【JCS予選】イベルオーガジュカイン【ウルトラルール】

2019年5月6日2019年11月14日

はじめに

はじめまして。あっきゃ(@akyaman1112)と申します。

INC Febが終わり、ウルトラルールで使う構築をなんとなく考えていた時にこれまで好きなポケモンを使うというよりも強いポケモンを使うことが多かったので試しに好きなポケモンであるメガジュカインから組んでみたところJCS予選において最高レート1794最終レート174×とそこそこの成績を残せたため紹介します。

構築記事を書くのは初めてなので未熟な点もあるかとは思いますが最後まで読んで頂ければ幸いです。

パーティ作成経緯

メガジュカインの強みの一つが避雷針で電気弱点の味方を守れる点なので電気弱点かつ２匹の相性が良いイベルタル、ゲンシカイオーガの禁止二枚が確定。イベルタルで追い風を使い、カイオーガを通すを基本としました。

さて、メガジュカインの役割範囲はかなり狭く、また紙耐久であるため選出できる相手が限られます。オーガレックやネクロオーガ、グラオーガ等には出しやすいですがゼルネアス、イベルタル等が入ってくると倒して欲しい相手を倒す前に倒されてしまうことが多くありました。

そのため２メガ採用が動かしやすいと考え、最初は汎用性の高いガルーラを採用していましたが、メガガルーラ＋鋼枠では環境に多くいるグラゼルネが安定しなかったため、ゼルネアスを縛れるメガ枠としてメガメタグロス、初手にどちらが来ても対応でき、トリパもごまかすことの出来る猫要員としてほえるガオガエンを採用しました。

ここまでで対応できないイベルタルを誤魔化せそうで、フィールドでメタグロスとのシナジーも期待でき、汎用性の高そうなカプ・テテフを採用しました。

パーティ

個別解説

ジュカイン

持ち物：メガストーン
特性：新緑→避雷針
性格：控えめ
努力値：CSぶっぱ
実数値　メガ前：145-×-85-172-106-172
　　　　メガ後：145-×-95-216-106-197
技：ハードプラント/りゅうのはどう/エナジーボール/まもる

オーガレックに強いポケモン。

といってもカイオーガのDが高すぎるため控えめハードプラントでH振りカイオーガがようやく８７.５％の高乱数１発になります。臆病ではりゅうのはどうで無振りレックウザも落ちないためコケコやネクロズマを抜けなくなるデメリットはあるものの控えめで採用することとなりましたが、ネクロズマはウルトラバーストしなかった場合打点がなく、コケコもワンパンすることはできないためそこまで気になりませんでした。

ハードプラントは交換でさばかれて何もできなくなることもありますが、半減でも交換先に大きな負荷をかけられるので思ったより気軽に打つことができました。たまにそもそもハードプラントを外す。

ゲンシカイオーガ

持ち物：あいいろのたま
特性：はじまりのうみ
性格：控えめ
努力値：H252 B60 C94 D4 S100
実数値　ゲンシカイキ前：207-×-118-200-161-123
　　　　ゲンシカイキ後：207-×-118-233-181-123
技：しおふき/ねっとう/れいとうビーム/まもる

速めのカイオーガ。ジュカインと相性のいい電気弱点の禁止伝説であり、メインアタッカーです。

もともとこごえるかぜでS操作をする構築から流用したためこごかぜ１回でレックウザがぬけるSになっていますが、おいかぜ下でこごかぜに対して繰り出すことがあったり、ミラーでの打ち合いで有利に立つこともあったため変更せず使うことにしました（変えるのが面倒くさかっただけ）。そのため耐久面はようき玉ガリョウ耐えまでに抑えられています。

こんげんのはどうを採用していないので外しがなくてえらい。

イベルタル

持ち物：悪Z
特性：ダークオーラ
性格：臆病
努力値：C188 D68 S252
実数値：201-×-115-175-127-166
技：あくのはどう/デスウイング/おいかぜ/まもる

ジュカインと相性のいい電気弱点であり、カイオーガとも相性がいい禁止伝説の追い風役です。

テテフのムーンフォース確定耐えしてＳぶっぱあまりC。

ほとんどの相手に先発で出し、Ｓ操作と削りを担当してもらいました。悪Zで雑に１匹持っていけるのが強く、特に無振りグラードンが飛ぶので地面無効と合わせてグラードンに強い駒としても優秀でした。

