【JCS2019予選】イベルレック【ウルトラルール】




目次

はじめに

みなさま初めまして。Ermes(@ermes_froslass)と申します。

今回は、先日行われたJCS予選において使用した構築の記事を寄稿させていただきました。

特に実績のないマイナー好きの記事ですが、何かしらの参考になると幸いです。

 

パーティ作成経緯

好きな禁止級伝説のうち、最もスペックの高いポケモンがイベルタルだったため、イベルタルを採用した構築を組みたいと考えました。

QRレンタルチームで触った意地っ張り鉢巻レックウザの画竜点睛の火力が凄まじく、癖になったので使いたいと考えました。

イベルレックの並びが決まり、予選3日目にしてようやくスカーフドリュウズの天啓を受けたので構築を組みました。

 

パーティ

 

個別解説

イベルタル

持ち物:マゴのみ
特性:ダークオーラ
性格:おくびょう
努力値:H84 B12 C4 D156 S252
実数値:212-x-117-152-138-166
技:イカサマ/バークアウト/デスウイング/まもる

好きなポケモン。羽ばたきが可愛い。

ルナアーラやソルガレオに対して非常に有利なため、確実に上を取るために最速。

スカーフカプ・テテフの前で沈黙したくなかったので、特防は控えめムーンフォースを確定耐えするラインまで伸ばしました。HPはガーディアン・デ・アローラを始めとした割合ダメージで木の実を発動させられる4nに設定。鉢巻画竜点睛耐えの硬いタイプも考えましたが、それよりも上から攻撃できる相手を増やすことを優先してこの配分としました。

この技構成のイベルタルは以前から愛用しており、個人的にはかなり強いと思っています。イベルタルといえば不意打ちのイメージがありますが、このポケモンがガオガエンやカプ・テテフを呼んでしまい、火力の面でも発動機会の面でも使いにくいため、採用を見送りました。

ほとんどの伝説ポケモンを相手にできるため、非常に活躍してくれました。絶望的な状況からバークアウトを撒き散らし、デスウイングで粘り勝ちした時は本当に採用してよかったと感じました。

 

レックウザ

持ち物:こだわりハチマキ
特性:エアロック→デルタストリーム
性格:いじっぱり
努力値:H4 A252 S252
実数値:181-255-120-x-120-167(メガシンカ後)
技:ガリョウテンセイ/しんそく/たきのぼり/じしん

普通の鉢巻レックウザ。グラードンを一撃で倒せる滝登り、こちら側の多くが浮いているので、範囲打点として地震を採用。メガシンカに必要な画竜点睛と、素早さ関係を無視できる神速で4枠が埋まりました。イベルタルがいるため噛み砕くは採用しませんでした。

雑に画竜点睛を押しているだけで相手の残数が減っていったので楽しかったです。

 

ウォーグル

持ち物:ヒコウZ
特性:まけんき
性格:いじっぱり
努力値:H92 A56 D212 S148
実数値:187-165-95-x-122-119
技:ブレイブバード/ばかぢから/おいかぜ/まもる

威嚇サイクルが嫌だったので採用。トルネロスと違いブレイブバードを使えるため、おそらく負けん気トルネロスが解禁されていてもこちらを採用していました。

攻撃は11nかつA+1馬鹿力で一般的なガオガエンを確定一発。特防はゲンシカイオーガのダブルダメージ雨根源の波動を確定耐えにまで振りました。素早さのラインは、意地っ張り鉢巻レックウザの画竜点睛確定耐え調整のカイオーガが実現可能な素早さ+2となっています。これにより、カイオーガに上を取られた場合は耐久が甘いことが分かるため、のちの展開(特にイベルタルのイカサマ、レックウザの画竜点睛またはサブウェポンで倒せるか)の判断材料になりました。だいたい上を取られました。

 

クロバット

持ち物:きあいのタスキ
特性:せいしんりょく
性格:ようき
努力値:H252 D4 S252
実数値:192-110-100-x-101-200
技:いかりのまえば/ファストガード/おいかぜ/くろいきり

後悔枠。正確には黒い霧を挑発にしておけばよかったと後悔していました。サポーターとしては充分な活躍をしていたので、その1枠さえ選択を誤らなければもう少しいい成績を残せたのかなと思います。

