【剣盾ダブル】S14最終29位ラティグロス+エルフレヒレ【シリーズ7】




目次

はじめに

こんにちは、これで4回目の投稿になりますルートと申します。前シーズンも嫁ポケであるラティアスで最終29位を達成できましたので、記事を投稿させていただきます。

パーティ作成経緯

ラティアスはサポート寄りのポケモンなので、ラティアス構築を組む上では当然相方選びが重要となります。ラティアスは鋼タイプ全般と相性が良いのですが、その中でも一際強力なのがメタグロスです。

メタグロスは、

  • 600族の高スペック、さらにダイスチルやダイアースで耐久を上げていくことができる
  • 特性のクリアボディでデバフを受け付けない
  • ラティアスと相性補完がいいだけでなく、ラティアスの地ならしでメタグロスの弱点保険を起動可能

という強みを持ち、単体のスペックという面においてもラティアスとの相性という面においても文句がありません。

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この2体から構築をスタート。

メタグロスが辛いのは、エースバーン、ドラパルト、レイスポス、トリルコータスなどです。

よって裏選出には

  • 先制で追い風、嘘泣き、甘えるをすることで味方の素早さ・火力・耐久を底上げできるエルフーン
  • ドラパルトやレイスポスに有利で、トリルを挑発で止められるガラルファイヤー

を採用。残り2枠には、エルフーン+エースバーンが重いのでレジエレキと、ここまでで薄目なランドロス、マンムーなどに強いれんげきウーラオスを採用しました。

このパーティはかなり強かったのですが、

  • モロバレルを封じる手段がガラルファイヤーの挑発しかない
  • メタグロスが重い
  • ガラルファイヤーが氷弱点なので、せっかくブリザポスに甘えるを入れても打ち負けてしまう
  • 少しセキタンザン系に薄目

などの問題点がありました。そこでガラルファイヤーとれんけきウーラオスを以下の2匹に変更しました。

  • 氷半減でブリザポスにも強く、ミストフィールドを展開する事でモロバレルも対策可能であり、命の球を持たせる事で第二のダイマックスエースとして運用可能なCSカプ・レヒレ
  • 水打点が増えた代わりに悪打点がいなくなったので、ウーラオスをれんげきからいちげきに変更(メタグロスにも強くなる)

弊害として対バナコーポリ2が絶望的になりましたが、数が減っていたのでトータルの勝率は問題ないだろうと判断しました。

パーティ

個別解説

ラティアス


性格:おくびょう
努力値:H252 S252 B4
実数値:187-×-111-130-150-178

自分の嫁ポケにして、優秀なサポーターです。S12で使用した時と全く同じ構成ですが、持ち物はいちげきウーラオス、ガラルファイヤーなどを意識してナモのみに変更されています。

努力値はHに振ることで大体のダイマックス技を耐えることが出来、Sは一つ下にカミツルギがいる都合上削れないのでHS。

技についてなのですが、メタグロスの弱点保険を発動しつつ相手の素早さだけを下げることが出来るじならしと味方全体の素早さを上げられるおいかぜまでが確定。

あと二つには、サンダー、テッカグヤ、カミツルギなどによく刺さるマジカルフレイムとメタグロスとの横の相性補完の良さを活かせるサイドチェンジを採用しています。

メタグロス


性格:ようき
努力値:A244 S252 D12
実数値:155-186-150-×-112-134

表のダイマックスエースであり、言わずと知れた強ポケです。

グロスミラーを意識して最速。S12で使用した時と一切の変化がありません。じならし保険を発動してしまえば、トリル下でトリルエースと互角以上に殴りあうことすらできます(コータスは無理)。

れいとうパンチの代わりにいわなだれを採用するのもアリなのですが、裏選出の場合対フシギバナが絶望的なのと、ランドロスがメタグロス相手に突っ張ってくることが多いのでこちらを採用しました。

レジエレキ


性格:おくびょう
努力値:CS252 D4
実数値:155-×-70-152-71-277

最速を誇るポケモン。S操作役とスイーパーを兼ねています。エルフーンやラティアスが倒れた後に出してやると、追い風が切れた後でもS優勢を維持しやすくなります。

場合によっては先発に出してオーロンゲなどを排除したり、嘘泣きと合わせて相手を倒したりすることもあります。でんじははドラパルト+ねこだましのような相手の対策です。

ウーラオス(一撃)


