はじめに
藍の円盤の配信により過去作に出現した伝説ポケモンを捕獲できるようになりました。
前作ではダイマックスアドベンチャーをクリアすることで確定で捕獲できましたが、今作はウルトラサン・ムーン以来の直接戦闘での捕獲に戻りました。
伝説ポケモンの厳選を効率よく進めるには下準備が必要ですが、この記事では私が思いついた厳選方法を紹介しております。
皆様の厳選の手助けになる、あるいは他の方法が優れているなどご指摘いただければ幸いです。
(記事内では簡単のため、こうげき・すばやさなどの言葉をA・Sといった具合に表記します。)
厳選の準備
今作の伝説ポケモンは色違いが出現しないという噂を聞いたので、サイズの厳選や二つ名の厳選はできるのか自分で調べてみました。
ダクマの前でレポートを書き、そらとぶタクシーで別マップに移動した後に戻ってきてから戦闘を開始して捕獲し、サイズと二つ名の有無を確認するというのを50回ほど繰り返したところ、何度捕獲してもサイズは平均的な大きさで二つ名を持たない個体でした(あかしのおまもりは所持しています)。
試行回数が少ないので絶対とは言えませんが、どうやらサイズと二つ名を持たないことも固定されている可能性が高く、厳選できるのは個体値と捕獲に使うボールのみのようです。おのれゲーフリ
私は厳選で拘るポイントを特殊技が主体のポケモンはA個体値0を狙い、捕獲にはプレミアボールを使うことに設定しました。
そこで今回の厳選の基本戦略は、
に決めました。
個体値と性格 (と性別) は捕獲対象の前でレポートを書いた後にマップを切り替えなくてもリセットすれば再抽選されます。
捕獲要員は基本戦略に必要なポケモンとそれをサポートできるポケモンを捕まえるポケモンごとにカスタマイズしました。
厳選に使ったポケモン
基本的にどのポケモンもレベルは100にしておきましょう。大体の厳選要員は野生のものを捕まえてレベルと性格を調整すれば即戦力になります。
ちからをすいとる要員
フワライド
技:ちからをすいとる・おきみやげ・バトンタッチ・みがわり
持ち物:おんみつマント
備考:S実数値は206以上にする・H実数値は4で割った時に1余る値にする
ちからをすいとるを覚え、おきみやげで退場できるポケモンとしてフワライドを選びました。
スカーレット限定ポケモンなのでバイオレットでは過去作・交換を使って手に入れるか、ちからをすいとるとおきみやげを両立できるポットデスかヤバソチャで代用しましょう。
個人的にはレイスポス戦でじばく又はだいばくはつで退場できるフワライドの方が良いと思っています。
基本的にA個体値を判別するのが仕事ですが、おきみやげで火力を削げるのが便利なのでほぼ毎回連れて行きます。
がむしゃら要員
ジュカイン
技:がむしゃら・みがわり・まもる
持ち物:いのちのたま
備考:S実数値は229以上にする・H実数値は4で割った時に1余る値にする
高速のがむしゃら要員として採用しました。残りHP1でがむしゃらをし、いのちのたまの反動ダメージで退場します。
進化前のキモリはBPを3000使ってキャニオンエリアを整備しないと出現しないのでやや入手難易度が高いです。
がむしゃら・みがわり・まもるの三つを覚え、備考欄の条件をクリアできるポケモンで代用可能です。
キノコのほうし要員兼耐久要員
キノガッサ
性格:ようき
特性:ポイズンヒール
努力値:HSぶっぱ
技:キノコのほうし・みがわり・みねうち
持ち物:おんみつマント
テラスタイプ:ほのお
ポイズンヒールで回復ソースと状態異常耐性を獲得でき、キノコのほうしを覚えられます。
みがわりはいばるなどの変化技を透かすのに便利です。
みねうちはダクマに使用します。
テラスタイプはほのおを選択し、元のタイプの弱点タイプの技を受けられるようにしています。
キノコのほうしのPPはしっかり増やしておきましょう。
みずびたし要員
ゴルダック
性格:Aに下降補正のかかる性格
技:みずびたし・クイックターン・シンプルビーム
持ち物:こうこうのしっぽ
がむしゃらをゴーストタイプのポケモンに当てるためにみずびたしでみずタイプに変える必要があります。
みずびたしを使ったあとは安全にがむしゃら要員を繰り出す必要があるので、こうこうのしっぽを持たせて後攻でクイックターンをして交代できるようにしています。
たまたまボックスにいたのでゴルダックを採用しましたが、ママンボウはみずびたしとバトンタッチを習得でき、クイックターンで間違えて倒す事故を防げるのでママンボウの方が良いかもしれません。
