【PJCS予選使用PT】テテフペロリーム【オフ会優勝】




目次

前置き

みなさん初めまして。つかもちと申します。

日本代表決定戦も終わりWCS2018ルールも一つの節目を超えましたので、私が今年のPJCS予選にて使用したパーティを紹介します。

このPTは予選で7割強の高い勝率をマークしていたため、自信があったのですが、予選中に本戦の日程に仕事の予定が重なり、ノーチャンスだと気づいて途中で止めてしまいました。

そこで今回紹介するPTをれいさん(@rei_www)に託したところ、先日石川で開催されたオフで見事優勝を飾ってくれました!

拙い記事ではありますが、本記事が何かの役に立てれば幸いです。

 

パーティ

構築の概要

このパーティはカプ・テテフサイコシードを持たせた特性かるわざのペロリームの2体を軸にしたビートダウン構築となっています。素早さが2倍になったペロリームS操作ウソ泣きを使って場を整え、味方の高火力特殊アタッカーで相手を一掃します。

構築の過程

まず軸となるカプ・テテフペロリームは確定として、3枠目にはエース枠としてメガシンカできるポケモンの中から特殊攻撃力の高いポケモンを選択したいと思いました。中でもメガリザードンYは軸の2匹で厳しい鋼タイプに対して強く、全体技を持ち、カプ・テテフとの攻撃範囲の補完性能でも優秀な点を評価し、採用しました。

4枠目は2枚目のエース枠としてジャラランガを選択。高火力全体Z技を持ち、お先にどうぞによる速攻性ウソ泣きによるサポートがある本構築とは相性が抜群に良いので採用しました。リザードンとの相性補完が良い点も評価できます。

残り2枠は上記の役者がしっかりと機能するようにするための潤滑剤のような役割を持たせたいと考えました。まず、特性いかくを持ちながら猫だましを使え、カプ・テテフとの相性補完も抜群なガオガエン。最後の枠は軸の2匹で先発が難しい場合に追い風展開ができ、構築全体で厳しいバンギラスカプ・レヒレ、ウツロイド等に打点のあるカミツルギを採用しました。

個別解説

カプ・テテフ

持ち物:いのちのたま
特性:サイコメイカー
性格:ひかえめ
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:146-x-95-200-135-147
技:サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/まもる

構築の軸のポケモン。

先発でペロリームと共に選出し、序盤の崩し役を担います。命の珠を持たせることで、CSカプ・コケコが一撃で倒せるようになります。

技はメインのサイコキネシスまもるは確定で、残りはフィールドを取られてもプ・コケコをワンパンできるムーンフォースうそなきと合わせることシールドギルガルドワンパンできるシャドーボールを選択しました。(マジカルシャイン欲しいけど、枠がなかった)

ペロリーム

持ち物:サイコシード
特性:かるわざ
性格:おくびょう
努力値:252-0-0-0-12-244
実数値:189-x-106-105-97-135
技:10まんボルト/わたほうし/おさきにどうぞ/うそなき

構築の軸ポケモン。

ここまでSを伸ばすことで特性すいすいが発動したルンパッパラグラージの上を取ることができます。

わたほうしはダブルバトルでは相手2体の素早さを2段階下げる効果があります。状況に応じて各サポート技を使っていきます。

攻撃技は少しでもカプ・レヒレを削るために10万ボルトを選択。

リザードン

持ち物:リザードナイトY
特性:もうか→ひでり
性格:おくびょう
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:154-x-98-160(210)-105(135)-167  ():メガ時
技:かえんほうしゃ/ねっぷう/ソーラービーム/まもる

