【剣盾ダブル】ドラテラガエン feat: Jigglypuff【プリン】

ドラテラガエン feat:Jigglypuff




目次

はじめに

プリン連れ歩き

読者の皆様こんにちは。APPDATE画像班のちゅーいと申します。

普段は裏方でりおさんと一緒にアイキャッチやヘッダーイラストを書いたり、企画したりしている プリン(Jigglypuff)好きです。

そんな私ですが 今回は 久しぶりに ガッツリ取り組んだランクバトル:レート1700後半まで到達したプリン入り構築の記事を書きました。

プリンはサンムーンでMOVE(※)を、剣盾では生命線であった低レベルがむしゃらを失いましたが それでも今作初出システムのダイマックスと相性の良い特性:フレンドガードを持っているのだからやっていけるはず! という流れで組みました。完璧な並び・回答ではなくまだまだ伸び代があるはずの構築なので 何かの参考になれば幸いです。

※MOVE…トリプルバトルにて左右端に位置するポケモンのみが使える専用コマンド。すばやさ実数値を参照し中央のポケモンと位置を入れ替わる。”たたかう”を押した後に選択するコマンドの為 わるあがきしか出せない状態になると使うことができない。

パーティ

ミミロップ+保険ドラパルトでぶんまわす起動+いやしのねがい+プリンのサイドチェンジで完全回復!も試してみましたが 保険なしで火力を出したくなったのでプリン + 珠ドラパルトから練り直し。

パーティ構成

プリンと縦横の相性に優れるドラパルト、そのドラパルトと並べた時に 見えざるふくろだたき+せいぎのこころコンボを警戒させつつダイホロウ+いわなだれによる圧力をかけられるテラキオン、滅び詰めをスムーズにする為の技・特性を備えるガオガエンで4枠は すんなり決定。

残りの2枠は知人のめもさんの意見を借りてミロカロス、状態異常やゴリランダーに不安が残るということでラムのみトゲキッスを採用。回してみた。

やること

先発:ドラパルト+テラキオン 後発:プリン+ガオガエン

ドラパルト+テラキオンで選出 叩きをチラつかせながらダイホロウいわなだれで荒らす。

荒らした後にガオガエンでデバフを入れてプリンで〆て勝ち。
プリンがピッピに勝る瞬間
ピッピとの”違い”を見せつけていき 気持ち良くなるジグリパフの図

個別解説

ドラパルト


性格:ようき
努力値:AS252 D4   
実数値:163-172-95-x-96-213

初手にテラキオンと一緒に出すダイマックスエース。ふくろだたきを覚えるので叩きコンボをケアしなくてはならず このゆび枠の選出を初手に強要することが出来ます。ダイマックス技の追加効果と隣のテラキオンの相性が良い点や、テラキオンが倒れた後に出すプリンとの相性が良い(相手のダイホロウを牽制する)点でも強力でした。

記事を書くまでは素早さを最低限に留め ある程度耐久に回した物を使っていましたが、素早さを削った分ミラーでの動きにくさを強く感じた為、AS252振りで問題なしだろうなと判断しました。

ダイジェットを撃ちたい場面とテラキオンをふくろだたきしたいシーンとがそれぞれ存在したので3ウェポン目は諸説。大事にしたい場面があり まもるを極力切りたくないのが困り物。

テラキオン


性格:ようき
努力値: AS252 D4 (B<D数値)
実数値:166-181-110-*-111-176

ドラパルトと相性の良いアタッカー。粉や指持ちの選出を強制させつつダイホロウ+いわなだれで大暴れしてほしい枠。よくいわなだれを外すのでダメ。

採用する技はきあいのタスキ型のテラキオンを採用する上で外す理由のない技で固めました。

まもるに関しては 後発バンギラスなどを相手にするビジョンが見え 大切に残しておきたい時の為に採用していますが、雑に切っても大丈夫な場面ではファストガードやコーチングなど味方の支援になる行動を増やしても面白いかもと思いました。

プリン


性格:なまいき(ミント)
努力値: H20 B236 D252
実数値:193-x-70-x-84-22

サポート技オンリーにも関わらずスイーパー性能を持つ珍しいポケモン。種族値自体はめちゃくちゃ低く、BD種族値はヨワシ(たんどくのすがた)と同じ値だが、BDベース振りの輝石持ちで耐久自体はHP振りのトゲキッスに近くなる。高耐久とは全然言えないが、優秀な耐性とフレンドガード、ほろびのうたの存在がとても偉く、低火力2体を相手側に残しプリンと対面させるという構築全体の目標を立てて動きやすくしてくれた。

ほろびのうたの判定はすばやさ順で、非トリル下であれば基本プリンは最後に滅ぶ=最後までワンチャン残せる駒になる。トリル下では一番最初の判定になるがその場合は素早いポケモンが最後に残れば良いので相手の非力なトリラーを残す場合はそれを意識して立ち回る必要がある。

