」で紙(サポートカード)を持ってきます。
と、理由づけましたが、展開用にシェイミEXまたはカプ・テテフGXのいずれかが欲しいと思い無理やり理由付けしただけです。
スタジアム
巨大植物の森
今までのNOGUSO-PARTYは野原でのNOGUSOでしたが、
皆様はWikipediaのこのような記述は知っていますでしょうか?
森林では、樹木が生い茂っており、奥へ入れば目隠しになるため行われる。
つまり、NOGUSOは野原以外でも行えるのです。
というわけで、NOGUSOの森林担当です。
唐突にGUSOを出したり、「へびしばり」をしながらKUSOを出したりできます。
サポート
プラターヌはかせ
7枚引ける強いカードです。
トラッシュする「ジャローダ」や「グソクムシャGX」等は活力剤で戻せるので遠慮なく使いましょう。
N
序盤はトラッシュしたくないカードを山札に戻しながら6枚ドローでき、終盤は相手の手札を流し「グズマ(またはフラダリ)→テテフ」による負けを予防します。
アセロラ
KUSOやGUSOを手札に戻し、
ベンチから「であいがしら」したり、「へびしばり」したりします。
グズマ
相手のベンチポケモンを呼びながら、こちらはGUSOを出すためのカードです。
ポケモンカードでは、バトル場にいるポケモンにかかっている技の効果はベンチに下がると消えてしまうためKUSOとは相性が悪いです。
※この場合は「とぐろをまく」の「次のターンの相手のバトル場への技のダメージが+60」という効果が消えてしまう。
フラダリ
グズマがジャローダと相性が悪いため採用しました。
相手のベンチにいるポケモンを呼び出して倒します。
グッズ
バトルサーチャー
強力なサポートを使い回せる強いカードです。
ハイパーボール
手札コストを支払いながら、好きなポケモンを持ってこれる強いカードです。
手札コストは主に後ほど活力剤やバトルサーチャーで回収できるポケモンやサポートのことが多いです。
活力剤
草タイプのポケモンの特権。
巨大植物の森と合わせていきなり進化したり、
序盤に切ったポケモンを回収できたりと便利です。
バトルコンプレッサー
活力剤と合わせて好きなポケモン持ってきたり、
バトルサーチャーと合わせて好きなサポートを持ってきたりします。
終盤は不要なカードをトラッシュすることで、欲しいカードを引きやすくなるように山札を圧縮する役割も持ちます。
かるいし
NOGUSOに拘り、にげるコストが0のポケモンを採用しなかったため、快適に「であいがしら」するには必須です。
その点、鳥のNOGUSOと絡めてカプ・コケコを採用した1st NOGUSO-DECKは神だなぁ(媚びる)。
こだわりハチマキ
全体的に低いダメージを補うのに必要なカード。
エネルギー
ダブル無色エネルギー
グソクムシャGXの「アーマープレス」と「サザンクロスGX」そして、たまにカプ・テテフGXの「エナジードライブ」を使用するために採用。
基本草エネルギー
神秘的な雰囲気漂う森の中でNOGUSOを楽しんでほしいという思いから、
セレビィが住まう神秘的な森が記載されたエネルギーを採用しました。
使ってみた結果
NOGUSOで店舗大会に参加してきました。
1戦目 VSニンフィアGX+エフェクトブイズ
ニンフィアGXの技「マジカルリボン」で好きなカードを持ってきて、そのカードでエネルギーや手札を破壊しながら、相手の展開を妨害してリソースを枯らすデッキ。
ニンフィアがマジカルリボンで持ってくるカードをうまくNで流しながらニンフィアGXを2パンで倒すも、
「フレア団のしたっぱ」によるエネルギー破壊、「サイレントラボ」によって「カプ・テテフGX」でドローサポートを引けない問題等に悩まされ、
