【INCFeb.】いばるサポートレヒレ+グラゼルネ




目次

はじめに

こんにちは。カルフールと申します。

今回初めてAPPDATEに投稿いたします。APPDATE管理人のしゅふぁさんが、INCの成績に関係なく構築記事を募集されているとのことでしたので、折角なので、と投稿記事を書いてみることにしました。

GS未経験にも関わらず、2018年5月にGS(ウルトラシリーズ)仲間大会を主催したところ、なぜか145人も集まってしまい自分でも驚いております。

公式大会やレーティングバトルでは一切実績を残せておりませんので、自分の思考を整理することを目的に書きました。

パーティ作成経緯

INC February開催中に旅行にいくため、試合数を消化できないことがほぼ確定していました。(実際に消化できたのは、メイン4試合、サブ25試合のみ)

また、1月にようやくゼルネアスを捕まえられたので、グラゼルネを折角だから試してみたいと考えておりました。

その中で、レヒレをサポート要員として活用したサンシリーズ用構築の記事を見つけましたので、ムーン用にアレンジしたらおもしろいのではないか、との考えにいたり、威張るレヒレで物理を上げていく戦略で行こう、と決めました。

INC本番前に、複数のオフ会(リアルラフメイカーカップのサブイベント、およびDEXオフ)での試運転を踏まえて、本番での使用構築を決めていきました。

パーティ

個別解説

グラードン


持ち物:ジメンZ
特性:ひでり
性格:ようき
努力値:H12 A220 B4 D108 S164
実数値:177-198-161-108-124-144
技:ほのおのパンチ/だんがいのつるぎ/いわなだれ/まもる

  • HB 攻撃無振り意地っ張りカミツルギ(A233)のリーフブレード確定耐え
  • HD 控えめ( C222)命の球カイオーガ75%潮吹き確定耐え
  • S 準速91族抜き
  • 残りA

元の記事では意地っ張りですが、意地っ張り個体を持っていなかったため仕方なく陽気に。

耐久調整はもとのままですが、Sは、同族などを意識して、準速91族(ランドロス)抜きにして、残りは全て攻撃に振りました。

ただ、後述のレヒレのサポートがあれども、依然耐久に不安を感じたので、攻撃に割いた努力値を耐久に振るべきであったかも知れません。

ゼルネアス

持ち物:パワフルハーブ
特性:フェアリーオーラ
性格:おくびょう
努力値:H4 C252 S252
実数値:202-x-115-183-118-166
技:ムーンフォース/マジカルシャイン/ジオコントロール/まもる

技構成に関してはは特に説明不要だと思います。

耐久調整が思いつかず、csぶっぱにしてしまいましたが、もう少し耐久に振るべきであったと後悔しました。

カプ・レヒレ


持ち物:ひかりのねんど
特性:ミストフィールド
性格:おくびょう
努力値:H252 B4 S252(QRはH252 B36 S220)
実数値:177-x-116-115-150-150(QRは177-x-140-115-150-146)
技:こごえるかぜ/ひかりのかべ/いやしのはどう/いばる

この構築の要となるポケモンです。

まず性格に関して。

敢えて臆病を採用していますが、グラードンとカミツルギより早くいばるを使う必要があること、相手のポケモンよりも早く壁や凍える風を撃つ必要があるからです。

結果的にカミツルギよりも早いため、オフ会で試運転した際には、「カミツルギよりレヒレが早かったのでスカーフだと思った」という感想を頂きました。

凍える風はS操作として、横のポケモンが次のターンに先制できるようにするためです。また、仮に挑発を食らっても、攻撃して最低限の仕事が出来るようになっています。

S操作と同時にタスキやファントムガードを潰せるので、重宝しました。

光の壁を採用した理由は、ゼルネアスやカイオーガ、ルナアーラなど特殊技を使うポケモンが多い環境のため、相手の突破力を落とせると考えたためです。

グラードンは物理耐久に比べて特防が手薄のため、グラードンを安心して出せるようになります。

最後に、いやしのはどうで横にいるポケモンのHP管理を行います。

もともとはリフレクターを採用して、両壁レヒレとして使っていましたが、ガオガエンの威嚇で代用できるのと、そもそも使う機会が無かったため、横のポケモンの活動機会を増やした方が良いと考えました。

