対戦パーティ(普)

【剣盾ダブルバトル】妖カビ爺 (キュワワーカビゴンジジーロン)

はじめに

こんにちは。めも(@memomomo33)と申します。

ソードシールドの構築記事は初めて寄稿させて頂きます。ダブルバトル シーズン10(上位ポケモンが禁止されているルール)で使用した構築です。

サンムーンの頃はギミック主体の構築を寄稿させて頂きました。今回の構築もギミック寄りです。

何かの参考になれば幸いです。

構築の経緯

「キュワワーのドレインキッスで味方のジジーロンを攻撃すると逆上と弱点保険が発動し、特攻が3段階上昇する。さらに、次のターンにフラワーヒールを打つことで相手の攻撃を耐えるようになり、再度逆上を発動するチャンスが生まれる。」というギミックのアイデアを知人に頂きました。

このギミックには以下の2つの問題がありました。

  1. ジジーロンのHPを半分以下にするためにキュワワーは特攻に特化する必要があり、耐久に特化できないキュワワーを生存させつつトリックルームを展開してジジーロンと並べることが難しい (代わりにジジーロンの特防方面の個体値を下げることもできるが、その場合ジジーロンが回復するターンに倒れやすくなる)
  2. ジジーロンが攻撃されるターンにジジーロンのHPは半分以下のため、生き残るためには全体技で相手の場にいるポケモンを全体技で2匹とも倒す必要があるが、安定してそれを行うには先に2匹のHPを少し削らなければ難しい

これらの問題はキュワワーのトリックルーム起動のサポート爆発系の技(自爆・大爆発・ミストバースト)を覚えるポケモンで行うことで解決できると考えました。そして、相手が放置しにくいため実質的なトリル起動サポートになりタイプ一致の自爆を覚えるカビゴンがこの問題を解決するポケモンになることに気付きました。

エースとなるジジーロンと相性のいいポケモンを探したところ以下の2つの構築記事を思い出しました。

【ダブルバトル】炙り爺【ポケモン剣盾】構築の経緯 剣盾の初期環境で「エルフウイン」と「バンドリ」が流行っているという話を聞いたので、その両方に強い構築を考えるところからスタ...
【ダブルバトル】変人爺【ポケモン剣盾】はじめに ポケモン剣盾追加DLC第一弾、鎧の孤島が配信されました。 追加されたポケモンやキョダイマックスはまだ使用できませんが、...

これらの記事のアブリボンとフレフワンはジジーロンと相性が良く、さらにカビゴンとも相性が良いと思ったので入れました。最後にピッピを入れることで下記のような相互に支え合うパーティが完成しました。

選出・動き

基本選出

先発: キュワワーorフレフワン+カビゴン

後発: ジジーロン+アブリボン

初手でトリックルームとはらだいこを打ちます。

トリックルームだけ通ったらトリル起動役を守らせつつカビゴンをじばくさせて保険逆上ジジーロンを展開します。

はらだいこが通ったらスピードスワップと合わせてキョダイカビゴンを通します。両方通っている場合はそのままキョダイカビゴンを通します(ジジーロンも攻撃に参加します)。

相手にこちらを眠りにする技を使うポケモン(主にモロバレル)がいる場合はフレフワンを交換してスイートベールアブリボンを出すことがあります。

はらだいこカビゴンを通せば勝てそうなとき

先発: ピッピ+カビゴン
後発: アブリボン+キュワワーorフレフワン

ピッピでカビゴンのはらだいこをサポートし、トリックルームやスピードスワップと合わせてキョダイカビゴンを通します。

ピッピをいやしのねがいで退場させておけば、アブリボンのサイドチェンジがカビゴンの完全に回復させる技になるので余裕があれば狙います。

トリル下の保険ジジーロンを通せば勝てそうなとき

先発: ピッピ+フレフワン
後発: ジジーロン+アブリボン

ピッピでフレフワンのトリックルームをサポートし、保険ジジーロンを通します。トリルターン中にピッピが盤面に残るのはもったいないので、2ターン目には癒しの願いで退場させてジジーロンを出します。

