【ポケモン剣盾】金城鉄壁コーチングチョッキソルガレオ【ダブルバトル・シリーズ11】




目次

はじめに

こんにちは、6月のドラパコバルオンの構築記事以来の寄稿となりますシャングリラです。

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今回はシーズン25に使用して最終2桁順位を達成できたコーチング軸のチョッキソルガレオ構築について紹介したいと思います。

構築自体は2021年2月の時点で存在していましたがちゃんとチューニングを施して結果を残せたという事で記事を書かせてもらいました。

「またコイツ鋼ポケモン×コーチングの記事書いてるのかよ」とお思いかもしれませんが前回はコバルオンコーチングする構築で今回はソルガレオコーチングする構築なのでどうかお許しください。

構築経緯

今回の構築はシリーズ8の構築となるのですが、自分はこの伝説が1体のみ使用可能なルールではザシアンに後れを取る禁止伝説を採用するとどうしても窮屈になると考えています。

そこでザシアンに不利を取らない禁止伝説としてソルガレオを選択し構築を組みソルガレオ始めました。

アローラ禁止伝説特有の絶対に貫通されない強化版クリアボディのメタルプロテクトによるデバフ無効、鋼も妖も半減で受けられる耐性、高い物理耐久とソルガレオは対ザシアンにおいて非常に強力な要素を兼ね備えています。

しかしこの要素は同じタイプ、格が落ちるとはいえ基本性能は同じ特性、似たような種族値をしているメタグロスにも当てはまります。

どちらもザシアンや白バドレックスを意識して採用されるポケモンであり、実際ポケモンホーム上では弱保が採用率1位と似たような運用がなされているのが分かります。

そこで、禁止伝説枠としてソルガレオを採用する以上、メタグロスでも可能な運用方法では意味が無いと判断し、メタグロスとの差別化を意識して構築を練っていきました。

まずメタグロスの種族値は80-135-130-×-90-70、ソルガレオの種族値は137-137-107-×-89-97となっております。

この2体は攻撃と物理耐久はほぼ同じとなっている一方、素早さとHP種族値の高さに起因する特殊耐久はソルガレオに軍配が上がっています。

そこで今回は、ソルガレオの特殊耐久を活かすためにとつげきチョッキを持たせ、更にコーチングすることでザシアンや白バドに強く出れて且つ汎用性も併せ持つ高数値エースとして運用できるようにしました。

”Aを2段階上げても後発ガオガエンのいかく&すてゼリフで無意味”問題を気にせず扱える弱点保険型アタッカーも魅力的に思えました。

しかし、私はソルガレオの弱点保険はあくまで非ダイマックスポケモンに対して強くなるアイテムであり、ダイマックスしたポケモン同士の打ち合い性能は向上していないとは考えています。

そのため、ダイマックスエースとしての汎用性を求めている流れにおいて、弱点保険型よりもチョッキ型の方が適していると考えました。
(システム的にダイマックスできない)ザシアンを役割対象としてる為、弱点保険が採用率1位になるのはある意味当然の流れ?とも思いますが…。

コーチング+とつげきチョッキ+ソルガレオの強み

上記でも述べましたが、ソルガレオの弱点保険は相手のダイマックスエースとの打ち合い性能は向上していないと考えます。

これは弱点保険がダイマックス同士の打ち合いの結果に影響を与えていないと言い換えることもできます。一例として、じならしではS操作が追い付かない追い風役+超火力アタッカーが相手の場合がこれに該当します。

例えば相手がトルネロス+カイオーガで、自分が弱点保険ソルガレオ+じならし持ちだった場合、対戦の流れとしては

(ひかえめCSカイオーガvsいじっぱりASソルガレオを想定)
 1ターン目 
自分:じならしで弱点保険発動、2倍ダイアースがカイオーガに約6割 
相手:追い風&雨+雫150ダイストリームでソルガレオが約7割強削られる
 2ターン目 

ソルガレオが行動前に上からダイストリームで約4割削られ倒される
(≒D上昇とカイオーガへの打点が間に合わない)

といった展開になります。このように、折角弱点保険を発動させてもソルガレオが1回しか行動させてもらえずに倒されてしまいます。

「追い風相手にはじならしによる弱点保険起動を諦め、トリックルームを絡めて戦おう」と考えても、弱点保険を能動的に起動できず、相手に弱点も突かれない場面でのソルガレオは実質的に持ち物が無い状態になります。