トリック要員
ゴルーグ
性格:おくびょう
特性:ぶきよう
技:トリック・みがわり・とっしん
備考:S実数値は199以上にする・H実数値は4で割った時に1余る値にする
一部の伝説ポケモンはじこさいせいなど捕獲の邪魔になる変化技を使ってくるので、とつげきチョッキを押し付けることで使用を封じます。
道具を押し付けた後に生き残っている場合は残りHP1でとっしんを使うことで反動ダメージで退場できます。
とっしんで倒してしまわないように性格をおくびょうにした上で可能ならA個体値が低い個体を使いましょう。
特性書き換え要員
ピッピ
性格:わんぱく
特性:マジックガード
技:スキルスワップ・ミストバースト
持ち物:しんかのきせき
備考:S実数値を96にするとブリザポスのS0厳選に使い回せる
すなあらしのダメージやフレアドライブなどの反動ダメージで倒れるのを防ぐためにスキルスワップでマジックガードを渡し、ミストバーストで退場します。
性格はわんぱくにすることで耐久を上げつつミストバーストで与えるダメージを減らせます。
カラマネロ
性格:Sに上昇補正のかかる性格
特性:あまのじゃく
技:スキルスワップ・みがわり・すりかえ
持ち物:こだわりスカーフ
備考:S実数値は168以上にする・H実数値は4で割った時に1余る値にする
つるぎのまいなどの積み技を使うポケモンはそのままだとキノガッサで受けきれなくなるので、あまのじゃくを渡すことで対策します。
退場技は覚えないので残りHPを1にした上でかえんだまやどくどくだまで状態異常になっておくと仕事後にダメージを受けて退場できます。
ふういん要員
ドーブル
技:ふういん・他の技は捕まえるポケモンにあわせてカスタマイズ
テラスタイプ:ゴースト
上記のポケモンたちだけではどうしても対策できない箇所が出るので、補完としてドーブルを採用しました。
使う伝説ポケモンはカイオーガ・ブリザポス・レイスポスの三匹です。
技のスケッチには野生のメタモンを利用しましょう。
厳選開始直前の準備
キノガッサ以外のみがわりを覚えているポケモンは予め野生ポケモンとの戦闘でみがわりの技を使って残りHPを1にしましょう。ポケモンセンターがあり弱いポケモンが近くに湧くプラトタウンを拠点にすると便利です。
グルトンはチャームボイスを覚えていてみがわりを貫通してダメージを与えてくるので避けましょう。
カラマネロは残りHPを1にする際にかえんだまかどくどくだまを持たせておき、残りHPが1かつやけど又はどく状態にします。
キノガッサはどくどくだまを持たせて戦闘を開始し、みねうちなどでターンを消費してどく状態にしておきましょう。
厳選要員の準備が終わったら伝説ポケモンの目の前へ移動してレポートを書けば準備完了です。
基本的な厳選作業の流れ
フワライドを手持ちの先頭にして戦闘を開始します。ちからをすいとるを使ってHPがいくつ回復したかを確認します。
A個体値0時のA実数値と回復量が異なっている場合はリセットし、やり直します。
A個体値0時のA実数値と回復量が同じ場合は次のターンにおきみやげをして火力を削ぎつつ退場してジュカインを死に出しします。
ジュカインはがむしゃらをすると残りHP1でがむしゃらをし、いのちのたまの反動ダメージで退場します。
最後にキノガッサを死に出ししてキノコのほうしで眠らせてからボールを投げまくります。
ゴルダックやピッピなどの補助要員は工程のどこかに割り込ませて使います。
個別解説
フリーザー
狙うA実数値:111・124・136
キノガッサのテラスタル:必要
フリッジタウンの西にある池のほとりにいます。
特性のプレッシャーのせいでキノコのほうしのPPがどんどん削られてしまうので、フワライド退場後に特性書き換え要員でプレッシャーを奪ってからジュカインでがむしゃらをしましょう。
キノガッサがぼうふうで混乱するとターンロスに繋がるのでおんみつマントを忘れないようにしましょう。
サンダー
狙うA実数値:117・131・144
キノガッサのテラスタル:不要
コサジの灯台の展望スペースにいます。
みきりで技を透かされる以外はフリーザーと同じです。
ファイヤー
狙うA実数値:130・145・159
キノガッサのテラスタル:必要
ロースト砂漠の大岩 (砂漠中央のロースト砂漠物見塔の北にあるもの) の上にいます。
やはりフリーザーと同じですが、戦闘中に天候がすなあらしに変わることがあり、すなあらしのダメージで倒れてしまいます。
フワライド退場後にピッピでスキルスワップをしてマジックガードを渡すと防ぐことができます。