へびしばりが成功したターンはエネが引けなく攻撃できないというのも響き、特性「フレアエフェクト」持ちのブースターが立ち、ニンフィアがこちらのポケモンをようせいのかぜで1発で倒せる体制に入ってしまい、ジャローダでスラッシュダウンを1発入れて返しで倒される展開に。
何とか2体目のニンフィアGXを倒し、Nを使い相手にフラダリorグズマを引かれないことを祈りながらカプ・テテフGXにダブル無色エネルギーを張り2パンを狙えばいいところでプレイミスでハイパーボールでトラッシュしてしまったため、ニンフィアGXを倒すための手段がなくなってしまったためサイド取得数4-6で負け。
2戦目 VSゾロアークGX+ルガルガンGX+ゾロアーク
ゾロアークGXの特性「とりひき」とマオが強いデッキ。
ルガルガンGXの特性「ブラッディアイ」でフラダリをしながら、ルガルガンとゾロアーク両方で殴るデッキ。
カリキリスタートをし、そのまま逃がせず倒される。
グソクムシャGXで2パンを狙うも、スカイフィールドでベンチに8体並べられたこだわりハチマキ「ライオットビート」で倒される。
ジャノビーを出し、へびしばりでゾロアークGXをだし再度2パンを狙うが、特性「なりかわる」をもつゾロアークを出され麻痺を解除され、ルガルガンの「ブラッディアイ」で次のへびしばりの準備をしていたツタージャを倒され相手の残りサイドが2枚に。
なんとかジャノビーを再度だしへびしばりに成功するも、サイドをとることに執着しグソクムシャGXの「であいがしら」でゾロアークを倒す。
ベンチからゾロアークGXがでてきて、スタジアムをスカイフィールドに張り替えられたうえで、カプ・テテフGXのワンダータッチ→アズサ→ベンチに3体並べてこだわりハチマキ「ライオットビート」210ダメージでグソクムシャGXを倒されてサイド取得数1-6で負け。
3戦目 VSサーナイトGX+ゾロアークGX+エルレイド+ディアンシー
サーナイトGXの特性「ひみつのいずみ」でエネルギーを加速しながら自身の打点を上げていくデッキ。
エルレイドとゾロアークGXを組み合わせることで「さきよみ」「とりひき」のコンボで任意のカードを持ってきやすくしている。
じゃんけんに勝ち、先攻を選択そして手札をチェック。
プラターヌ博士 活力剤 活力剤 カプ・テテフGX 基本草エネルギー ジャノビー ジャローダ
絶望しながらカプ・テテフGXをバトル場において対戦開始。
引いたカードはダブル無色エネルギー。
テテフに張って、泣く泣くプラターヌ博士で活力剤2枚をトラッシュしながら7枚ドロー。
相手もあまり引きは良く無いようで、展開が遅いがこちらも遅れ、ディアンシーをようやく倒すが、
そのころには相手も準備万端とばかりに大量のエネルギーをつけたサーナイトGXで殴ってくる体制に。
なんとか、サーナイトを1体倒すことには成功するが、
序盤に切った活力剤が痛く、後続のアタッカーを用意できず、順調に倒され続けてサイド取得数2-6で負け。
結果は3戦3敗。
(おかしい、事前のフリー対戦では白レックにも勝てたのに)
※白レックとは、メガレックウザEXをメインアタッカーにしたデッキの通称、1ターン目から240ダメージをだしてくる
その後、フリー対戦に誘われたのでそのままNOGUSOで対戦。
VS アローラキュウコンGX+ジュナイパーGX+エーフィEX
アローラキュウコンGXの技「こおりのやいば」とジュナイパーEXの特性「フェザーアロー」でダメージをばらまきながら相手を倒したり、進化ポケモンに対してはダメージを乗せてから、エーフィEXの技「ミラクルシャイン」で一気に倒すデッキ。
お互い巨大植物の森を引けないままターンが進むが、こちらは順調にポケモンを並べ進化を続ける。
相手は少し事故気味のようだが、アローラロコンの「みちしるべ」で展開しようと試みるが、
返しにNを使い、ラランテスの「にほんばれ」込みのジャローダの「とぐろをまく」でロコンを倒しサイド先行。