 サイドチェンジは味方を守りたい場面は勿論、プリン自身を生存させたい場面で役立ち、択を当てた場合はフレンドガードの効果を受けた味方とプリンの並びを倒しきる必要のある場面を作れるなど、数値以上の強さを見せつけてくれました。相手が勝手に読んでくれることもあるので覚えるという事実だけで強い。なんてクソ技なんだ。

世間的にはよくピッピと比較されていますが、最後にこのポケモン自身が詰め筋になるという明確な違いがあり、ピッピとは違いダイホロウのデバフ効果も込みで受け止められる・ナイトヘッドで削られないといった利点があるので、味方を守る役割自体は一緒でも 出したい場面や立ち回りはだいぶ異なるので全く別なポケモンとして扱うべき。

技はこの4つが無難ですが、てだすけかサイドチェンジのどちらかを切ってうたうを採用するとトリル前は下から、トリル後は相手の上から状態異常:ねむりを狙っていけるポケモン=トリル耐性として数えられるようになるかもしれないなと感じました。命中55を信じろ。

ガオガエン


性格:いじっぱり
努力値:H244 A60 B68 D124 S12
実数値:201-157-119-90-126-82(耐久目安:特化珠持ちフシギバナの特殊130ダイアースをぎりぎり確定耐)

プリンとはスマブラでも拳を交わす仲。私はスマブラガエンの横B処理が苦手です。

本構築では 相手の火力を落としてプリンかミロカロスによる詰めルートを確立するサポーター+草タイプに対して強い枠。補正有+A60振りは晴れフレアドライブでダイマックスフシギバナをぴったり確定1発ライン。もう少し振るとゴリランダーも1発KO出来ますが 構築のコンセプトを考えると これ以上Aには割かず耐久に割きたい所。ドラパルトのダイホロウも考えると過剰に振る必要はないですしね。

打点のフレアドライブ・行動保証のねこだまし・デバフのバークアウトと来てラストの技は 滅びのターン稼ぎのほか、ガオガエン集中をカット出来て 非常に偉い技であるまもるを採用。すてゼリフも選択肢ですが、サイクルを回しまくる構築ではないので今回は見送りました。

S12振りは失敗。 滅びルートでプリンが先に倒されてしまった後の判定勝ちが狙いにくくなってしまう恐れがあるので ドラパのダイジェットに乗せることを考えても無振りか、思い切って最遅でも良いかもしれません。

ミロカロス


性格:ひかえめ
努力値:H164 B52 C252 D4 S36 
実数値:191-x-106-167-146-106

4匹はある程度の物理型ポケモンに対しての誤魔化しは利きますが、特殊に対しては対処が難しい。特に特殊主体のトリックルーム相手で悩んでいることを身内に相談した所、ダイアースで要塞化出来、デバフに対しては かちきで返せるミロカロスで誤魔化せそうとのことで採用。

ミロカロスを選出する場合、相手側のミロカロスを処理できるポケモンを0にしたら勝ち、という目標を定めて立ち回ります。相手が2匹以下になればミロカロスのじこさいせいとプリン詰めで勝てる為、配分はアタッカー寄りです。

選出した際は狙い通りの活躍をしてくれました。水技を撃つときは基本ダイストリームで雨にして終わることが多く、その後のハイドロポンプ外しに泣くこともあること、通常時に使うと 追加効果で物理アタッカーの機能を大幅に低下させられる可能性がある”ねっとう“採用も良さそうです。

ラプラスを採用する案もあり、物理特殊両方のカバーを一致攻撃技で圧縮できるのは魅力に感じましたが、バフにターン制限があるにも関わらず火力が信頼できないこと、かくとう・はがね辺りの被ダメが増えてしまうのが嫌、自分と同じくデバフでターン稼ぎする構築にいなされると悲しいのでこちらを採用。

持ち物は水技の威力が上がる しんぴのしずく としましたが、実際に撃つのは水技よりも耐久を上げるためのダイアースや、相手のトゲキッスやモロバレルなどにダイアイスを撃つことの方が多かったので 物理に対しても強くなり居座り性能を上げることが出来る アッキのみ や 弱点をついた時の威力が1.2倍になる たつじんのおびの方が良いかもしれません。その場合はC努力値を少し削って配分を変える必要もありそうです。

トゲキッス


性格:おだやか
努力値:H244 B252 D12 
実数値:191-x-147-140-150-100

攻撃1:補助3のサポートキッス。攻撃技は全体技打点を優先しマジカルシャイン採用。狙い通り狩り残しの処理や雑な削りとして重宝しました。他の技はトゲキッスの代名詞であるこのゆびとまれ、そしてこの技を読んで行動してくる相手に刺さるサイドチェンジに加え、ラムのみ単体では防ぎきれない2回目の状態異常対策のしんぴのまもりに落ち着きました。