ライコウ
狙うA実数値:111・124・136
キノガッサのテラスタル:不要
凍裂の祠の東にある山の丸い池のほとりにいます。
特性にプレッシャーを持つことを含めてフリーザーたちと同じです。
エンテイ
キノガッサのテラスタル:必要
ハッコウシティの北にある荒れ地の東端の崖付近にいます。
プレッシャーの書き換えは忘れず行いましょう。
いばるでキノガッサを混乱させてくるので、みがわりを使って無効化します。
スイクン
狙うA実数値:99・110・121
キノガッサのテラスタル:不要
オージャの湖にある湖の小島の西にある島にいます。
手順はライコウと同じです。
ルギア
狙うA実数値:117・131・144
キノガッサのテラスタル:必要
パルデア最高峰の北から流れて北パルデア海へ伸びている川の河口から東にある円形の小島にいます。
北1番エリア物見塔から北西方向へ飛んで向かうと近いです。
じこさいせいを覚えているため、そのままだとがむしゃらで削った後に回復されてしまいます。フワライド退場後にゴルーグでとつげきチョッキをトリックで渡しましょう。
トリックの後に倒されていないならとっしんで攻撃して反動ダメージで退場します。
その後は特性をプレッシャーから書き換えてキノガッサで眠らせます。
ホウオウ
キノガッサのテラスタル:必要
南4番エリア物見塔から南西方向に飛び、滝のある川を越えた先の崖の上にいます。
ルギアと同じくじこさいせいを覚えているので同じように対処しましょう。
ラティアス
狙うA実数値:105・117・128
キノガッサのテラスタル:必要
南4番エリア物見塔の南にある浜辺にいます。
ミラータイプを覚えており、フワライドやキノガッサのタイプに変わられるとがむしゃらやキノコのほうしが無効にされてしまいます。
フワライド退場後にゴルダックでみずびたしを使ってからクイックターンで退場してジュカインに繋ぎましょう。
キノガッサを出ししたらすぐにテラスタルすることでミラータイプでくさタイプになることを阻止できます。
ラティオス
狙うA実数値:117・131・144
キノガッサのテラスタル:必要
みだれづきの滝の南西にある中央に木の生えている池のほとりにいます。
特に厄介な変化技を覚えていないので簡単です。
ラスターパージとしねんのずつきの追加効果を防ぐためにキノガッサにおんみつマントを忘れないようにしましょう。
カイオーガ
狙うA実数値:130・145・159
キノガッサのテラスタル:不要
ありがた岩の北の沖にある岩の近くにいます。
もたもたしているとミガルーサが突っ込んできて邪魔をしてくるのでカイオーガの前に着いたら素早くレポートを書きましょう。
アクアリングを覚えており、使われるとがむしゃらで削っても毎ターン少しずつ回復されてしまいます。トリックやすりかえでかえんだまを渡してやけど状態にすると、アクアリングで回復した後にやけどのダメージを受けて回復が相殺され、残りHPが1の状態を維持できます。
ジュカインのがむしゃらでHPを減らす前に、やけど状態になった上でアクアリングを使用済みになってもらう必要があるので、安定させるためにドーブルを使います。
カイオーガ捕獲に使うドーブルにはふういん・だくりゅう・れいとうビーム・ぜったいれいどを覚えさせておきます。
また、ドーブルはS実数値を168以上にしておく必要があります。
フワライド退場後にかえんだまを持たせたカラマネロですりかえをしてかえんだまを渡します。
カラマネロが退場した段階でカイオーガがアクアリングを使用済みならばドーブルの出番は無いので、ジュカインを出してがむしゃらをしましょう。そうでないならばドーブルを出しふういんの技を使います。
ふういんを使うとドーブルを引っ込めない限りカイオーガはアクアリングしか使えなくなるため、確実にアクアリングを使わせることができます。
ふういんを使った次のターンにジュカインに交換してがむしゃらを使えば完了です (交換するターンはカイオーガはアクアリングしか使えないので、ジュカインが攻撃されてがむしゃら前に倒れることはありません) 。
あとはキノガッサで眠らせてボールを投げましょう。
グラードン
キノガッサのテラスタル:不要
ベイク空洞の中にいます。
まず、ベイクタウンからベイク空洞へ入ります。
右側の壁に沿って進み、坂を下っていくと配達員のトレーナーを過ぎた辺りで足場をくぐる構造になっていますが、その足場の上に乗って右奥へ進むとグラードンが鎮座しているのが見えるかと思います。