デスウイングはフェアリー等に打点が無くなるのを嫌い採用しましたが、火力不足だったため物理Z化の運用もできるイカサマ等でも良かったかもしれないです。

メタグロス

メガメタグロス

持ち物：メガストーン
特性：クリアボディ→かたいツメ
性格：陽気
努力値：H44 A212 S252
実数値
メガ前：161-182-150-×-110-134
メガ後：161-192-170-×-130-178
技：アイアンヘッド/しねんのずつき/バレットパンチ/まもる

ゼルネアスを縛れる2枚目のメガシンカ枠です。

流用個体なので何耐えのH振りなのかは覚えていないです（）。普通にASぶっぱでいいと思います。

メインウェポンとして命中安定かつ怯みの追加効果が優秀なアイアンヘッドを採用。

バレットパンチはアイアンヘッドを威嚇込みで受けに来られた場合やBに厚いゼルネアスに受け切られた場合でも次のターンからも縛れるため優秀でした。

カイオーガがいるのでガオガエンを意識する必要は薄く、イベルタルでグラードンもみれるので地団駄採用は見送り、カプ・テテフのサイコフィールドとのシナジーを期待して思念採用しましたが削れたレックウザに威嚇１回フィールド思念をミリ耐えされて負けたので別の技でもいいかもしれないです。Aに振り切っていれば落ちたかもしれませんね…

ガオガエン

持ち物：半分きのみ
特性：威嚇
性格：慎重
努力値：H244 D236 S28
実数値：201-135-110-×-154-84
技：フレアドライブ/はたきおとす/ねこだまし/ほえる

グラゼルネ対策、トリル対策のできる猫要員として採用した吠えるガオガエンです。

対ゼルネアスを意識してHD振りにしました。

臆病ジオコンムンフォまでを確定で耐え、追い風下で最速99族抜きにすることで上からはたき落とすを使えるようにしました。そのため汎用性は高くなく、トリパっぽい構築とゼルネ入り以外にはほとんど出しませんでしたが出せる試合はしっかり活躍してくれました。

カプ・テテフ

持ち物：こだわりスカーフ
特性：サイコメーカー
性格：臆病
努力値：CSぶっぱ
実数値：146-×-95-182-135-161
技：ムーンフォース/サイコショック/サイコキネシス/マジックルーム

普通のスカーフテテフ。イベルタルを誤魔化せそうで、フィールドでメタグロスとのシナジーも期待でき、汎用性の高そうなポケモンとして採用しました。

jcs予選直前まできあいだまを採用していましたがガエングロスでのドーゼルの立ち回りが安定しなさそうだったためマジックルームでごまかすことにしました。結局ドーゼルに当たりませんでしたがきあいだまを打ちたい場面もなかったので問題なかったです。ただマジカルシャインが欲しい場面はあったのでそちらを採用しておくのが良かったかも知れません。

選出

環境に多く、選出がほぼ固定できる相手のみ書いておきます。

対オーガレック

先発：ジュカイン、イベルタル

後発：カイオーガ、カプ・テテフ

ジュカインでオーガかレックを飛ばしながらイベルタルで追い風始動して後続につなげることを意識します。コケコの妖Zには気をつけましょう。

対グラゼルネ

先発：ガオガエン、イベルタル

後発：カイオーガ、メタグロス

ゼルネアスにジオコンを積まれ無いように意識しながらグラードンを倒すことを最優先に立ち回りましょう。

対ゼルレック

先発：イベルタル、ガオガエンorメタグロス

後発：カイオーガ、カプ・テテフorメタグロス

グラードンがいないためカイオーガが比較的通しやすい為ゼルネアスにジオコンを積まれないように立ち回りながら追い風下でカイオーガを展開しましょう。

トリパはトリルを貼られるとかなり厳しいので貼られないように立ち回りましょう。

総括

僕のメガジュカインに対する評価が実はかなり低かったため期待せず組んだパーティでしたが、思いの外強く、JCS予選最高1794とそこそこ高い所まで行けました。

かなり満足のいく結果となりましたが欲を言えば1800に乗りたかったしもっと言えば予選を抜けたかったですが、プレイングが追い付いていないなと感じる場面が多くあり構築を生かせなかったことが最も大きな敗因だと思います。またJCS予選では一度も当たらなかったものの対イベルタル周りがかなり甘いため構築自体の改善の余地はあるのかなと思います。

好きなポケモンがしっかり活躍してくれるのは楽しかったのでまた他のルールでも活躍させていきたいですね。