そうなってしまうと他の禁止伝説と比べてやや控えめな攻撃に火力強化も期待できない為、結局押し切られてしまう事が予想されます。

そこでコーチングでAとBを、突撃チョッキで恒常的にDを上げることでソルガレオの数値を全体的に底上げして、相手の攻撃を2発以上耐えきりながら、こちらは2発で沈められるようにしました。


例:ひかえめCS しんぴのしずく持ちカイオーガvsいじっぱりASソルガレオ
(両方ともダイマックス時を想定)

  • 雨+雫150ダイストリームがとつげきチョッキ無しダイマックスソルガレオに64.0%~75.5%の確定2発
  • 雨+雫150ダイストリームがとつげきチョッキ有りダイマックスソルガレオに42.8%~50.8%の超低乱数2発(3.1%)
  • 雨+雫150ダイストリームとつげきチョッキ有り、且つD+1のダイマックスソルガレオに28.8%~34.1%の超低乱数3発(1.5%)
  • A+1ソルガレオのダイアースがダイマックスカイオーガに37.7%~44.5%、ダイサイコが56.5%~66.8%


このようにとつげきチョッキを持つことにより、コーチング+ダイアース→ダイサイコの流れでカイオーガのダイストリームを確実に2耐えしながら逆に相手を2発で倒すことができます(上だと大体75%くらい)。

同じくとつげきチョッキを持ったメタグロスではダイアースを挟んでも雨+雫150ダイストリーム2発で倒されてしまいます。

つまり、メタグロスでは実現できるか怪しい戦い方であり、約1.2倍の特殊耐久を持つソルガレオによって初めて可能な戦い方となっています。

また、コーチングにより元から高い物理耐久を更に強化できるので、上を取られタイプ一致で抜群を突かれる珠ドラパルト相手と殴りあっても特性で相手のBデバフを無視して攻撃を耐え切り勝つことが出来ます。

例:いじっぱりASドラパルトvsいじっぱりASソルガレオの場合

  • コーチングを入れたダイマックスソルガレオ(B+1)に珠130ダイホロウが39.1%~46.2%
  • コーチングとダイスチルが入ったダイマックスソルガレオ(B+2)に珠130ダイホロウが29.2%~34.7%
  • コーチングを1回入れた(A+1)130ダイスチルがダイマックスドラパルトに69.8%~82.3%、コーチングを2回入れた(A+2)130ダイスチルで93.2%~109.7% 

コーチング役とメタ枠の選択

次に他の5体を考えていきます。まずはソルガレオの数値を補強するコンセプトであるコーチング役としてフェローチェを採用しました。

コジョンドと違い猫騙しで止まってしまいますが、全ポケモンの中でも屈指の素早さを持つため相手より先に動いてコーチングを決めやすいです。

また、先制コーチングを狙えるポケモンは特性いたずらごころを持つリオルもいますが、フェローチェはコーチングだけでなくこごえるかぜによるサポートも可能です。

尚且つ、自らインファイトで攻撃できる点も優秀であり、攻撃力のある高速サポーターという点を評価しての選択となっています。

この2匹でメインコンセプトは完結しているので、後はこちらのやりたい事を通してくれない相手へのメタを貼っていきます。

最初は猫騙し+ダイジェットの並びでフェローチェに次のターンも含めて1行動も許してくれない相手(ボルトロス&ガオガエン等)です。

ダイジェットで上を取られ続けるのは被弾回数を増やし運負けにもつながり得るので、今回はその動きに対しトリックルームで切り返せるポリゴン2を採用しました。

初手にコーチングが決められない場面でフェローチェとの交換で降臨、その次のターンにトリックルームを貼ることも可能な耐久を持ちます。

また、隣のソルガレオでダイスチルやダイアースを入れて更に耐久を強化可能で、ソルガレオが苦手な黒バドレックスに対してはタイプ上ゴースト技を無効にしながらイカサマで殴れて有利なのも強みです。

次に、チョッキソルガレオでも受けきれない超火力の晴れリザードン系統です。

具体的にはリザードン、フシギバナ、グラードン、コータスはソルガレオでは若干厳しいので、これらの相手にダイマックスできるエースとしてラムのみボーマンダを採用しました。