HPを全回復するねむるを覚えているので、ゴルーグでとつげきチョッキを渡して封じてからがむしゃらで削りましょう。
レックウザ
キノガッサのテラスタル:必要
パルデアの大穴の尾根にいます。東3番エリアのポケモンセンターから北へ飛んでパルデアの大穴の尾根へと向かい、東3番エリア付近の尾根を伝っていけば発見できるかと思います。
グラードンと同じくねむるを覚えているのでとつげきチョッキを渡して封じましょう。
そらをとぶで技を透かされる以外はグラードンと同じです。
コバルオン
キノガッサのテラスタル:不要
みだれづきの滝のすぐ南西にある崖の上にいます。
放っておくとつるぎのまいでどんどんこうげきを上げられて受けられなくなるので、カラマネロでスキルスワップを使いあまのじゃくを渡しましょう。
テラキオン
キノガッサのテラスタル:不要
西1番エリア物見塔からまっすぐ東に飛び、パルデアの大穴に隣接する高台にある岩の近くにいます。
コバルオンと同じくつるぎのまいを覚えているので、カラマネロでスキルスワップを使いあまのじゃくを渡しましょう。
ビリジオン
キノガッサのテラスタル:不要
しるしの木立ちの北東にある池からまっすぐ東に行ったところの崖下にいます。
くさタイプなのでキノコのほうしが効かないため、みずびたしでタイプを変える必要があります。
つるぎのまいをされた後にリーフブレードを受けるとゴルダックが倒されかねないので、先にカラマネロであまのじゃくを渡しましょう。
レシラム
狙うA実数値:155・173・190
キノガッサのテラスタル:必要
ピケタウンの南にある滝にそって崖を頂上まで登った場所にいます。
変化技を覚えていないので特に苦労することはないでしょう。
ゼクロム
キノガッサのテラスタル:不要
南5番エリア物見塔の東にある巨大な山の上にいます。山上の廃墟の南東に岩が複数突き立った場所があり、その近辺に佇んでいます。
レシラム同様変化技を覚えていないので苦労はしないでしょう。
キュレム
狙うA実数値:168・187・205
キノガッサのテラスタル:必要
プルピケ山道の洞窟内にいます。
プルピケ山道のポケモンセンターの北にある坂を登って山ガールのトレーナーがいる近くで左へ曲がります。その奥にある洞窟に入り、通路左側の崖を落ちた場所をうろついています。
特性がプレッシャーなのでフワライド退場後に書き換えましょう。
ソルガレオ
キノガッサのテラスタル:必要
ポケモンリーグの屋根の上にいます。
ワイルドボルトとフレアドライブを覚えているため、そのままでは反動ダメージで倒れてしまいます。
ピッピでスキルスワップをしてマジックガードを渡しましょう。
はがねタイプの技はメタルバーストしか覚えていないので、ピッピを先頭にしても問題ありません。
ルナアーラ
狙うA実数値:146・163・179
キノガッサのテラスタル:必要
マリナードタウンのポケモンセンターからまっすぐ北上し、川の滝が海に流れこんでいる場所の木の近くにいます。
ゴーストタイプなのでみずびたしでタイプを変えましょう。
ゴーストダイブでたまに姿を消す以外は面倒なことはありません。
ネクロズマ
狙うA実数値:138・154・169
S個体値0でのS実数値:103・115・126
キノガッサのテラスタル:必要
塵土の祠のある岩山から流れる滝を登った先の西側にいます。
てっぺきを積んだ後のアシストパワーが高威力なので、気になるならフワライド退場後にカラマネロであまのじゃくを渡しましょう。
S0厳選も同時にこなす場合はフワライドのレベルを下げて上記S実数値のどれかより1速くしておき(Sに補正のかからない性格のS実数値である115に合わせるのがオススメです)、先制でちからをすいとるをできた場合にのみ厳選を続行しましょう。
ダクマ
みだれづきの滝の看板のすぐ近くにいます。
レベル30なので技を受けきれなくなる心配はありません。
A0厳選もS0厳選も必要ないため特に厳選することがありませんが、強いて挙げるなら雌雄比が偏っていてメスが出にくいので、メスのダクマを狙ってみるくらいです。
ブリザポス
S個体値0でのS実数値:42・47・51
ナッペ山ジムから南下したところに廃墟がありますが、その廃墟の少し北にある斜面の木の近くにいます。
あばれるで混乱すると自傷ダメージで倒れる危険があり、すてみタックルを使われると反動ダメージで倒れ、ちょうはつを使われるとキノコのほうしをしばらく使えなくなる…とかなり面倒な相手です。
