【ポケモン剣盾ダブル】ツボツボ&ラッキーの構築とそれに対する立ち回りなど【4匹だけの構築】




目次

はじめに

こんにちは、ヒシンと申します。

ここではTODの仕様の簡単な紹介、それを利用するツボツボ&ラッキー(以下ツボラキと記載します)を用いた構築の紹介をいたします。

合わせて、ツボラキの対策となりうるポケモンやマッチングしたときの立ち回りも紹介いたします。

TODとは

「Time Over Death」の略と言われております。

主に対戦時間終了時に自分に有利な状態を保ち、判定勝ちに持ち込むというものになります。

ポケットモンスターソード・シールドの場合、以下の条件で勝利となります。

  1. Your Time が0になった場合、残りポケモン数、残りHPにかかわらず0になったプレイヤーの負け
  2. 試合時間が0になったとき残りポケモン数が多いプレイヤーが勝ち(のこりHPは考慮されない)
  3. 試合時間が0になったとき残りポケモンが同じとき、のこりHPが多いプレイヤーが勝ち※

となっております。

TODを積極的に使用すると相手からヘイトを買うことになるので、友達のいないボッチにお勧めの戦術となっております。

※残りポケモン1匹の時のみ確認済。複数匹の場合は未確認です。検証不足で申し訳ありません。

構築経緯


シーズン10にて最終33位の結果を残したツボラキ構築をもとにレパルダス・ブリムオン・ツボツボ・ラッキーの4匹を選びました。

やりたいことは以下の通りです。

  • ねこだまし&キョダイテンバツで混乱を撒きつつ体力を削りたい
  • まねっこ&ダイウォール(トリックルーム)でダイマックスしたブリムオンを温存したい
  • トリックルームを展開できたらレパルダスとブリムオンを退場させトリルターンをなるべく残したい
  • トリックルーム下で安全にツボツボのガードシェアをラッキーに行い、ちいさくなるを積んでいきたい

とりあえず4匹決定したので、残り2匹を検討するためにシーズン13にて4匹で潜りました。

個体解説

レパルダス

性格:おくびょう
努力値:C252 D4 S252
実数値:139-x-70-140-70-173

  • ねこだまし&キョダイテンバツで混乱を撒きつつ体力を削りたい
  • まねっこ&ダイウォール(トリックルーム)でダイマックスしたブリムオンを温存したい

上記の為採用しています。

まねっこ&ダイウォール(トリックルーム)はリオルでも可能ですが、今回はねこだましをガオガエンやゴリランダーの上から打ちたいと思い採用しました。

相手のCを下げたいときがあるためバークアウトを採用。

なきごえは構築を考えていた時に外の野良猫が鳴いていたので、鳴きまねをしたらレスポンスが何回か返ってきたためこれは採用するしかねえなとなり採用しました。

この枠はほかの技にした方が良いと思いました。

ブリムオン


性格:れいせい
努力値:H252 B4 C252
実数値:164-x-116-206-123-44(※S個体値は0ではなく31)

  • ねこだまし&キョダイテンバツで混乱を撒きつつ体力を削りたい
  • トリックルームが張れたらレパルダスとブリムオンを退場させトリルターンをなるべく残したい

上記より、いのちのたまミストバーストを採用しました。
キョダイテンバツで相手が自傷を引きすぎるとブリムオンとレパルバスがトリックルーム下で残ってしまいます。

退場することによりツボツボのガードシェア、ラッキーのちいさくなるを行えるようサポートしていきます。

ツボツボ


性格:のんき
努力値:H4 B252 D252
実数値:96-15-310-30-282-9(※S個体値は0)

ラッキーのBDを上げたいためBDぶっぱで努力値振りを行いました。

パワーシェアはウーラオスやブリザポスに打ちたいときがあるため採用しております。

どくどくはポリゴン2などの再生持ちやゴーストタイプへ打つことができれば倒すことができることも採用。

まとわりつくはスリップダメージや交換できなくなる効果が魅力的なため採用しております。

持ち物のせんせいのツメに関しては、トリックルームを張れずにレパルダスとブリムオンが倒れたときの最後の希望となり得る為です。

ラッキー


性格:ずぶとい
努力値:H252 B252 D4
実数値:357-x-62-x-126-70
輝石有:357-x-93-x-189-70
ガードシェア後輝石有:357-x-304-x-306-70

ちいさくなるたまごうみちきゅうなげは固定になります。

サイドチェンジ採用についてはブリムオンレパルダスでトリル展開後にレパルダスのみ倒れた場合、ツボツボを出してブリムオンはラッキーに交換、ツボツボでガードシェアという流れになり、ブリムオンが倒れていないときがあります。その後、ツボツボが倒れてブリムオンが再登場した際にサイドチェンジ&トリックルーム(そのほかの技でもよい)を行うことができる為採用しています。

選出

先発:レパルダス+ブリムオン
後続:ツボツボ+ラッキー

これ以外の選出は行いません。

行動パターン

1ターン目

レパルダス:ねこだまし
ブリムオン:キョダイテンバツ

レパルダスのまねっこトリックルームを警戒するため、レパルダスへ攻撃が集中することがあります。
ダイマックスをしないポケモンにねこだましを打つよう見極めが必要になります。

2ターン目

レパルダス:まねっこ
ブリムオン:ダイウォール(トリックルーム)