エース枠その1。大体のカプ・レヒレ晴れ熱風+ソーラービームで倒すことができます。

技としては、ねっぷうまもるは確定として、構築で重いカプ・レヒレへの打点としてソーラービームをまず採用し、残りはおいかぜか単体炎技で選択でした。

今回はかえんほうしゃを採用しました。オーバーヒートでない理由は、サイクルを回せる構築ではないので、連発できるかえんほうしゃの方が合うと判断したからです。

ジャラランガ

持ち物:ジャラランガZ
特性:ぼうおん
性格:おくびょう
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:151-117-145-152-125-167
技:スケイルノイズ/どくづき/みがわり/まもる

エース枠その2。このポケモンの通りが良い相手には簡単にイージーWINが狙えます。

おいかぜわたほうしおさきにどうぞのサポートを受けて暴れてもらいます。

技構成は必須技のスケイルノイズまもるをまず入れました。残りはみがわりどくづきを選択しました。

みがわりの採用理由は、このポケモンを使っているとZ技を使うタイミングで相手の交換がわかりやすいのと、凍える風などのS操作技を受けないようにするためです。

どくづきはPT全体でカプ・レヒレに少しでも打点を持つために採用しました。

元々はインファイトでしたが、ヒードランは最近数を減らしている印象を受けたので、多いカプ・レヒレの対策を優先しました。

ガオガエン

持ち物:イアのみ
特性:いかく
性格:ようき
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:171-167-110-x-110-123
技:フレアドライブ/はたきおとす/ねこだまし/ちょうはつ

ビートダウンを展開しやすくするための潤滑剤的なポケモン。

夢特性の「いかく」が解禁されてから爆発的に数を増やしているポケモンでミラーも多発すると思われたため、ねこだまし合戦で勝ちやすくするために最速を選択。

ちょうはつも搭載しているため、おいかぜミラー等で主導権を握りやすく強かったです。

また、テテフペロリームだと薄くなりがちなテテフグロスに対してタイプ相性で有利な点もこの構築にマッチしている点と言えます。

カミツルギ

持ち物:きあいのタスキ
特性:ビーストブースト
性格:ようき
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:135-233-151-x-51-177
技:リーフブレード/せいなるつるぎ/おいかぜ/まもる

相手のPTに対し、テテフペロリームを先発に出せないと判断した場合にガオガエンと共に先発するおいかぜ要員です。

本来最も安定する追い風要員はサンダーですが、PT単位で処理が厳しい相手への打点を考慮してこのポケモンを採用しています。

技は水タイプへの打点としてリーフブレードバンギラスドリュウズへの打点としてせいなるつるぎ、役割技のおいかぜまもるとしました。

選出と立ち回り

この項で述べることはあくまで概論なので、相手の6匹をよく見て判断してください。

基本選出

先発後発

先発にテテフペロリームを並べ、S操作やウソ泣きを絡めながら序盤から相手を荒らし、テテフが先に倒れたらリザードンを出してお先にどうぞ+熱風ペロリームが先に倒れたらカミツルギを出して追い風をするなど、常に上から叩くことを意識した典型的なビートダウンの出し方です。カミツルギの枠は他の2体に変更することもあります。

追い風展開

先発後発から2匹

基本選出では厳しい場合または追い風から展開した方が相手を崩しやすい場合の出し方です。

最速ガオガエンカミツルギを並べます。猫だましを絡めながら追い風を展開して有利に試合を運びます。

バンドリマンダに対してはこの出し方をすることが多いです。

ビートダウン亜種

先発後発

初手で炎タイプ2体を並べます。晴れの天候を利用して攻める並び。有効だと判断した場合に出します。

対雨

先発後発

「お先にどうぞ」があるおかげで、相手のルンパッパを初めからテテフが縛っている状態になります。サイコフィールド猫だましも効かないため、こちらのペースで試合を展開できます。

 

まとめ

ビートダウンに特化したことでサイクルを回すことが難しくなっているので、選出が勝敗のカギを握ると思います。ビートダウンが決まるととても楽しいので、是非触ってみてください。

 

QRチーム

https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4513-89BB

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この記事を書いた人

初代からポケモンを遊んでいるアラサートレーナーです。どうぞよろしくお願いしますb

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