お久しぶりです。APPDATEのしゅふぁです。
キタカミプロローグで使用した構築を紹介します。
成績は振るいませんでしたが結構コンセプト自体はおもしろかったので記録用に記事書きます。
構築作成経緯
私はもともとPJCSなどのガチ大会や強烈に使いたいコンセプトが無い場合は、数戦やればポケモンやった感を得られる耐久寄りのパーティを使うことが多いです。
これとかもそう
今回のDLCで追加された新ポケモンのキチキギスが特性と相まって非常に耐久寄りのパーティと相性が良さそうに見え考察をスタート。キチキギスは名前にキチが付いていることから構築名で遊ぶ際にも非常に汎用性のあるポケモンなのもポイントが高い。
キチキギスの強さについては同じくキチを考察していたやまおのキチキギス猛毒サイクルでも触れている
引用元：キチ叩き
- 特徴①特性：毒の鎖が強い
- 特徴②タイプ耐性・耐久力が優秀
- 特徴③こごえるかぜ・おいかぜがある
- 特徴④毒の鎖が発動しないと弱い
と基本的に同意見なのだが、④については個人的は意見が異なり、これはキチというより「そもそも発動率3割に大きく依存するパーティが弱い」と考えている。これは自分がずっとエンテイを使ってきた経験から分かるのだが、火傷狙いで聖なる炎を撃つと所詮5割なのでめちゃくちゃ弱い。こういった追加効果が出やすい強力な技や特性は追加効果引いたらラッキー程度に考え、追加効果に依存しない動きをメインの戦法にすべきだと考えている。
キチキギスの技で毒の鎖を引かなくても強い技は「こごえるかぜ」「アシッドボム」「追い風」の３つなのでこの3つの技は確定で使い構築を組むことにした。また、毒の鎖に依存するパーティは弱いとは言ったが、それでも毒の鎖を引くために試行回数は稼げた方が相性が良いと思い、最初にできたパーティは壁オーロンゲと組んだこんな感じになった。（※全国ダブルで使ってた）
オーロンゲの壁でキチキギスの行動回数を増やす。
キチキギスのアシッドボムと凍える風、タイプの並びの相性の良いファイヤー。
基本の立ち回りは下記の通り
- キチロンゲで壁+S操作し盤面を作り、アシボサポートからファイヤーor瞑想クレセで攻撃
- オーロンゲは使わずキチキギスのS操作+アシボで早めに攻める
- キチキギスは使わず壁+ギャラ→瞑想クレセとファイヤーで詰めを目指す
しかしランクマで回しても300位以上に行けなかった。恐らくファイヤーとクレセの火力がアシボサポート込みでもそこまで高くなく圧をかけれていない事が原因だと考え、耐久も火力もあるアカツキガチグマを育成したのだが9月の段階ではランクマで使えない事を知りそこからランクマをやらなくなってしまった。
そんな中キタカミプロローグのルールが発表され、キタカミプロローグの考察もそこまで積極的にできていなかったので、9月に使っていたコンセプトにガチグマを入れ、10分でパーティを作って参戦した。
特に意識はしてなかったのだが
ギャラドス
ガチグマ
ヤバソチャ
キチキギス
オーロンゲ
ドータクン
というメンバーから構築名を「ぎゃ！ガチヤバキチロンゲ君」と命名した。
個別解説
ギャラドス
性格：ようき
努力値：4-252-0-0–0–252
実数値：170-177-99-*-121-146
悲鳴枠。ガチ、キチ、ヤバのクレイジー御三家と相性補完に優れておりオリジナルPTから派遣された。
パーティギミックとの相性はそこまで良くはなく、あまり選出しなかったがオーガポンを上から殴れたり、初見殺し性能が高めだったりで出せば活躍する事が多かった。
ガチグマ
性格：ひかえめ
努力値：148-0-4-252-84-20
実数値：207-*-141-205-96-75
ガチ枠。努力値振り1ミスってたようで実際はB140で使ってた。
調整先は特にないが目安として臆病ハバカミの命の珠古代活性テラムンフォまで耐えられる。キタカミプロローグ専用に振り直すならBをA156コノヨのドレパン2耐えくらいまでは振るべきだった。（現在50%くらいの乱数）
壁とチョッキを盾に積極的にテラスを切りガンガン攻め、ヘイトを稼いでる間にヤバソチャやドータクンが積めると理想。
Sはミラー意識と追い風で準速ウーラオスや最速サーフゴーを抜けるように少し振っている。
文句無く厨ポケでめちゃくちゃ強かった。
ブラッドムーンをアンコールされてブラッドムーンを連続で撃って相手を虐殺した試合が一番おもしろかった。
ヤバソチャ
性格：ひかえめ
努力値：252-0-4-68-76-108
実数値：178-*-127-165-110-104
ヤバ枠。追い風で206族抜き。C効率良いところに最低限、残り耐久。