フェローチェのコーチングともシナジーがあり、ダイジェットとダイロックでリザードンとフシギバナの両方にに打点を持つのが強みです。

更に、ダイドラグーンでグラードンの火力も下げることができ、炎、草、地面に耐性を持っているため、この枠が求める条件にぴったりのポケモンとなっています。

過去世代にはメガレックウザとソルガレオを組み合わせた構築が日本1位を取ったこともあり、この事実もソルガレオと竜/飛行の相性の良さを保証してくれています。

5匹目はカプ・レヒレを採用しました。パーティ全体の状態異常耐性を1匹で確保可能で、ガオガエンを始めとする炎タイプへの打点も期待できます。

また、ソルガレオのB上昇を無視して殴ってくるいちげきウーラオスやダークオーラに乗せて超火力の悪技を打ってくるイベルタルにタイプ上有利な点も強みです。

最後の1匹にはガオガエンを採用。
ソルガレオから逃げて後ろから出てくるザシアンに対し威嚇でふとうのけんのA上昇を打ち消しながらフレアドライブで大打撃を与えられます。

加えて、黒バドレックスの2つのメインウェポン(アストラルビットと各種エスパー技)を半減に抑えながら悪技で4倍弱点を突ける点、ねこだましやすてゼリフによりソルガレオの数値を更に際立たせられる点も優秀です。

パーティ

個別紹介

ソルガレオ

性格:いじっぱり
努力値:212-180-20-0-4-92
実数値:239-198-130-×-110-129

H:16n-1
HB非ダイマ時:A182ウーラオスの暗黒強打耐え(80.3~95.3%) 
   :非ダイマ時A244ザシアンの+1聖なる剣2耐え(40.1~47.2%)
HD:C217黒バドレックスの手助け珠ホロウを最高乱数以外耐え(84.9~100.0%)
    C238黒バドレックスの珠アストラルビット2耐え(39.7~47.2%)
    C222カイオーガの雨雫ダイストリーム(150)を96.9%で2耐え(42.8~50.8%)
    C152レジエレキの手助け珠140ダイサンダーが44.3~52.5%

A:11n
H414-B170白バドレックスがダイスチル&+1ダイスチルで確定(41.0~49.2% & 61.3~72.9%)
H186-B100ボルトロスをSFダイサイコで1発(101.6~119.8%)

S:最速65族抜き


ダイマックスとチョッキとコーチングで化け物じみた数値になるソルガレオ。ダイマックス時は実数値478-297-195-×-165-129を誇り、しかも特性クリアボディによるデバフ無効がついてきます。

技構成はダイマックス時に耐久バフをかけられるメテオドライブじしんは確定。

残りの2枠は、ヒートロトムやボルトロスなど浮いている電気ポケモンやトリトドンをタイプ一致で強く殴れるダイサイコの媒体とするサイコファング、フェローチェがコーチングできない時でも攻撃を上げるためにばかぢからを採用しました。

構築的にリザードンはボーマンダで相手する点と味方のフェローチェの襷も潰してしまう点からいわなだれ(ダイロック)を不採用にしました。

また、黒バドレックスへの打点にはなるものの逆に言えばそれしか使い時が無かったのでかみくだくも不採用にしました。

以前は相手のレイスポス+ソルガレオを相手にした時フェローチェのこごえるかぜ+ダイスチルでレイスポスを倒すためにもう少し素早さを伸ばしていました。

しかし、別にレイスポス+ソルガレオの組み合わせを全然見ないので、最低限あれば問題無さそうな値に素早さを設定しました。

じならしと組む以上Sを伸ばさないと恩恵を損なう弱点保険型と異なり、努力値を攻撃と耐久に振り分けられる点もチョッキ型のソルガレオの強みの1つとなっています。

相手のいかくで折角のコーチングが無駄になることも無く、行動した回数だけどんどん要塞化していくため戦っていて非常に楽しかったです。

フェローチェ

性格:せっかち
努力値:20-156-0-4-76-252
実数値:149-177-51-158-67-223

HD:C167フシギバナの150キョダイベンタツ(70.4~83.2%)+スリップダメージを確定耐え

黒バドレックスよりも早い超高速のコーチ。

こごえるかぜによるS操作、フェイントによる守る解除及びタスキ崩し等、器用さを持ちながら(振り方と乱数次第で)ザシアン相手のタイマンもインファイト2連打で勝てる火力も持っている点が非常に優秀でした。