この行動がカギとなるため1ターン目に行うこともあります。
逆に言えばこのターンを対策されるとつらいのです。

3ターン目

任意の行動

4ターン目

レパルダス:任意の行動
ブリムオン:ミストバースト

このターンでレパルダスとブリムオンが倒れること、相手のポケモンを1匹以上倒していることが理想です。

5ターン目

ツボツボ:ガードシェア
ラッキー:ちいさくなる

ここからちいさくなるを積んでいき、ちきゅうなげで相手のHPを削っていきます。
次ターン以降、ツボツボがパワーシェアやどくどくを使えれば試合が楽に進みます。

ツボラキ対策

ツボラキに当たるとげんなりする、もう嫌だとなってしまうかもしれません。

ただこの構築であれば以下の行動やポケモンの採用で有利に試合を進めたり、完封できてしまうこともあります。

行動での対策

ラッキーだけになった時点で逆にTODを仕掛ける

この構築の場合、レパルダスとブリムオンが早々に退場するため、残数での有利を取りやすくなっています。

ダブルバトル採用上位ポケモンは出されたときに発動する特性が多く(いかく、ミストメイカーなど)、交換するだけで時間が稼ぐことができます。

ラッキーの攻撃技もダメージ固定技で1匹倒すのに3~5ターンかかるため簡単に倒されることはないので、守ると交換を繰り返すだけで勝利できてしまうことがあります。

注意点としてYour Time を相手より消費するので0にならないよう気を配る。そもそもツボラキに当たった場合はできるだけ早く行動を決めるというのも大事になってきます。

まねっこトリックルームを決めさせない

まねっこでトリックルームを妨害することによりレパルダスとブリムオンの行動を1ターン無駄させるというものです。

まねっこがいたずらごころで優先度+1になっているため、優先度+2以上の技を繰り出すとその技をコピーしたりうまくいかなかったりします。

技の例としてこのゆびとまれ、いかりのこな、サイドチェンジ、てだすけ(←コメントで指摘いただきましたが誤りです)、フェイント、2ターン目以降のねこだまし、ブリムオンより遅いポケモンでのまもる(ダイウォール)などがあげられます。

ポケモンや技の採用での対策

ウーラオス(一撃)

陽気A252でのインファイトがガードシェア後のラッキーに30%くらいのダメージを与えことができます。

ダイマックスを残し、ダイナックルをし続けダイマックス解除後のインファイトが70%前後となります。

運にもよりますが、ラッキーもたまごうみの選択しかできなくなるので隣にポケモンがいると比較的有利であると考えています。

というかラッキー使っている側からすると入っているだけで負けるかもしれないとおびえるポケモンの代表格。

いろんな構築に組み込まれている点でもとても優秀だと思います。

ブリザポス

ラッキーを倒すために生れたポケモン

「しろのいななき」や「つるぎのまい」でAをあげる点、

不一致とはいえ弱点をつけるインファイトやちいさくなるをされると必中&威力が倍になるヘビーボンバーなど強力な技もそろっています。

ちきゅうなげを5回打たないと倒せないことやブリムオンとの行動順がどうなっているかわからない点も強いです。

ツボラキ使う側はツボツボのパワーシェアを打って、ラッキーはちいさくなるを使用しないで試合を進めていくしかありません。

ゴーストタイプのポケモン

ラッキーの攻撃技がちきゅうなげしかないため、ほかの3匹を倒してゴーストタイプのポケモンを並べるだけで

ツボラキ使用プレイヤーは降参をします。(私はよくこういう状況になり降参をします)

ツボツボのどくどくにだけ注意が必要です。

リザードン&コータス

ガードシェアした後のラッキーでさえリザードンの火力はすさまじく、攻撃を耐えても

コータスがあくびをしてきて眠ってしまい回復が追い付かないことが多かったです。

ゴリランダー・ガオガエン・カプレヒレなどにちょうはつを持たせる

行動での対策と重複しますが、出したときに特性が発動するこの3匹は逆TOD仕掛けやすく、普通に構築に組み込まれていることが多いです。

どれか1匹にちょうはつを採用していればツボラキにかなり有利に立ち回れると思います。

ほろびのうた

持たせているだけでツボラキに勝てると言っても過言ではないかと思います。

ポリゴン2

ラッキーとのTODには負けてしまいますが、ポリゴン2ともう一匹を残し、逆TODをねらったり

トリル展開のターンでポリゴン2もトリックルームを選択して時空をもとにもどしたりするのがとても強いです。

ツボツボのどくどくにだけ注意が必要です。

ドータクン

てっぺきとボディプレスを採用したドータクンです。

ポリゴン2同様、もう一匹ポケモンを残し逆TODを狙ったり

ボディプレスでラッキーの体力を大幅に削ることができます。

どくどくが利かない点がとても大きいです。

戦績


73勝34敗で最終59位でした。

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この記事を書いた人

古参ローテ勢。第六世代ではローテレートに毎シーズン1000戦以上潜り「ローテの番人」として総合勢から恐れられていたが、ローテーションバトルが第七世代のサンムーンで廃止され無職になった。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • まねっこトリル阻害の例に「てだすけ」がありますがてだすけはダイウォールより先に発動してしまうので対策になってなくないですか?(ダイウォールとまねっこの間に行動を挟む必要がある)

    • たしかにてだすけは対策になっていません。
      ほかの優先度+1以上の技と勘違いしているのだと思います。

      ご指摘ありがとうございます。

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