はじめに
こんにちは。カルフールと申します。
読者の方には、第七世代に登場した「仲間大会」で様々な交流を楽しんでいる方も多いと思います。
本記事を執筆している時点では、ポケモンチャンピオンズに仲間大会が実装されるかは明らかではありません。
ただ、廃止する理由は考えられないため、おそらくチャンピオンズでも仲間大会を開催できるかと思われます。
そこで、来るチャンピオンズでの実装に向けて、第七世代以降の仲間大会の機能の振り返りをしたいとおもい、この記事を書くことにしました。
私はGSルールはじめ、伝説や幻のポケモンが使用可能なダブルバトルが大好きなので、GSルールが正式に始まる前から、定期的にGS仲間大会を開いたり、東京都内で開催される「伝説厨オフ」等GSルールのオフ会に参加しております。
なお、本記事はあくまでもオンライン仲間大会のみを対象とし、第七世代および第八世代に存在した「ライブ大会」(オフライン大会)については対象外とします(開催したことがないので知見がありません。どなたかご存じの方がいればぜひご教示願います)
サンムーンおよび剣盾のライブ大会についてはこちらを御覧ください.
また、本記事では日本語以外での画像も使用しておりますが、基本的にフランス語版となっております。
なお、アイキャッチの松本・パウロ・隆介氏は本記事に全く関係ありません。ご了承ください。
仲間大会の共通の事柄
第七世代から第九世代に共通の仕様を紹介します。
仲間大会の名前に使用できるのは、ゲーム内で入力可能な文字のみ
日本語ソフトの場合は、ゲームの日本語入力(ひらがな、カタカナ、全角英数字)、欧州言語の場合は、対応する言語を入力することができます。
なお、中国語版については、第七世代では日本語(ひらがな、カタカナ、全角英数字)のみ入力可能で、剣盾とSVでは繁体字ないし簡体字の漢字を入力できます。
文字の入力の詳細は、過去に寄稿した記事を御覧ください。

バトルチームについて
- レンタルチームを使用できない
- 対戦中はロックがかかり、一度開始すると、使用するポケモンの個体変更やわざ、PP数、道具の変更などが一切できなくなる。
- (剣盾の一部の仲間大会を除き)対戦相手が使用するポケモンのニックネームが表示される。
対戦ルールについて
- 制限時間(持ち時間制/総合時間)を設定できる。
- 対戦回数を設定できる(世代毎に回数に違いあり)。
第七世代(サンムーンおよびウルトラサンムーン)2016-2019
第七世代より、仲間大会の機能が実装されるようになりました。条件を満たせば、誰であってもオンライン大会もしくはオフライン大会を主催できるようになり、特殊ルールの公式大会の練習会(一部再現不可能なものあり)や、独自の制限を設けた大会を開く人が出てきました。
また。剣盾以降では時期ランクマッチのルールを仲間大会で練習する人が増えました。
記事冒頭で述べましたように、第七世代にはオンライン大会とオフライン大会の2種類がありますが、オフライン大会については知見が無いので記事では紹介いたしません。
第七世代では、第五世代に登場したPokemon Global Link(以下、PGL)を開催のために使用しており、仲間大会の作成と参加登録をするためには、PGLに登録する必要がありました。
仲間大会作成方法・注意事項
- Pokemon Global Linkの専用ページから仲間大会のページを設定する。
- 設定可能な条件は以下の6種類。
①シングルバトル/ダブルバトル
②使用可能なポケモン(アローラ図鑑/全国ダブル/GS/無制限の4種類)
③マークの有無(アローラ産限定/カロス・アローラ産限定[レーティングバトル準拠]/第5世代以前の過去作・バーチャルコンソール産OK)
④対戦回数上限(初期値は5回、5段階毎に増やせて最大30回)
⑤時間制限(持ち時間制、もしくは総合時間制を選べる)
⑥Z技とメガシンカの有無 - 技選択時間は45秒で固定であり、変更出来ない。
- 開催時間と日時を設定できるが、標準設定は09:00から翌日08:59までの24時間となっています。ただし、時刻がJST(日本標準時)ではなくUTC(国際標準時)になっていることもあり、日本時間の夜に開催しようとして、間違えて早朝に設定してしまった方もいるらしいです。
- 毎週火曜日はPGLのメンテナンスが入るため、仲間大会を開くことが出来ませんでした。
- 説明欄があり、全角250字まで入力可能であった。説明欄に入力可能な文字に制限はありません。
- 大会を「全トレーナー参加可能」(公開)もしくは「指定トレーナーのみ」(非公開)に出来る。「指定トレーナーのみ」の場合は、招待制の大会となる
- 一度仲間大会を設定すると、公開の場合は「エントリー募集中の大会」のタブに表示されます。非公開の場合は、主催者がゲームソフトIDを指定して招待します。