その後、アブリボンがHP満タンでサイドチェンジ→2回目のサイドチェンジと行えばジジーロンがいやしのねがいで完全に回復します。

個別解説

ジジーロン


性格 : れいせい
努力値 : H4 B252 C252
実数値 :154-*-137-205-111-36(最低値)

☆耐久の目安

  •  性格補正あり特攻252振りキュワワーのドレインキッスが78~92ダメージ
  •  下記の特攻実数値105のフレフワンのダブル補正ミストバーストが80~96ダメージ
  •  陽気ファイアローのブレイブバードで低乱数2発(6.25%)

☆火力の目安

  •  特攻3段階上昇ダブル補正ハイパーボイスでHP252振りFCロトムが高乱数1発(87.5%)  =それ以上の特殊耐久のポケモンは倒せません(アシレーヌなど)

弱点保険+逆上を活かしたトリルエースです。

2つの一致技と相手のダイマックス技に対して保険や逆上の発動を狙うためのまもる、パーティ全体で重い鋼タイプに強く全体技でもあるねっぷうはどれも活躍してくれました。

もし入れることができるのであればアシレーヌやドサイドンに打つためにエナジーボール等の草技を採用するのが良さそうです。

エースとしてはカビゴンの陰に隠れつつも、味方に殴られたり回復させられたりしてしっかり活躍してくれました。純粋なトリルアタッカーとしてもなかなか優秀でした。

キュワワー


性格:れいせい
努力値:H252 B4 C252
実数値:158-*-111-147-130-94(最低値)

味方のジジーロンを攻撃するために採用しました。

あまり素早さに依存して技を打つ場面が無いので、素早さはジャイロボールの威力を下げることのできる最低値にしました。

技はやりたいギミックのための3つに加えて、カビゴンが自爆するターンに相手のダイマックス技や不可視の拳による攻撃で倒されないこらえるを採用しました。

持ち物はきあいのタスキを持たせたいのですが、アブリボンが持っているのでリリバのみにしました。

耐久の不安やちょうはつへの耐性が無いことからジジーロンを攻撃する本来のギミックを決めるのは難しかったのですが、優先度+3の先制技や回復サポート技持ちとして主にピッピ+カビゴンの選出時に活躍してくれました。

カビゴン


性格 : ゆうかん
努力値 : H244 A60 B204
実数値 :266-151-111-*-130-31(最低値)
※キョダイマックス個体

☆耐久の目安

  • 陽気ウーラオスのインファイトを耐えて木の実を食べた後腹太鼓が失敗する

→その後の不意打ちを耐える

☆火力の目安(攻撃6段階上昇時)

  • 等倍空元気でだいたいの相手のダイマックスポケモンを確1にできない
  • キョダイサイセイ(威力150)で無振りドサイドンが低乱数1発(31.25%)

=それ以下の耐久のポケモン(多くのポケモン)は等倍ならダイマックスしても倒せる

  • ダブル補正自爆もキョダイサイセイ(威力150)と同じ火力

トリル起動役と一緒に出すことではらだいこかトリックルームのどちらかを通します。

基本的にはらだいこが通った時点でカビゴンを通すことを優先するのでジジーロンより活躍した対戦の数は多かったです。

ダイマックスせずに攻撃したいときや火傷してしまったときに使う一致技のからげんき、パーティ全体で重く放置できない鋼タイプ(ナットレイやアーマーガア)に使うほのおのパンチはどちらも便利でした。

このゆびとまれ系の技+ダイマックスポケモンの組み合わせが相手のときには、はらだいこ成立後にじばくさせることもありました。

ダイアースが欲しい場面も多かったので、じばくからの展開を狙わないのであれば地面技に変えるのが良さそうです。その場合からげんきを基にしたキョダイサイセイの威力(120)は不安なので、すてみタックルのような高威力のノーマル技に変えた方が良いと思います。