以前はCSのきあいだま採用型でしたが、以前と比べて特殊でぶん殴りたいコータスの数が減ったように感じたので素直に命中安定のインファイトを使う物理型に変更しました。

また、まもるが無い代わりにフェイントが入っているので相手のおいかぜ下のトルネロスの襷を崩したり、トリル下であっても腐らずに最低限仕事をしたりすることが可能になっています。

前期にユークリさんがアプデに寄稿していたチェリムの記事を読んだところ、フェローチェの耐久に努力値を回す発想が良いと感じたので貰いました。

この構築ではフシギバナのキョダイベンタツで襷を貫通して倒されることが無いようHPと特防に少し努力値を振っています。

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ボーマンダ

性格:いじっぱり
努力値:164-204-132-0-4-4
実数値:191-199-117-×-101-121

HB:A222ザシアンのA+1きょじゅうざん耐え(83.7~99.4%)

A:H199-B136ザシアンを晴れ120ダイバーンで確定1発(100.5~118.5%)
≒A+1 120ダイバーンでもほぼ確定1発(93.7%の乱数1発)
   H374-B104ダイマックスフシギバナをA+1 晴れ120ダイバーンで確定1発(103.7~122.4%)
   H306-B98ダイマックスリザードンをリフレクターの上から130ダイロック(87.2~102.9%)+フェローチェのこごえるかぜ(7.5~9.1%)で71.87%の乱数1発

対リザードンを担う暴竜です。

先にも述べたようにグラードン、リザードン、フシギバナに対して完璧と言って差し支えないメタ性能を持っています。

調整意図としてはリザードン+コータスがザシアンと組んでいる場合も想定して、きょじゅうざんを耐える物理耐久を確保できる範囲でHPが一番高い値に設定し、残りを攻撃に回して出来るだけ高くしました。

これは相手がガオガエン+リザードンorオーロンゲ+リザードンで出してきた場合に威嚇or壁を貫通してダイロックでリザードンのワンパンを狙う為です。

素早さを全然伸ばしていないのは、最速にしてもリザと同速の50%にしかならないならフェローチェのこごえるかぜによるサポートを前提として耐久を伸ばそうという考えの為です。

相手がグラードン+リザードンの場合はこごえるかぜ+ダイロックでリザードンを行動前に処理します。

猫騙し+リザードンで出してきた場合はフェローチェが止められ上を取られてしまいますがその場合リザードンにサンパワー補正が乗っていないのでダイジェットを受けるのはまぁ許容範囲とします。

また、特性がいかくじゃないのは元々相手のグラードンに対してはダイドラグーン及びコーチングで物理耐久を補強して殴りあえるため、弱点をついて倒すリザードンやフシギバナを起点としてそのまま全抜き体制に移れるじしんかじょうの方が強いと判断したからです。

ポリゴン2

性格:おだやか
努力値:244-0-164-0-100-0
実数値:191-x-131-x-140-68(S個体値7)

HD:C222カイオーガの雨雫ダイストリーム(150)耐え(83.7~99.4%)
     C217黒バドレックスの手助け珠ダイサイコ耐え(77.4~92.1%)

HB:余り
    A222ザシアンの+1インファイト耐え(80.6~95.2%
)

S:無振り白バド-2

トリックルームによる切り返し及びかいでんぱによる特殊アタッカーの詰めも担う超耐久トリラー。

黒バドレックスを意識して採用されたこともありD軸の調整となっていますが、物理ダイジェットに受け出すことも考えてBD振り分けとなっています。

攻撃技は相手のバドレックスを黒白問わず強打できる点を評価してのイカサマ採用です。

いちげきウーラオスにダメージが全然入らないのが玉に瑕ですが、ポリゴン2でウーラオスを相手にしているのが悪いと諦めましょう。

攻撃技がイカサマだけなのに伴い特性はトレースになっていて、相手の威嚇をパクることを狙い裏投げすることもあります。例えば、白バドガエンなどは絶好のチャンスです。

カプ・レヒレ

性格:ひかえめ
努力値:252-0-28-148-44-36
実数値:177-×-139-147-156-110

HB:A244ザシアンの+1きょじゅうざん確定耐え(83.6~98.8%)
   A194ゴリランダーのグラスフィールド下グラススライダー確定耐え(82.4~98.3%)