なお、筆者は、仲間大会を開いたときに「対戦できる上限回数」を初期値の5回のままになっていることに気付かず、慌ててサブロムで大会を開き直したことがありました。

こちらは日本語版で作成した仲間大会。間違えて「5回」のまま登録してしまっていた。
そのため、慌ててサブロム(フランス語)で仲間大会を作り直した。

こちらは正しく30回の対戦回数に変更したもの。参加者募集中の仲間大会一覧に、同じ時間に開かれる仲間大会が2つ並ぶことになるので、Plz ignore comp. perリシュリュー(Please ignore [the] ompetiton par リシュリュー:リシュリュー主催の大会は無視してください)と大会の副題に書き、大会概要にも「主催者リシュリューではなく此方にお願いします」と書いておいた。
ダウンロードしたルールについて
また、、第七世代では公式大会のルールをダウンロードすることができました。
しかし、ダウンロードしたルールを仲間大会で使用することはできませんでした。


なお、「アンリミテッドトライアル」はWCS2019ウルトラシリーズとほぼ同じルールだが、同ルール配信後にゲーム内で入手可能になった「イバンのみ」など一部の道具が使用できないため、余程のことが無い限りは「WCS2019ウルトラシリーズ」を使用するのが望ましい。
おまけ 以前書いた記事の補足

こちらの仲間大会では、英語の説明にて、「特性」をabilityではなくtalentと書いています(上2つの仲間大会ではabilityと表記)。
理由については過去記事を御覧ください。

仲間大会を探す方法


PGLの仲間大会一覧より、「ダブルバトル」の「伝説ルール」の仲間大会で参加者募集中のもの。
人数が赤字のものは最小刊行人数(20人)に達していないもの。20人を超すと黒字になる。フランス語版では、日本語TNの名前に読み仮名(アルファベット転記したもの)がつく。
仲間大会参加方法
参加には、PGLにログインして大会が始まる前に事前登録する必要があります。
PGLで参加登録をすると、専用のQRコードが発行されます。

「TNあゆね」さんの主催する仲間大会に参加登録をした後の写真。「QRコードを表示する」と出ている。


こちらは別の仲間大会での参加用QRコード。
このQRコードを3DSのカメラで読み込むことでパーティーの固定が完了する。
開始時間になったら、3DSのカメラ機能を用いてQRコードを読み込みます。この時に「たいせん」ボックスにいるポケモンが固定されます。
また、大会開始時間が過ぎると参加登録出来なくなります。最小敢行人数は参加登録者20人で、19人以下の場合は開催されません。
剣盾以降の仲間大会とは異なり、途中でパーティー固定を解除して参加登録をやめることができます。そのため、理論上は同じ時間に開催されている複数の仲間大会に参加することが可能でした。
ただし、一度でもパーティー固定を解除した場合は二度と同じ大会に参加できません。

仲間大会の開始時の場面。上に仲間大会の名称が表示されている。
対戦結果の確認
参加登録者が100人を超えていた場合のみ、ポケモン使用率や道具、わざの情報が公開されます。
実際に対戦した人数が100人未満であっても公開されます。

仲間大会のレックウザの画面。Object(もちもの)の上位は「きあいのタスキ」「いのちのたま」「こだわりハチマキ」「とつげきチョッキ」「たべのこし」「イアのみ」。
(ちなみに、フランス語のイアのみ(Baie Papaya)は英語ではIapapa Berryですが、英語のPapaya Berryは「ウタンのみ」(フランス語ではBaie Yapap)なのだそうです。フランス語と英語ではPapayaと言っても、意味するすきのみが違うようです。)

性格(Nature)の一覧。上から「ようき」「いじっぱり」「むじゃき」。

2018年5月に筆者が主催したGSルールの仲間大会。ちょうどJCS予選が終わった直後だったためか参加登録者が100人を超える大型の仲間大会になった。
このあと、なぜか週に一度の割合で、GSルール(のちのWCS2019ウルトラシリーズ)の仲間大会が開かれるようになり、かつ参加者も100人を超す規模のものが続いた。
自分が参加していない仲間大会の結果一覧
第八世代以降の最大の違いとして、仲間大会に参加していない人であっても「これまでに開催された大会」のタブを開けば、仲間大会の情報を自由に閲覧することができた点があげられます。
PGLを閲覧すれば誰でも確認可能でした。