ドリュウズ(とトゲデマル)以外誰もサイコフィールドで守られないこのパーティにおいてファストガードは大活躍をしてくれました。いかりのまえば追い風は特に語る必要はないでしょう。風船コバルオンに二回連続で外したのだけは許さない(1敗)。

 

トゲデマル

持ち物:ふうせん
特性:ひらいしん
性格:ようき
努力値:H20 A4 B188 D44 S252
実数値:143-119-107-x-99-162
技:ねこだまし/いかりのまえば/ほっぺすりすり/てだすけ

ホテリ山のデデンネではない方。欲しい要素を満たしていたので採用。

猫騙しによる誤魔化し、フェアリー耐性と、ドリュウズを出しにくい場合の第2の電気耐性を持っているポケモンです。また、怒りの前歯やほっぺすりすりで相手に圧力がかかるため置物になりにくい点もサポート役として優秀です。

防御は意地っ張り鉢巻レックウザの画竜点睛を確定で2耐え。特防はC-1ゲンシカイオーガのダブルダメージ雨根源の波動を最高乱数切り耐え。できるだけ多く動くために最速。

最速にしたにもかかわらずパーティ内で2番目に遅いため手助けを採用しました。風船は、特に持たせるべきものが見えなかったので適当に持たせましたが、ゲンシグラードンの前に無償降臨する姿を見られたのでよかったです。これにより、ドリュウズ以外のポケモンが浮くことになり、接地しているドリュウズがパーティ内で浮いているという事態が発生しました。ランドロスに前歯二連外ししたのだけは許さない(1敗)。

 

ドリュウズ

持ち物:こだわりスカーフ
特性:かたやぶり
性格:ようき
努力値:A188 B108 S212
実数値:185-179-94-x-85-148
技:アイアンヘッド/じしん/ドリルライナー/じだんだ

天啓枠。構築で厳しいポケモンをしっかりと処理してくれました。

カプ・テテフ、カプ・コケコを排除してくれる優秀なポケモンでした。素早さは準速95族(カプ・テテフ)抜きに調整し、もちろん攻撃もそれぞれ耐久無振りを確定一発で倒せるラインにまで伸ばしています。

サブウェポンにいい候補が思いつかなかったため、他より威嚇を無視できる可能性の高いドリルライナーと、ねこだましを受けた後に威力の上がるじだんだを両方持たせましたが、さすがにどちらかを抜いてほかの技を入れたほうがいいかもしれません。

元々この枠はスカーフマンムーを試していた枠でしたが、どこぞの誰かのせいで発生する謎の乱気流によってランドロスすら倒せなくなったので断念した経緯があります。

選出

明確な選出はありませんが、可能な限りレックウザを先発に置き、カプ・テテフとカプ・コケコを見たらドリュウズを、今作禁伝を見たらイベルタルを出しておけばそこそこなんとかなるかと思います。トリックルームは、いけそうなら鉢巻画竜点睛でトリル要員を止めましょう。倒してしまえばメンタルハーブもエスパーZも関係ありません。

 

総括

戦績は最高1700程度で、結局1650付近をうろうろする結果となってしまいましたが、採用したポケモンがそれぞれに活躍してくれたのはよかったです。鉢巻画竜点睛連打でイージーウィンしたり、反対にイベルタルで粘り勝ちしたり、スカーフドリュウズが刺さって大暴れしたり、どれも楽しい思い出になりました。

反省点として、レックウザやボーマンダの処理ルートが少ないこと、トリックルームに弱いことが挙げられます。追い風ミラーの対処が難しいのも悩みどころですね。

問題点の多い構築ではありますが、興味のあるかたはまだまだ続くWCSレートで下記のQRレンタルチームを使ってみてください。

構築記事は以上となります。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

QRチーム

クロバットの黒い霧を挑発に、ドリュウズのじだんだをいわなだれに変更しました。

https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-A728-45D1

QRレンタルチーム一覧

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この記事を書いた人

マイナーポケモンを使うのが好き。対戦相手を困惑させるだけさせて敗北する日々を送っています。

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