努力値は素早さを最速にしていましたが、準速テテフ(S147)よりも早い必要は無いと考え、素早さの努力値を防御に振りました。

カミツルギ


持ち物:フィラのみ
特性:ビーストブースト
性格:しんちょう
努力値:H252 D252 S4
実数値:166-201-151-71-91-130

技:リーフブレード/せいなるつるぎ/おいかぜ/まもる

追い風でS操作をするカミツルギです。

同族やガオガエンを意識して聖なる剣を採用しています。

特防特化にしている理由は、攻撃無振りでも種族値の高さから十分な火力が出るのと、耐久に少しでも割いて、場に長く残したいと考えたためです。

控えめルナアーラのシャドーレイでHP満タンからちょうどフィラのみが発動し、相手の集中攻撃を受けても生存が可能になります。

参考:207ルナアーラのシャドーレイのダメージ
ダメージ: 129〜153
割合: 77.7%〜92.1%
回数: 確定2発

モロバレル


持ち物:レッドカード
特性:さいせいりょく
性格:おだやか
努力値:H252 D252 S4
実数値:221-x-90-105-143-51
技:キノコのほうし/くさむすび/いかりのこな/まもる

いわゆる見せポケです。実際には一度も選出しませんでした。

ゼルネアスとカイオーガを意識していますが、カミツルギでも十分に対処できるので、別のポケモンを採用すべきだったかもしれません。

QRではメタグロスに差し替えております。※いるのか確認

メタグロス


持ち物:とつげきチョッキ
特性:クリアボディ
性格:いじっぱり
努力値:H252 A156 S100
実数値:187-192-150-x-110-103
技/アイアンヘッド/しねんのずつき/アームハンマー/バレットパンチ

  • H全振り
  • A のこり
  • S s-1 100族抜き(本来は92あれば十分ですが、ドーピングアイテムを使用したためきりがよい100になりました)

先発というよりは、レヒレからの交代先、特に相手のゼルネアスや毒タイプのポケモンを想定しています。

交代で繰り出すことを想定して突撃チョッキを持たせました。

ガオガエンやカミツルギ、ツンデツンデ対策にアームハンマーを入れました。

残りひとつは、氷4倍や電気四倍弱点のポケモンがほとんどいない環境ですので、なにかと便利だと考えバレットパンチにしました。

ガオガエン


持ち物:イトケのみ→マゴのみ
特性:いかく
性格:しんちょう
努力値:H252 A4 D252
実数値:200-136-110-×-156-80
技:フレアドライブ/バークアウト/はたきおとす/ねこだまし

グラードン主軸のため、カイオーガが重いと考え、イトケの実を持たせましたが、発動機会がなかったのと、HP管理のために快復きのみをQRでは持たせております。

バークアウトはジオコンを積んでくるゼルネアス対策です。

悪技としては、なにかと便利なはたき落とす。

ねこだましにかんしては説明不要だと思います。

選出

基本選出

先発

後発

対グラードンなどは基本これで出します。

1ターン目は基本的に、

カプ・レヒレ:凍える風

カミツルギ:追い風

でS操作をして、次のターンに威張るのギミックを展開していきます。

カミツルギがきつい相手(同族や草タイプ、ソルガレオ)場合はガオガエンを代わりに出します。

カミツルギとレヒレで場を整えつつ、隙を見てグラードンを着地させます。

グラードンは伝説枠として確定で、ゼルネアスは相手に毒や鋼が多く無い限りは控えに入れます。

対カイオーガ

先発

後発

初手は

レヒレ:ひかりのかべ

カミツルギ:追い風

相手がスカーフでも無い限りは、確実に守るか交代してきますので、追い風を積む絶好の好機です。

トルネオーガの場合は、相手のトルネロスがヒコウZ(暴風)でカミツルギを攻撃してくるか、凍える風、追い風でS操作してくるか、どちらかですので、挑発を打たれる前にひかりのかべを張れれば、ダメージレースで優位に立てます。