こちらは、サンムーン期に開かれたGS仲間大会の一覧。一番下は2014年世界チャンピオンの朴世俊さんが主催したもの。GSルールは根強い人気があり、この時はまだソルガレオZ、ルナアーラZ,そしてウルトラネクロズマが未解禁であったが、それでも2017年11月のUSUM発売までの約1年間で1か月に1度の割合で仲間大会が開かれていたことがわかる。ただし、参加者100人超えは世俊氏の大会のみであるため、それ以外の仲間大会でポケモン使用率などを確認することはできなかった。


こちらはUSUMのGS仲間大会のうち、2018年8月の世界大会でWCS2019ルールが正式に発表される前に開かれたものの一覧。2018年5月のJCS最終予選終了後、ほぼ週に一度の頻度でGSルール(のちのWCS2019ウルトラシリーズ)の仲間大会が開かれていた。018年9月4日より、「WCS2019サンシリーズ」が始まったが、これ以降もウルトラシリーズの仲間大会は週に一度の割合で開かれていた。筆者の手許にある記録では、2018年5月下旬から2020年2月のINC Feburaryまでの9か月間で31回(1か月あたり3,4回なのでほぼ週に一度)開かれていた。なお、2019年2月22日-25日のINC Feburary以降は4月2日のWCSレート切り替えまで47回仲間大会が開催されていた。
第八世代(ソードシールド)2019-2022 (第七世代からの変更点)
本体がニンテンドースイッチに変わったのが大きな変化です。
加えて、スイッチではカメラ機能が廃止されたため、QRコードを使用することは無くなりました。
煩雑になるため、これ以降は主に前作からの変更点を中心に述べていきます。剣盾からの変更点として、以下の点があげられます。
仲間大会作成方法
ダウンロードしたルールを設定できる
第七世代では、使用可能なポケモンの範囲(アローラ図鑑/全国図鑑/GS/無制限、の計4種類)とアローラマークの有無(第七世代産のみ/第六世代以降のみ/過去作無制限)のみが設定可能でした。
それまでは、使用ポケモンが制限される特殊ルールの練習会を開こうにも、参加者が自主的に条件を守ることを期待するしかなく、意図せぬルール違反も生じていました。
しかし、剣盾では、事前にルールをダウンロードすれば、公式インターネット大会等特殊なルールの大会も簡単に主催することができるようになりました。
なお、第七世代でもルールのダウンロードそのものは可能でしたが、ダウンロードしたルールを仲間大会で使用することができませんでした。
また、ダウンロードしたルールを使用した場合に限り、自分および相手のポケモンのニックネームが表示されず、種族名に統一される仕様となっていました。
「ノーマルルール」「バトルタワールール」「制限なし」ではニックネームが表示されます。
しかし、もし仮にポケモンのニックネームが表示されていない場合は、設定画面を確認してみるといいかもしれません。


最小敢行人数の廃止
最低20人という上限が廃止され、何人だろうと仲間大会を実施可能になりました。
しかし、参加者が少な過ぎる場合、マッチングせずそもそも対戦できなかったこともありました。
そのため、筆者がGS仲間大会を主催するときは、わざと開催時間を2時間と少し短めにして、「対戦相手と当たりやすくなるように」と心がけていました。
開催時間が上限3時間までに
第七世代は理論上24時間の大会も可能でしたが、剣盾では大会開催期間を最大3時間(1,2,3時間の選択)までに制限されました。

なお、持ち時間制/総合時間制の選択はUSUM時代とほぼ同じでした。
仲間大会の説明欄廃止
PGLでは最大400文字ほどの大会説明文を書くことができましたが、剣盾はゲーム内にそのような説明文を掲載することができなくなりました。入力できるのは、大会名と副題をそれぞれ最大20文字のみです。
仲間大会参加方法
ゲーム内で仲間大会の参加登録を行う
第七世代では、ポケモングローバルリンク(PGL)上で仲間大会を設定するが、剣盾以降の作品はPGLと連携しなかった。そのため、ゲーム内で仲間大会の設定を行うようになった。
大会を設定するとIDが発行されるので、そのIDをSNS等で公開することで参加を呼びかけるようになりました。
なお、2020年2月を以て第五世代以降続いてきたPGLはサービス終了しました。
参考 X (旧Twitter)
こちらは筆者が2020年3月7日に主催した剣盾GSルールの仲間大会。ポケモンホームが2020年2月12日より配信され、過去作から伝説のポケモンを連れてこれるようになったため早速仲間大会を開いた。公式のGSルール(シリーズ12)が発表されたのは約2年後の2022年1月1日であるため、ルールは「バトルタワールール」で代用しています。
ちなみに、使用可能な伝説のポケモンは、「ミュウツー・レシラム・ゼクロム・キュレム・ソルガレオ・ルナアーラ・ネクロズマ・ザシアン・ザマゼンタ・ムゲンダイナ」のみで、ランクマッチでは使用不可能なガオガエン等も使用可能でした。
ゲーム内で、仲間大会の一覧が表示されるようになった
第七世代ではPGLにて仲間大会を一覧から探すことができたが、剣盾では条件付きでゲーム内で表示されるようになった。
大会を設定する際に、他の人に表示されるようにするか、と確認する場面があり、そこで「はい」を選ぶと、ゲーム内の「仲間大会一覧」に掲載されるようになります。ただし、全ての仲間大会が表示されるのではなく、特定の条件を満たした場合に表示されるようです(条件の一つは参加人数かと思われるが、詳細は不明)。