性格:ようき
努力値:A252 S252 D4
実数値:175-182-120-×-81-163

雪原環境の3シーズン皆勤の凄い奴。素早さ優勢を取っている状況で出して上から相手をワンパンしていく簡単なお仕事です。どくづきは全然勝利に貢献していなかった感があるので、みきりの方がいいかもです。

エルフーン


性格:おくびょう
努力値:C252 S252 D4
実数値:135-×-105-129-96-184

もう一体のサポーター。おいかぜで味方の素早さを補い、あまえるで相手の物理アタッカー(特にブリザポスやレジギガスなどに刺さる)の火力を削ぎ、うそなきで味方の火力を上げて相手を持っていく、と大車輪の活躍をします。

特にうそなきはおいかぜと並びエルフーン選出の場合の中核となる技です。攻撃技はムーンフォースとマジカルシャインの2択ですが、個人的にはそれなりに火力が出て追加効果が優秀なムーンフォースが好みです。

カプ・レヒレ


性格:おくびょう
努力値:CS252 B4
実数値:145-×-136-147-150-145

便利枠…とかではなく、第2のダイマックスエースです。

火力も素早さも心もとないですが、ダイマックスすれば大体のレジエレキを倒せるくらいにはなり、エルフーンの支援とダイストリームによる雨展開がそれを補います。エルフーンのうそなきが通らない悪タイプに一致で抜群を突けるのが偉いです。

選出

以前のラティグロスより大幅に選出パターンが増えています。

基本選出1

先発:ラティアス、メタグロス
後発:レジエレキ、ウーラオス
(相手にモロバレルがいる場合は後発のどちらかを抜いてカプ・レヒレを入れる)

ラティグロスで地ならし保険とおいかぜをして攻める基本選出です。地ならし保険の発動に成功してしまえば(場合に寄ってはしなくても)、トリックルームを貼られても相手を踏み潰してしまえるほどのパワーを誇ります。ただし、相手にドラパルト、レイスポス、エースバーンがいる場合初手グロスは厳禁です(そいつらがどう見てもサポートなら別)。ガラルファイヤーに対してはそんなに不利ではないので、こちらを出すことも多いです。

基本選出2

先発:エルフーン、カプ・レヒレ
後発:レジエレキ、ウーラオス

ダイマレヒレ選出です。おいかぜでレヒレのSを、うそなきでレヒレの火力を上げて戦うという戦い方は実はS12で使っていたエルフリザと似通っています。その時に比べて火力は下がってしまっていますが、安定感はアップしています。オーロンゲがいる場合は初手で倒しに行きましょう。弱点は火力補強が嘘泣き頼りなこと。メタグロスやガラルファイヤーに手が出しにくいことも多いです。あと、相手にサンダーやボルトロスがいる場合あまりこの選出はしたくないところです。

エレキウーラ選出

先発:レジエレキ、ウーラオス
後発:ラティアス、メタグロス

言わずと知れたエレキウーラです。有名すぎて対策されてしまっている感はありますが、それでも有力な選出候補ではあります。2体で相手を荒らしてから後発グロスダイマで暴れましょう。グロスを出したいがオーロンゲのトリックを警戒する時などにこの選出になることが多いです。

エルフエレキ選出

先発:エルフーン、レジエレキ
後発:カプ・レヒレ、ウーラオス

おいかぜミラーに強く出れる選出です。2体のS操作を使うことでまずS優勢は取られません。後ろの2体を上手く通せるように立ち回りましょう。電気の通りが良ければうそなきダイサンダーで奇襲をかけることもあります。

苦手な相手

バナコーポリ2(サマヨール、クレセリアでも)

この構築で切っている相手であり、ほぼ勝ち目がありません。このパーティは初手ポリ2のトリル展開は基本阻止できません。普通の相手にはトリルを貼られてもメタグロスやレヒレで殴りあえるのですが、バナコー相手の場合メタグロスを出せばトリルコータスが重く、レヒレを出せばフシギバナが重いと絶望的なことになっております。ウーラオスを初手出ししてポリ2のトリルを止めることが出来れば何とか勝てる目が出てくるかもしれません。

あとがたり

無事ラティアスとともに最終28位を達成することが出来ました。これで雪原環境3シーズン全てでラティアス入りの構築で2桁順位を達成したことになります。シリーズ8の環境でラティアスを使用するかは分かりませんが、とりあえずいくつかの構築や型のアイデアはあるので色々検討していきたいです。

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この記事を書いた人

クリスタルからの古参だが本格的にレートを始めたのはorasから、ダブルをはじめたのはusumから。ラティアスをこよなく愛している。

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