構築のコンセプトと相性が良かったので採用。というか全国ダブルでも相性良さそうだと思って使っていたのだが、草技の通りが悪く全然活躍しなかった。しかしキタカミプロローグでは刺さりが良くかなり選出した。
全国ダブルの感覚で耐熱のまま使ってしまったが、炎技を撃ってくる相手がオーガポンとシャンデラくらいしかいなかったので「おもてなし」の方が絶対強かった。
また、相手のヤバソチャの「ちからをすいとる」にめちゃくちゃ苦戦したのでキタカミプロローグ用に再調整するなら「ちからをすいとる」と「おもてなし」は採用したい。
キチキギス
性格：おくびょう
努力値：252-0-156-4-4-92
実数値：195-*-122-91-146-144
キチ枠。個人的推しポケ。
調整は準速91族抜き（全国で使っていた個体の為準速ランドロス、最速ヒードラン意識）。残りなるべく防御。オリジナルのパーティからそのまま持ってきた。
とにかくウザい。挑発されてもこごかぜとアシボは撃てるのがよりウザさを引き立てる。舐められがちだがこいつを高速処理できない&毒を無効化出来ない状態だとかなりの苦戦を強いられる。
持ち物は黒いヘドロにしたかったがサブロム（未クリア）で参戦したため黒いヘドロを持っておらず、仕方ないので持っていたアイテムで相性良さそうなアイテムを適当に持たせた。なお相手のイッカネズミが2回ほどネズミざんでキチを殴り自滅していったので結果的には正解だったと思う。
構築作成経緯でも記載した通り、毒の鎖で毒になればラッキー程度に考えて毒に依存しない立ち回りを心掛けたい。
オーロンゲ
性格：しんちょう
努力値：252-0-140-0–116–0
実数値：202-140-103-*-121-80
ロンゲ枠。雑に壁を貼るのが仕事。すてゼリフまで出来たら上出来。特に語ることはない。調整も忘れた。
ドータクン
性格：のんき
努力値：252-0-252-0–4–0
実数値：170-177-99-*-121-32（※S個体値0）
君枠。詰みと高火力とS操作ができる。原案のクレセリアとは違い1積みでも結構な火力を出せるのが良かったと感じた。
選出
基本選出①キチロンゲ
壁を貼ってキチで盤面を整えてガチヤバ君を着地させる。相手に決定力のあるポケモンがあまりおらず粘り強く戦うプラン。
基本選出②ガチキチ
相手の素早さが全体的に低い場合や速攻で倒さないとヤバイ相手（コノヨ等）がいた場合選出。
基本選出③ガチロンゲ
チョッキと壁を盾に雑に削ってゲームプランを組み立てる。
結果
最高1730くらい。最終1660くらいまで落ちて終わりました。
反省会
本記事の一番のポイント。
負けた原因を分析してみたところ、毒の鎖に依存するパーティは弱いと理解していたはずなのに構築が毒の鎖依存寄りになってたことが敗因だった。キチロンゲと並べたときが特に顕著でS操作しても殆ど意味ないしアシッドボムとの連撃もできない。これのどこが毒に依存しない構築なのか。
基本選出①のキチロンゲは上記の通り論外で、基本選出②のガチキチはガチトリパ等相手が遅いポケモンと対面したら鬼強かった。1ターン目から上から制圧できるので当たり前である。逆にそうじゃなければ「まぁ…弱くはないんじゃね」くらいの強さだった。
基本選出③のガチロンゲは普通に強かった。チョッキと壁を盾に雑に削ってゲームプランを組み立てられるのが特に強く、「壁と一番相性がいいのは積むと強いポケモンではなく即火力を出せるポケモンや拘り系アイテム」という説が個人的に正しいと再認識した。
あとシンプルに考察不足は響いた。10分でパーティ作るな。
ちゃんと考えてれば当たり前に気付くがコノヨザルが死ぬほど重く、毎回吐きそうになりながらアシッドボム+ブラッドムーンで無理やり突破してた。無論何度か負けん気で強化されたコノヨにそのまま惨殺されたので安心してほしい。
おわりに
頭では分かっていたはずなのに弱いコンセプトでパーティを作ったという謎の経験をしたので記録として久しぶりに筆を執りました。
キチロンゲはウザくて楽しかったけど限界を感じたので次は壁を使わずキチを使いたいと思います。
乱文でしたが最後までお読みいただきありがとうございました☝(◠‿◠)☝
おまけ
今回のサムネですが、『ガチヤバキチロンゲをベースに覚醒剤投与した感じで頼む』と画像班に依頼したら出てきました。これで伝わるのでAPPDATE画像班は最高です。
ちなみに別案もあったのですが完全にオーバードーズ状態だったのでここで供養しときます。（個人的には好き。）
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