ちょうはつされても解除されるまでボールを投げる選択肢も一応ありです。
事前準備としてドーブルにふういんとちょうはつとキノコのほうしを覚えさせておきましょう。
S0厳選でブリザポスのS実数値を判断するためのポケモンを用意する必要がありますが、私はピッピを流用しました。
ピッピのS実数値を96にすると、くろいてっきゅうを持たせてS実数値を半減することで48になり、ブリザポスがSに補正のかからない性格だった時のS個体値0でのS実数値47より1速くなります。
最初にピッピを繰り出してミストバーストを選択します。ブリザポスが先に動いた場合はリセットし、ピッピが先に動いて爆発した場合は厳選を続行します。
続いてジュカインでがむしゃらをして退場し、ドーブルを死に出しします。
ドーブルをゴーストタイプにテラスタルさせてふういんをすれば、ちょうはつを封じた上であばれるとすてみタックルを不発にして自傷ダメージや反動ダメージで倒れるのを防ぐことができます。
あとはキノコのほうしで眠らせながらボールを投げましょう。
レイスポス
狙うA実数値:86・96・105
パルデアの大穴の北、プルピケ山道付近にある廃墟の近くにいます。
マップ上ではプルピケ山道のポケモンセンターの西にありますが、ポケモンセンターとは違って洞窟の外にあります。
チャンプルタウン:東のポケモンセンターかゼロゲートからパルデアの大穴の崖に沿って飛んだ方が行きやすいかと思います。
あばれるとすてみタックルを覚えているのはブリザポスと同じですが、かなしばりでキノコのほうしを封じてくる上に、こうそくいどうで加速されるとジュカインががむしゃらを撃つ前に攻撃されてしまう可能性がある…と非常に面倒な相手です。厳選のラスボス。
今回はドーブルにふういんとかなしばりとキノコのほうしを覚えさせます。
まずカラマネロでスキルスワップをしてあまのじゃくを渡して退場します。
次はフワライドでちからをすいとるを使った後に退場しますが、おきみやげを使うとあまのじゃくで能力が上がってすてみタックルの反動ダメージが増えるので、安全を取ってだいばくはつで散りましょう。
続いてゴルダックでみずびたしを使った後に後攻クイックターンで退場してジュカインに繋いでがむしゃらを使って退場しましょう。
ゴルダックを出した後からジュカインでがむしゃらを撃つまでの間にあばれるを使った時は、まもるを使ってあばれるを中断させて混乱状態になるのを防ぎましょう。
あとはブリザポスと同じくドーブルを死に出ししてゴーストタイプにテラスタルさせてふういんをすれば、安全にキノコのほうしを撃ちつつボールを投げられます。
これはこの記事を書いている時に気付いたのですが、キノコのほうしの他にねむりごなを覚えさせておけば、かなしばりを受けてももう一つの催眠技で眠らせられるので、この構成の方が良さそうです。
おわりに
今回紹介した方法は一例で他にも良い手段があるでしょう。
限られたポケモン・リソースの中であれこれ考えるのは楽しいです。
過去作のBW2のポケウッドのような詰め将棋ライクなコンテンツがお好きな方は、ぜひご自身でも考えてみてはいかがでしょうか。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
寄稿ガイドライン
APPDATEでは皆様の記事寄稿をお待ちしております。
寄稿におけるアレコレなどをご説明しておりますのでご覧ください。
コメント
コメント一覧 (3件)
やけど入ってるんでまぁ捕まえられますが、カイオーガってこのやり方だと寝かせられないですよね…
レイスポスへのがむしゃら要員にはカラミンゴが使えますよ。
作成ありがとうございます。
Lv50での対戦を前提とする場合、攻撃種族値下一桁が5で下降補正をかけると、
個体値0から3であれば、A個体値0の場合と実数値は同じになります。
例 攻撃種族値75のスイクンは、A個体値0-3の場合下降補正をかけると実数値63になる。
ですので、
・フリーザー(85)ライコウ(85)
112・125・137(A個体値2)、
113・126・138(A個体値3or4)
・スイクン(75)
99・111・122(A個体値2)
100・110・121(A個体値3or4)
・レイスポス(65) 87・97・106(A個体値2)
88・98・107(A個体値3or4)
と少し厳選が楽になります。A個体値3と4はLv70時点では判別できませんが、ふしぎなあめでLvを上げればA個体値3と4で実数値が異なるので判別可能です。