主催者はグレイアットさんで参加者が194人。
仲間大会を主催すると、他の仲間大会に参加できない
第七世代であれば、仲間大会を設定しても、自動で参加登録にはならず、PGL上で規定の参加登録をする必要がありました。
そのため、仲間大会を設定した後に、自分の仲間大会開催日より前の大会に参加登録することが可能でした。
しかし、剣盾からは主催者は自動で参加するようになったため、一旦仲間大会を主催するとそれより前に開かれる前の大会に一切参加できなくなりました。
そのため、複数の大会に参加する場合などは、サブロムなどを活用する必要があります。
途中での棄権が不可能になった
仲間大会ではパーティーロックがかかり、大会参加中はわざ、どうぐ、とくせい、わざのPPなどを一切変更できなくなります。これは第七世代も同様です。
しかし、第七世代の仲間大会では、試合終了前に棄権してロックを解除することができましたが、剣盾以降は、大会が終了するまで一切解除できなくなりました。
なお、棄権できなくなったのは公式インターネット大会についても同様です。
ゲーム画面に参加者順位が表示されるようになった。
こちらはランクマッチも同様で、第七世代まではゲーム画面上で現時点での順位を確認することが出来ませんでした。
剣盾以降のランクマッチ(マスターボール級のみ)と仲間大会では、現時点での順位をその場で確認できるようになりました。
大会結果の確認
PokemonHome上で確認可能(ただし参加者のみ)
PGLは廃止されたため、ポケモンホームで確認するようになりました。また、参加人数に関係なくポケモンに関する情報が表示されるようになりました。
しかし、大会結果を見れるのは、その大会で勝敗がつく試合を1戦以上した場合のみでした。そのため、大会に参加していない場合は一切確認することができません。
また、仲間大会の情報は最新10件のみ表示され、それ以前に参加した仲間大会については表示されなくなります。

2020年4月19日のGS仲間大会の結果。
使用できる伝説ポケモンに制限があるためソルガレオが環境上位となっていた。


こちらはサブロムで参加した仲間大会の一覧。下から3番め(2020年12月26日開催)の仲間大会は2016年の世界王者ウォルフ氏が主催したもので参加者が1544人を数えた。筆者が確認できた限り、剣盾のGS仲間大会では最大の規模を誇る仲間大会である。2020年10月のDLC第2段「冠の雪原」配信後、毎週土曜日は定期的にGS仲間大会が開かれるようになったが、翌年年明けにシリーズ8(伝説1体ルール)が発表されて2月からランクマッチのルールが変化すると、参加者が減ってしまいました。
仲間大会の結果情報についての注意事項
PokemonHomeで確認できる仲間大会のポケモンランキング、ならびに技や道具の内訳ですが、パーティに登録していた人数、ではなくて、対戦に出した回数や対戦中に技を使用した回数に基づいて順位が作成されているようです。
そのため、ポケモンホームで使用率が上位に位置していたからといっても、実際の使用者数が多いとは限りません。
そのため、私が参加した仲間大会では、可能な限り実数を調査して、ブログに使用者人数に基づいたポケモンランキングを掲載しておりました。
PokemonHomeの数字はあくまでも参考程度として考えるのが良さそうです。
残念ながら、この傾向はSVでも同様です。
第九世代(スカーレットバイオレット)2022-2025 (第八世代からの変更点)
オフライン仲間大会は消えたようです。少なくとも一般ユーザーが主催することはできなくなった模様です。
ただし、対戦時間の3時間の上限は剣盾から継続しています。
仲間大会作成
制限時間については自由度が増した
これまでは所定の時間(5分/7分/10分)を選択するが、1から99までの数字で自由に入力できるようになりました。