アブリボン


性格 : おくびょう
努力値 : B4 C252 S252
実数値 :135-*-81-147-90-193

エースポケモンの素早さ補助、サイドチェンジによる味方守りやいやしのねがいの発動、かふんだんごによる回復、スイートベールによる眠りへの対策を全てしてもらいます。

出来ることが多いため、全ての対戦に選出し多くの対戦で活躍してくれました。

パーティのタイプの偏りのせいでもありますが、キノコのほうしやあくびで眠るターンにアブリボンを交換で出した際にそのまま倒されて隣のポケモンを眠りから守れないということが何度かあったので持ち物はきあいのタスキにしました。

特攻実数値がキュワワーと同じなのでドレインキッスを採用すればジジーロンをいい感じに削ることができますが、行動順的に狙いにくそうです。

全体技のマジカルシャインで相手のポケモンを削るのが強かったのでこれで良いと思います。

ピッピ


性格:ずぶとい
努力値:H252 B180 D76
実数値:177-*-100-*-95-55

☆耐久の目安

  • 陽気ドリュウズの命の珠アイアンヘッド耐え個体の流用

基本的にカビゴンを守ってもらいます。

ピッピの強力な技であるこのゆびとまれまもるに加えて、エースポケモンと相性のいいいやしのねがいと、このパーティが苦手なブリムオンのキョダイテンバツによる混乱を防ぐためのしんぴのまもりを入れています。

あまりいないとは思いますが、性格補正無し無振りのブリムオンやモロバレルを考慮して素早さを下げていません。

挑発等でピッピとカビゴンの組み合わせにうまく対応されることは少なく無いと思ったので選出率はそこまで高くありません。

しかし、出すことのできる対戦では安定した勝利をもたらしてくれました。

 

余談ですが、上記のアブリボンがとても活躍してくれていたのでりんぷんアブリボンもパーティに入れたいと思い、似た技を覚えて同じタイプのアブリーを育成しました。ただ、ピッピのいやしのねがいが面白いと思ったので悩んだ末この枠はピッピになりました。

結果的にどちらが良かったのかは分かりませんが、いつかアブリーも使いたいです。

フレフワン


性格:なまいき
努力値:H252 B236 D20
実数値:208-*-122-105(個体値2~3)-12332(個体値4~5)

☆特攻の個体値の意味

  • フレフワンの特攻に性格補正が無いという条件で、無振りジジーロンへのダブル補正ミストバーストのダメージが最も低くなる特攻の中で最も特攻実数値が高い(要するにジジーロンへのダメージが低く、相手に与えるダメージが高い特攻)

☆素早さ調整

  • 最遅カビゴン+1(トリル下において、カビゴンにキョダイサイセイでこの指止まれ・怒りの粉持ち倒してもらってから癒しの波動をカビゴンに打つため)

ちょうはつに耐性があり、耐久のあるトリル起動役です。

特性と高い耐久を活かしてトリックルームを展開してくれました。オボンのみはキョダイサイセイで拾うこともありカビゴンと互いに回復し合う動きが面白かったです。

素早さと特攻の個体値の調整が活きた場面が多く嬉しかったです。ただ、素早さ実数値は34(性格補正無し個体値0~1)でも基本的に問題無いので特攻に性格下降補正をかけて実数値103(個体値22~23)にしても良かったかもしれません。

戦績・総括

最終順位790位 最終レート1764

構築の基になったキュワワージジーロンのギミックを決めたいという気持ちを優先してキュワワーを用いた基本選出をメインにしていたときは4桁中盤~5桁順位でした。

シーズン終盤は勝ちたいという気持ちを優先して基本選出でフレフワンしか出さなくなったことや、パーティの使い方に慣れてきたことで順位が上がりました。

どちらの選出をしているときも楽しく対戦することができました。

キュワワージジーロンのギミックを用いて勝利するのは難しかったので、もう少し勝利しやすくするならそのギミックを諦めて、キュワワーは耐久振りにしてこらえるをちょうはつ・てだすけ・サイドチェンジ等の技にしてカビゴンのサポートをメインにし、ジジーロンはHP244振りに、フレフワンは特攻の個体値を30~31にするのが良いと思います。

最後になりますが、ギミックのアイデアをくれたり話してくれたりしたDiscordサーバーの皆さん、素晴らしい爺構築の記事を世に残してくれたGEMさんありがとうございました。

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