ジュナイパーが完成し、ついにフェザーアローを打ってくる状態になったが1体しかいないため、フラダリで呼び出してへびしばりによる麻痺を狙ったがコイン裏で失敗、「スラッシュダウン」でダメージをいれて番を終える。
ジュナイパーには逃げられ、相手のNによって手札が事故るが、ドローでバトルサーチャーを引く。
ドローサポートがなかったためプラターヌ博士と迷ったが、サイドから持ってくる2枚で事故は解決すればいいと割り切りフラダリジュナイパーで止めを刺す。
そのころには相手の場にもジュナイパーが複数いて、ついにはフェザーアローやアローラキュウコンでポケモンが徐々に狩られサイドを2枚とられる。
こちらも負けじと「みちしるべ」のために出てきたアローラロコンを倒すが、ダメージを入れたアローラキュウコンをアセロラで回収される。
次の番にはNを打たれ手札を2枚にされら上で、エーフィEXの「ミラクルシャイン」でジャローダを倒されるが、
ダブル無色エネルギーを引いたため、グソクムシャGXに張ってこだわりハチマキ「サザンクロスGX」でサイド取得数6-3で勝ち。
最後の最後で勝てて良かった(小並感)。
使ってみた感想
組む前の段階で薄々と感じてはいましたが、ジャローダとグソクムシャGXはあまり相性が良くないと感じました。
(そもそもレシピが弱い説は大いにあります)
良かったところ
①「へびしばり」が強い
負けそうになった場面での時間稼ぎとしても強いし、
単純にGXポケモンを逃がさず、さらにこちらはダメージを受けず2パンできるというのも強かったです。
コインの裏が出たら嘆きましょう。
②「スラッシュダウン」も強い
「とぐろをまく」ができなくても、ラランテスやこだわりハチマキで強化さえすれば、そのままの「スラッシュダウン」も強かったです。
2進化ポケモンという点も巨大植物の森で解消できるため非常に打ちやすく、非EX・GXポケモンの1エネ技としては破格の性能を感じました。
そのこともあって、返しでジャローダがワンパンされる可能性が少しでもあるなら、「とぐろをまく」に固執せず「スラッシュダウン」から攻撃というのはありだと思いました。
③グソクムシャGXは強い
「であいがしら」できなくても、HPが非常に高いのもあって前で「アーマープレス」してるだけでも強かったです。
悪かったところ
①プレイヤーが弱い
レポートでもいくつかあるように自身でも気付いているプレイミスが複数ある点でプレイヤーとしての未熟さを感じます。
②アタッカーとしてお互いが噛み合っていない
ジャローダは打点を出すためにベンチに戻してはいけないが、グソクムシャは「であいがしら」のために戻さないといけない。
「へびしばり」で麻痺にして、「であいがしら」をした場合、次のターングズマを使用して止めをさせず、ダメージも受けないためアセロラで回収できない。
と、噛み合いのなさを感じました。
③インフレでジャローダが辛い
元々は、ラランテスの「にほんばれ」やこだわりハチマキで強化しながら「とぐろをまく」→「スラッシュダウン」でGXポケモンを1体倒すプランだったのですが、
HP140が想像以上に心もとなく、ワンパンされることが多かったためアセロラで回収して再度「へびしばり」することも、2回攻撃して倒すというのも難しかったうえに、
2進化GXポケモンはHPが高く2パンできず、3パンということが多々ありました。
あ、でも「ジャノビー」「ジャローダ」のテキストを把握してない方がそこそこいたことと、NOGUSOデッキだとバレなかったことは嬉しい誤算でした。
皆様もこの記事を読んで少しでもポケモンカードにも興味を持っていただけたらと思います。
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