対ルナアーラ

先発

後発

初手に

レヒレ:ひかりのかべ

カミツルギ:守る

先発ルナアーラを出してきた場合は、相手のルナアーラがS操作技を使ってくるまでこちらはS操作をしません。

ルナアーラはトリックルームと追い風両方があり得るため、うかつにS操作技を使うのは危険なためです。

相手が追い風型の場合は、レヒレで凍える風を打ち続けて優位を保つようにします。

相手がトリルの場合、最終ターンを除き、凍える風や追い風は一切しません。

S操作をせずに、最初にルナアーラが攻撃してきた場合はS操作が無い、もしくは追い風型とみて問題ないです。

ガオガエンでも問題ないですが、ルアアーラはカイオーガと組ませる場合が多かったですので、先発でガオガエンを出さずにカミツルギで代用しておりました。

対ゼルネアス

先発

後発

初手は

レヒレ:ひかりのかべ

ガオガエン:ねこだまし

次のターン以降、バークアウトと凍える風で削ります。

ガオガエンとカミツルギを一般枠として採用します。

対日蝕ネクロズマ

先発

後発

初手は

レヒレ:いばる

グラードン:ジメンZ

日蝕ネクロズマの場合はトリックルームを展開してくるだろうな、と意識していましたので、先発でグラードンを出して一気に片付けます。モロバレルやドーブルで相方を守ろうとする場合は、断崖を使います。

QRチーム

https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4830-B363

動画

フランス語でプレイしているため、言語が全てフランス語ですが、特に問題ないと思います。ポケモンの名前が日本語や英語とも異なりますので、その違いを見つけるのも面白いかも知れません。

ツイッターの仕様上動画の一部しかアップロード出来ませんでしたが、それでもおおよそのところは掴めるかと思います。

 

こちらはグラードン先発ですが、いばる断崖が成功したので載せております。

 

ルナオーガへの立ち回りはこちら

対ルナアーラでは守ると光の壁で様子見する、と上では書きましたが、カビゴンと並べて出してきたので、カビゴンはらだいこ、ルナアーラトリックルーム の動きを警戒しました。そのため、1ターン目でレヒレ威張る+カミルツギせいなるつるぎでカビゴンに攻撃しております。

余談

色々と反省点が多い構築になりました。

耐久調整などにかんしては個別のポケモン紹介で言及しましたので割愛しますが、特にゼルネアスの耐久調整をすべきであったと後悔しました。

また、特に考えずにグラゼルネ両方を投入した試合も多く、ゼルネアスで不利なポケモンに対面せざるを得ない場面を作ってしまいましたが、それはひとえに私の実力不足故です。

毒タイプ、ゼルネアスがきついので、モロバレルの代わりに鋼タイプのポケモンを投入すべきでした。

メタグロスやツンデツンデ(トリル非搭載)を採用すべきであったかも知れません。この2匹は威張るレヒレのギミックとも相性が良いですし、ほかの一般枠(カミツルギ、ガオガエン)との補完となり得ます。そのため、QRではメタグロスに変更しております。

INC使用構築とQRとの比較は画像の通りになります。敢えてフランス語のままで画像を使用しております。理由としては、設定上ロムと同じ言語に自動的になるというのもありますが、日本語版や英語版との違いも見比べて欲しいと思ったためです。

これを一般化するのは危険かも知れませんが、SNSやインターネット上ではどうも「海外≒英語」という印象をお持ちの方が多いような気がします。たとえば、「あるポケモンの海外名」と言った場合、何故か無意識の内に英語を想定している読者の方も多いのでは無いのでしょうか。

例えば、今回私の手持ちに入っているカミツルギは英語では`Kartanaですけども、フランス語ではKatagamiです。他にも、ボールの種類などに関しても、「海外版ではハイパーボールではなくてウルトラボールという名前になっている」と仰る方もいらっしゃいますが、それは英語版とイタリア語版のみで、それ以外の言語については日本と同じハイパーボールになっております。

繰り返しになりますが、海外=英語では必ずしも限りません。もし第二外国語を学んだ経験があるならば、是非その言語でポケモンをプレイしてみてください。初級文法が終われば、ポケモンは十分理解できます。複数言語でプレイする子で、国際孵化や経験値1、7倍など、育成面での利点もありますが、語学学習と趣味を兼ねて一石二鳥ですし、ポケモンの世界観の奥深さも感じることができる筈です。

戦績

16勝9敗で1610前後。伝説なし構築とは3回当たりました。

同レート帯の人には勝てますが、3回ほど当たった1700台の方にはこちらの手の内が読まれてしまったので、なかなか思い通りにはいきませんでした。

以上です。読んでくださり有難うございます。




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この記事を書いた人

名前はカルフール。実績はまだない。一応日英仏三言語を理解するらしい。第7世代GS未経験にも関わらずGS仲間大会を主催してなぜか150人近くの参加者を集めてしまった。

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