ダウンロードしたルールを使用できなくなった
使用できるルールは第七世代と同様に、事前にゲーム内に実装されているルールのみとなり、ダウンロードしたルールを使用することはできなくなりました。
ゲーム開始時で、「オフィシャルルール1~3」「ノーマルルール」「フラットルール」のみ使用できます。
ただ、2025年7月時点でも、シングルバトルのオフィシャルルール3は配信されておりません。
なお、基本的に仲間大会ではニックネームが表示されます。表示されない場合は、設定を確認してみましょう。
仲間大会参加
基本的には剣盾と大差ないですが、最大の変化として、開始時間を過ぎた後でも参加登録できるようになったことが挙げられます。


2023年5月30日にポケモンホームとSVが連携し、過去作から伝説のポケモンを連れてくることができるようになった。 なお、筆者が開いたのは6月21日だが、6月2日、6月4日、6月10日の三度、他の方が主催するGS仲間大会が開催されていた。この時フラットルールで代用していたが、SVに連れてきた過去作のポケモンは、レギュレーションマークをつけなくても公式ルールで使用可能であるため、次第に「オフィシャルルール3」で対戦するようになった。
参考 仲間大会の告知ツイート
大会結果の確認
ホームで閲覧できる仲間大会が最新10回に限定されなくなりました。
また、自分が主催した大会であれば、仲間大会で一試合もしていなくとも大会情報をホームで確認できるようになりました。


いずれも、仲間大会で主催者が一戦もしなかったときの結果。
下は、使用構築を登録すらしていない場合。ただし、主催者であれば、勝敗がつく試合を一戦もしていなくともPokemonHome上で仲間大会の結果を閲覧することができる。
参加した仲間大会の一覧

こちらはSV最初期のGS仲間大会。2023年5月30日にポケモンホームとSVが連携して、早速3日後の6月2日には最初のGS仲間大会が開かれている。なお、レギュレーションIが発表されたのは2024年4月で、同5月からランクマッチのルールとして実装されたため、GSのランクマが始まる2年前から仲間大会環境ではGSが行われ続けていたことになる。
使用できる伝説ポケモンは、「ミュウツー・カイオーガ・グラードン・レックウザ・ディアルガ・パルキア・ギラティナ・ザシアン・ザマゼンタ・ムゲンダイナ・バドレックス・コライドン・ミライドン」であった。当時のランクマッチはレギュレーションCだったが、仲間大会ではウネルミナモやテツノイサハも使用可能であった。

日本語ロムのデータだが、PokemonHomeの設定言語をフランス語にしているためフランス語で表示されている。
Résultatは結果、Équipes Comabtは使用構築のこと。主催した大会で一戦もしなかった場合は使用した構築の情報が灰色(データなし)となる。
2026~ チャンピオンズに望むこと
具体的な情報はわからないので何とも言えませんが、最後に筆者がチャンピオンズに望むことを書いて記事を終わりにしたいとおもいます。
- ゲーム内で仲間大会の一覧を載せてほしい
SNSに頼ることなく、ゲーム内で仲間大会を検索できる機能が欲しいです。第七世代のPGLのように、ルール(シングル/ダブル)や使用可能なポケモンの違い(地方ダブル/全国ダブル/GS/無制限)で分けて載せてくれると助かります。 - 主催者が自動参加せずに、仲間大会を設定した後も、その期日より前に開かれる仲間大会に参加できるようにしてほしい
(要するに第七世代に戻してほしい) - 自分が参加していない仲間大会の情報を閲覧できるようにしてほしい
ポケモン使用率やわざ・どうぐの情報が非参加者にも公開されると助かります。 - 公式インターネット大会などの特殊ルールを仲間大会で設定できるようにしてほしい
このあたりでしょうか。
チャンピオンズのランクマッチ(≒世界大会のルール)が、これまでの3年周期を踏襲して「地方ダブル、全国ダブル、GS」(第六世代、第七世代)ないし「全国ダブルもどき、伝説1体、GS」(SV)という順番になるかは現時点では一切分かりません。
また、チャンピオンズのランクマッチのルールでいつGSが可能になるかは分かりませんが、もし仲間大会が開催できるなら、チャンピオンズが配信され次第、筆者は定期的にチャンピオンズ環境のGS仲間大会を開く予定です。
現在も考察(という名の妄想かも知れませんが)を進めておりますが、早く現物を体験できる日を首を長くして待っております。
おわりに
簡単ですが、7,8,9世代の仲間大会の仕様について振り返ってきましたが、世代を経るごとに細かな違いが生じているのがお分かりかと思います。
仲間大会に限らず、チャンピオンズでの対戦がどんな風に変化するのかが楽しみです。
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