HD:C152レジエレキの10まんボルト確定耐え(84.7~99.4%)

S:凍える風の入った最速ウーラオス抜き

パーティ全体への状態異常耐性の付与、特殊打点、悪格闘受けを担う安定感の権化。

昨年2月のシリーズ8環境ではコータスをすぐに強く殴りたいと思いこだわりメガネ型で使っていましたが、現在はコータスの数が減ってきたのでイベルタルやポリゴン2等に対して詰めていけるたべのこし+めいそう型に変更しました。

技構成について、水技がねっとうなのは、ガオガエンやコータスを命中安定技で確実に削りたかったからです。

また、フェアリー技がマジカルシャインなのは一番フェアリー技を打ちたい相手であるいちげきウーラオスはマジカルシャインでの打点で充分なので、隣の襷やばけのかわをはがせる範囲打点の方が偉いと感じた為です。

ガオガエン

性格:しんちょう
努力値:244-4-100-0-132-28
実数値:201-136-123-×-139-84

HD:C217黒バドレックスの珠ダイアースを耐え(84.0~99.5%)
     C152レジエレキの珠140ダイサンダー耐え(83.6~99.0%)

HB:A222ザシアンのインファイト耐え(81.5~96.5%)

対ザシアンより対黒バドレックスを意識して採用されたのでHD軸の慎重ガエンです。

ソルガレオがザシアンに強いと言っても裏に控えられてかち合わないようにさせるとどうしようもないので、第2のザシアン対策も兼ねています。

悪技がDDラリアットなのは、構築的にメタグロスが重いのでダイスチルを積まれても打点を出す為です。

選出

基本パターン(対カイオーガ、ザシアンなど)

初手:フェローチェ+ソルガレオ
後発:ガオガエン、カプ・レヒレ、ポリゴン2から選択

素直にコーチング始動する選出。フェローチェでサポートしながらダイマックスソルガレオで殴っていく。

少なくとも1回はコーチングをしておかないとソルガレオの攻撃が物足りなくなるので注意。

対イベルタル、黒バドレックス

初手:ソルガレオ+ポリゴン2
後発:ガオガエン+カプ・レヒレorフェローチェ

初手はソルガレオをダイマックスさせて、チョッキの耐久を活かして無理やり1発耐えながらポリゴン2でトリルを展開する。

そこからかいでんぱを絡めてソルガレオの行動回数を稼ぎながら、相手の非ダイマポケモンを倒してカプ・レヒレorガオガエンで〆るのを狙う。

後発はガオガエンまで確定で、カプ・レヒレの方が優先度が高いが、場合によってはフェローチェを選出することがある。

対白バドミミッキュ

初手;ガオガエン+ソルガレオ
後発:カプ・レヒレ+ポリゴン2

相手がガオガエン+ミミッキュで来るようなら、ガオガエンミラーのS関係に注意しながらソルガレオを行動させる。

相手がレジエレキ+ウーラオスからくるならダイナックルとフレアドライブをウーラオスに集中します(鉢巻ウーラオスのてだすけ1点読み)。

対晴れリザードン

初手:フェローチェ+ソルガレオ
後発:残り4匹から選択

ボーマンダをダイマックスさせ、こごえるかぜかコーチングでサポートしながら全抜きしてもらうことを目指す。

リザードンやフシギバナ相手なら初手からダイマックスするが、ガオガエンやオーロンゲのようなサポート役と対面している時は温存し、サイクルを回すことになる。

総括

シーズン中盤から使い始め、最終的に24-6と勝率8割で戦い抜けられて非常に満足しています。

伝説別の対戦成績も白バドレックスとザシアンにはそれぞれ7-1、4-1と相性有利な相手にしっかり勝ち越しています。

また、本来苦手な黒バドとイベルタルにもそれぞれ3-0、2-0と負けずに戦えた結果からも、チョッキソルガレオの強みが出たのではないかと思っています。

ポケモンホームのデータによるとS25のソルガレオは実に92.9%がじゃくてんほけん持ちで、とつげきチョッキは1.7%しか存在していません。

ですが、この記事を通してソルガレオ軸の構築を組む際に、チョッキソルガレオの可能性にも目を向けて頂けるようになれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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