サイドチェンジから何か別のサポート技かフェアリー以外の打点の採用も考えましたが、この指持ちのサイドチェンジは犯罪級に強いので技変えを渋りました(サイドチェンジのみを覚えるポケモンのそれとは雲泥の差の性能です)。

プリン・テラキオン・トゲキッスとはがね抜群が3匹揃っていることもありダイスチルを呼び易かったのでここははがね半減以下にできるサイドチェンジポケモンでもよさそう(バレにくさで言うとロトムかな)。

選出パターン

備考: どう組み合わせてもダウンロードで相手のAが上がる。

基本選出

先発:ドラパルト+テラキオン
後発:プリン+ガオガエン 

迷ったらこれ。ドラパルトでダイホロウ、テラキオンでいわなだれ 等 圧力をかけていく並び。叩きまで考慮されてか テラキオンが先に倒れるシーンの方が多いのでテラキオンが倒れたらプリンで詰める準備。プリンの耐久はHP振りのトゲキッス程度しかないので 相手の火力を削ぐべき場面ならガオガエンを出しデバフを与えておくと ほろびのうたルートが 確かな物になります。

ドレディアorフシギバナ+コータス(ねむりごな)

先発:ドラパルト+トゲキッス 
後発:ガオガエン+テラキオン+プリンから2匹

大体ねむらせてくる(と思っている)ので、しんぴのまもりで催眠耐性をつけたドラパルトで頑張ります。ドレディアコータスはさておき、フシギバナとコータスの組み合わせはねむりごなを撃ってくるタイプと撃って来ないタイプとがあるので安定しません。ガオガエン+トゲキッスのサイチェンフレドラがまあまあ正しい…かもしれません(プリン出したさ+粉撃たれたら負け扱いの基本選出でどうにかしていました)。

ラプラスメイン構築・トリックルーム軸(特殊寄り)

先発:ミロカロス+ガオガエン(キョダイテンバツが見える場合はトゲキッス)
後発:プリン・テラキオン・ドラパルト・ガオガエンから2匹

ダイアースとバークアウトで固めてトリルターンを稼ぐ。Dを1-3段階上昇させたミロカロスを突破できるような相手のポケモンを優先して倒し、ミロカロスで詰ませるかプリンで滅して詰ませるかを選択させる。相手に状態異常技や悪ウーラオスが入っているような構築であればトゲキッスの選出を考え、それ以外はプリンで滅した方が良さそう。

構築上の問題点

  • ドラパルト・テラキオンで荒らしてプリンの滅びで詰める、といった構築なので当然最初にアドバンテージを得られないと滅びルートを通しづらくなる。
  • 水ダイマックス相手、特に裏選出でどうにも止まらないマリルリが重い。
  • 同じ理由で打点が乏しく滅ぼす際も相性が不利なアーマーガアも厳しい。
  • 滅ぼすルートではまもるを貫通し、攻撃で荒らすルートではドラパルト・テラキオン両方に打点を持っている悪ウーラオスがキツい。

…など、色々と欠陥も多いです。ミロカロス+トゲキッスの2枠を ここに挙がっているポケモン2匹以上に強いポケモンに変更するのが良いのかもしれませんが、構築の雰囲気が大きく変わってしまうかもしれませんので ひとまずこの形で残しておきたいと思います。

戦績

瞬間444位 1700台後半

瞬間最大444位(不吉か?)で、大体 500-700台の間でうろうろしていました。自分としては、はじめてレーティング1700台後半に辿りつけたので満足していると同時に、もっと練ればもう少し勝てたかもなと残念にも思います。同じコンセプトのプリン構築(技や配分は少し異なる部分もありますが)で潜っていた知人はレート1800を達成してくれたのでプリンのポテンシャルはまだまだ開拓できそうです。僕自身のプレイングスキルも然り。

ピッピとは違い、最初からプリン(フレンドガード)とエースポケモンを並べるのがメインの初手出しではない為、ドラパルトほどの補完でなくても ある程度プリンと相性の良いエースポケモンなら構築として成り立つかも。プリンの滅び詰めがメインになるので高火力チカラアバレしてくれるポケモンが望ましい。

終わりに

またあいましょう自分がこの形で構築にしよう!と思いつくのが遅すぎて穴だらけの構築のまま月末になってしまいましたが、それでもプリンと一緒に3桁到達、維持出来たことは大変嬉しく思います。9月からは制限ルールが適応され、ドラパルト・トゲキッス ・ガオガエンとプリンはしばらくの間お別れですが、来月もプリンと戦っていきたいと思います(ガオガエンとはスマブラでも会えるね)

それでは、またいつか。

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この記事を書いた人

5、6世代でトリプルバトルに勤しんだlv2プリン提唱者。プレイングスキルは中途半端。
APPDATEではアイキャッチを作ったり作らなかったり、やっぱり中途半端な活躍をしている。

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